登録日:2022/05/23 (月) 19:01:16
更新日:2022/06/08 Wed 06:58:41
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いるさ。それも4人。まあ名古屋城のリングではおまえたちがアッというチームを登場させてやるぜ
真・キン肉マン ソルジャーとは『
キン肉マン』の【王位争奪編】に登場する超人。
王位継承権を争う運命の王子の一人であり、残虐チームのリーダー。
プロフィール
概要
本名ソルジャーマン。
キン肉マンことキン肉スグルと同じ日に、同じ病院で誕生した。
射撃や格闘の技術に優れ、
金さえ積まれればどんな部隊にも加わる傭兵超人。
戦場で銃撃を受けて倒れる所だったがそこに残虐の神が
憑依したことで
復活し、パワーアップした。
『ディープオブマッスル』では彼の生い立ちにも触れられている。
幼少時に移住した星で
戦争に巻き込まれ、生きるために傭兵として戦う内に性格が歪んだらしい。
戦場で1000人の兵士を惨殺し、傭兵達の間では「超人凶器」の名で知られ恐れられていた。
…設定だけ見ると容赦のない残虐ファイトを展開しそうだが、実際の役割は
キン肉アタルがソルジャーに成りすまし王位争奪戦に出場するための
踏み台。
当然ながらコスチュームは全く同じ迷彩服だが、アタル兄さんが綺麗な目をしているのに対し、ソルジャーマンは
眠そう酷薄そうな半目をしているという違いがある。
劇中での活躍?というより生涯
戦場に応じて毎回違う仲間を揃えるため、メンバー集結は他のチームよりも遅かった。
シード権を与えられたが、1回戦の試合が全て終了した時点でまだ仲間を集めておらず、他チームの試合を偵察していた。
マンモスマンと
フェニックスの強さを知った上でそれに対抗できる仲間を集めると宣言した所までは格好良かったが、結局メンバーとの特訓中にアタルに襲撃されマスクと名前、出場権を奪われてしまう。
上記のセリフを述べた時の堂々とした態度からかこの時のソルジャーがアタルなのではないかと言うファンもいるが、作者によるとこの時点ではまだ真ソルらしい。
キン肉マンを「スグル」と呼ばなかったことや、その少し前に
ミキサー大帝の邪悪友情パワーに協力していたことからも説得力があるだろう。
ただこの会話のすぐ後にアタルによる勧誘シーンに転換しているため、
ミスリードとして機能している。
搬送先の病院で真ソルジャーがその詳細を明かしたことで、今フェニックスと戦っているソルジャーが偽者であることが発覚してしまったが、
真ソルジャー本人もアタルとの実力差は痛感し、今際の際に「無名の超人に惨敗するようではどの道自分は王の器ではなかった」とまで認めている。
死亡後はその血を
オメガマンによって回収され、血染めの儀式に使われた。
(スグルは兄・アタルの血と勘違いしていたが…まぁ状況が状況だし、突っ込むのは野暮だろう)
【戦闘能力】
ルールもクソもない戦場で生まれ育った経験からか、相手のウィークポイントを攻めまくる冷酷無比な残虐ファイトが持ち味。
必殺技はアサルトライフルで相手を担ぎ地面に叩きつけた後、さらに射撃するというもの。
凶器攻撃はキン肉マンではよくあることだが、これはもはやレスリングの体を成していないような…
…と言いたいが、
機銃や大砲を備えた超人もいるのが恐ろしい所。
考察本『77の謎』では
ビッグボディ以上フェニックス以下の実力と推測されている。
というか
マリポーサや
ゼブラに近い実力を持っているならあれほどの醜態は晒さないだろう。
実質「ソルジャーとビッグボディのどちらが最弱なのか」を決めるための考察と言って良い。
ちなみにその根拠とは「あんなんでも残虐超人だから試合中に弱音吐いたヘタレに比べればマシなのでは」という具体性0かつ言ってる当人たちも確証ないこと自覚してそうな推論のため、
実質的には不明と言っているようなものであろう。
そしてビッグボディは現行シリーズにおいて他の五王子やキン肉マンですら苦戦もしくは敗北した
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一角を撃破し、ヘタレ超人の汚名を晴らし、更にはフェニックスと組んでのタッグ戦で超神のタッグをマットに沈めて勝利するなど現代超人としては最強クラスの活躍をしている。
新シリーズでもソルジャーマンは
アタルのナパームストレッチ喰らってそのまま死亡した
と判明。復活の機会さえ与えられずに出番終了となった。
更に、血盟軍結成の裏を描いた特別読切「超人血盟軍、結成秘話」では「やつは明らかに運命の王子ではなかった」「その実力に達していない」という理由からアタルにすり替わりの標的にされた事も語られており、(更に同話にて描かれた「ザ・ニンジャが五王子のただならぬ野心に冷や汗をかく描写」にはしっかりビッグボディも描かれている)
