貞元響也

登録日:2022/10/26 Wed 18:29:37
更新日:2025/02/09 Sun 18:00:52
所要時間:約 2 分で読めます




実は……

妻を探してほしいのです

亡くなった妻を……


概要

貞元響也とは『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』のDLC「海藤正治の事件簿」の登場人物である。


ITメガベンチャー企業「株式会社イマージュインタラクティブ」のCEO。学生時代に立ち上げた同社を日本有数の大企業にまで成長させた凄腕の経営者であり、容姿の端麗さと誠実な人柄からカリスマ的な人気を誇る。

海藤正治のかつての恋人の貞元美希子(旧姓:夏目美希子)の夫であり、美希子は2年前に自殺をして亡くなった筈であるにもかかわらず、彼女の友人がそれを目撃したことを聞かされたことから海藤に捜査依頼をしてくる。

大企業のCEOだけあって金に糸目は付けない性格であり、捜査の報酬として前金で200万、成功報酬で2000万、更に妻を無事に見つけることが出来たら1000万円もの報酬を用意するほど。また2000万円の腕時計を私物にしているほか、ナイフもコレクションしている。

対外的には物腰柔らかで誠実な好人物だが、仕事を重視するあまり家庭への関心が薄くなりがちで、息子が数日間にわたって家出していることにも気づかないでいるなど、家庭人としてはお世辞にも褒められた人物とは言えない。
また自身のナイフのコレクションをいじっていたことに対する戒めとしてなんと自分の息子の腕に薄くナイフで傷をつけたことがあり、それが原因で重度の刃物恐怖症にしてしまうという、教育と呼ぶには度が過ぎた制裁を加えたことも。

妻の美希子に対しても蔑ろにしてしまったことを悔やんでいる様子であり、彼女のことをよく知る海藤を依頼人に選んだのもそのため。

海藤はかつての後悔からこの依頼は断るが、貞元が忘れていった美希子と准の写真、そして新たな依頼を探している最中に同じく、母の捜索に奔走する息子の准との出会いから美希子を追い求めていくことになる。


追記・修正は貞元美希子を見つけ出した方にお願いします。





















※以下本編のネタバレ※











































貞元響也……

あいつは何者なんだ?


悪魔だよ

極道も真っ青のな







登録日:2022/10/26 Wed 18:29:37
更新日:2025/02/09 Sun 18:00:52
所要時間:約 8 分で読めます




真の概要


本作の黒幕。
今までに見せていた誠実な人柄は全て偽りの姿であり、その本性は元ヤクザの五十嵐をして「悪魔」と言わしめるほどの極悪人であることが終盤に明らかになる。

RK壊滅後に神室町で勢力を伸ばしていた半グレ組織「紅蓮会」は、元々は紅蓮会の代表である剣持秋介が創設した「リゾーム」というイベント系サークルだった。
最初はコンパやライブ等を組んで小遣い稼ぎをする程度の小さなサークルだったが、当時剣持と同じ大学に通っていた貞本がこれに目をつけてアドバイザーとして顔を出してからすべてが一変する。
巧みな話術でリゾームを操ってグレーな領域にまで活動を拡大させていき、その能力の高さと成果からカリスマ扱いを受けるほどにまで神格化されていった。学生時代に起業していた貞本にとっては、そこで起こるであろうライバルとの争いや顧客トラブルの対応において都合のいい組織であり、卒業後もリゾームから名を変えた紅蓮会に汚れ仕事を任せていた。
そのおかげで会社も順調に成長していったが、やがて莫大な投資を行い立ち上げた新事業が失敗して資金難に陥ることになる。

そんなあるとき、当時不動産ブローカーをしていた剣持から土地開発に関しての相談を受け、その最中に土地を手放さなかった夏目家のことを知る。夏目家は地元でも有数な資産家であり、数十億円にも及ぶ資産を所有していた。貞本はそこに目をつけ、自分が抱えている資金難を解決するための計画を思いつく。
貞元は元々人を魅了する才能に異常なほど長けており、誠実な好青年を演じることで夏目家の心をつかむことに成功する。また美希子が海藤と交際していることも知っており、貞本はその仲を応援するとまで言っていたという。だが海藤が所属していた松金組はトラブルを抱えていたことを知っており、極道である海藤は簡単には抜けられないことを確信していた。
思惑通り海藤は出奔し、傷心の美希子に付けいった上にデキ婚までして美希子が海藤をあきらめざるを得ない状況を作り上げたのである。

