レッドJ/マイティードッグ系(妖怪ウォッチ)

登録日:2022/07/15 Fri 00:00:00
更新日:2025/03/06 Thu 14:07:24
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この項目では、妖怪ウォッチシリーズに登場するボス妖怪である「レッドJ」、「マイティードッグ」、及び彼らと似た特徴を持つボス妖怪達を「レッドJ/マイティードッグ系」としてまとめて紹介する。


【定義と傾向】

これらのボス妖怪に共通している特徴として、まず明確に元となった妖怪が存在する。例えばレッドJはジバニャン、マイティードッグはコマさんを元にした妖怪である。
レッドJ/マイティードッグ系はこれらのオリジナルの妖怪を巨大化し、概ね筋骨隆々で凶悪な顔付きをしたイカツい外見にデフォルメしたような妖怪となっている。
妖怪ウォッチ(3DS時代)のキャラデザは妖怪/人間キャラ問わず、等身は高くてもせいぜい4頭身くらいに収まっているが、彼らは例外的に7~8頭身はあり、小さい子供を泣かせる気満々のデザインとなっている。
ある意味ではシャドウサイドの走りと言えるかもしれない。

多くの場合、オリジナルになった妖怪とはただ似ているだけで直接の繋がりはない別種とされている。
むしろオリジナルとは真逆に近い性質を持っているようなやつもいたり。

「妖怪ウォッチバスターズ」のアップデートパッチ「月兎組」以降、一部妖怪をともだち妖怪として連れていけるようになったが、種族設定が原型となった妖怪と同じになっており、ますますツッコミ所が増えてしまった。
この系統代表のレッドJ/マイティードッグがばくそく共々あの見た目でプリチー族と言われて、初見のプレイヤーは突っ込まずにはいられまい……

【紹介】


レッドJ


ニャア……

最強の妖怪として恐れられ
血塗られた様々な伝説を残す
悪魔のごとき妖怪。
凶悪な手下『地獄の軍団』を
従え 街から街に繰り出しては
悪逆の限りを尽くす。
レッドJが通った跡には
草一本 残らないという。

モチーフは先述の通りジバニャン
片側が欠けた耳、二又に分かれた尾、緑色の首輪玉など多くの要素が符合するが、腹巻の代わりに大量のダイナマイトを巻いている。

「2」Ver 2.0の追加コンテンツである真バスターズで初登場。
先行公開されたPV終盤にて「謎の赤い妖怪」として紹介されファンの度肝を抜いた。
「元祖」バージョン限定だが、元祖のソフトとローカル通信すれば他バージョンでも戦うことが可能。


「バスターズ赤猫団/白犬隊」(以下「赤白」)では、やはりというべきか赤猫団限定ボスとして、ストーリー第7話「ババーンと渚のバカンス!」内のアニメ版の設定を元にしたサブミッション「赤い悪魔とさすらいのオロチ」で登場。

更に「月兎組」ではマイティードッグ共々友達妖怪にすることが可能に。入手難度は非常に高く、月兎組追加のミッションを赤猫団4人でクリアした際のSP報酬でゲット可能。

戦闘

街中でダイナマイトをまき散らしながら登場する様は正に悪の化身といったところ。
登場演出とは裏腹に肉弾戦を主とし、ダイナマイトはほとんど使わない。
全体的に技の出がとても速く、高難易度モードになると一瞬の油断が命取りとなるため、「2真」「赤白」ともに全体でも強ボスに位置する。

「赤白」では「2真」をベースにしたさくら中央シティにおける前半戦と、専用マップのおつかい横丁・がまぐちストリートにおける後半戦に分かれる。
後半戦のマップはかなり特殊で、長い直線道路の先にレッドJがおり、まずは遠隔攻撃を搔い潜りつつ彼に近付く必要がある。

  • 切り裂きクロー
前方に攻撃。出が速いもののレッドJの横や後方に位置を取ればそこまで脅威ではない。

  • 獄炎ストーカー
4~7回連続でターゲットを中心とした小範囲に火属性妖術を放つ。走り続けていれば回避可能。
HPが減少すると攻撃回数が増加する。

  • 猫速サマーソルト
前方範囲に向かってサマーソルトキック
モーションがやや長めなので攻撃チャンス。

  • カミソリ足ばらい
要警戒技の一つ。周囲小周囲に足払い。
非常に出が速く、範囲表示を見てから走って回避を試みてもかげろうの術が使えない妖怪は間に合わない。

  • レッドホットショック
ターゲットを中心とした円形中範囲に落下の衝撃波で攻撃。フェンスや低い壁は飛び越えることがある。

  • 地獄の怨念玉
「赤白」の後半戦における新技にして必殺技
短時間の溜め動作の後、元気玉怨念を込めたエネルギー弾を放つ。
必殺技としてはかなり珍しく、ポンポン連打してくる。弾速が速くフィールドが縦に長いこともあり普通に走って避けるのは難しいが、道中の各所に停めてある違法駐車自動車の陰に隠れることで回避可能。勿論回避技で透かしてもOK。
車は怨念玉を1発受けた時点で廃車、2発受けると跡形もなく消滅し盾として使えなくなる。車の持ち主ェ……
プレイヤーとの距離が離れている間は、これ+「獄炎ストーカー」によって徹底的に遠隔攻撃を行ってくる。
一方で溜め動作中に攻撃することでレッドJがダウンしチャンスタイムとなるので積極的に狙いたい。割とタイミングが難しめで、失敗すると即近接戦闘ルーチンに移り怨念玉を使わなくなってしまう。

  • ツムジカJ
「赤白」の後半戦における新技。距離を詰めた状態である程度時間が経つと使用。
中央に位置取った後、プレイヤー全員をスタート地点である道路の反対端まで吹き飛ばす旋風を起こす。発動阻止は不可能であり、こうなるともう一度怨念玉と獄炎の嵐を搔い潜らされる。
更にHPが半分を切るとツムジカJの直後に取り巻きの雑魚妖怪(くしゃ武者など)を召喚。取り巻きは逃げ場のない縦長フィールドでプレイヤーを何処までも追いかけ、疲弊したプレイヤーに止めを刺しにかかる。勿論この間も怨念玉と獄炎は容赦なく飛んでくる。エグい。
協力プレイでは折悪く戦闘不能の味方がいるときに吹っ飛ばされでもしたらだいぶ絶望的である。

