妖怪ウォッチ

登録日:2014/10/08 Thu 16:14:20
更新日:2024/03/01 Fri 22:25:31
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妖怪ウォッチとは、レベルファイブから発売されたゲーム作品。
同じレベルファイブの『イナズマイレブン』や『ダンボール戦機』のように複数のメディアミックス作品でもある。

+ 目次

◇ゲーム作品

<妖怪ウォッチ/妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch>

2013年7月11日に発売されたシリーズ第1作。
今の人気からは想像も付かないだろうが、初週売り上げはたったの5万3千本で、作品そのものがまだ認知されていなかったこともあり、
しばらくは売り上げは良くなかった。
だが、2014年に入ってから状況は一変する
2014年1月にTVアニメ版が始まると共にソフトの売り上げはジワジワと右肩上がりの上昇を4月あたりまで続ける。
現在では3DSのレベルファイブソフトとしては初めてミリオンセラーを突破した。
2019年10月10日にはNintendo Switch用に移植・リメイクした『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』が発売された。

<妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打>

2014年7月10日に発売されたシリーズ第2作。
レベルファイブ恒例の2タイトル同時発売。
今度はアニメの影響も手伝って作品そのものの認知度が高まっていたので、発売後1週間も経たずにパッケージ版の累計販売本数が130万本を、
同年7月31日には200万本、9月には250万本を突破した。
前作との連動要素もあり前作のデータをもっていると特別な妖怪が手に入る。このシステムは以降の作品群にも引き継がれている。
更に、同年12月13日には新シナリオを追加する無料大型アップデートが行われたほか、映画1作目との連動シナリオが収録された完全版『真打』が発売された。

<妖怪ウォッチ3 SUSHI/TEMPURA/SUKIYAKI>

2016年7月16日発売に発売されたシリーズ第3作。
前作同様、2タイトル同時発売。遂に妖怪も海外進出を果たした。
木霊フミカに代わる新たな女主人公・未空イナホが登場する。
『2』『妖怪ウォッチバスターズ』『妖怪三国志』との連動要素もある。
12月15日には「妖怪ウォッチバスターズT」などを追加する無料大型アップデートが行われたほか、映画3作目との連動シナリオが収録された完全版『SUKIYAKI』が発売された。

<妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている/妖怪ウォッチ4++>

2019年6月20日に発売されたシリーズ第4作。
ハードが3DSからNintendo Switchへと移行した。
操作キャラは、みんな大好き「天野ケータ」、未空イナホはサポートキャラに回り「木霊フミカ」が復活。
また、新たなキャラとして『シャドウサイド』シリーズより「天野ナツメ」(ケータとフミカの娘)、「月波トウマ」(ナツメの幼馴染)、「有星アキノリ」(親が行方不明*1の模様)、
劇場版『FOREVER FRIENDS』より「シン」(本名は不明。親が目の前で車に轢かれて死んだ)が追加された。
ハードが変更されたため、今までのシリーズとの連動はできない。
また今までのシリーズからシステムを大幅に変更している(たとえば、妖怪を仲間にするときは、敵の妖怪を魂吸(昏睡)状態にして、魂を抜き取ることにより、
魂が手に入り、それらを集めることにより仲間にすることができるようになった)。
12月5日にはハードにPS4を追加した完全版『妖怪ウォッチ4++』が発売された。

〈妖怪ウォッチJam 妖怪学園Y~ワイワイ学園生活~〉

新シリーズ『妖怪学園Y』に切り替えたシリーズ第5作。
ダウンロード版が2020年からNintendo Switch版は8月13日、PS4版は10月29日に配信。パッケージ版は12月17日に発売された。


◇外伝作品

<妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊/月兎組>

2015年7月11日発売。
『2』にあったゲームモード「妖怪ウォッチバスターズ」を独立させたゲームで、こちらも2タイトル同時発売。
強化版のボスと戦う超/極モードや装備作成などやりこみ要素が充実しており、根強いファンの多い作品。
後に『赤猫団/白犬隊』の追加更新データとして『月兎組』が配信された。

<妖怪三国志>

2016年4月2日発売。
コーエーテクモシリーズの『三國志シリーズ』とコラボしたゲーム。
他の三国志コラボ物のように登場妖怪をそれぞれの武将に当てはめている。
また『のぶニャガの野望』から織田のぶニャが、『討鬼伝』から天狐がゲスト出演している。

<妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー>

2017年12月16日発売。
『赤猫団/白犬隊』の正統続編を謳ってはいるが、実際のところは『3』のバスターズTのシステムを採用しており『赤白』の面影は全くない。
大辞典コンプリート不能、フリーズ多発、進行不能等々数多のバグを満載し、悲報伝説バグバラヤーという大変不名誉な蔑称で呼ばれている。
バスターズTのシステムを採用しているとは言ったものの、実際のところはほぼ使い回しに近い。数少ない新要素や変更点は悉くオリジナルにあった面白さを潰す方向に作用しており、結果としてストーリーからクリア後までほぼ同じ作業を続けるだけの作業ゲーとなっている。
後のアップデートで致命的なバグは概ね排除されたが、バグを抜きにしてもシリーズ屈指の低クオリティ作品である。


◇ストーリー

基本的にゲーム版のシナリオをアニメ化していたイナズマイレブン、ダンボール戦機とは異なりアニメ版は基本1話完結のコメディ×複数本立てスタイルをとっている。

(ゲーム1作目・TVアニメ(無印、!、♪))

小学5年の天野ケータ(木霊フミカ)は夏休みのある日、昆虫採取の帰りに不思議なガチャガチャを発見する。
コインを入れるよう促されコインを入れると、中から妖怪執事を名乗る謎の妖怪ウィスパーが出てきた。
ウィスパーから妖怪を見ることのできる時計型アイテム「妖怪ウォッチ」を渡される。
ケータ(フミカ)は至る所に出没する妖怪達と友達になり、彼らと協力し、町の人々の悩み・問題を解決しながら、物語の裏に潜む謎に迫る。

(ゲーム2作目・映画1作目)

前作同様、夏休みの日常が舞台となっている。
ある朝、目を覚ましたケータ(フミカ)の腕には付けていた妖怪ウォッチが無くなっていた。
何故か妖怪の記憶も消されていたがウィスパーとの出会いを思い出し、妖怪ウォッチも取り戻す。
そんなある日、出会った妖怪デカニャンの意味深な言葉により田舎のお婆ちゃんの家にいくことになる。
これは妖怪ウォッチ誕生の秘密へ迫る物語。

(ゲーム3作目)

ケータ編

ある日父から「海外に引っ越す」と言われたケータ。
その先USAではメリケン妖怪や、妖怪が見える謎の少年マックと出会う。
更にそこではUFO墜落、並びに「ミステリー」と呼ばれる現象が発生しポルターガイスト、ゾンビなどが起こるように…。

イナホ編

妖怪ウォッチを手に入れた少女、未空イナホ。USAから来たというUSAピョンの恩人に(模型の)ロケット発射を見せる事に成功する。
そして「イナウサ不思議探偵社」を設立する。
しかし、USAで起こった「ミステリー」の余韻が訪れる…。

(ゲーム4作目)

再びさくらニュータウンに戻ってきたケータはてジバニャンと3人で「レアもののウォッチ」を手にしようとおおもり山でガシャを引くことにしたが、そこで未来からやってきたという『妖怪探偵団』のナツメ、トウマ、アキノリの3人と出会う。
その後、過去の世界のシン、フミちゃんも加わり6人で妖怪ウォッチを持つウォッチャーとして活動することになるが……?
『シャドウサイド』シリーズと『FOVEBER FRIENDS』の要素を取り入れた全く新しい妖怪ウォッチの物語が始まる。

◇登場人物

ケータ、フミちゃん、クマ、カンチはドラえもんの4人がモチーフとなっている

天野景太(ケータ)

声:戸松遥
アニメ版無印と『!』と『♪』、コロコロコミック版の主人公。
妖怪ウォッチは腕時計型。
悪運が強く比較的前向きであること以外は普通の少年。
『3』では父親の転勤でUSAに引っ越し、そこで起きる妖怪の騒動に巻き込まれることに。
アニメ版では「普通」と言われることにかなりショックを覚えている。
フミちゃんにはかなり好意を抱いているが本人にはなかなか気づいてもらえない。
妖怪を使い難を逃れようとすることもあるが、自業自得となることもしばしばある。
(例:かぜカモやイガイガグリを利用してずる休みしてゲームをすることに成功するも彼らがいなくなった後、
本当に風邪をひいてしまった上に母にゲームも取り上げられてしまう、
一旦ゴメンを利用して夏休みの宿題が終わっていなかったことを先生に謝ろうとするもかえって激怒されることになるなど)
妖怪に取りつかれた後にクラスメイトなどから白目で見られることも…。

木霊文香(フミちゃん)