そして頃合いを見て夏目家の放火を実行した。
美希子の妹の真帆の誕生日に睡眠薬入りのボルドーワインを送って真帆と夏目夫妻を昏睡させ、実行役の剣持に「家には誰もいない」と告げた上で放火を指示し、美希子を除いた夏目一家を殺害。計画通り夏目家の資産の獲得に成功する。

貞元にとっては美希子とその家族、そして息子の准ですらも「金儲けのための道具」にすぎず、そして剣持に大きなトラウマを植え付けた元凶となったのである。
剣持は地上げで立ち退き拒否した相手の家に火を放ったり、可愛がっている犬を誘拐するなど悪人ではあるのだが、放火は留守を狙ったり、犬は立ち退きを呑んだら返すつもりで面倒を見ているなど必要以上の事はしないので根っからの下衆という訳ではない。
そのため意図せず放火殺人をしてしまった事を大きく引きずっている。
尚、この放火事件は真帆のストーカーに罪を擦り付けた上で、自殺に見せかけて殺害したと思われる。

その後はずっと隠し通してきたが、ある日珍しく深酒したことが原因で迂闊にもパソコンをつけたまま寝込んでしまい、その隙に美希子に紅蓮会とのやり取りや陰謀を知られてしまう。それに気づいた貞本は美希子に襲い掛かり、薬を盛るなど何らかの方法で記憶喪失に陥らせて紅蓮会に始末を依頼したことが美希子の自殺の真相だった。

しかし美希子は記憶喪失になりながらも辛うじて生きていた。人づてで目撃情報を知った彼は美希子の生存と、自身と紅蓮会への復讐を企てているであろうことを悟る。そこで彼はまた新たな計画を思いつく。

それは美希子と紅蓮会を同時に始末するということだった。

既にカリスマ経営者として名を馳せている自身にとっては紅蓮会は最早邪魔者でしかなく、更に美希子の知っている過去との食い違いや紅蓮会との繋がりをメディアに知られることは彼にとって避けなければならないことだった。そこで美希子よりも先回りして紅蓮会メンバーを殺害し、その罪を美希子に擦り付けることで一挙両得を図ろうとしたのである。


世の中の常識だの 煩わしい人間関係だの そういうものにイチイチこだわる
そんなんだからダメなんだよ

夏目家の件はなかなかリスキーな選択だったけど
結果としては大正解だったよ
我ながらナイスなアイディアだったね!


海藤は五十嵐から真相を聞かされた後に美希子が向かった紅蓮会のパーティーが開かれているホテルに向かい、美希子と貞元の下に辿り着く。
美希子は貞元に銃を向け復讐を遂げようとしていたが、当の貞元はまるで動じる様子を見せず、寧ろ自分を殺したら准はどうなると揺さぶっていた*1そして上記のセリフを宣い、夏目一家を私利私欲のために利用した挙句に殺害したことにもまるで悪びれる態度を見せなかった。

その後美希子に自分を殺す覚悟が出来ていることを確認すると、剣持に息子の准を連れてこさせ、ナイフを突きつけて人質にしてしまう。そして准の刃物恐怖症は、いざという時の保険のために自分が"シツケした"ものであったと語った。

貞元は准を盾に美希子に海藤を殺すように迫る。人質のこともあって窮地に陥る海藤だったが、真相を知らない剣持に真相を暴露して説得することを思いつく。

しかしそれらの事実を突きつけられても全く動じることなく、更に放火事件の真相を包み隠さずに得意気に話す始末だった。


うーん そろそろのはずだけど 遅いなあ?


するとその直後剣持が吐血して倒れ、更にその後に現れた紅蓮会のメンバーも次々と吐血して倒れてしまう。


おお これはなかなか歴史に残る事件になるんじゃないかな?
君たちも見るかい?


壮観だよ


嬉々とした表情でスマホを向ける貞元。





パーティの参加者の客が雑談に花を咲かせる中に突然血を吐いて倒れる一人の客



それを心配して話しかけた客もまた血を吐いて倒れる



そして次々に血を吐いて倒れる客達



異変に気付きパニック状態となり逃げようとした客の一部も更に血を吐いて倒れる





そこにはまさに地獄絵図と化したパーティー会場の惨状が映されていた。
*2





その様子を見た貞元は、目的を成し遂げたことで突如豹変し、常軌を逸した反応を見せる。



よし! 残り4人全員殺ったぜ!

大・成・功!

