登録日:2022/02/08 Tue 00:01:01
更新日:2025/02/28 Fri 01:38:28
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また、「フードは食べ物」という至極当たり前のことを痛感させてくれるゲームである。
あらすじ
水も尽きた。
食料も尽きた。
手ごろな
ダンジョンのはずだったのに、3日も迷った挙句手持ちの物資が底をついた冒険者がいた。
それでも何とか食べ物はないかと探していると、そこには巨大な虫のようなモンスターの死体が。
死ぬよりはましと覚悟して口にした途端に意識は飛び、目が覚めた時は見慣れない
ダンジョン。
どういう経緯か同じように迷い込んだらしき冒険者とともに、サバイバルな脱出が始まるのだった。
いつの間にか修得していた、リターンなるスキルとともに。
概要
さて、冒頭のジャンル紹介にお気づきだろうか。
ローグライクの時点で「ローグ風」だというのに、さらに風が付いてる。
「ローグ風風ゲー」とかになってしまうが、そうとしか表現しようがないので仕方ない。
盗賊のごとくアイテムをかき集め、無様に死体を晒しながらも地道に進めていくこの
ゲームにはピッタリ。
確かにローグっぽい
ダンジョンで満腹度に気を使いながらアイテムを集めて最奥部を目指す
ゲームだが、フィールド上のプレイヤーとモンスターはターン制ではない。
ダッシュをすれば振り切れるし、ジャンプで段差を超えられる。
やろうと思えば完全に戦闘を回避して進むことも可能である。10階ごとにいるボスに殺されるけど。
モンスターに接触すると、SRPG型の戦闘が始まる仕様となっている。
インベントリそのものに上限はないものの、耐久重量が設定されており、重すぎると移動が鈍る。
また、最大の特徴はタイトルにもなっている「冒険メシ」。
これがもう完膚なきまでに「冒険」であり、
どこぞの悪人面料理人もひきつるレベルである。
某不思議な
ダンジョンの場合、空腹状態で食料がない時は
「要らないフードを黒光りする何かと枯れ草に、弓を枝に分解して、虫の串焼きと茹で枯れ草を食うか」
となる。マジで。
また、料理のビジュアルもうめき声とか紫色のオーラとか出てもおかしくないものが結構ある。
後悔するから料理をよく見るのはやめとけ。
なお「ゲテモノ系の見た目は無理!」って人のための
自主規制機能もあるので、いざとなったら素直に頼ろう。
空腹以外にも水分という要素があり、不思議のダンジョン系というよりは懐かしの『
ダンジョンマスター』に近い。重さの概念もあるし。
知っている人なら『
ダンジョン飯』が真っ先に思い浮かぶだろう。
もう一つの特徴は、この
ゲームは結構なレベルの死にゲーだということ。
任意にもしくは主人公が死亡すると拠点にレベル1で戻され、採集した物はあらかた無くなるが、装備と貴重品枠は失わない。
また、武器などの一部スキルレベルなども下がらない。Easyもしくは踏破成功だと素材もなくならない。
そのため、最初はなすすべなくやられても少しずつ強化して先を目指すことが可能。
というか、死なずにクリアは修羅の道である。
セーブは階層ごとに可能で、ロードしても消えない。
当初は10階ごとにセーブで途中はロードすると消える
中断セーブのみだったが、ハードがエラーを起こすと大幅な巻き戻しを食らうためか、上記の仕様となった。
次の階層の構成はキャンプ画面に入った時点で確定するため、セーブ&ロードで危機を回避することもできる。
なお、キャンプに入った時点でオートセーブもされる。間違った食材の処理をしてしまった時も安心。ただし、休息した場合もオートセーブされるので注意。
キャラメイク
本作は主人公含めて4人がキャラメイク可能。
最初に主人公を、少しイベントを進めると3人の追加メンバーを決められる。
一応、3人以下でも開始できるがメリットは無い。パーティメンバー合算で効果を発揮するスキルもあるので、大人しく4人で始めるのがおすすめ。
転職や外見の変更はいくらか進めないとできないが、序盤ならそこそこ適当な編成でもなんとかなる。
外見
8通りの見た目があり、性別、ボイスの他にもカットインなんかも自分で設定できる。
同じキャラクターは選ぶことができない。
なお、ここで決めた性格は好みの食材に影響する。
それ以外は特に冒険に影響は出ないので、あれこれ凝ってみるのもいいだろう。
設定できる箇所はそこそこ広く、前髪、後ろ髪、身長、各箇所のカラー等、表情を設定できる。
更に性別の項目も外見に関係なく設定できるので、
ヒゲ面でガタイのいい女や、
巨乳な上に際どい衣装の男なんかも作成できてしまう。
TSモノですか?
