オメガマン・アリステラ

登録日:2022/05/23 (月) 20:26:42
更新日:2022/05/26 Thu 09:50:10
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その力 我らオメガの民が真に使えるものかどうなのか

存分に暴れてこのオレに見せてみろーーっ!

オメガマン・アリステラとは、漫画『キン肉マン』に登場する超人であり、オメガ・ケンタウリの六鎗客のリーダー。

プロフィール

出身:オメガ・ケンタウルス星団
身長:231cm
体重:208kg
超人強度:8600万パワー

  • 戦績
vsキン肉マン スーパー・フェニックス○(Ωハルマゲドンアベンジャー)
vsフルメタルジャケッツ●(アタル版マッスル・スパーク)

概要

ジ・オメガマンことオメガマン・ディクシアに酷似した彼の双子の兄であり、オメガ・ケンタウリの六鎗客のリーダー。
背中の巨大な手「オメガハンド」が弟とは逆に左手になっていることや、仮面の目つきが鋭くなっているのが特徴。*1
なお、ギリシャ語で「ディクシア」は右、「アリステラ」は左を意味する。コレを連想した人もいたとか。(こっちはラテン語の左右)
「アリスちゃん」と萌えキャラのような呼び方をする読者もいるとか
弟と同じく口癖は「フォーフォフォフォ」で身長・体重・超人強度も同じ。


人物

冷酷非情にして尊大という悪の親玉に相応しい雰囲気で、正義の五本槍との戦いも三戦が終わった頃に、まだ戦っていたマリキータマンルナイト*2死んでも構わん。むしろ死ね!!」と冷酷な指令を出した。その一方、亡き弟の功績を称える度量の広さもある。

また、前述のようにルナイトの自害に対して、
「許しがたい」「(手にした友情パワーを)生かせず敗北という大失態を晒した上に情報を持ち帰ることすらままならぬとは…恥の上塗りとはこのことだ、この大バカ者め!」と憤りつつも、
友情パワーを手にして、オメガの民にもそれを使えると証明して見せたことを称えたうえで、
「この弔いは必ずや我らの悲願の成就をもって果たすことにしよう」とその死を偲んだ。
そして残りのメンバーにはこれ以上は誰一人として欠けることは許さないと発言した事から、厳しく厳格ながらも非常に仲間想いな性格の良きリーダーであることが伺える。
上述の「むしろ死ね」発言後の周りからのリアクション、そして本当に死亡してしまったルナイトへの発言から、既に読者からはツンデレキャラとして完全に認識されている

弟を倒し、友情パワーの感染源でもあるキン肉マンに対しては興味津々の様子だが、復讐が目的ではないと断言している。
とはいえ「俺はそこまで弟思いの良い兄ではないぞ」といいつつも結構弟を気にかけているようなセリフも少なくないため、
実際のところはかなりの弟思いな兄なのでは?と読者からは推測されている。
なお、ガンマンの初登場回並みに身振りが大きいのも弟との違いの一つ。


活躍

第2ステージから遂に参戦し、復活した安土城でキン肉マン スーパー・フェニックスと対決する。
弟が仮にも傅いたため一定の評価をしているようだが、弟を倒したキン肉マンへの対応とは違い、わりと露骨に憤っているようにも見える。
フェニックスの煽りスキルもあり、一見どちらが悪役なのかわからないほど

試合中にフェニックスが知性の神の憑依を拒み、素の95万パワーで闘っていることが判明*3
角度や高度を計算した受け身でダメージを最小限に抑えるも次第にパワーの差が響いてジリ貧となり、必殺技マッスル・リベンジャーをも破られてしまう。
フェニックスは知性の神の憑依を受け入れ再び優位に立つが、実はこの状況はアリステラの想定通り。
1億パワーのフェニックスと闘い自分を追い込むことで友情パワーに目覚め、かつ同じ神のレベルにあるザ・マンを倒すための試金石とするつもりだった。
フェニックスはそれを理解した上で先に潰そうとするが、死んだヘイルマン・ギヤマスター・ルナイトの魂がオメガハンドに宿りリベンジャーを妨害。
さらに彼らがもたらした友情パワーにより形成逆転、フェニックスはΩハルマゲドンアベンジャーでマットに沈んだ。

