デザイアグランプリ

登録日:2022/11/07 Mon 14:21:50
更新日:2025/03/09 Sun 01:50:43
所要時間:約 9 分で読めます


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DGP ※日曜朝9時です。 ゲーム コメント欄ログ化項目 サバイバルゲーム ショー ジャマト チームワーク皆無 デザイアグランプリ デザイアドライバー デザイアロワイヤル デザグラ デザ神 デスゲーム デスゲーム? ネタバレ項目 バトルロイヤル ヒーローショー ライダーバトル ライダーバトル←控えめ リアリティーライダーショー レイズバックル 世界はキミの思い通り 世界はキミの思い通り←そうでもない 世界改変 人間は皆ライダーなんだよ! 他人の不幸の元に成り立つ願い 令和の仮面ライダークロニクル 令和ライダー 仮面ライダー 仮面ライダーギーツ 善人ほど早死にする 塩野潤二 心理戦 悲劇の連鎖 戦わなければ生き残れない 暇を持て余した神々の遊び 現実改変 生き残りゲーム 終幕のデザイアグランプリ 見世物 誰かを傷付けてしまって傷付いても降りられないゲーム 駆け引き





DGP

DESIRE GRAND↓PRIX!



デザイアグランプリとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』における生き残りゲームである。

運営ナレーション:塩野潤二



【概要】

この作品のメインテーマと言うべきバトルロイヤル形式のゲームで、略称は「デザグラ」
プレイヤーは運営から受け取ったデザイアドライバーとIDコア、そしてレイズバックル仮面ライダーに変身し、
人々を守りながらジャマトと戦って様々なミッションに挑んでいき、世界を思うがままに創り変えられる存在「デザ神」を目指すのが主な流れ。
ジャマトを倒すか人々を救う、またはミッションをクリアする事でスコアが加算され、最終的なスコアが最も多い者が優勝者となる。

デザ神になればその人物が思い描くものに世界が書き換えられ、同時に戦いやミッションで生じた物的・人的被害は全て修復される。
加えて人々の記憶からデザイアグランプリに関わるものも抹消され、何もかもがなかった事になる。
もちろん、その中でも優勝したプレイヤーには修復前の過去の世界の記憶が引き継がれる。
また、新たなゲームにプレイヤーとして選ばれてIDコアに触れた人物も、その瞬間に失われた全ての記憶が復活する。

……と、このようにこの手のバトルゲームものには珍しく無関係な人々への配慮がなされていると言えるが、対象がプレイヤー自身なら話は別。
もしゲームの最中に致死のダメージを負ってしまった場合、その人物は消滅してしまう上に世界が書き換えられても復活する事はない。
優勝者の願いとあればデザ神の権限で蘇らせる事も可能らしいが、その全貌は一切分かっていない。
一応、プレイヤーにも良心的な配慮やシステムがないわけではなく、急病や重傷でゲームに参加し続けるのが困難な状態となった場合、運営側の判断で強制的に脱落(要するにドクターストップ)となる場合もある。

なお、脱落で元の生活に戻った場合はデザイアカードに書いた理想を願う心を失う事が謀略編で判明。
特に「世界平和」という普段からの行動理念に関わる願いを失った桜井景和を見ればその影響は顕著で、
募金の呼びかけを無視してスクラッチくじに興じたり、姉である沙羅のおごりで好物だったはずのたぬき蕎麦ではなく寿司を食べようとするなど、邂逅編のグランプリ終了に伴って明らかな人格の変化が生じてしまっていた。
ただ幸か不幸か、IDコアに触れて記憶を取り戻す前から腰を痛めた丹波一徹を労ったりしていた景和の様子から、人の本質そのものを失うわけではない模様。