職業
レベルアップによって能力が解禁され、レベル1に戻っても効果を発揮するようになる。
上記の通り、スキルレベルは減少することがないため、得意職でひたすら上げた後に素パラの高い蛮族などになると大ダメージを与えられる。
- ○○使い:○○には武器が入る。各武器もしくは魔法のエキスパート。それ以外は不得手。
- 盗賊:素早く動くことが可能で、剣と弓が得意。攻防共に低め。
- 蛮族:素手での戦闘を得意とするソルジャー。防御力が低い。
- 料理人:料理を得意とし、ヒールも使える。腕力は魔法使いに毛が生えたレベル。料理レベルが十分上がった後はお役御免に。
- 無職:あらゆる能力が低く得意な武器もないが成長が早く、無限の可能性を持つ。色々な意味で「遊び人」枠だが、レベルアップが早い上にクリティカル率が突出して高いので足手まといには意外とならない。
- 探索者:最終的に魔法も使えるようになる盗賊。代わりに速度と耐性が劣る。得意武器がない。
冒険メシ
ダンジョンで採取したアイテムとモンスターから奪ったアイテムで料理を作る。
インベントリ内のアイテムを加工したり装備品などを分解して新しい素材にしたりもできる。
ただし、調理は階層間のキャンプ内でしかできず、突入時には料理はすべて破棄されるので注意。
また、食材には期限があり、時間経過で状態が3段階に変化し、最終的には腐ってしまう。
鮮度はアイテムの上にあるゲージが尽きると1ランクダウンする。ランクアップすることはない。
ちなみに、
このゲームのたんぱく質の半分は虫である。しかも、なぜか黒光りするあれは入手しやすいわりに素材としての価値が高い。
手順はまず2~5個のアイテムを選択する。
画面右下に手持ちの料理器具で作れる料理が表示されるので、好きなものを選べば調理完了。失敗することはない。操作ミスという失敗はあるが。
投入された素材と料理レベルによって料理の質が決まり、回復量に補正がかかる。ちなみに、黒光りする何かを1,2個料理に混ぜ込めば、序盤にお世話になる低ランク料理のグレードなら簡単に上げられるので便利。 プレイヤーの外道具合はここから始まる
料理選択時に△ボタンなどを押すと、カロリーなどの変動量や後述するスキルの確認ができる。
材料はカテゴリ指定とアイテム指定の2通りがあり、カテゴリ指定の場合はそのカテゴリに属するアイテムであればなんでもOK。
基本的に各カテゴリ最下級のアイテムが表示されていればカテゴリ指定である。
一部のアイテムは下位カテゴリというものがあり、小さすぎる「シカバネウオ」や雑草である「枯れた草」などは、それぞれ魚・植物カテゴリに入らない。
特に植物は加工(後述)すると雑草扱いになることがあるので注意。
食事によって、カロリー・水分・幸福度の3つのパラメータが変化する。
カロリーと水分は増えるだけだが、虫などを食べると幸福度が減少してしまう。
幸福度が下がるとステータスが下がり、さらには言うことを聞かなくなり、最悪死亡もありうる「発狂」を引き起こすので、虫系料理を食べる場合は気を付けよう。
カロリーと水分は探索で次第に減っていくほか、スキルの発動で減少するのでこまめな回復が必須。
また、食事をすると関係なパラメータが上昇する場合がある。
これはヘルプ内に書かれている「隠された栄養素」というもので、拠点に戻った後も減少することはない。
そのため、とにかく食べまくれば次第に冒険は楽になっていく。上昇するパラメータはランダムなので、狙うのは無理。
素材は調理時の価値以外は、調理後の結果に影響を与えない。
その為、普通に食べると幸福度が下がる素材であっても、幸福度が下がらない料理にしてしまえば安全に食べられる。黒光りするアレも料理すれば少しはマシになるので食べてしまおう。
元が無害な素材であっても料理が毒物・ゲテモノなら幸福度は下がってしまうので注意。
+
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食材紹介 |
茹でたりすると米の代わりになる虫。
単純に素材としての価値が高い上に少ない素材で有用な料理が作れるため、大量に入手できるときはキープしておきたい。