  • 最期の「J」
HPを0にし、レッドJが地に伏しても油断してコントローラーを置いたりしてはならない。
彼は最後の最後で虎の子のダイナマイトを爆発させ、広範囲を巻き込んだ自爆を図るのである。
とはいえちゃんと範囲表示は出るので、本当にコントローラーを置いたりしていなければ回避には余裕があるだろう。ダメージは2では500固定なので、直前におにぎりを食べれば99レベルの妖怪は耐えられる。


マイティードッグ


モンゲェ……

その白き体は屈強にして豪壮。
内なる精神は野蛮にして非道。
背中の風呂敷を満たすのは
倒した敵の頭蓋骨に
火薬を詰めた 狂気の爆弾。
その姿 歩く白銀の破壊兵器。
冷たくなった人間たちの白い魂を
らせん状に固めて 食らう。

モチーフは先述の通りコマさん。白い体に蒼い炎のマユ、背中の風呂敷、そしてご丁寧にポーチまで多くの要素が符合するが、背中の風呂敷には倒した敵の頭蓋骨で作った爆弾を詰め込んでいるという凶悪な妖怪。
その野蛮な精神はオリジナルとは似ても似つかない。

レッドJ同様、「2」Ver 2.0の追加コンテンツである真バスターズで初登場。
先行公開されたPVでは「謎の白い妖怪」として紹介された。
「本家」バージョン限定だが、本家のソフトとローカル通信すれば他バージョンでも戦うことが可能。


「赤白」では勿論白犬隊限定ボスとして登場。こちらもストーリー第7話「ババーンと渚のバカンス!」のサブミッションで戦える他、「月兎組」では友達妖怪にすることが可能で、月兎組追加のミッションを白犬隊4人でクリアした際のSP報酬となっている。
以降も基本的にレッドJとはセット扱いされており、彼ら+キャプテンサンダーによる「クレイジー極バンド」なるユニット及び歌メダルまで存在。歌の内容はかなりシュール。

戦闘

登場演出では寺院の上など高所から飛び降り雄叫びを上げる。
レッドJとは異なり、頭蓋骨爆弾(以下「爆弾」)を配置して爆発させる攻撃の合間に肉弾戦を織り交ぜていくスタイルを取っており、逃げ道を塞がれがちになる。
「赤白」では「2真」をベースにした団々坂における前半戦と、専用マップの正天寺境内における後半戦に分かれる。
後半戦のマップには「邪封じの灯篭」が4つ設置されており、これらを全て点火することでマイティードッグがダウンしチャンスタイムとなる。点火アクションにはそこそこの時間立ち止まる必要があり、中々狙う隙は無い……と思いきや……?

  • しゃれこうべの呪縛
ターゲットに「しゃれこうべの呪縛」を付与する。
「しゃれこうべの呪縛」状態のキャラは5秒に1回足元に爆弾が降ってくる。

  • 爆骨スロー
ターゲットの足元に爆弾を設置。
他の技と組み合わせて使うことが多い。

  • 爆ほろり
自身の足元に爆弾を設置。名前の通り「落とす」のでほぼノーモーション。
他の技と組み合わせて使うことが多い。

  • マイティーパンチ
前方にパンチ攻撃。

  • マイティーインパクト
ターゲットを中心とした円形中範囲に落下の衝撃波で攻撃。

  • マイティーフック
前方扇状範囲にフック攻撃。溜めは長いのでしっかり避けよう。

  • 爆弾雨あられ
要警戒技。以降ターゲットの周辺に継続的に爆弾の雨が降り注ぐ。
マイティードッグの攻撃と合わさるとかなりの範囲が攻撃されるので、大きく動かないと手詰まりになりかねない。
「赤白」では前半戦しか使用しないが、ぶっちゃけ後半戦の新規追加技より余程危険である。というか、常にマイティードッグの追撃が飛んでくる分だけ後述する後半戦必殺技のほぼ上位互換ともとれなくもない。

  • 爆ストレート
「赤白」の後半戦における新技。
正面直線状の範囲に攻撃する。
範囲表示から攻撃までが短い上、かなり遠くまで届く。

  • ふゆかいな仲間たち*2
ししコマを2体呼び出す。
3のバスターズTでは1体に減少してる。

  • 爆裂悶景(モンゲイ)ストライク
「赤白」の後半戦における新技にして必殺技
まずはマイティードッグが上空に飛び上がりフィールドから離脱。
高空から次から次へと爆弾計20個を落とし、最後に自身がターゲット目掛けて急落下し広範囲に攻撃する。
爆弾20個はプレイヤーへの追尾性等を持たず、そもそも範囲が狭い上に同じ場所には二度落ちないという欠陥がありぶっちゃけ簡単に避けられるが、最後の飛び降り攻撃だけは爆弾より範囲が広い上に範囲表示から実行までの猶予も圧倒的に短く、油断したプレイヤーの命を刈り取りにかかる。
とはいえ、最後の飛び降りにさえ気を付けておけばそこまで危険でもないのは確か。
爆弾が降っている間は比較的安全に灯篭に火を点けることも出来るので、慣れたプレイヤーにはボーナスタイム扱いされることも。


Gババーン


ババァーーーンッ!