他にもこの手のバトルロイヤルものでは珍しく、プレイヤー同士の戦闘は基本的に減点対象となり、推奨されていない。
特にスタート地点であるデザイア神殿は休憩所と同時に一種の中立地帯でもあり、そこでの戦闘は固く禁じられている。
このルールも相まって、仮面ライダーの腕っ節だけで優勝が決まるわけではなく、強力なレイズバックルをどう手に入れるか、相手をどう駆け引きに乗せるかといった心理戦や騙し合いも重要な要素となる。


【DGPルール】

エンドカード代わりに毎回明かされ、ナレーションによって読み上げられる。
何故か後半の内容が読まれない場合もあるが……

●ナレーションで解説されたルール


●上記以外に本編で言及されたルール



【ミッション】

通常のミッションに加えて、プレイヤーには意図的に隠されている「シークレットミッション」が存在する。
事前情報が無いためクリアは容易ではないが、クリアすればブーストバックルやニンジャバックルなどの強力なレイズバックルが手に入る。

●黎明編

○町の防衛

登場ジャマト:和装ジャマト、スラグフォートレスジャマト

詳細は不明だが、ジャマーエリアに覆われた町をジャマトから防衛するミッションと思われる。
なお、スラグフォートレスジャマトは撃破対象とはみなされていなかったが、マグナムブーストフォームに変身した仮面ライダーギーツに倒された。

●邂逅編

○宝探しゲーム

登場ジャマト:盗賊ジャマト、頭領ジャマト

生身で盗賊ジャマトと戦い、ドロップしたレイズバックルを入手するミッション。
しかし、ミッション中に頭領ジャマトが出現したため、急遽内容を「ジャマト殲滅」に変更。
その時点でレイズバックル未取得のプレイヤーが強制的に脱落となった。

○ゾンビサバイバルゲーム

登場ジャマト:ゾンビジャマト
シークレットミッション:最初に一般人を3人救出する。報酬はブーストバックル

第3ウェーブまでゾンビジャマトを絶滅させつつ、スコアを競うミッション。
ゾンビジャマト及びゾンビ化したプレイヤーに噛まれた場合は時間が経つにつれてゾンビ化が進行するが、ミッションが終了するとリセットされる。
終了時、スコア最下位だった者がリタイアとなる。

○神経衰弱ゲーム

登場ジャマト:トランプジャマト

2人でデュオを組んでトランプジャマトを撃破するミッション。デザイアマネーで一度だけデュオ交代チャンス券を購入出来る。
劇中では5人の時に行われたため、数合わせとして運営側から仮面ライダーパンクジャックが参戦した。
終了時、スコア最下位だったデュオがリタイアとなる。

○缶蹴りゲーム

登場ジャマト:サボテンナイトジャマト
シークレットミッション:
ジャマトに見つからないように1体仕留める。報酬はブーストバックル。
ラスボスから他の出場者を助ける。報酬はニンジャバックル。
最初に缶を発見する。報酬はブーストバックル。

ラスボスのサボテンナイトジャマトのエネルギーである、缶を蹴り飛ばすゲーム。
本来なら缶をジャマーエリア外に蹴り飛ばした時点でクリア。
……だったのだが、サボテンナイトジャマトが缶を飲み込む想定外の行動に出たため、クリア条件が「缶の破壊」に変更された。
運営はこの事態に対して、「卵を孵化させて攻略のキーアイテムを入手せよ」という救済措置とも取れる緊急ミッションを追加している。

●謀略編

何故かリザルト、得点及びランキングが発表されていない……というよりは順位を決める事が出来ず、なおかつゲームのルールは理論上は全仮面ライダーが脱落せずクリア可能(もしくは突破口を開こうとした)ものばかりとなっている。

○海賊ゲーム

登場ジャマト:海賊ジャマト

2人または3人のチームに分かれて海賊ジャマトから旗を守るゲーム。
旗を奪われると海賊ジャマトが凶暴化してしまうため、チームワークも重要となる。
ミッション終了時に生き残ったプレイヤーが次戦に進出出来る。