同じような虫として、コムギモドキミズアブ・イザールワームが存在しており、それぞれ加工によって小麦・麺の代わりにできる。
ただし、これらに加工すると重量が増すため、鮮度ゲージがレッドゾーンギリギリでない限りキャンプで加工すべき。加工後は鮮度は「中」になるので赤になるまでは焦らなくていい。
これらは全てイザールという魔導士が生み出した魔法生物で、自己顕示欲こそ強いが人を飢餓から救おうとして創り出したもの。
基本的に環境汚染・食害などの心配もなく育成も容易と、正に優秀な食材生物だったが虫という一点が世界的に極めて不評だった。
有毒食材目白押しの果実筆頭。全体が燃えている。
見たまんま食材としては加工しても極めて危険だが、唯一冷凍した場合は別。
カロリー・水分・幸福度がインベントリで食べられる食材としてはトップクラスで、素材としての価値も高い。
冷凍すると共通して鮮度ゲージのヘリが大幅に低減するので、携帯食として極めて優秀。
後半ダンジョンで大量に手に入るため、それまでに冷凍できるようにしたい。
魔導士フェルノスが生み出した寄生生物に寄生された果実で、炎の魔力を一定以上貯め込むと発火する。発火するまでは見分けがつかないため、極めて危険。
肉系食材トップ。
肉は動物肉と魔物肉の2種類が主であり、ランクが上がるとそれらのサイズが増大する仕様。切り分けることで下位の肉3つが入手できる。
肉塊は魔物肉のランク3で、最下位の肉9つに切り分けることができる。
これと魔物肉のランク2で調理すると、貴重な「全能力強化」を獲得できるため、状況に応じて使い分けたい。
ちなみに、動物肉ランク2の「大きな肉」は茹でると敵モンスターを武器を確定ドロップするミミック系に変えられる効果を獲得できる。
植物の一種だが、ほぼ水。むしろ植物扱いできる水。
クラゲ以上に水に近いようで、少し衝撃を与えただけでたちまち水たまりと化す。全ての加工で水へと変化する植物界のスペランカー。
この植物がレシピにある=水が必要なレシピ、というくらい水。
ただし、水なら何でも吸収してしまう性質の植物のため、ただ切ったりして崩壊しただけだときれいではない。
植物系最下級の雑草。
草を混ぜることで獲得できるスキルが結構アップしたり草を要求される料理が多かったりするため、草というだけでかなり優秀な部類。
何より、フードやコートを分解することで4つも手に入る食材のため、これらをキープしておくことで拠点に戻されてもスタートダッシュしやすい。
キノコ系トップ。探索中での入手難度もトップ。
食材として語ることは特にないが、何よりも重要なのが転職アイテムの素材だということ。
転職アイテムは消耗品のため、できるだけ無駄にしたくないところ。
食材・素材としてはぶっちぎりで要らないアイテム。
調理器具の修理や石矢のクラフトで使いはするが、それ以外に用途はない。しかも、最高位の「岩」は重いので、とっとと捨てたくなる。
実は、レシピで要求される料理がないにもかかわらず素材にできるため、大量に失敗作の素材にして料理レベルを上げるのに役立つ。
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料理紹介 |
まんま串にさして焼いた虫。
心情的には最終手段にしたいが、HP・物理攻撃力のスキルレベル2という見逃せない効果を持つ。勿論幸福度は大幅に下がる。
効果的には肉丼の下位互換だが、枝+虫という入手性が極めて高い素材で作れるため、幸福度が維持できるなら積極的に使っていこう。
また、地味にHP回復量が高いため、瀕死のキャラの回復にも便利。
同じく幸福度を犠牲にしたコスパぶっちぎり料理。
草2つで作れる上、物理防御3・被ダメージ減1という有用なスキルを有する。ついでに毒耐性と水分回復量アップもついてくる。
このゲテモノ2つでHP・物理攻撃・物理防御というメインステータスを手軽に上昇させられる。ついでにプレイヤーの外道度も大幅アップ。
肉2つまたは肉+枝でできる、最も基本的かつシンプルな料理。スキルレベルも物理攻撃1とシンプル。