鍛え抜かれた鋼のボディに
乙女のハートをあわせ持つ
ファイター妖怪。
その2本の剛腕によって
妖魔界の格闘技シーンを
たったの2日で統一した。
休日の楽しみは女子会トークに
花を咲かせること。

モチーフはバクロ婆。
オリジナルに倣い「ババーン」及び「ジィー」としか喋らないが、字幕で何を言っているかは分かる。
身長の2倍以上ある2本の豪腕で常に体重を支え、移動の際は腕を足替わりに交互に動かして「歩行」するという、色々な意味で恐ろしい破壊力を持つビジュアルをしている。どうしてこうなった。
「赤白」のストーリー第7話「ババーンと渚のバカンス!」で初登場。漁村ナギサキの「オト姫」として、亀(おもいだスッポン)を助けたバスターズの面々を竜宮城……ではなく海上の特設リングに招待し、盛大におもてなしした(拳で)。

ちなみにおもいだスッポン曰く、「オト姫」は「オトコ前でゴリマッチョすぎる」の略。その肉体美は地元妖怪達の憧れらしい。えぇ……。
以後もバスターズの面々(特にふぶきちゃん)とは交流が続いており、玉手箱(開くとマッチョになる)を送ってきたり、女子会を開いたりしている。

「3」ではナギサキの海上特設リングで登場。
残念ながら顔見せのみで戦う機会はない。

戦闘

今回は海上特設リング上におけるバトル1回のみ。

全体的に技の出、後隙共にとても短く、移動での回避はかなり忙しい動きを強いられる。
しかしGババーンは遠距離攻撃・多段攻撃及び「範囲が表示されない攻撃手段」を持っておらず、足払いのような極端に速い技もないため、全て範囲表示を見てから「回避」をタイミングよく使うことで無効化できるようになっている。
戦い慣れるほど楽しいスルメなボスとして一部では人気を博している。

なお、海上のフィールド内では定期的に引き波が発生し、キライギョ、ワカメくん、笑ウツボ、トオセンボンなどの雑魚妖怪が紛れ込んでくる。
この波が来ると一瞬だけフィールドの表面が隠される為、範囲を目視しながら回避していると思わぬ所で足を掬われる可能性がある。

  • ババーチョップ
前方範囲に右腕を振り下ろす攻撃。

  • ババーハンマー
飛び上がって自身を中心とした円形範囲に攻撃。

  • ババークエイク
左腕を地面に叩き付けて円形範囲に攻撃。
「ババーハンマー」よりも僅かに出が速い。

  • ミサイルキックG
HP減少で使用開始。
両腕を地面に固定しブランコの如く地面スレスレの高速キックをお見舞いするというなんともGババーンにしか出来なそうな技。

  • 愛のGビターン!
必殺技。前方広範囲に渾身のビンタ攻撃。範囲が広い上にこれまたかなり出が速い。
使用後の着地の際、中確率でGババーンが手首をひねりチャンスタイムになる。
ダウン時の動きは見ようによってはひっくり返った虫みたいで結構キモい


プリズンブレイカー


コン… チックショォォォー――――!

脱走不可能と言われる監獄から
4度もの脱走を成功させた
妖魔界の脱獄王。 脱獄こそが
最高のゲームだと考えており
ワザと逮捕されてから
華麗に脱獄を決めるのが
この上ない快感らしい。
相棒はサム。

モチーフはじんめん犬。特にアニメの「犬脱走」における囚人のじんめん犬。
ボロボロの囚人服を纏い、吊り上がったグラサンを付けた獣人。他とは違い元からそこそこキモいので比較的変化が少なく見える。
脱出困難な刑務所に収監されているが、オリジナルとは真逆に4回の脱獄を成功させている脱獄王と呼ばれる危険妖怪。手足には切ったか引きちぎったと思われる手錠や足枷の残骸も。
その脱走の手口は不明とされているが、恐らく後述する「相棒」の幇助によって脱獄していると思われる。またバスターズのエンディングでは「おねむの精」の力で警備員を眠らせた隙に手錠を切っている一枚絵があり、コネクションは他にも存在するのかもしれない。

彼を語る上で避けて通れないのが相棒の「サム」。
外見は普通のテディーベア。「犬脱走」ep2にもよく似た同名のテディーベアが登場したが、単なるじんめん犬のイマジナリーフレンドであった彼とは違い、マジで喋るし動くし攻撃も弱くない。
俺達は最強のコンビだ」という台詞通りプリズンブレイカーには大事にされており、彼が目の前からいなくなるとショックで立ち直れなくなってしまう。

「赤白」ストーリーの第9話「バスターズの頂点を目指せ!」ではバスターズの頂点を決める大会「キング・オブ・バスターズ」の予選期間中、突如監獄から脱走。落ちこぼれバスターズは大会棄権を覚悟で彼を追いかけることとなる。
彼らの尽力によってプリズンブレイカーは再逮捕され、「キング・オブ・バスターズ」の大会棄権を余儀なくされる代償を払わされるが……この判断により後に妖怪ワールドの命運を分かつこととなる。

「3」では指名手配妖怪の後釜である「ウォンテッド妖怪」のスペシャル枠として登場。
通常のウォンテッド妖怪逮捕時に稀に出現し、バトルして捕まえることで多額のWPを入手出来る。勿論脱獄王なので、他のウォンテッド妖怪とは異なり捕まえても何度でも脱出し、そのたびに主人公に逮捕される。
ちなみに罪状は「脱獄に脱獄を繰り返し、好き勝手に暴走した罪」とされる。妙ちくりんな罪状が多い指名手配/ウォンテッド妖怪の中ではかなり極悪である。

戦闘

登場演出では手錠を己の怪力のみで引きちぎるというパフォーマンス凶悪っぷりを見せつける。
刑務所からここまでわざわざ手錠付きで歩いてきたのだろうか……

蹴りやナイフなどを駆使したトリッキーな戦い方が特徴。
非常に矢継ぎ早な行動の数々と攻撃行動の読みにくさから、バスターズでも強ボスとして名高い。
「赤白」ではおつかい横丁における前半戦と、専用マップのフラワーロード商店街内における後半戦に分かれる。

  • 蹴り開く突破口*3 & 修羅場の回転蹴り
いきなりだが要警戒技。通常攻撃枠の無名技だが、短モーションで前方扇状範囲を攻撃するプリズンブレイカーの主力技である。
更に短モーションで周囲全方向を連続攻撃する「修羅場の回転蹴り」に繋いでくる。後ろに陣取ったからと調子に乗っているとこの技で文字通り蹴り落とされるケースが多い。
『3』では「蹴り開く突破口」は単体に2回攻撃。
「修羅場の回転蹴り」は全体に攻撃する。