しかし暫定的に1億パワーを得ただけのフェニックスとの闘いでは一時的にしか8600万パワーの壁を超えられないことが判明し、今度こそその真価を確かめるためにキン肉マンと闘おうとする。
「火事場のクソ力の真髄に至るには相手と分かり合う姿勢が必要」だと説くパイレートマンと、ザ・マンへの復讐にこだわるアリステラの間に亀裂を生じようしていた時、キン肉アタルが登場。
死んだソルジャーマンの代理として残虐の神から情報を得たアタルは、オメガの民が超人墓場を侵攻するための通路を防ぎ、フェニックス達と同様六鎗客を止めるためにやってきていた。
キン肉マンはアタルとタッグを組もうとするが、パイレートマンとの試合での負傷が激しかったために断念。
そこでアタルが神の1億パワーを放棄する代償として残虐の神が一時的にサタンの結界を破り、キン肉星の宮殿に閉じ込められていたブロッケンJr.を召喚する。
アリステラはキン肉マン本人ではないがそれに近い性質を持つアタルとの闘いで神のレベルを超えようと考え、オメガ・グロリアスvsフルメタルジャケッツのタッグマッチが行われることになった。

ブロッケンの成長もあり健闘するフルメタルジャケッツだったが、アリステラがアタルのパワーに反応し成長する様子を見せ始めてから追い詰められていく。
だが、アリステラようやく手に入れたはずの力も何故かアタルの業火のクソ力には通用しない。
アタルはキン肉マンの願いが「祈り」であるのに対してアリステラのそれは「呪い」であり、それは火事場のクソ力と最も相性が悪く、思いが強まるほど力は弱体化していくのだと語る。
ブロッケンも今のアリステラはラーメンマンへの復讐に囚われていた頃の自分と同じだと気付き説得を試みるが、アリステラは一族に長年受け継がれてきたザ・マンへの恨みを捨てることはできないと断言。
あくまでも「呪い」の先に道を開こうとするグロリアスだったが、マリキータマンはツープラトン「ナパームコンビネゾン」を受けKO。
アリステラもΩハルマゲドンアベンジャーを攻略され、火事場のクソ力を十分に発揮できないまま、アタルがスグルには及ばないとしつつも、自身が放てる最大限の慈悲の技であるアタル版マッスル・スパークを受けて倒されることになった。
この際の、今の自分では到達出来なかった第3段階目の火事場のクソ力の発動の前に悔し涙を流すアリステラの姿は、ダイナミックな構図で描かれるアタル版マッスル・スパークの迫力もあって語り種に。

敗北したアリステラの前にサタンが現れ、その真の目的はアリステラにザ・マンを超える力を身につけさせた上で肉体を乗っ取ることだったと告げる。
アリステラに失望し利用価値がなくなったと判断したサタンは粛清にかかろうとするが、既に瀕死かと思われたマリキータマンが身代わりとなる。

サタンは依り代なしで実体化し負傷したアリステラやアタルを始末しようとするが、そこに不倶戴天の敵と聞かされていた完璧超人始祖の一人であるジャスティスマンが降臨し割って入る。

アタル達との戦いを通じて、Ωの民の罪も認めるに到っていたアリステラは戸惑いつつもジャスティスマンに対して自分の命を救おうとする意味を問うと、
ジャスティスマンは「かつて罪を犯したオメガの民を裁きはしたが、今のアリステラに邪悪な気配は感じられない」とし、自分がサタンを食い止めている間にアリステラ達は逃げるように促す。
その言葉を受け、アリステラは「後でまた話がしたい」と、自らしジャスティスマンに真実を問う構えを見せており、完璧超人始祖への恨みや殺意のみを見せることはなくなっていた。

その後サタンを退けたジャスティスマンに導かれる形で、遂に長きに渡る因縁の相手ザ・マンとの直接対面を果たし、そこでザ・マンからオメガの民への粛清は超人全てを滅ぼさんとした調和の神とその一派らの手から彼らを安全な星に逃がす為の苦肉の策だった事という真実を明かされ、その為に苦難の歴史を歩ませてしまった事への謝罪を落涙しながら受け入れ、ここにザ・マンとオメガの民の因縁に遂に終止符が打たれた。