○迷宮脱出ゲーム

登場ジャマト:メイドジャマト、執事ジャマト、ジャマトライダー

一般人とペアを組んでジャマトの迷宮から脱出するゲーム。一般人を守り切れなかったプレイヤーは脱落となる。
出口の扉にはジャマト語で合言葉が書かれており、攻略にはジャマト語の解読が不可欠である……が、合言葉はジャマト語で言わなければならない。
他にもナビゲーターのツムリまでゲームに巻き込まれる、ジャマトライダーの出現などゲームマスターの想定外の出来事も多数発生。
特にジャマトライダーのスペックの高さと再発生の厄介さにより、難易度は段違いに高い。

○椅子取りゲーム

登場ジャマト:かくれんぼジャマト、ジャマトライダー

かくれんぼジャマトが擬態した、赤い帽子の少女に奪われたデザイアドライバーを取り返すゲーム。
奪われたドライバーはジャマトライダーへの変身に使用される。
かくれんぼジャマトが撃破された時点で、ドライバーを持っていないプレイヤーは脱落となる。

○戦艦ゲーム

登場ジャマト:ラフレシアフォートレスジャマト、ルークジャマト、ジャマトライダー

1話における街の防衛と似たような内容で、ラスボスのラフレシアフォートレスジャマトが退散するまでに、スコアが最も高かったプレイヤーがデザ神となる。

○キツネ狩り

登場ジャマト:なし

デザイアグランプリの運営に近づいて探りを入れようとする英寿/ギーツを排除せんとするゲームマスターによって決行されたイレギュラーなゲーム。
事前に洗脳した運営サイドのライダー・GMライダーを送り込む事でギーツを追い込んでおり、彼を倒した者がデザ神となる。
紛れもなくルール違反となるはずのライダー同士の戦闘であり、運営サイドであるツムリはゲームマスターを激しく非難。ギーツの援助に回ることとなった。

●番外:デザイアロワイヤル仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル

ギロリからヴィジョンドライバーを奪い、ゲームマスターの座に就いたコラスが「デザイアグランプリが存在しない世界」という願いを叶えて世界改変の末に仕組んだゲーム。

詳細は個別項目を参照。


【出場者】

個別項目があるキャラクターはそちらを参照。
本項目ではジャマトに襲われる等で命を落としたプレイヤーを「退場」、ゲーム結果やルールに則ってリタイアしたプレイヤーを「脱落」と表記する。
また、出場者の並び順はテレビ朝日公式サイト内の各項目に順ずる。

●黎明編(1話)



他にも、最終ミッションの時点で30人近くのライダーが脱落している。

●邂逅編(2~9話)



その他20人近くのモブキャラが参加していたが、「宝探しゲーム」でレイズバックルを集められないまま、頭領ジャマトの出現と共に脱落or退場。

  • 獅子井玲愛/仮面ライダーシバキマル
「動物の言葉が分かる世界」という非常に可愛らしい願いを抱いた女性。
変身するシバキマルは、名前からして柴犬モチーフと思われる。変身者は獅子なのに
その絶妙なネーミングや唯一無二のモチーフ等により密かな人気を博しており、「本編で見たかった」という声が少なくない。

  • 彼岸紗愛/仮面ライダーオタイタイ
「オタイタイ」というあんまりな仮面ライダー名が一部で話題になった女性。
モチーフ元は不明だが、IDコアにはネコ科らしき動物が描かれている事から「タイゴン*3」ではないかと思われる。

●謀略編(10話~16話)



●その他の出場者

  • 今井透/仮面ライダートゲッチ
現場作業員として働く道長の同僚で、「地元にランドマークを建設する」というを持っていた。
しかし、他のプレイヤーに襲撃されてゾンビバックルを奪われた挙句、複数体のジャマトに襲撃されて落命した。