  • 切り札のナイフ
飛び道具。前方3方向の直線状範囲に同時にナイフを投げる。
こちらもモーションが非常に短い。遠ければ回避には余裕があるが、密着した状態で出されると最悪全てのナイフが刺さって一瞬で大ダメージを受ける可能性がある。
『3』では縦一直線のマスに攻撃する(場合によっては縦二直線)。

  • 爆殺の刑
全プレイヤーの足元にダイナマイトを落とし各円形範囲に攻撃。
数少ない隙の大きい技で、プリズンブレイカー戦では基本的に回避に専念しこの技が来たら殴りにいくのが安全策。勿論深追いは禁物。
『3』では味方のマスに一個飛ばし、ターンが経過すると全マスに爆発の攻撃をする。
爆弾のあるマスに移動すれば相手のマスに打ち返せるが、サムが移動して再び打ち返すことがあるのでギリギリのとこで打ち返すか、サムを倒すかすれば確実に相手の方で爆破できる。

  • 行こうぜ!相棒!*4
後半戦でHPがやや減ると使用。相棒ことサムを召喚し、別々に行動する。
サムは倒すことで暫くプリズンブレイカーがダウンしチャンスタイムとなるが、数ターンまたは10秒ほどで復活する。後半戦は基本的にサムを優先的に攻撃しチャンスタイム中にダメージを稼いだ方が安全。
サムは「長距離をグルグルパンチしながら直線移動」→「方向転換」を繰り返す。その他は稀にプリズンブレイカーへのバフを行う程度で単調。
しかしこのグルグルパンチには当たった場合、ヒット時硬直によって連続ヒットし異様な速度でHPが削られるという性質がある。横方向の当たり判定も意外と広いので、とにかく後方からの攻撃を徹底しなければならない。「3」では単純な全体攻撃にとどまっている。

  • アルカトラズ大暴走
後半戦終盤で使用する必殺技。自身の力・妖力・素早さをアップさせる。
ボスの必殺技としては全作品通しても非常に珍しいバフの必殺技。この必殺技自体でダメージを受けることはないものの、発動後が危険で、元から高めの行動速度・攻撃力が更に跳ね上がり非常に凶暴な状態になる。
『3』ではサムがプリズンブレイカーの後ろに来ることで使用してくる。全ての力を解放したことにより全ステータスが超アップする効果を持つ。


ウィスマロマン


うぃっす うぃっす うぃっす…

ごきげんようでうぃすぅ~。ワタクシは、ウィスマロマン。

さっそくですが、ワタクシから皆さんにご報告があるでうぃすぅ~。

今日から、この世界はワタクシが支配するでうぃすぅ~

妖怪から力を吸い取ることで
巨大化する凶悪妖怪。
マシュマロのように
白くてフヨフヨしたボディが
トレードマーク。
さらに分裂して、小さな分身
「ミニマロマン」を作り出し
永久に増え続ける事ができる。

モチーフはウィスパー。「赤白」における第10話「ゆけゆけ!妖怪ウォッチバスターズ!」にて、ストーリー上の黒幕にしてラスボスとして登場
その名の通り「ゴーストバスターズ」のマシュマロマンとウィスパーを掛け合わせたような姿をしている。
なお、ウィスパー本人はその策士ぶりにあからさまに歓喜しつつも一切の関係性を否定している。

分裂能力と吸収能力を持つ非常に狡猾な妖怪で、作中では以下のバスターズを利用した周到な世界征服計画を立て、実行に移した。

まずは自身の力で生成した「魔シュマロ」を使って妖怪達を狂暴化させ、これをバスターズに鎮圧させることでバスターズを鍛えると共に妖怪ワールド中の関心を集めさせ、やがては全バスターズの頂点を決定する大会「キング・オブ・バスターズ」を開催させた。
そして誘き寄せたバスターズの猛者達を決勝会場にて各個急襲し撃破。分身ミニマロマンを介して力を吸い取ることで強大なパワーを手に入れたのだった。
この作戦では妖怪ワールドの精鋭達を纏めて無力化する為、力を得た彼に対抗できる者も残らない……という算段である。

このように彼の作戦そのものには一切の隙が無かったが、脱獄王プリズンブレイカーの逮捕の為に棄権した落ちこぼれバスターズだけは例外的にその魔手から逃れ、未来世界の助力を受けて彼に立ち向かうことになる。

余談だが、著作権的にアウト判定を貰ったのか、北米版ではデザインが大幅に変更されている。いっつも著作権チキンレースやってんなこのシリーズ
日本版と比べるとスリムになり、口のウィスパーらしさもなくなって全体的にスタイリッシュになった。
デザインが変更された都合上、赤白のOPでウィスマロマンが出るシーンは月兎組OPのなまはげとまさむねのシーンに差し替えられている。

戦闘

ストーリー上のラスボスではあるが、彼自身は近接肉弾戦が主体の脳筋であり、大きな脅威となる技もない。
どちらかというと呼び出される分身「ミニマロマン」による妨害の方が真に厄介だろう。ある意味ストーリー通りの強さとも取れるのがなんとも……

前半戦は「さくら中央シティ」。ムービーでは怪獣映画の如く周囲のビルすらも凌駕する巨体になっているが、ゲーム上の大きさはだいぶ控え目で、先述のプリズンブレイカーと同じくらい。

  • ゼラチンパンチ
前方の小円形範囲に攻撃。地味。

  • ウィスマロスタンプ
飛び上がって円形範囲にスタンプ攻撃。
広範囲に1回攻撃するパターンと中範囲に続けざまに2回攻撃するパターンの2つがある。
特に2回攻撃パターンの2回目は範囲表示からの猶予がかなり短い。
なお、「バスターズ2」では何故かこれが必殺技になっている。

  • ぐるるんぱッ
周囲に回転攻撃。攻撃判定が連続で発生する。

  • あわあわメレンゲ
(ある意味)要警戒技。前方に白いブレスを吐き「ミニマロマン」を最大2体召喚する。
ミニマロに袋叩きにされて移動出来ずにウィスマロ本体の攻撃を避けられない、というのが負けパターンになりやすい。





