マリキータマン

登録日:2022/05/23 (月) 20:30:24
更新日:2022/06/30 Thu 20:10:31
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もはやお前の考えは全て把握した

未来を予測し攻撃を封じて確実な勝利をモノにする

お前の敗北はもう決定事項も同然なのだキャミャーーッ


マリキータマンとは、漫画『キン肉マン』に登場する超人であり、オメガ・ケンタウリの六鎗客の一人。

プロフィール

出身:オメガ・ケンタウルス星団
身長:212cm
体重:141kg
超人強度:8200万パワー

●戦績
vsカレクック○(天道羽根抜刀)
vsキン肉マン ゼブラ○(マリキータデッドリーライド)
vsフルメタルジャケッツ●(アタル版マッスル・スパーク)


概要

てんとう虫の化身超人で、顔にまで斑点模様がある。
「マリキータ(mariquita)」とはスペイン語でテントウムシのこと。
語感は似ているが、マリポーサとは空を飛ぶ虫ということしか共通点がない。
口癖は「キャミキャミ」*1

性格は冷静沈着な所謂クール系キャラ。

活躍

ギヤマスター戦でのベンキマンの友情パワー発現を受け、ルナイト共々アリステラからの追加命令を受けることに。
「対戦相手の惨殺」から「死んでもいいから友情パワーを発現させろ」という方針に変わり、それを果たそうとする。

一時はカレクックの残虐ファイトに押されたかに見えたが、その根底に仲間を喪った怒りと哀しみがあることを冷静に分析し形勢逆転。
六鎗客の狙いを知るカレクックはキン肉マン達を窮地に晒さないために友情パワーを封印したまま残虐超人として闘い抜くことを選択。
もはや力を引き出すことは不可能だと悟ったマリキータマンはカレクックの意思を尊重し、武人として介錯を行った。
結果的にアリステラの命令を無視することになったが、「あの状況ならオレでもそうした」と理解を示され責められることはなかった。
命令に従ったのに叱られたギヤマスター可哀想。

第2ステージではイタリアのデルモンテ城にて、かつてアリステラと闘ったのと同じ八角形(オクタゴン)リングでキン肉マン ゼブラと対決。
序盤からレスリング・ボクシング技術の両面でゼブラと互角の攻防を繰り広げる。
また白ゼブラの旧式マッスル・インフェルノを飛翔能力を活かして難なく破り、黒ゼブラの真・マッスル・インフェルノの直撃にも耐えてみせた。
その直後鉄柱に脳天をぶつけられても効いた様子が無かったり、アリステラのカタストロフドロップを食らった試合後に元気そうにしている回想が描かれているため、読者から 石頭超人 と言われたとか言われないとか……、ついでにカレクックに執拗に目を狙われたのにダメージが残ってないあたり目もやたら頑丈
得意の心理戦においては愛馬キッドを殺したトラウマや黒ゼブラが実は白より弱いことを看破する等精神的に優位に立ち、ゼブラを追い詰める。
白ゼブラはキッドを殺した罪を黒ゼブラの人格に押し付けていたことを認め和解し、ただ一人のキン肉マンゼブラへと人格を統合。
亡きキッドへの想いも乗せ再び真インフェルノで勝負をかけるがもはや肉体は限界を迎えており、マリキータデッドリーライドでKOされた。

マリキータはゼブラをアリステラに続いて自分と互角以上に闘った強者と認め、ゼブラの合体がもう少し早ければ勝負はわからなかったと告げる。
ゼブラもまた六鎗客が絶対に止まるつもりがないことを承知の上で「サタンは絶対信用するな」との忠告を遺した。
余談だが、この試合で見せたエクスキュースナースープレックスとマリキータデッドリーライドが同作者の他作品の主人公の必殺技
ノックアウトKスープレックスとブリザードKストレッチに似ているため一部の読者が「まさか無敵喧嘩術?」と色めき立った
対戦相手が縞模様のオーバーボディでゼブラ・キッドと正体を隠していたこともあったし

オメガ・ケンタウリのアリステラの家の隣に、 キン肉ハウス並みにわかりやすい 自宅が建っている。


能力

優秀な戦績やかつてアリステラと好勝負をしたことからメンバー内でも上位の実力者らしく技も豊富。
背中の「マリキータウィング」飛行も可能。
そして言葉や自身の能力によって精神的動揺を誘って攻撃を仕掛けるなど他のメンツに比べて知恵や策を巡らせる戦術を好む。