  • インパラの仮面ライダー
  • ゾウの仮面ライダー
いずれも名称不明。2人がかりで透を襲い、レイズバックルを強奪すると不敵に笑いながら去って行った。
邂逅編には姿を見せていなかった事から、既に何らかの形で脱落している可能性が高い。

頭部はそれぞれ『仮面ライダーアマゾンズ』のゾウアマゾンと、『仮面ライダー龍騎』に登場したレイヨウモチーフの仮面ライダーインペラー流用

  • 賭山当子
2話の各出場者のデザイアカードが映るシーンにて情報だけ登場。
「当たる馬が光って見える目」というニチアサにおおよそ似つかわしくない願いと、そのあまりにも投げやりな名前からネット上の一部で話題となった。
後のライダー一覧が映るシーンでは存在していないあたり、スタッフのお遊び要素の一つなのだろうか?

  • 迷宮のライダー
迷宮脱出ゲームにて存在が示唆された仮面ライダー。
どうやら英寿参戦以前にも同じようなゲームが行われていたらしく、その際にジャマトの言葉の解読表を作成しており、これがライダー達の脱出に寄与することとなった。
その後の去就は不明だが、埃を被ったウォーターバックルも残されていた事や、解読表に血糊が付着していた事から、ジャマトに殺害されて退場したものと思われる。

祢音のSPを務める外国人2人組。
祢音に頼まれ、彼女の父である鞍馬光聖の部屋を捜索した際にIDコアを発見し、これに触れて記憶を取り戻した結果、かつてデザイアグランプリに参加していた事が発覚する。

  • 永山一徳/仮面ライダーグルービー
過去のデザイアグランプリに参加していた男性。理想の世界は不明。
演じた永徳氏はタイクーンのスーツアクターでもある。

  • 雨宮ヒロキ/仮面ライダーブッチー
スピンオフ『ギーツエクストラ 仮面ライダーパンクジャック』に登場。
かつてウィンとロックバンド「ウェザーハーツ」を組んでいた男性で、カオルという妊娠中の妻がいる。
音楽をどうしても諦めきれずデザイアグランプリで一発逆転を狙うが、恐怖のあまりジャマーエリアから逃走してしまう。
警備隊ライダーとジャマトのリンチに遭った末、棄権を選択して脱落した。
脱落後はライブハウスのスタッフとして働いているが、理想を願う心を失った事で音楽はきっぱり諦めている。

かつてギーツと同じデザイアグランプリに参加していた金髪の男。
既に何らかの形で退場していたが……

残忍な性格の坊主頭の男。
11年前、とある犯罪を犯した後に参加したデザイアグランプリで退場している。


【余談】

  • これまでの仮面ライダーシリーズのバトルロワイヤル運営があまりにもアレだった事から、早くもこのゲームに不信感を抱く視聴者が続出している。
    ロゴマークも「DGP」の頭文字を何度も囲む有刺鉄線というかなり不穏なデザインをしており、それも視聴者の不安を煽る一因となっている。
    ただ、「負傷者は運営の権限でリタイアできる」「リタイアした者は場合によっては元の生活に戻れる」というルールの存在も8話で明らかになった事で、視聴者からも「デスゲームにしては良心的」という声も上がっているが、果たして……。













































WARNING!!

ここから先はデザイアグランプリの重要機密事項、及び『仮面ライダーギーツ』16話終盤以降のネタバレを含むため、注意されたし。









































【DGPの真実】

さて、世界を守るために開かれているとされるデザイアグランプリだが、その内容を見るとこうは思わないだろうか。


『あまりにもゲーム的過ぎる』と。


実際、敵が攻めてきているにしては不自然に段階が踏まれていたり、まるで本当のゲームのような頭を使った仕掛けなど、合理性に欠ける性質を孕んだものばかり。
加えて、現実世界にも多数いるスポンサー達。

そもそもの話、世界を救うのであればゲームの型式を取る必要などなく、そのまま迎え撃ってしまえばいいだけのはず。
そんな不自然さに英寿を始めとしたプレイヤー達が気付いた時、遂にその実態が明かされた。


デザイアグランプリは…ただの世界を救うゲームではありません。

えっ?

