グロンギ語

登録日:2010/08/03 Tue 14:37:12
更新日:2025/03/31 Mon 21:00:32
所要時間:約 5 分で読めます




グロンギボドパ グロンギゾブバ ヅバグゲンボゼガス
ビゾンデビビパ リント ボドダゾロ ドビギデギス
ボダギンレギレギゾグビバンギデパ ラダグボギスススグボドバスダレ グロンギゾブンボグロブゾガンギョグンボド

【ヅンモグギヂサン】

《ビゾン》

  • 「あ」ギョグ→「ガ」ギョグ
  • 「か」ギョグ→「バ」ギョグ 「が」ギョグ→「ガ」ギョグ
  • 「さ」ギョグ→「ガ」ギョグ 「ざ」ギョグ→「ザ」ギョグ
  • 「た」ギョグ→「ダ」ギョグ 「だ」ギョグ→「ザ」ギョグ
  • 「な」ギョグ→「バ」ギョグ
  • 「は」ギョグ→「ザ」ギョグ 「ば」ギョグ→「ダ」ギョグ 「ぱ」ギョグ→「マ」ギョグ
  • 「ま」ギョグ→「ラ」ギョグ
  • 「や」ギョグ→「ジャ」ギョグ
  • 「ら」ギョグ→「サ」ギョグ
  • 「わ」   →「パ」
バドバスギョグゼ ゴバジザヅゴングガスダレ(「あ」「が」「さ」ギョク グ グデデ「ガ」ギョグビバスバド) リントンボドダビジャブグダガギパ ヅンミャブバサ ザンザングスジヅジョググガスダガギロ

ラダ 「ちょ」ジャ「きゅ」バゾンボロジゾズブルダガギジャ 「ん」パ ジャブガズゴンララヅバグ

◆セギ
 “超変身(ちょうへんしん)” → チョグゼンギン

チョグゴンパ ラゲンゴドゾバガベ ゴブゴンバ ガドンゴドゾバガベス

◆セギ
 “仮面ライダー” → バレンサギザザ
 “キック” → ビブブ


《ジョギ》

ギヂヅンジョギバ ドブデヅバ ゼンバゾグス
  • ~が→グ
  • ~の→ン
  • ~は→パ
  • ~を→ゾ

《ボグヅン》

ビゾンデビビ リントンボドダドゴバジザガ キョグチョグギダギボドダゾ ガギゴビロダダブスボドグガス

◆セギ
 “これはクウガベルト” → ボセパデスド クウガ

ラダ、ジョゲギグロンギパゴヂン「ヨ」ゾ「レ」ドジョル。

◆セギ
 “死のコンダクター、ゴ・ベミウ・ギ ” → ギンボンザブダダ ゴ・ベミウ・ギ


《バズンバゾゲバダ》

※ギバ バボボバギパ ジュギギンゾグンバズ
キュグギンゾグゼバゾゲス
11ギジョグパ バガンゾギリグス ド 「ド」 ジョグガンゾギリグス ゼ「グ」 ヅバギゼガサパグ
ゲンガン ド ジョガン バ ゴンザギギバギ (ガスボバロギセバギガ ゲビチュグドグジョグ ギバギ)

  • 0 = ゼゼソ
  • 1 = パパン
  • 2 = ドググ
  • 3 = グシギ
  • 4 = ズゴゴ
  • 5 = ズガギ
  • 6 = ギブグ
  • 7 = ゲズン
  • 8 = ゲギド
  • 10(9) = バギン
  • 11(10) = 10+1 = バギン (グ パパン) ド パパン
  • 22(20) = 10×2+2 = バギン グ ドググ ド ドググ
  • 363(300) = 10×10×3+10×6+3 = バギン グ バギン グ グシギ ド バギン グ ギブグ ド グシギ