ウィスマロマンのHPを0にすると、彼は突如として大量のミニマロマンに分裂。
バスターズはそのほとんどを殲滅するが、内1体はさくらEXツリー方面へと逃走*5

そこに待っていたのは、夥しい数のミニマロマンがさくらEXツリーの上部に集合し、白い繭を形成している光景だった。

恐らく中央シティに現れたウィスマロマンはデコイの一つに過ぎなかったのだろう。
妖怪達からの激励と声援を受け、弱小バスターズは強大すぎる敵との最終決戦に臨む

戦闘(後半戦)

後半戦はさくらEXツリーの頂上にて、超巨大化したウィスマロマンと桜の花型のフィールドでの対戦となる。
ウィスマロマンのHPに応じて「レジェンドバスターズ」のメンバーによるサポートが入り、バトルを有利に進めることが出来る。
特にほとんどの区間を占めるでんじん親方のサポートは最終兵器「Bランチャー」。命中すればウィスマロマンにダメージを与えた上で一定時間ダウンさせることが出来るが、事前に親方による中時間の充電が必要。その間ウィスマロマンを遠ざけておく必要がある。
BGMは「ゴーストバスターズ」のテーマソングのパロディ。ネタ曲ではあるが、曲の後半には妖怪達の声援が入っており普通に燃える展開を演出している。

  • ゼラチンパンチ (巨大化)
範囲が大幅に広くなっている。

  • あわあわメレンゲ (巨大化)
召喚数が最大4体に増加。しかも微妙に離れた位置に出現するせいで殲滅が難しい。

  • おかたづけ
新技。前方を腕で大きく払って広範囲に攻撃。
攻撃範囲が表示されないので、技名が出たらすぐに退避するかタイミングよく回避を使う必要がある。

  • 激烈オエットン!
新技にして必殺技。広範囲に緑色のゲロブレスを吐く。汚い。
このブレスは範囲内にしばらく残留し、近寄るだけでダメージを受ける。


顛末

バスターズに撃破されたウィスマロマンは倒れ、萎んでいくかに思われた。

……が、そこに再び数多のミニマロマンが集合し、再び膨張し始める。


マズイ! このままだとヤツは また復活するぞ!


うぃっす うぃっす うぃっす…

ワタクシは不死身なのでうぃっす…!


そこまでだ!

< うぃすぅ……?!



突如その場に現れたのは世代によっては凄い見覚えのある巨大ロボット。
砂夫の仲介によって未来から馳せ参じた彼の名は、ロボニャン28号。


貴様にピッタリな場所へ 送ってやろう!


そう言うとロボニャン28号は異常に作画に気合の入った「超電動ロケットパンチ」を発動。

パンチはウィスマロマンを遥か彼方へ吹き飛ばし、言葉通りピッタリな場所……
そう、「」まで送り届けたのだった。

が…?



ロボニャン28号


ターゲット捕捉!

F型になったロボニャン
『ビッグな男』になるため
さらにパワーアップして
たどりついた究極の姿。
28回にわたる強化改造で
すさまじい大きさと
強力な超電動パワーを
手に入れる事に成功した!

……ということでロボニャン28号。
言うまでもなくモチーフはロボニャンで、言うまでもなく勿論鉄人28号のパロディである。
遥か未来、ロボニャンF型が更に計28回の強化改造を受けこの姿に辿り着くという。つまりジバニャンの末路でもあるということになる
ここで紹介するボス達の中では唯一オリジナルとの明確な繋がりが存在しているが、便宜上彼も取り扱うことにする。

メインストーリーでは先述の活躍を納め物語を大団円に導いた28号。
しかしロボットキャラの宿命なのかクリア後のストーリー、第11話「バトルは続くよ!どこまでも!」において他のロボ妖怪達と共に暴走し、バスターズは彼の鎮圧に向かうことになる。

戦闘

今回は「未来世界」の縦長フィールドにおけるバトル1回のみだが、クリア後ボスの一角ということもあり普通に強い。
発動モーションが全体的に短い上に連続で判定が発生する攻撃が多い為、回避頼りのゴリ押しは難しい。
ストーリーでの交戦時は推奨レベルが60と直前のウィスマロマンより20も高く、普通にサクサク進めているとこの辺りで詰まり始めることが多い。
ある程度HPを減らすと「Bボルト」が発動可能に。これは30秒の時間制限中にフィールド上の4箇所に設置された端末を全て起動すると、ロボニャン28号にダメージ+ダウンするというもの。ソロでの起動はほぼ無理で、マルチでも起動アクション中に容赦なく攻撃が飛んでくるため中々難しい。
ちなみにBGMはモロにエヴァンゲリオンのパロディである「進撃!ウィスパゲリオン!」。

  • 電動ネコパンチ
前方にパンチ攻撃。平易な通常攻撃。
『3』では単体に攻撃する。

  • デストロイビーム
正面直線状範囲に極太のビームで攻撃。必殺技を除くと28号の最大火力だが、この手の技にしては発射までの溜めがかなり短い。
判定が3回ほど連続で発生し、1発目に当たったりするとそのままHPの大部分を持っていかれる。
かなり遠くまで届くので、ワープの直後に牽制気味に使用してくることが多い。真っ直ぐ追いかけるのは危険。
『3』では縦一直線に攻撃する。

  • ツインガトリング砲
右前と左前への範囲攻撃。これも連続で判定が発生する。
発動モーションが物凄く早く、意識していても中々避けられない。
受ける総ダメージ自体はそれほど多くないが、塵も積もれば山となる。
『3』では全体に3回攻撃する。

  • 腹巻きミサイル
ミサイルを多数ばらまき複数の円形範囲に攻撃。他の技に比べると回避は容易な方。
『3』ではランダムのマスに攻撃する。

  • 猫又ドリル
後方扇状範囲への連続攻撃。
後方張り付きはこの技の餌食になる。張り付くなら真横が安全。
『3』では前方横3マスに攻撃する。

  • (ロボニャン召喚)
ある意味最大の要警戒技。雑魚敵のロボニャンを複数召喚する。ロボニャンが最終的に28号になったのなら、この召喚されるロボニャンは一体何者…?
このロボニャン、通常攻撃が遠隔技のロケットパンチなため射程範囲内では基本的に避けようがなく、放置すればどんどんダメージが蓄積していくことになる。
難易度が上がると更に凶悪な火力を打ち出すようになり、ロボニャンの迅速な処理に失敗する=死ぬという図式になっていく。