どういう事?

そもそも世界を救うのにゲームである必要はない。
つまり、デザイアグランプリの正体は───

そうです。世界を救うエンターテインメント……


ようこそ、リアリティーライダーショー『デザイアグランプリ』へ!


デザイアグランプリの実態はジャマトから世界を守る……という体裁の下に作られた『リアリティーライダーショー』だったのである。
つまり、世界が危機に瀕しているというのは真っ赤な嘘であり、ジャマト達もゲームを進めるための障害物兼スコアの的として、運営側が意図的に生み出した存在だった。

それをプレイヤー達が知った時、デザイア神殿には観戦用と思われる多数の目玉型カメラ「オーディエンスアイ」が出現。
その後ろでは、オーディエンス達が命がけで戦う仮面ライダー達を前に一喜一憂する姿が……。

しかし、その舞台裏ではアルキメデルの独断専行によりジャマトが加速度的に進化を遂げ、さらには消滅者の一人がジャマト農園に送られた後に息を吹き返すというイレギュラーな事態が発生。

果たしてデザイアグランプリは、『世界を救うエンターテインメント』であり続けられるのだろうか……?



【DGPルール(16話以降)】

ナレーションで解説されたルール(16話以降)


●上記以外に本編で言及されたルール(16話以降)



【ミッション(17話以降)】

●乖離編

○学園ゲーム

登場ジャマト:不良ジャマト、学生ジャマト、校長ジャマト
シークレットミッション:不良じゃないジャマトを倒す。報酬はパワードビルダーバックル。

不良ジャマトから人々を守りつつ、校長ジャマトを探し出して撃破するミッション。
ただし、学園内には校長室が無い為、正攻法での攻略は困難である。

○ジャマーボール

登場ジャマト:ルークジャマト、ジャマトライダー
シークレットミッション:最初に一般人を3人救出する。報酬はコマンドツインバックル。

ライダーチームとジャマトチームに分かれて戦う球技。端的に言えば「ドリブル無しで移動できるバスケ」。
空中に設置されたゲームポストに、専用のボール・ジャマーボールをシュートすれば得点となる。近距離なら3点、遠距離なら5点。

なお、ジャマトチームが勝てばジャマーエリアが消滅する。

○時限爆弾ゲーム

登場ジャマト:配達ジャマト、爆弾魔ジャマト
シークレットミッション:
最速でジャマト1体を撃破する。報酬はマグナムバックル。
民間人を爆発被害から救う。報酬はブーストバックルとフィーバースロットバックル。
デザスターミッション:他のライダーにジャマト爆弾を命中させろ。

日没までにジャマトが仕掛けたフルーツ型の爆弾を解除し、人質を救出するゲーム。
人質に仕掛けられた爆弾と同じ種類の物を運んでいる配達ジャマトを倒すと、正しい色の導火線をドロップする。

○鬼ごっこゲーム

登場ジャマト:なし

ジャマトが一切出現しない緊急事態の中、痺れを切らしたチラミが考案したゲーム。
罠やGMライダーの妨害を避けつつ、時間内に仮面ライダーグレア2に変身した彼を捕まえればクリアとなる。

●創世編

○パラサイトゲーム

登場ジャマト:ポーンジャマト、マーレラジャマト(三葉虫ジャマト)

主催者は運営ではなく、ジャマト側の五十鈴大智。
これまでのエンターテイメントとは異なり、人間に寄生する新種のジャマトを討伐とした正真正銘の世界を守る戦いである。

○世紀末ゲーム

登場ジャマト:無し

こちらも主催者は運営ではなくベロバ。
景和の叶えた願いにより、デザイアグランプリで犠牲者になった極悪人までも蘇ってしまい、「ギャングライダーズ」という徒党を組んで破壊と略奪の限りを尽くすようになる。
ルールはほぼ制定されておらず、現在判明しているのは「暴力で幸せを手に入れる」「ヘッドを倒した者が次のヘッドになる」のみ。