ゴセゴセグ バズンゲギゴガサン ゼンバンデガスボド*1
タギョググダギョグゼ バズボドド ジョギン「〜ガ」パ「〜グ」ビゼンバグスボドゾ ガダラビギセデ

バギン ド パパン(9ド1) = 10
バギン グ ドググ ド ドググ (9グ2(ヅ)ド2) = 20

ドバンバケスド パバシジャグギザソグ ゼンバン ゼグ ジュギギンググ。
ギャグ?ボボ ボグログジャバギンゼ ン ググバグ……

ジョザンザガ パ バヅージャビラン ゲビチュグゼ ドスガギビ ゾ ゲゲルンバグンド ゾショグリャブギデギダ 「ド」
グロンギンババビロ パガスボザソグバ パバロボボドダ?



ボンバロンザソ

バルバ「ここではリントの言葉で話せ」

…………ゲ?


追記・修正 を お願いします


ゴロギソバダダバサ グ ボンボグロブ……\モヂドド/
 ドブヒョグ(0) 






グロンギ語とは、『仮面ライダークウガ』に登場する怪人・グロンギ族が使う架空の言語。

上の通り、普通に聞いてるだけでは意味不明。
それゆえに、よりグロンギを怖く感じさせる(暗い場所で意味不明な言葉で話し合う光景は不気味そのもの)。
劇中では最初の頃に使っていたが、グロンギが日本文化に馴染んでくると徐々に日本語を使い始め、いつしか人目につかないアジトくらいでしか使わなくなった(人目につく場所で使うとバレるので)。

本放送時には一切字幕が出ることはなく、これをいいことに(?)グロンギたちはストーリー序盤からネタバレをペラペラ喋っている。
公式の書籍やWebサイト、DVDでもグロンギ語の設定や字幕が存在せず、有料チャンネルの再放送やBlu-ray BOXでのみ全台詞字幕付きとなっている(前者に関しては一部意訳となっているが)。

仮面ライダーディケイド』でも『クウガの世界』や『アギトの世界』で暗躍するグロンギが用いる。
『クウガの世界』では言語学者が解こうとして挫折したらしい。
門矢士も『クウガの世界』で習得して披露した他、以降のグロンギ語には和訳の字幕が付いている。

後述の通り元が日本語なので母音がそのままであることから単語を拾うぐらいなら何とかなるが、全文(特に9進法で表す数字の)解読はガイド無しだと困難。
グロンギの演者の方々が身振り手振りで演技をしてくれることもあり、何を言いたいのかなんとなく読み取れるのが救いか(例:酒瓶持って「酒だ酒だ!」とはしゃぐズ・バヅー・バ)。

ちなみにグロンギ語で会話するシーンだと演者は自分の台詞だけで無く、(自分の言う番を聞き逃さないように)その直前の違う演者の台詞も覚えないといけないので大変だったそうだ。

以下、上の和訳。



グロンギ語とは、グロンギ族が使う言語である。
基本的には、リントの言葉(日本語)を元にしている。
個体の命名法に関してはまた少しルールが異なるため、グロンギ族の項目を参照の事。

【文法一覧】

《基本》

  • 「あ」行→「ガ」行
  • 「か」行→「バ」行 「が」行→「ガ」行
  • 「さ」行→「ガ」行 「ざ」行→「ザ」行
  • 「た」行→「ダ」行 「だ」行→「ザ」行
  • 「な」行→「バ」行
  • 「は」行→「ザ」行 「ば」行→「ダ」行 「ぱ」行→「マ」行
  • 「ま」行→「ラ」行
  • 「や」行→「ジャ」行
  • 「ら」行→「サ」行
  • 「わ」 →「パ」
異なる行で同じ発音があるため(「あ」「が」「さ」行が全てガ行になる等)、リントの言葉に訳す場合は文脈から判断する必要がある場合も。