これらの描写からも、五王子最弱はソルジャーということに確定でよさそうだ・・・。
その他の活躍
ゲーム作品でもキン肉マン ソルジャーとしての出番はアタルに奪われ、彼にスポットが当たることは殆どない。
スマホ向けアクションRPG『マッスルショット』ではアタルと紛らわしくないようにという配慮からかソルジャーマン名義かつ迷彩マスクなしで登場した。
学研の図鑑でもリーダーにも関わらず一人だけ詳細なデータを掲載してもらえなかった。
それどころか40周年記念ムービーや新装版の表紙でも真ソルジャーがいるべき場面で明らかにアタルの目をしたソルジャーが登場していたりする。
一応、超人様の方では生き返っているという設定でウールマンやゴッドシャークと行動を共にしている。
アタルとの扱いの差を愚痴っていたが、彼のおかげで一時期女性にはモテてていたものの、正体がソルジャーマンだと分かった途端にフラれてきたらしい。
その後も新コスチュームや新メンバーを募集するなど、本作では出番が多い。
ただし、超人様という作品自体が夢オチで終わってしまったので実際はチームメイト共々生き返ることはできなかったと思われる。
追記・修正は真・ソルジャーの復活を願いながらお願いします。
- カワイソス -- 名無しさん (2022-05-23 23:05:55)
- ビッグボディ以上の悲惨な扱いになってしまった… -- 名無しさん (2022-05-24 01:56:51)
- 取って替わった偽物の方が永遠のヒーローとして認識されてしまった言わば逆アミバと言うか、待てよそれなら異世界転生スピンオフがあればワンチャン(錯乱 -- 名無しさん (2022-05-24 06:13:14)
- カッコいいデザインにしてもらったが故に逆に不遇の人生を歩んだ男 -- 名無しさん (2022-05-24 13:08:31)
- “残虐の神”もアタルなら自分の考える以上のこともやってくれるだろう位の感覚で接してるのが余計に。 -- 名無しさん (2022-05-24 13:11:59)
- 過去キャラ救済してる今のキン肉マンですら救済されなかった男。どうにかならんのかのぉ -- 名無しさん (2022-05-24 13:15:49)
- ↑そのうち、スピンオフか二次創作で、真ソルが異世界転生して……って話が出てくるかも。八神流継承者や自称天才も転生する世の中だし、黄金魂でも、デスマスクが漂白されたんだから、あり得ると思うww -- 名無しさん (2022-05-24 13:22:05)
- 一人だけ生き返ってないのがギャグすぎる -- 名無しさん (2022-05-24 14:57:02)
- 残虐の神に「ソルジャーマンを殺した責任を取って、あいつの代わりにオメガの民と戦うんだ」と言われたアタルは、やろうと思えばフェイス・フラッシュでソルジャーマンを生き返らせる事は可能だった。だが、「あいつの実力では復活させたとしても役に立たないから俺がオメガの民と戦おう」と判断したのだろう。 -- 名無しさん (2022-05-24 17:27:46)
- オメガ・ケンタウリの六槍客編のどっかで出てくると思いきやアタル兄さんにしれっと「あいつは死んだまま」といわれてしまった。 -- 名無しさん (2022-05-24 17:43:00)
- 真シュバルツ・ブルーダーは強かった(というより彼のおかげでシュバルツが強い)というのに -- 名無しさん (2022-05-24 18:56:49)
- ↑そういえば「エントリー国がドイツ、途中で本物と入れ替わった覆面を被った主人公の兄」と共通点あるのが面白い -- 名無しさん (2022-05-24 22:53:49)
- 残虐の神が「殺したから責任取れ」というくらいには思い入れあったのがせめての救いか。 -- 名無しさん (2022-05-24 22:59:27)
- ↑5超人墓場が変わる前は頑張れば復活できる可能性があった(実際ブラックホールやザ・ニンジャなどはよみがえっている)のに復活しなかったんじゃ、真ソルはやる気なくて不貞腐れてた可能性もありそう。そんなんにはΩ連中の相手は荷が重すぎる -- 名無しさん (2022-05-25 08:46:24)
- 殺した責任取れってのは残虐の神のアタルを動かすための方便だろうね。アタルもアタルで不干渉を決めた身でありながら危機的状況だからって超人界に関わるのは美学に反するからソルジャーマンの死を利用してると… -- 名無しさん (2022-05-26 20:36:27)
最終更新:2022年06月08日 06:58