これに草を混ぜると物理攻撃2・物理防御の2バーベキュー串になるので、できればそちらにした方がいい。
シンプルな肉料理なので、幸福度の回復量が高い。これ+上のゲテモノ2種が序盤のベーシックな食卓と言える。
毒草の蒸し野菜と同じ組み合わせでできる、無害なシンプル料理その2。
上げる手段が比較的少ない魔法防御を2上げることができ、カロリー回復量と採集速度も上がる。
それでいて幸福度も下がらず基本料理の中では水分回復量も多め、となかなか優秀。ちなみに、一方を植物系にすると素早さ1で水分回復量が高い生サラダになる。
つまり、魔法攻撃・幸運を除いた基本ステータスを上げるだけならこれら5種ですべて賄える。上位料理はもっぱら特殊な効果のスキルを取得するためとなる。
果実2つでできるが、レシピの入手が最も遅い冷凍を必要とする。
魔法攻撃2・幸運2と上記料理で上げられないステータスを上げられるが、果実自体が入手性がよくないため、これらはいささか上げづらい。
カロリー・水分共に回復量は高くないが、幸運を50%近く回復できる。
本作最優秀料理不動のトップ。
HP・攻撃力アップも魅力だが、それ以上に再採集率・採取入手量アップ・レア率アップを獲得できる。
これらを獲得していくことで、アイテムの獲得量が数倍に増える。入手量が数倍に増えるということは、数倍速く強化できるということである。
インベントリを瞬く間に埋め尽くしてしまうため、積載重量次第では取捨選択が必要になるが。
そんな凶悪効果が米+肉2つというのがさらに凶悪な点。
米の素材価値が高いため、料理ランクを上げやすいのも〇。真っ当にレシピが解禁される頃にはスキルレベルが1上昇するランク3がデフォとなるだろう。
水+内臓系で作れる料理。
素早さ1+チェイン率1という、地味ながらかなり優秀な効果を持つ。本作は素早いと敵が1回動くのに2回動けたりもする。
それに「攻撃を行った敵が射程内にいるキャラによる追撃」であるチェインが乗るのだからなお強い。
何より水も内臓もホイホイ入手できるので、鍋が手に入ったら積極的に作っていきたい。
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好み
キャラには性格に応じて好みがあり、それに沿った料理を食べると次の階層まで幸福度の減少度が半減し、ステータスが5%アップする。
好みはステータス画面のキャラ説明文に記載されている。
後述するように幸福度の減少量が多い代わりに効果が優秀な料理もあるため、そういうものを食べる際は事前に食べておくといい。
とりあえず、肉か野菜大好きにしとけ。果実・虫・魚は結構地雷。
一時スキル
アイテムや料理を食べるとその料理ごとに決まった一時スキルを獲得できる。料理の場合、ランクが高くなると上昇量が増える。
一時スキルは1階に戻るまで常時機能し、各スキル別の最大レベルまで累積する。
攻撃・防御などは+500%まで増加するので、狙ってやるか否かで難易度は劇的に違う。
その為、食材は腐らせるくらいなら残らず食べつくした方がいい。
中には被ダメージが増加してしまうなどのマイナス効果もあるので注意が必要。
逆に、一見すると幸福度が下がったりと意味のない料理も、実はスキルの上昇量が多いなどのメリットを持つ場合がある。
ただし、「暑さ耐性」など一部の効果は次の階層限定だったりするので注意。
一時スキルを強化するにあたって、特に有効なのが上の折り込みで紹介している「串焼き虫」と「毒草の蒸し野菜」。
どちらも幸福度がかなり下がってしまうものの、スキルレベルや回復量に比べて素材が極めて入手しやすい。
調理器具や捕獲アイテムの充実でなど幸福度の維持がしやすくなったらぜひとも食べまくろう。食うのはプレイヤーじゃないし。
料理道具
当初は焚火で焼くくらいしかできないが、開始時に拾うガラクタを修理することで調理に使用できる。
これにより作れる料理が増える他、加工の幅が広がる。
例えば鍋があれば泥水を綺麗な水にして美味しく頂いたり、特定の虫を小麦や米代わりにしたりできる。
後述するが、調理手段が増えると解毒や新素材が入手できたりなどレシピ以外にも幅が広がる。