また、「ちょ」や「きゅ」等の小文字を含む場合や、「ん」は訳さずそのまま使う。

◆例
 “超変身(ちょうへんしん)” → チョグゼンギン


長音(ー)は前の音を重ね、促音(っ)は後の音を重ねる。

◆例
 “仮面ライダー” → バレンサギザザ
 “キック” → ビブブ


《助詞》

一部の助詞は特別な変化をする。
  • ~が→グ
  • ~の→ン
  • ~は→パ
  • ~を→ゾ


《構文》

基本的にリントの言葉と同じだが、強調したい言葉を最後に持ってくることがある。

◆例
 “これはクウガベルト” → ボセパデスド(これはベルト) () クウガ

また、女性グロンギは語尾の「よ」を「レ」と読む。

◆例
 “死のコンダクター、ゴ・ベミウ・ギ ” → ギンボンザブダダ ゴ・ベミウ・ギ


《数の数え方》

※以下、()内は10進法の数
9進法*2で数える。
11(10)以上は加算(+)を意味する「ド」と、乗算(×)を意味する「グ」で繋いで表す。
編者注:ただし11~18(10~17)や101~198(82~161)等 の数字を表現する場合は位の区切りを分かり易くする為か「バギング・パパン」=「9×1」とするようだ。*3

減算(-)と除算(÷)は存在しない。(あるのかもしれないが、劇中登場しない)

  • 0 = ゼゼソ
  • 1 = パパン
  • 2 = ドググ
  • 3 = グシギ
  • 4 = ズゴゴ
  • 5 = ズガギ
  • 6 = ギブグ
  • 7 = ゲズン
  • 8 = ゲギド
  • 10(9) = バギン
  • 11(10) = 10+1 = バギン (グ パパン) ド パパン
  • 22(20) = 10×2+2 = バギン グ ドググ ド ドググ
  • 363(300) = 10×10×3+10×6+3 = バギン グ バギン グ グシギ ド バギン グ ギブグ ド グシギ

それぞれが数の英語*4からの変換である事、
た行がダに変化する事と助詞の「〜が」は「グ」に変化する事を頭に入れて

ナイン と ワン (9と1) = 10
ナイン が ツー と ツー (9が2(つ)と2) = 20

と考えると10進数への変換がわかりやすいだろう。
逆?ここ数学の項目じゃないんで……

余談だがバヅーやビランは劇中でゲゲルのカウントを取る際に「ド」を省略していた。
グロンギの中にも若者言葉はあるのだろうか?






こんなもんだろ

バルバ「ボボゼパザバゲ ゼ ボドダン グロンギ」

…………え?

(最初に戻る)


【関連】

後の『仮面ライダー鎧武』でも、異界の森の支配者・オーバーロードインベスが、グロンギ語のような独自の文法による言語(通称オーバーロード語)を話す。
なお、こちらは番組視聴者によって早々に解読され、有志による翻訳サイトも作られている。
また、デェムシュ役の杉田智和氏は法則を理解して、この言語でアドリブを挟んでいる。

更に後の『仮面ライダーギーツ』ではジャマトが話すジャマト語が登場。
こちらは前2者とは異なる文法で構築されており、50音の入れ替えではなく発音の入れ替えで言葉が成立する(例:『あ』『い』『う』『え』『お』→『コ』『キョ』『ツ』『カカ』『ク』、『冷たい』→『スリトキョ』)。
さらに劇中で翻訳文章が登場しており、主人公達はゲームクリアの為に解読に奔走することとなった。


ヅギビ・シュグゲギ ゾ ゴベガギギラグ

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  • ここではリントの言葉で話せ
  • 追記修正のハードルが高すぎる項目
  • 日本語でおk
  • 平成ライダー
最終更新:2025年03月31日 21:00

*1 パパン→ワーン、ズガギ→フアイ

*2 10進法が10で繰り上がるように、9で繰り上がる記数法

*3 第31話にてバルバが120(99)=10×10×1+10×2を『バギング・バギング・パパンド・バギング・ドググ』と表現していたことに倣う。

*4 パパン→ワーン、ズガギ→フアイ