声:遠藤綾
初代及び『2』の女主人公。ちゃお連載版の主人公。
主人公にフミちゃんを選んだ場合、ケータと差し替える形でゲームを進行するのだが、特に初代では急遽キャラを差し替えただけなのか不自然な描写が目立つ。
妖怪ウォッチは懐中時計型で「フミちゃんVer」とも呼ばれる。『2』では中盤から強制的にケータと同じ腕時計型の零式になるが。
アニメでは実質的ヒロインで妖怪に良く憑かれる。
可愛くて性格も優しいが、時に刺のある発言をする一面もあり、ケータに対して「普通」と連呼して無意識に傷つけたりすることも。

未空イナホ

声:悠木碧
『3』から登場する2代目女主人公。アニメではセカンドシーズンからの登場。
眼鏡っ子で自称「全方位オタク」。当然、魔改造メタ発言等もカバーしている。
当初の設定では引っ込み思案な性格が災いしてクラスのノリにいまいち乗り切れていない・・・のだが、
アニメ版の先行登場でハイテンションな性格(オタク特有の早口)として描かれ、それがゲームへ逆輸入された結果、引っ込み思案な性格は没設定となった。
行動力や能力は作中の小学生でも随一で、なんと探偵社まで作ってしまった。
相棒のUSAピョンとの仲は良いが、実験動物だったことをイジるという黒い面も。
名前が「いなほ」で魔改造に縁がある事から東北地方の特急列車を連想してしまいがち。
映画三作目の実写パートでは怪しげな薬品実験を行い(挙げ句USAピョンには「イナホ『みたいなやつ』」と呼ばれる)、コミカライズ版ではアニメ→実写の変化が「性格等の特徴が生々しいリアルになる」に変更されたことでお目当てのグッズを手に入れるために転売ヤーのカモになる事を自虐していた。
ケータとは互いに「ケータさん」「イナホさん」と呼び合い他人行儀に話す。

ウィスパー

声:関智一
ガチャガチャの中から出てきた不思議な妖怪。ニョロロン族。
初代では総合的に有能執事と言ってよいキャラで黒幕ではなにかと考察されてりもしていたが、アニメ版と『2』以降はキャラが変わっており、妖怪パッドをカンニングしないと何も出来なかったり、テンションの浮き沈みが激しかったりしてやかましかったりする。
そのため何かにつけて無能扱いされることが多いが、本人は自らを有能執事と自負する。

ジバニャン

声:小桜エツコ
地縛霊のネコ妖怪。基本的にはズボラでグータラしているが、勇敢で前向きな面もあり、「バスターズ」及び「バスターズ2」では主人公を張っている。
アニメではチョコボーが大好物でニャーKB48の大ファンという設定が追加された(『2』にて設定が逆輸入された)。
元々は普通のイエネコで、トラックに轢かれて死んだことを主人に馬鹿にされたという辛い過去があるが、その真実は…。

USAピョン

声:重本ことり
『3』とアニメ版セカンドシーズンから登場。語尾に「〜ダニ」とつける。
宇宙服を着たウサギのような姿をしているが、生前はウサギではなかった。
ブチキレるとベイダーモードにチェンジしてレーザーを乱射する。
性格は真面目で常識的のツッコミ口調。威張り屋で強がりだか、悲劇の過去の影響なのか寂しがり屋。

熊島五郎太

声:奈良徹
ケータやフミカのクラスメートで通称はクマ。
母親からはゴロちゃんと呼ばれている。
唐揚げが大好物で食べ損ねた際にはかなりショックを受けていた。

今田干治

声:佐藤智恵
ケータやフミカのクラスメートで通称はカンチ。実家はお金持ちで高級住宅街に住んでいる。
アニメではよく妖怪に憑かれておりその度にろくな目にあってない。

ケータの母

声:永田亮子
やはり、しばしば妖怪に取り憑かれる。
ケータに対しては普段は優しいが躾はきちんとしており怒るとかなり怖い(18話など)。
その一方で、ケータのクラスメイトの前でケータのパンツに穴が開いている事を臆面もなく言うなど天然ドS且つ鬼畜な面がある。


◇妖怪の種族

本シリーズの妖怪は8つの「種族」に分類されている。
同じ種族の妖怪を並べることで「陣形」が発生し、種族ごとに異なる恩恵が発生する。
『2』で怪魔族、『月兎組』で王族、『3』でハグレ族が追加された。これらの種族には陣形効果はない。

イサマシ族

陣形効果:物理攻撃強化
イメージカラーは赤。
勇ましい心を持った妖怪達。かっこいいタイプのデザインが多い。
攻撃力が高く、物理攻撃を得意とする。

フシギ族

陣形効果:妖術攻撃強化
イメージカラーは黄色。
何を考えているかわからない不思議な妖怪達。
本音を暴露させたり記憶を忘れさせたりするなど妖術に長けている妖怪が多い。