  • 超電動Zデンジャー
必殺技。マップの端から端へ猛スピードで地面スレスレを飛行し、更に進路周辺に複数のミサイルをまき散らす。ミサイルの方は大したことはないが、飛行中の本体に当たると恐ろしいダメージを受けるので注意。
必殺技の表示が出たらマップを凝視し、28号の進路から素早く離れるか回避技を使う必要がある。
HPが減ると更に強化され、3セット連続で繰り出すようになる。
『3』では前方か後方6マスに攻撃する。

  • 暴走オーバークロック
『3』のみで使用。
心臓をフル稼働させることにより、かつてのどんどろやあやとりさまのように2回行動するようになる。
しばらくすると効果が切れ、胴体部が異常発熱しそのタイミングで攻撃を加えることにより、しばらくの間行動不能になる。
「オーバークロック」とは、CPUを本来よりも高い周波数で動かす事を指すパソコン用語。


+ 亜種
ロボニャン3000

ロボニャン28号の正統な
後継機として制作された
未来の最新型巨大ロボット。
28号をはるかに超える
驚異の3000電磁力を得た。
しかし 一部の科学者の悪意に
より 力の使い方を誤るよう
プログラムされていたのだ…!

月兎組アップデートの追加ボスの1体で、ロボニャン28号の「弟」…つまり後継機である巨大ロボット。何気に珍しい、ジバニャンから続くロボニャンの系譜とは完全な別個体。(あとはせいぜいゴルニャン程度)
追加章の「衝撃!妖怪ワールドにせまる危機!」にて戦うことになる。
機体のカラーが黒になった他、猫の耳がツノのように変形している。いよいよ猫妖怪なのかも怪しくなってきた

  • ダーク・ベイ・ゴマー
HPが減少すると解禁される新技。
黒いベーゴマのような装置を飛ばす。
このベーゴマはエリア内をランダムに跳ね回り、当たると連続でダメージを受ける。
そこそこの間残留するため、ベーゴマの動きにも注意しつつ戦う必要がある。

他にも召喚するロボニャンがF型にパワーアップしてる。
それ以外のパターンは技名が変更されているのみで基本的に据え置き。

技名
ロボニャン28号 ロボニャン3000
電動ネコパンチ シャドウストレート
デストロイビーム デンジャラスキャノン
ツインガトリング砲 ダークバルカン砲
腹巻きミサイル 腹黒ミサイル
猫又ドリル 影縫いドリル
超電動Zデンジャー 爆撃ダークレイン

なお、チャレンジミッションにおける最難関ミッション「トップ・オブ・バスターズ」では、前半戦として極・ロボニャン28号&極・ロボニャン3000の兄弟タッグと戦うことになる。
ここでは必殺技及びロボニャン召喚は省略されているものの、それ以外は(3000のベーゴマも含め)ほぼオリジナルそのままであり、その異常な攻略難度で数多のプレイヤーを絶望に陥れた。



キャプテンサンダー


ロックオン!

ジェット噴射で 宙を舞い
光線銃『バリバリサンダー』で
月にはびこる 悪を討つ!
…という設定のヒーロー妖怪。
愛用の黄色いスーツは
じまんの筋肉を強調するため
ぴちぴちサイズに作った
こだわりのオーダーメイド品。

モチーフはUSAピョン。
「赤白」における月兎組アップデートの追加ボスで、アメコミの如き筋肉を持つヒーロー妖怪。
追加章である「BUSTERS WAR」内のミッションの一つ「月に囚われた妖怪」にて、月面に降り立ったバスターズを出迎えた巨大ウサギ危険な宇宙人として登場。
後に分かるがこの月面は全てハリボテ、全てはMrムービーン主導によるバスターズ協会ぐるみの茶番芝居なので、普通に考えれば彼も仕掛人の一人(宇宙人役)だったと思われる。

戦闘

近距離・遠距離両方への多様な攻撃手段を持つ。
定期的に遠くにワープして遠距離からの攻撃を行ってくるため、その度に弾幕を搔い潜る必要がある。
また、月ということでマップ端にあるウサギの臼からは定期的に餅……ではなくミニマロマンが発射され、下手をすればキャプテンサンダー以上の脅威となる。お前もう分身で戦ったほうが強いんじゃないか。というかウィスマロマンは本物の月にいるんじゃなかったのか。

  • ショットNo.3
前方3方向にビーム弾を放つ。遠くに移動した場合は大回りに近付くのが安全。

  • キャプテンパンチ
前方への平易なパンチ攻撃。落ち着いて躱そう。

  • ショッキンボール
要警戒技。
前方4方向にゆっくりと直進する電気弾を発射。
ダメージも当たり判定も大きい上、当たると麻痺状態になり動けなくなる。

  • 電撃スパーキング
要警戒技その2。
自身を中心とした中円形範囲に攻撃。かなり出が速く、威力も高い。
範囲表示を見てから即回避技でギリギリ避けられるかどうか。

  • 極太サンダービーム
前方長方形範囲へのビーム攻撃。そこそこ出が速い。

  • ベイダーラッシュ
HPがある程度減ると使用開始。回転しながら周囲にビームを10発乱射する。
まあまあ総合モーションが長く、脅威度の低い攻撃が続くのでほぼこちらのボーナスタイムである。

  • オペレーションΣ
『3』のバスターズTのみで使用。
とにかくランダムにミサイルを落としまくる。





ダァァニィィィ!!!