そして自分達の戦いを影から利用しようとした調和の神らへ挑む事を表明するも、同時に滅亡に瀕した母星を一刻も早く救いに行かなければならない現実との間で苦悩するがアタルからは既にアリステラ達も友情パワーの真髄を身に着けている事、そしてザ・マンからは最早地球では役目を失ったあの「禁断の石臼」を提供される。
星の活力を蘇らせる超人パワー、そしてそれを星へと注ぎ満たす為の手段、遂にその二つを揃えたアリステラはいずれ来るであろう調和の神との争いで必ず共に戦う事を誓い、生き残った仲間らと共に母星へと帰還していったのだった。


能力

全体的に弟と比べオメガハンドを「手」として使う技が多い。オメガハンドは攻守ともに使える相手にすれば厄介なものである。
詳細は不明だが、不可解なオーラで相手の体を破裂させる能力も見せている*4

そして「超人強度は不変」という法則を覆す特殊な性質を持っており、対戦相手の強さに応じて自分の超人強度も成長させられる特異な超人。
幼少期は95万パワーしかなく優秀な弟と比べて落ちこぼれ扱いされていたが、ある日自分をバカにしてきた不遜な超人との闘いで500万パワーにまで成長。
落ちこぼれとはいえ、宗家の長男に喧嘩を売る度胸は凄い
その後はオメガ星有数の精鋭やディクシアとのスパーリングで現在の8600万パワーにまで成長した*5


必殺技

  • フィンガーストライク
オメガハンドの指で相手を突く。

  • フォーフィンガースプラッシュ
オメガハンドの親指以外の指の爪で相手を切り裂く。

  • Ωアポカリプスクラッシュ
オメガハンドで相手の胴体を握り、両手で相手の両足をロックしながら真下に落下し、地面に叩きつける豪快な技。
謂わば、相手の胴をオメガハンドで固定してからの空中バックドロップ。

  • ジャイガンテグローブカッター
空中で相手を逆さにしてオメガハンドで掴み後頭部を肩口に固定、両腕で首を抑えてそのままリングに落下する変型ネックブリーカー。


  • Ωハルマゲドンアベンジャー
指で覆わないΩカタストロフ・ドロップのような技を使っている場面をマリキータマンが回想していたがこれは不完全な技であり、
さらなる進化系であるこの技は足首で相手の首を起こし受け身を封じる。

  • グロリアスサンクションクラッシュ
マリキータマンが相手の両腕をかんぬきに取られた状態で飛翔した後、上下逆さの体勢で落下。
続いて跳躍したアリステラがマリキータマンの体を後方から抱え、相手の首を垂直にキャンバスに叩きつける。
マリキータピューパ二重殺の発展型。

  • アンセンションギムレット
マリキータマンが空中でアリステラの足を掴んで回転、
アリステラがオメガハンドの指を1つにまとめた状態で相手を刺し貫く。
要するに地獄のネジ回し

  • グロリアスエヴァンタイユ
アリステラ・マリキータマンそれぞれが相手の片腕を取り、2人がかりでパロ・スペシャルを仕掛けるような技。

  • グラッジミミックニードル
アリステラがマリキータマンを投げつけてミミックニードルを食らわせる。

  • グロリアスグレイブヤードスプラッシュ
マリキータマンがアリステラの足を取って飛翔し、空中からのフォーフィンガー・スプラッシュを仕掛ける。

  • ブレーンズシャットダウンボンバー
アリステラが相手をロメロ・スペシャルに捉えたところにマリキターマンがラリアットを仕掛ける。





追記・修正は弟の功績を称えてからお願いします。


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最終更新:2022年05月26日 09:50

*1 違いに気付いていた読者もいたが、順当に双子と予想する人から、「影」といったファンタジックな説を唱える人、「サタンによる強化」「デザインのリファイン」や「ゆでのミス(だってゆでだから)」で片付ける人まで、反応は様々だった。

*2 友情パワーを見せることができたら

*3 他の運命の王子が憑依を受け入れたのか否かは現時点では不明

*4 パイレートマンも使っていたマグネットパワーの応用ではないかという説アリ

*5 スパー中に死亡したオメガの民もおり、数少ない生き残りが六鎗客に選ばれたのかもしれない