死亡しても消滅しない貴重品枠なので、これらのアップデートも探索目的の一つ。
最初は内臓や果実などはせいぜい料理のおまけに混ぜる程度にしか使えないが、次第に有効活用できるようになっていく。
レシピ
ダンジョン内ではレシピを入手できる場合がある。
もしくは一度作ってしまえば入手しなくてもレシピが記録される。
レシピがあれば手持ちの素材でどの料理が作れるかすぐに確認できる。
また、同じようにクラフト用のレシピも手に入る場合もある。
探索
各階層は基本的に大部屋で、多少道が狭まっていたり壁があったりはするものの、あまり広くはない。
その代わり、ただ突っ立っているだけで時間が経過し、素材が劣化していく上にモンスターも日数経過で強化されていく。
さらに、カロリーと水分は普通のローグライクに比べるともりもり減っていくため、素材を集めるにせよ先に進むにせよ速やかに行う必要がある。
あまり長い時間同じ階層に留まると大ボスが襲撃してくる点にも注意。
カロリー・水分に関連して、一見すると分からない要素として、「温度」が存在している。
各フィールドは系統ごとに温度が決まっているらしく、暑い場所なら水分が、寒い場所ならカロリーが減りやすくなる。
本編前半
ダンジョンではそれらはないもしくは影響が少ないが、後半
ダンジョンでは猛威を振るってくる。
料理・加工食材の中には1階層限りだが「暑さ耐性」「寒さ耐性」が得られるものがあるので、要所要所で使っていこう。
青い井戸のようなものがいわゆる階段に当たり、入ると任意に休憩に入ることができる。入らなくてもいいが特にメリットはない。
休憩時は食事の他に睡眠をとることができ、この時カロリーと水分が十分にあれば少しの間ステータスが強化される。
夜になるとモンスターが強化されるので、最初は無理しないで休んでおいた方がいい。
特にHPの回復は何故か戦闘中かキャンプでしかできないという謎の仕様なので…。
ちなみに、敵のレベルや経験値などはかなりまちまちで、同じ階層の同じ外見の敵でも経験値が1000倍くらい違う時がある。
難易度
1階の拠点では難易度を変更できる。
難易度が上がると消費カロリーなどが増えたり敵が早く強くなるが、後述する装備のスキルがいいものが出やすくなる。
Easyではやられても素材が消えず、難易度を変えても没収はされないため、Easyで行けるだけ行って素材や装備を集めてから挑戦すると楽。
ただし、実はEasyでも中盤はきつくなる。
本作は中盤に一旦拠点に戻って新しいエリアに挑む。つまり、レベル1から育て直すことになる。
敵が弱くなるのではなく「強くなるのが遅くなる」ため、レベル1スタート且つ難易度が上がるこの切り替わり段階直後は結構ハードなのである。
勿論、
高難易度なら普通に難しい。
そういう時は、大人しく前のエリアで装備品の強化と食材(フード・
マント込み)の回収に勤しみ、十分溜まってから挑むといい。
モンスターハウス
ローグライクらしく、階層を移動すると
モンスターハウスが発生することがある。
大量のモンスターが配置されるが、本作には罠はないので危険度は低め。当然アイテムもたくさん。
さらに、モンスターを軽く蹴散らせる場合、そこにあるのはインベントリを余裕で埋め尽くす素材の数々。
即ち「
暴食モンスター(プレイヤー)に捧げられる生贄ハウス」となる。
逆に、敵が非常に弱く素材アイテム取り放題の泉エリアも存在している。
ユニークモンスター
ダンジョンにはランダムで、名前の後にNと付いているタイプや外見が少し違うタイプ、準ボス・ボスクラスの性能を持つタイプなどが低確率で出現する。
これらがユニークモンスターであり、強敵だが倒せば大量のアイテムや
経験値を入手できることが多い。さらに、ドラゴンなどの強敵タイプはそのユニークまでいる。
難易度が上がると出現確率が上がる。
戦闘
戦闘は基本はシンプルなSRPG。ただし、フレンドリーファイアありなので範囲スキルには注意。
武器にはそれぞれダメージ倍率と攻撃範囲があり、使い込むとスキルレベルが上がって威力が増す。