理想のかっこいいヒーローに
なりきれない自分にブチ切れて
変わり果ててしまった
キャプテンサンダーの姿。
ビリビリに破れたスーツと
悪役さながらの2丁バズーカ
怒りむき出しの形相… そこに
ヒーローの面影は1つもない。

戦闘(後半戦)

窮地に陥ったキャプテンサンダーは上空に漂う謎の人工衛星から武装支援を受け、スーツの上半分をビリビリに破き怒りの形相となった第2形態へ移行する。

ミニマロマン発射は相変わらず継続しており脅威となるが、ウサギによる「餅の準備」が完了した場合、エリア端のスイッチに全員で立つことで餅を発射し、キャプテンサンダーの動きを止めることが出来る。お前はどっちの味方なんだよ
「参加プレイヤー全員」で乗るというトリガーの都合上、少人数の方が楽にチャンスタイムにつなげられる珍しいケース。逆にCPUはギミックを理解していないのでCPU連れでの起動は基本的に無理。
因みに発射された餅については、撃破後、『※おモチは この後みんなで美味しくいただきました。』と表示されている。

  • ショットNo.9
前方へ5発→4発の計9発ビームを放つ。やはり大回りに近付くのが安全。

  • ショットNo.360
中央にワープした場合のみ使用。
周囲全方向へ8発のビーム弾を放つ。他のショット技と異なり、一瞬で隙間を探して入り込む必要があるので回避は普通に難しくなっている。

  • コンバットブレイク
前方への4回攻撃。最後の4発目のみ全方向攻撃になる。
プリズンブレイカーの「修羅場の回転蹴り」の挙動に近い。

  • Wレボリューション
バズーカを用いた前方長方形範囲へのビーム攻撃。
威力は高いが躱すのも容易。そこそこモーションが長いので攻撃チャンス。

  • 弾幕カーニバル
ショッキンボール、ショットNo.9、極太サンダービームの三つの遠隔技を順に放つ。基本的に気を付けるのはショッキンボールだけでいい。

  • オペレーションΩ
必殺技。キャプテンサンダーが場外へ離脱し、ひたすらランダムなプレイヤーに照準を合わせての射撃を行う。冷静に判断して回避行動を取るべし。


+ 亜種
ピンクエンペラー

キャプテンサンダーが
銀河をめぐる修行の旅で
ホースの力に導かれ 念願の
エンペラー化を果たした姿。
しかし、ホースのピンク面の
パワーにおぼれ 心も体も
ショッピングピンクに染まり
声も裏返ってしまったのだ…!

ちょっと何言ってるか分からない。
モチーフは「赤白」ではB-USAピョンがG玉でグレート化した際、「3」では装備「エンペラーチップ」を持つことでなれる特殊形態「エンペラーモード」のUSAピョン。
「赤白」のチャレンジミッション限定ボスで、専用のQRコード*6を入力することで挑戦可能になる。

キャプテンサンダーとは違い、第2形態になってもスーツを破かず、第1形態のままバズーカを装備したような姿となる。アレは皇帝らしくないということだろうか?

なお、このボスには事実上の時間制限が設けられており、ミッション開始から5分が経過した時点で当たれば即死の巨大隕石が無限に降ってくる状態になり、攻略困難な状況になる。

技名(前半戦)
キャプテンサンダー ピンクエンペラー
ショットNo.3 皇帝ショットNo.3
キャプテンパンチ エンペラーパンチ
ショッキンボール 最高級スタンボール
電撃スパーキング 皇帝バリバリサンダー
極太サンダービーム 雷撃ゴールドビーム
ベイダーラッシュ エンペラーラッシュ

技名(後半戦)
キャプテンサンダー ピンクエンペラー
ショットNo.9 皇帝ショットNo.9
ショットNo.360 皇帝ショット360
コンバットブレイク 皇帝直々コンバット
Wレボリューション Wレボリューション(ゴールド)
弾幕カーニバル 絢爛弾幕パレード
オペレーションΩ 皇帝のお遊戯タイム


赤魔寝鬼

マネェェェ・・・!
YBKホールの地下に眠る
巨大な招き猫像。
その正体はナゾに包まれており
くわしく知る者はいない。
対になる白古魔との間で危ういバランスを保っており
このバランスが崩れた時、
妖怪ワールドの安定が乱れる。

YBKホールの秘密の部屋に眠る、赤猫団の守り神である巨大な赤い招き猫像「赤魔寝鬼様」の正体。ブチニャン曰く「真っ赤な情熱の守り神」との事。
「赤白」における月兎組アップデートの追加ボスで、「赤の記章」を1000枚貼る事で封印は解かれ、対となる白古魔像を破壊する事で、白古魔と戦う事ができる。
「赤の記章」は1日に最大100枚しか貼れず、封印を解くには最短10日かかる上、赤猫団の守り神である関係上、挑戦できるのは白犬隊のみであり、更に2人以上でないと戦う事すらできない。
更に超モード・極モードでは其々3人以上・4人でないと戦う事しかできない。


白古魔


あらゆる邪気を払う力を持つ
巨大な狛犬像。
その力は対になる赤魔寝鬼との
バランスが保たれて
初めて本当の効果を発揮する。
近年このバランスが崩れてきて
人間界で様々な怪異が起こるようになった。

YBKホールの秘密の部屋に眠る、白犬隊の守り神である巨大な白い狛犬像「白古魔様」の正体。ブチニャン曰く「純白ハートの守り神」との事。
「赤白」における月兎組アップデートの追加ボスで、「白の記章」を1000枚貼る事で封印は解かれ、対となる赤魔寝鬼像を破壊する事で、赤魔寝鬼と戦う事ができる。
白犬隊の守り神である関係上、挑戦できるのは赤猫団のみ。
それ以外の条件は赤魔寝鬼と同様。


赤魔寝鬼ゴールド

全身が黄金でできた赤魔寝鬼。
非常におめでたい存在とされ
その姿を瞳におさめるだけで
100年間あらゆる幸運がじゃんじゃん舞い込むという。
あまりのおめでたさに、
本人も顔がゆるみっぱなしだが
それもまた、めでたきかな。


白古魔ゴールド

神々しい輝きを放つ白古魔。
その光を拝むだけで
悪霊退散、無病息災、様々なご利益にあやかれるとして
ありとあらゆる妖怪達から
神様のように崇められている。
妖怪ワールドの神社の狛犬は
白古魔ゴールドの姿だとか。

ブシ王


貴様らは倒しすぎた…

倒しすぎたのだああ!!