【参加者(17話以降)】

●乖離編(17話~24話)



ゲームマスターが変わった事と、英寿達にデザイアグランプリの実態を明かした事により、従来のデザイアグランプリとは大幅に異なる形式となった。
  • オーディエンスの支持率が最も高かったプレイヤーがデザ神となる。
  • これまでは20数人のライダーを選出していたが、今回は参加者全員が最終戦経験者という少数精鋭となっている。
  • プレイヤー達にはサロンで共同生活を送ってもらう。
  • プレイヤーの中には、他の参加者を意図的に妨害するミッションを与えられたスパイ「デザスター」が紛れ込んでいる。
    最終戦まで正体がバレずに生き残った場合、デザ神の座を横取りできる。
  • ゲームごとにデザスターと思しき人物に投票を行い、最多得票となったライダー1名は脱落となる。ただし、最多得票が複数いれば無効。
  • デザスターが残り2人になるまで残った場合、デザスターの勝利が確定となる(もちろん、ゲームを完全クリア出来ればの話だが)。

どこかまるで人狼ゲームのようだが、実は全く違う。
何故なら、デザスターもまたゲームをクリアする必要があり、ミッションの妨害とは即ち自分の首を絞める事に他ならないのだ。
現在デザスターがどのようにミッション妨害を指示されているかは分からないが、運営側から文句を言われない程度にさりげない妨害に抑える必要があり、「言動が怪しいからデザスター」という理屈は一切通らない。
そのままやるとデザスターは妨害ミッションをこなしていれば投票率を無視してデザ神になれるというあまりにも有利なポジションであり、運営もそれを分かっているのか投票による排除ルールも合わせて提示している。

●創世編(39話~42話)

  • 浮世英寿/仮面ライダーギーツ
  • 桜井景和/仮面ライダータイクーン
  • 吾妻道長/仮面ライダーバッファ

これまではドライバーとIDコアが届いた場合は有無を言わさず参加させられていたが、今回は理想の世界が叶わないからか、参加は個人の意思に委ねている。


●創世編(43話~45話)




【余談②】

  • こうして判明したデザイアグランプリの悍ましき実態だが、これは『ギーツ』という作品の財団B及びその他の皆様(スポンサー)視聴者(オーディエンス)もまた彼らの戦いに一喜一憂し、人の命を玩具にする彼らの同類である……という難儀な事態が発生することとなった。
    次回からの『ギーツ』を彼らと共に心待ちにするか、それとも放棄をするか……はこの真実を知ったあなた次第である。まぁ観ますよね。


【運営スタッフ】

プロデューサー

エグゼクティブプロデューサー。デザイアグランプリそのものの創始者であり、運営に当たって最上位権限を持つ。「創世の女神」を作り上げたのもこの男であり、つまるところ『ギーツ』本編における諸悪の根源。
「創世の神」に敗れ消滅。

  • ネメル/仮面ライダーゲイザーゼロ
前日譚「仮面ライダーゲイザー」に登場する、ニラムの前任者。デザグラ創設期から活動している古株。
デザイアグランプリで仮面ライダーと戦わせる「敵役」として、未来世界を滅ぼした植物からジャマトを思いつき、アルキメデルに育成させていた。
自分以外の全てを駒、フィクションとしてしか認識しない傲慢な性格で、ジャマト生成に気づいたスエルの怒りを買ってクビにされてしまった。
最終的にニラムとジーンに敗れ消滅。