スキルレベルは得意とする職業であれば上がりやすい。
魔法はまずその魔法を使えないと育てようがないので、魔法を習得する職業になる必要あり。
アクティブスキルの発動にはカロリーと水分が必要なので注意。
戦闘に勝利すると魔石というアイテムが入手できる。
魔石は祭壇というオブジェクトに捧げることで様々な効果を得られる。
出現する敵を増やすなど一見デメリットのものや少し能力を強化するというものなど様々。
祭壇は1階層につき3回、拠点に帰還するまで累積する。
いずれの場合も効果を受ける度に必要な魔石は増えるが、増加量は効果によってまちまち。
HPが尽きたキャラは死亡し、フィールド上に残る。
これに追撃を加えるとボス戦以外なら即座に素材が回収できる。ボスの場合、戦闘後にまとめて回収できる。
敵に死体を攻撃されると回収できずに消えてしまうので注意。
また、死体に対して「屍喰らい」を発動できる。
HP・カロリー・水分を回復しつつ、対象に応じた特殊な効果を得られるが、素材は入手不可。
この屍喰らいは死亡した仲間にすら使用可能。この場合、経験値を引き継ぐことができる。
死亡した仲間は祭壇の効果がなければ状況に寄らず拠点に戻るまで離脱する。
逆に、拠点に戻れば食ってたとしても復活する。どういうことなの。
装備品
装備品は箱状のオブジェクトから回収できる。
箱はいくつも手に入る大型のものや良質なものが入っている結晶っぽいものがある。
武器は攻撃すると、防具は攻撃を受けると耐久度が減っていき、性能がダウンしてしまう仕様。
消滅はしないが、適度にクラフトで修理道具を作り、耐久度を回復させる必要がある。
また、弓はそれとは別に矢をクラフトで作成する必要があり、使う度に減少していくので注意。できるだけ余裕を持っておきたいが、本数分だけ重量が増える。
また、装備にはランダムでスキルが付与される。
中には強化道具をクラフトして使用しないと効果を発揮しない場合も多々ある。
スキルはレアリティが高いとその分多く良質のものが付与されやすい。
本作は料理によるステータス強化が青天井且つ比較的発生させやすいため、最終的には武器そのもののスペックよりもいかに優秀なスキルを有しているかが重要となる。
料理のスキル強化は装備の性能と無関係なのも理由の一つ。
前述の通り、装備品はロストしないため、いかにしてスキルレベルとともに武器を強化できるかが肝。
フードなどは食材に分解できるのでいざという時にキープしておくのもあり。
まさにフードは食べ物である。
インベントリ
いわゆる持ち物。
ダンジョンを歩き回っていると積載可能な重量が増えて沢山持てる。
入手したアイテムは、調理の他に加工や分解などができる。
また、パーティメンバーに食べさせたり戦闘中の敵に対して無理矢理食べさせたりなども可能。
インベントリで持ち歩けるアイテムはあまり回復量が多くはない。とりあえず、
腐った食材や黒光りするあれは敵の口にねじ込め。
なお、木材・鉱石など
およそ食材とは言えないものも食べられる。幸福度が大幅に下がる上にカロリーも水分も極めて少ないが、いざという時は覚悟を決めよう。
もちろん敵の口にダンクシュートしてもOK。
食材に尊厳などない。
加工
持っている料理器具で素材を加工する。基本的に加工は1つに対して1度のみ。加工すると、加工内容に応じて名前が少し変化してアイコンが付く。
99%意味ないが、鉱石なども加工できる。トロコンには必須なので心を無にして煮たり茹でたりしよう。
加工すると鮮度ゲージが全快するので、消費予定があるならゲージが付きそうなアイテムは加工してしまった方がいい。
加工してもクラフトや調理で消費することはできるが、分解はできなくなるので注意。また、植物は前述通り雑草扱いになることが多い。
アイテムによっては加工することで食べた時の効果が変化する。例えば食べると発狂する果物があるが、薫製にすると逆に発狂を回復する効果が得られる。
料理と違い、こちらで発生する効果の大半はその場限りか次の階層のみとごく短期間のものなので注意。
また、小麦粉もどきや米もどき、麺もどきに作り替えることも可能。全部虫だがな!