数多の戦場をさまよい
月にとどかんばかりの大刀で
幾千もの猛者を斬り捨ててきた
『ビッグボスの王』。
果てた無念の魂たちが
彼の後を追い続ける様 まさに
亡者を従える王そのものなり。
…今宵も月下に血の華が咲く。

モチーフは(当時は)最強クラスのレジェンド妖怪ことブシニャン
「赤白」における月兎組アップデートの追加ボスにして、全てのビッグボスの頂点に立つ存在。
バスターズがビッグボスを倒しすぎたことで眠りから醒め、妖怪ワールド中のバスターズを壊滅させ始めた。

追加ストーリー「Youは何しにバスターズへ?」における「伝説の王」には開始条件には「ブシ王を除く全ビッグボスを倒す」という非常に厳しいものが設定されている。この条件にはあろうことかバージョン限定ボスの赤魔寝鬼G白古魔Gも含まれており、すなわち環境によっては戦うことすら敵わないという、この時点で中々インパクトのあるボスとなっている。

戦闘

そんなブシ王は名実共に「赤白」バスターズ最強のボス。
多彩な攻撃のほとんど全てに事前範囲表示が存在せず、攻撃毎の間隔も非常に短い。それでいて全ボス最大の基礎レベル(ノーマル時点でLv99)から単純な攻撃力もトップクラスと、どこを切り取ってもケチのつけようがない。
ぶっちゃけ、全ての攻撃技が通常ボスの要警戒技レベルの切れ味を持つと言っていい。
舞台は天から降り注いだ無数の妖刀に囲まれた円形の異空間「王の戦場(いくさば)」。

  • 猫なで斬り
刀を低く振り、前方広範囲に2回攻撃する。
位置取りが悪いと一撃目を回避しても返しの二撃目が仕留めにくる。

  • 螺旋斬り
刀を2回転振り回し、周囲全方向に攻撃する。
モーションの開始と同時に回避技を打って間に合うかどうか。
当たり判定の発生タイミングがかなり独特であり、ブシ王に張り付きながらの回避を狙う場合かなりのPSが必要になる。

  • 滝登り斬り
刀を振り上げ、短いモーションで正面と後方を攻撃する。
この技の存在により後方張り付きは基本許されない。

  • 重力斬り
飛び上がって円形範囲に衝撃波で攻撃する。
ブシ王の攻撃で唯一範囲表示が出るが、広範囲攻撃&短モーションにより回避系なしで避けるのは困難。HPが減ると連打してくることもある。

  • 落ち武者の呪い
ターゲットに素早さ超ダウンを付与。
貰ってしまうと碌に動けなくなり、移動による攻撃回避はほぼ不可能になる。タイミングよく回避技を使うことで呪いそのものを無効化することもできるが、タイミングが非常にシビアで慣れないとかなり難しい。
また、回避技が無い場合は基本的にどうやっても呪いを避けられないので受けるしかない。
ボスでは非常に珍しい純粋なデバフ技で、回避技無しのブシ王撃破が無理ゲーと言われる最大の理由。

  • 武王円月斬
必殺技
場外へ離脱し、天空の月を真っ二つに斬ってフィールドに落としてくる。
フィールド全体の約7割が即死級の攻撃範囲となる。攻撃範囲表示は出ないが、徐々に濃くなる影で落下位置を判断可能。
モーションが結構長いこともあり、ブシ王戦の中ではこれでも休憩タイム扱いである。
なお、2回目以降は斬る直前に背景の山から代わりの月がひょっこり出てくる演出が入る。
この月がスイカウィスパーの頭に変わるふざけたパターンもある。

  • 無念の千本刀
必殺技その2
フィールド周辺に漂う「さまよう魂」を引き寄せ、刀に吸収することで攻撃力と攻撃範囲が更に底上げされる。吸収が終わるまでブシ王は完全に無敵であり、プレイヤーは飛んでくる魂の撃墜に専念することになる。
魂を吸収するごとに金色橙色赤色紫色と変化するのが強化の指標となる。ソロで魂を全て撃墜するのはかなり難しい。
なお、魂の吸収による強化が切れた際に中確率で隙が生じることがあり、そこを攻撃することでチャンスタイムになる。
逆に言えば他のボス達と異なり強化状態で一頻り暴れる以外ではダウンしてくれないということでもあるのだが。


+ 亜種
ラストブシ王

身の丈以上ある超巨大な刀を
軽々と振り回す メリケン妖怪
最強の暴君。因縁のライバル
である ブシ王を討つため
今日も戦場で首を狩り続ける。
彼らに敗れし幾千の魂を従えた
恐怖の決戦が行われる日も近い。

モチーフは「3」で登場したメリケンレジェンド妖怪であるラストブシニャン。

「3」のVer 4.0で登場したボスで、専用のパスワードを入力することで戦えるようになる。
技名は見事なまでにメリケン化しているが、BGMは「ブシ王」などで流れる和風の曲にイントロを追加し更に荘厳にしたような曲となっており非常に人気が高い。
また、「さまよう魂」はカラフルな星型の「ラスト武士のスター」となり、最大までの強化させた場合、刀のデザインはなんと星条旗になる。雰囲気ぶち壊しである

技名
ブシ王 ラストブシ王
猫なで斬り フラッグ斬り
螺旋斬り メリーゴーランド斬り
滝登り斬り ナイアガラ斬り
重力斬り ミサイル斬り
落ち武者の呪い カースオブ侍
武王円月斬 (該当する技はない)
無念の千本刀 スターコレクション




【余談】

これらの妖怪は全てアクションゲーム(パート)であるバスターズで初登場し、以降も主にバスターズ作品で出演している。
アクションゲーのボスキャラとして動きに幅を持たせるためにこのようなデザインが生まれたと思われる。



追記・修正は・ブシ王を含めた全員を倒してからお願いします。


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最終更新:2025年03月06日 14:07

*1 右腕=ケータの父、懐刀=ケータの母、普通の奴=ケータ、参謀=ウィスパーのこと

*2 技名は3のバスターズTから

*3 技名は「3」から

*4 技名は「3」から

*5 撃破後に戦えるビッグボスミッション「討伐作戦」では最後の1体は逃走しない。

*6 次世代ワールドホビーフェア '16 Winterで配布された