TV本編におけるプロデューサー。新人時代にネメルの起こした事件の影響でとことん「リアリティ」を追求する。
デザグラの運営としての職務に終始忠実であり、その意義を揺るがす者は上司だろうと看過しない。
本編ではサマスに粛清され消滅。その後未来時間でジーンにより復活し、ゴッドジャマトを止めるためエースを現代に送り込んだ。

  • サマス
アシスタントプロデューサー。
ニラムの秘書であるが、その正体はスエル直轄の部下。デザグラの全てをフィクションとして見下している。
ニラムの粛清後にプロデューサーとなるが、「創世の神」による世界改変により消滅。

ゲームマスター

  • コラス
映画「MOVIEバトルロワイヤル」に登場する、ギロリの前任者。
大規模な闘争によるデスゲームこそ至高と考えており、デザグラに物足りなさを感じて辞職、異次元から侵略者を呼び込むことで生き残りをかけた戦いを強制する「デザイアロワイヤル」を開催した。
ギロリとの戦いでヴィジョンドライバーを奪回され敗北。

TV本編におけるゲームマスターその1。
デザグラを滞りなく運営することを重視しており、英寿の連覇によるマンネリ化を防ぐべく彼を脱落させようとするが、強硬手段を取り過ぎた結果更迭された。
「終幕のデザイアグランプリ」においてゲームマスターとして再起用されている。
「創世の神」による世界改変により消滅。

ギロリの後任のゲームマスター。
オーディエンス至上主義で、危機管理能力の甘さから何度も不祥事をやらかしている。
ギーツとバッファとの戦いに敗れ消滅。

「終幕のデザイアグランプリ」開催に先立ってスエルが送り込んだゲームマスター。
警棒を武器に全てを暴力で押し通す戦闘屋で、デザグラのバッドエンドが望まれている場合に送り込まれる。
ギーツIXに敗北後、スエルに回収され消滅。

ナビゲーター

  • ミツメ/創世の女神
初代ナビゲーター。英寿の母親であり、英寿がデザグラに参加し続けているのは彼女を捜索するため。
2000年前のデザ神と恋に落ちた際に「創世の力」を発現させ、これに目を付けたスエルによって願望器に変えられていた。
長きに渡る「創世の力」の酷使で限界を迎えており、英寿に看取られて消滅。

  • ミイル
「仮面ライダーゲイザー」に登場するツムリの前任者。
デザグラスタッフとしては珍しく運営方法自体に懐疑的で、どの時代も全てが現実でありフィクションではないと述べている。
新人時代のニラムの相棒的存在だったが、ネメルの介入でルークジャマトに捕食され消滅。
「創世の力」はこのルークジャマトを介して現代まで残り、「ジャマト・アウェイキング」における騒動の原因となった。

TV本編におけるナビゲーター。
上層部が揃いも揃って自分の意向を優先して騒ぎを巻き起こすため、相対的に一番まともなスタッフ。
「創世の神」による世界改変後、未来人たちが再建したデザグラのナビゲーターに抜擢。

  • 黒ツムリ/破壊の女神
ジットがツムリの代用として生み出したコピー体。
創世の力を行使するためだけの存在であり、自我も未熟。
「創世の神」による世界改変により消滅。

その他スタッフ

ジャマトの育成を担当する人物で、元はネメルの部下。
ジャマト以外に興味がないマッドサイエンティストであり、倫理観も乏しい。
ダンクルオステウスジャマトに自らを栄養として捕食させ消滅。



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最終更新:2025年03月09日 01:50

*1 3話で提示されたものは「映画」「フード」「ドリンク」「ファッション」「ヘアチェンジ」「アクセサリー」「チャット」「設定」。

*2 退場(死亡)がベストだが、劇中での描写を見る限り『最初の願い』を念頭に置いていなかったのか、脱落でも良しとしていた模様。

*3 トラを父親、ライオンを母親に持つ雑種。

*4 恐らくコラスの一件からセキュリティを強化したと思われる。

*5 19話では「45%」と誤植されていた。