キャベツのような野菜は水が確保できたりするので、作りたい料理に合わせて選択しよう。
クラフト
料理器具、動物や魚を捕らえる罠や矢、装備を修理・強化するアイテムを作る。
分かりづらいが、修理や強化自体も、対象装備+道具のクラフトで実行する形。
修理道具は耐久力を回復すると回復した分だけ道具の耐久力が減少し、0になると消滅する。
アイテムを分解して複数のアイテムにもできるが基本的に分解すると総重量が増す。なんでやねん。
分解は丸太を板に、大きな肉を小さく切り分けたり、装備品から金属を取り出したりと色々な用途がある。
クラフトしたアイテムを分解して素材に戻せるが、素材の一部は消滅してしまうので基本的に損をする。
例外は修理道具で、耐久力が0に近くなった修理道具を分解して鉱石に戻し、供給過多気味な「火打ち石」を追加して再クラフトすることで無限に回復できる。
追記・修正は見慣れない虫っぽい化け物の死体を食べてからお願いします。
- まーた日本一が闇の深いゲーム作ってる… -- 名無しさん (2022-02-08 00:07:58)
- 強烈に人を選ぶゲーム とりあえず体験版をやってみて欲しい -- 名無しさん (2022-02-08 00:22:45)
- このゲームの重要な楽しみの一つにアイテム説明を読むことがあると思う。肉好きだったりひたすら食える虫を作ってたり貧乏だったり色んな冒険者の軌跡を追えるほか、上手な加工・調理法のヒントにもなっている。ゲームジャンルは全く違うがらんだむダンジョンのアイテム眺めるのが好きな人はこれもそれに通じる楽しみがある -- 名無しさん (2022-02-08 00:30:24)
- 「ダンジョンマンチーズ」という、同じくモンスターを素材として料理して食うゲームが同時期に紹介されていた。あっちは料理にデメリットは無いけど -- 名無しさん (2022-02-08 09:14:57)
- ダンジョン飯みたいだな -- 名無しさん (2022-02-08 11:07:21)
- (このサンドイッチ)中身はなんだ? -- 名無しさん (2022-02-08 13:37:22)
- 日本一の飯ゲーといえばクッキングファイター好だけどこの作品はアレのネタがあったりするのかな -- 名無しさん (2022-02-08 13:46:42)
- 異世界(ダンジョン)と飯と言う流行りに乗っかった上で奇を衒う辺りが日本一らしいと言えばらしい。もうちょい戦闘のテンポが良ければ…或いはゲーム自体が安ければ… -- 名無しさん (2022-02-08 16:07:31)
- ネット上で女の子がリアルなゲロをオエーってするって聞いたけどマジ? -- 名無しさん (2022-02-08 18:16:35)
- 二重の意味でトリコっぽい -- 名無しさん (2022-02-08 20:45:16)
- いかにも日本一らしい、目の付け所はいいけどそれ以外がダメなゲーム。もうちょっとブラッシュアップされてれば普通にヒットしただろうに。 -- 名無しさん (2022-02-08 21:35:04)
- 今更だが、ココ最近の日本一はコンパイルハートかアイデアファクトリーみたいにガラパゴス化が進みまくってない? -- 名無しさん (2022-02-08 22:14:01)
- トリコとかダンジョン飯とかのキャラクター再現する人絶対いるだろうな -- 名無しさん (2022-02-10 20:34:41)
- キャラメイク部分が少ない点と移動中に回復できないという謎の仕様さえパッチで修正されれば・・・ -- 名無しさん (2022-03-24 22:05:23)
最終更新:2025年02月28日 01:38