ナパームコンビネゾンという強烈なツープラトンを食らった上でアリステラの盾となった耐久力と精神力は驚愕に値する。
しかも、一日の間に行った3戦目である。これだけのダメージに加えてサタンの制裁まで受けて重傷であるものの生き残っている。不死身か。
この不自然なまでのタフネスやいつのまにか傷が治っている表情の読めないデザイン、迷いが生じたアリステラをメタ的に死亡フラグが立ちそうな方向に背中を押すような発言から、
読者からサタンの憑依とか偽者との入れ替わり、さらに黒幕の可能性すら疑われていたが、最終的に「特に種も仕掛けもなく不死身レベルにタフなアリステラの懐刀」というストレート過ぎてある意味予想外の正体が判明した。

必殺技

フルメタルジャケッツ戦の詳細やツープラトン技についてはこちらを参照。

  • マリキータフリップ
空中から垂直落下しての頭突き

  • マリキータフライング
羽根をはばたかせ、空中へと飛び上がる。

  • ロールシャッハ・ドット
体の斑点を胸部に集め、相手の深層心理を反映した模様を描き敵の心理状態を読み取る。
これ自体は相手への直接的な攻撃ではないが、カレクックやゼブラのように心に弱い部分を抱えた相手の動揺を誘い心理的に優位に立つことができる。
逆に心に迷いを抱いていないフルメタルジャケッツに使った時は逆襲を受けている。
派生技としてコキネリツイスターで捉えた相手に模様を移す「ロールシャッハ・インフリューエンス」という技も存在する。
こちらは白ゼブラを強制的に黒に染めるために使用した。

  • コキネリツイスター
相手の左腕部に自分の両腕、相手の胴体に自分の両足を絡め、立ち関節に極める。

  • ミミックニードル
背後に対する防御手段その1。
背中の斑点から無数の棘を隆起させ、相手を刺す。
テントウムシダマシがモチーフの技で、背中を狙う相手を迎撃できる他、背面からの投げ技をさせ辛くする心理的な強みもある。

  • テントウムシダマシクラッシャー
ミミックニードルを展開した状態で繰り出すショルダータックル。
語感が悪すぎるからかフルメタルジャケッツ戦ではミミックニードルの名称で使用している。

  • ウイングブックエンド
背後に対する防御手段その2。
背中の羽根を広げて相手を挟む。背部の棘のない部分を狙う相手を迎撃する二段構えの技。

  • 天道羽根抜刀(てんとうはねばっとう)
背中の羽根を大きく広げ、相手を切り裂く。

  • エクスキュースナースープレックス
相手の背後に回り、高所から落下しつつクロスアーム式スープレックスでキャンバスに叩き付ける。

  • シェルタリング・ピューパ
全身を蛹のような鎧で覆い尽くす防御技。名前のピューパとは英語で蛹の意味。
この状態ではゼブラでも傷一つつける事ができない固さに加えて、更にゼブラが驚愕するほどの怪力を発揮できる。

  • マリキータモルディング
シェルタリング・ピューパにより作った蛹の鎧で組み合った後脱皮。蛹の鎧を利用して敵の腕を閂で拘束する。

  • マリキータピューパ二重殺
「マリキータモルディング」で動きを封じた相手を鎧ごと抱えて飛翔。そのまま背後のリング目掛けスープレックスを叩き込む。
見た目的には即席のツープラトンとも言える技。

  • ウイングラッピングシャット
背後に対する防御手段その3。
羽根の裏側にある薄い膜状の後ろ羽根で相手を包み込んで動きを封じる技。
その後は、動きを封じた相手の頭を空中に持ち上げコーナーポストの鉄柱に投げ付けるように叩きつける「ウイングラッピングブレーンクラッシャー」という派生技に繋がる。
あまりにも豊富な背後への攻撃に 背後絶対殺すマン とか言われたとか言われないとか……

  • マリキータピカレスクギロチン
相手の両腕を掴んで持ち上げ、頭部からリングに叩きつける。

  • マリキータエリコプテロ
タイガースープレックスの体勢からさらに足を固め、マリキータウィングで上昇。
縦回転でリングに叩きつける。

  • マリキータデッドリーライド
空中で相手の両手と両足をクラッチし、はずかし固めのような体勢でリングに落下する。
見栄えはアレだがアリステラ以外には使ったことのなかった「敬意のフィニッシャー」である。

余談

実はリングに上がった初の昆虫超人であり*2「昆虫超人を闘わせることがあればやってみたいアイデアの40年分のストックをこのマリキータマンに惜しみなく注ぎ込んだところがある」と、
まさかの ゆで理論の申し子のような超人 であったことが67巻発売に関するインタビューにて明かされた。



追記・修正はロールシャッハ・ドットで相手の心理状態を読み取ってからお願いします。


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最終更新:2022年06月30日 20:10

*1 WEB掲載時初期は「フィフィフィ」だった。単行本では修正済。

*2 デストラクションはコーカサスオオカブトではなかったらしい