ゴーケツ族

陣形効果:防御力強化
イメージカラーはオレンジ。
身も心もタフな豪傑妖怪達。汗臭い筋骨たくましい妖怪が多い。

プリチー族

陣形効果:速度強化
イメージカラーはピンク。
思わず抱き締めたくなるような可愛らしい容姿の妖怪で、ジバニャンコマさんなどマスコット的キャラクターも多く集中している。
後続作には何故かやたらゴツいのもいるが

ポカポカ族

陣形効果:回復妖術強化
イメージカラーは緑。
優しい心を持った癒し系の妖怪達。ほとんどが回復の妖術に長けている。

ウスラカゲ族

陣形効果:とりつき命中率強化
イメージカラーは青。
いつも悪いことを考えている邪悪な妖怪達。陰気で根暗な妖怪や、闇に関する力を持った妖怪が多い。

ブキミー族

陣形効果:とりつき効果強化
イメージカラーは紫。
不気味な妖怪達。「不気味」の範囲は純粋にキモいものから一見可愛らしいが危険な一面を持つようなものまで幅広い。
ぶっちゃけウスラカゲと管轄属性が被っている

ニョロロン族

陣形効果:とりつき回避率強化
イメージカラーは水色。
つかみどころのない妖怪達。魚や蛇、竜などのニョロニョロした生物をモチーフとした妖怪が多い。
敵の妖怪から悪いとりつきを受けにくい。


◇アニメシリーズ

2014年1月から2018年3月まで放送。
基本的にはゲームの設定を踏襲してるがかなり設定が変更されていたり、話によっては視聴者に相当なトラウマを植え付けたり、本来の視聴層の小学生ガン無視な露骨なパロディ(パタリロ、孤独のグルメ、ガラスの仮面、ピンクレディーなど)が多かったりと、銀魂ばりに露骨すぎてもはや別物になりつつある。*2
終盤はそれが顕著であり、二代目アニカビといっても過言ではない。

だが前述通りアニメの影響で原作ゲームの人気が上昇、日本中の玩具店から妖怪ウォッチグッズが消えるなど早くも社会現象が起きており、その年の紅白歌合戦に出たり他局に引っ張りだこになる等、1年目にして既にスゴい痕跡を残している。
反面「子供が都合の悪いことを妖怪のせいにする」「映画の特典グッズなど、レアなメダルが吊り上げられている」「パロディネタのやりすぎで32話が欠番」などのリアル妖怪不祥事案件も起きている模様。

毎年冬には映画も公開されており、2014年にはゲーム版『2』を原作にした『誕生の秘密だニャン!』、
2015年には『エンマ大王と5つの物語だニャン!』、
2016年には『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』が公開された。
2017年には『シャドウサイド 鬼王の復活』が公開。更に『ゲゲゲの鬼太郎』から鬼太郎ファミリーも出演した。
2018年には『FOREVER FRIENDS』が公開。
2019年には『妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』が公開。

2018年4月から2019年3月にかけて映画4作目の世界観を引き継いだ*3新シリーズ『妖怪ウォッチ シャドウサイド』が放送された。

2019年4月から12月にかけてケータを再び主人公に戻した『妖怪ウォッチ!』が放送された。

2019年12月から2021年3月にかけて映画6作目の続編となる『妖怪ウォッチJam 妖怪学園Y~Nとの遭遇~』が放送された。

2021年4月から2023年3月にかけてケータを三度主人公に戻した『妖怪ウォッチ♪』が放送され、本作をもってアニメシリーズの放送が終了した。
あくまでアニメのみで日野晃博曰く『一旦お休み』との事。作品自体のメディア展開は継続する。

2014年にはアニメ流行語大賞に『もんげー』と『妖怪の仕業』がノミネートされ、レロレロに1位を譲ったが見事2位と3位を受賞した。


◇漫画版

月刊コロコロコミック

2013年1月号から連載。作者は『西遊記』シリーズの小西紀之。
ギャグが主体だが、劇場版のコミカライズとイナホ編も同時連載された。
こちらはアニメのようなパロディは存在しない。

ちゃお版

2014年2月号から連載。作者はもりちかこ。
フミちゃんが主人公の唯一の作品。また、祖父のフミアキが登場する唯一の作品でもある。





追記・修正ショーカーン!

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最終更新:2024年03月01日 22:25

*1 アニメで1回も登場していない

*2 レベルファイブ社長曰く、「大人と一緒に楽しんだり共通の話題ができるように」とか

*3 人間サイドのキャストは変更