貞元はパーティー会場のワインに遅効性の猛を仕込んでいたのである。*3これにより紅蓮会のメンバーを全員殺害することに成功する。しかもそれをゲーム感覚で喜んで見せた。
更に前述のとおり残りの紅蓮会のメンバーは四人だが、殺された人数は明らかにそれを超えていた。

つまり全くの無関係の人間を巻き込んでいるにもかかわらず、

だって 仕方ないだろ?
紅蓮会創設メンバーが集まる席はあったけどさ
関係ない連中も来て飲んじゃったんだから*4

そこまでは さすがの僕でもコントロールできないなぁ

と無差別殺人を悪びれる様子はまるでなく、それどころか「憎悪に狂った復讐鬼ならそれくらいした方がリアリティがある」と開き直ってみせた。

五十嵐の言う通りその本性はまさに「悪魔」そのものだった。

そして再び美希子に海藤を殺すように迫る。
そうすれば准を解放して命は見逃し、一億円を握らせて高飛びさせると囁き、さらに自殺すればボーナスでもう一億円を追加すると言い放つ*5

しかし覚悟を決めた海藤は美希子から銃を奪って自分が貞本を殺すことで自分だけ懲役を食らうことを提案する。
その姿を見た准は、かつての海藤の言葉を思い出して刃物恐怖症を克服。母親譲りの護身術によって拘束から逃れることに成功した。

しかし貞元はすかさず予備のナイフを投げて海藤の持っていた銃を弾き飛ばすと、警察の到着前に海藤達を始末しにかかる。


戦闘では、堅気のデスクワーカーらしからぬ巧みなナイフ捌きで海藤に襲い掛かってくる。*6
同じくナイフの使い手である相馬和樹のような瞬間移動じみた動きこそない*7が、その代わりスタンガンや催涙ガスといった小道具を使用して状態異常を付与してくる。


末路


死闘の末、海藤にかなりの切り傷を負わせつつも敗北した貞元。
しかしナイフには猛毒が塗られており、流石の海藤も毒が回って身動きが取れなくなってしまう。*8

美希子は瀕死の貞元に止めを刺そうと銃を向ける。
その時の貞元は明らかに美希子に恐怖しており、最早言葉すら発することが出来ない状態であった。
今まで騙してきた女によって銃口を突きつけられてビビりまくる貞元だったが、美希子は海藤と准の説得によって踏みとどまる。


するとそこに、毒で倒れていたはずの剣持が起き上がってきた。

お前が…… お前がぁ!!!
なんでや……なんでや響ちゃん!

なんでやあぁぁぁぁぁぁ!!!!!

彼は夏目夫妻と真帆を殺害してしまった罪悪感から、殺した3人の幻影が見えてしまい、重度のアルコール依存症になるほど苦しみ続けていた。
望まぬ殺人に加担させられ、利用され続けた怒りから錯乱した彼に首根っこをつかまれ、
恐怖で歪んだ表情のままその怪力*9によって首をへし折られた。*10
そして海藤共々病院に運ばれたが、海藤の弟分である東徹の口から死亡したことが明かされる。

私利私欲のために家族や友人すら道具のように利用し続けた悪魔は、
自分の都合よく利用し続けた剣持によって引導を渡されると言う、まさに因果応報と呼ぶに相応しい末路を辿ったのだった。



  • その後
病院から目が覚めた海藤は准を励まそうとかつて自分も酷い父親がいて生きている間は死んでしまえとさえ望んだものの、いざ死んでしまうとかつての父親のことを思い出したことを語った。そしてかつて海にドライブに連れて行ってもらったことを准から聞かされる。*11
救いようのない極悪非道な父親ではあったが、それでも父親を失ったことについては複雑な思いを抱えていた。
そしてこの先は「大事な人を守れる強い男」になる決意を口にしつつも、涙を流す准を海藤は優しく受け止めて励ました。
二人の間に血の繋がりこそはないが、その姿は紛れもなく本物の父と子の姿だった。

余談

序盤では妻をないがしろにしていることを後悔していると言いつつも、息子の家出すら気づかないほど家庭に関心を向けていないことや実の息子に浅いとはいえナイフで傷つけてトラウマを植え付けてしまったこと、更にメタ的な観点で言えば短編故の登場人物の少なさから消去法で黒幕の検討がつけられること、龍が如くシリーズの前例からするとこういう清廉潔白そうな人物程疑いたくなること、担当声優の小西克幸氏が「龍が如く0」に登場した悪人の尾田純を演じていたことから彼が悪人・黒幕であることを察するプレイヤーは多かった。

しかし尾田は最期には彼なりのケジメをつけていたが、対して貞元は付き合いの長い仲間どころか、家族や無関係の一般人を躊躇なく無差別に殺害、そしてそれをゲーム感覚で楽しんだうえ一切顧みないというまさに悪魔のような倫理観の破綻ぶりであり、多くのプレイヤーの想像を絶するほどだった。
本編の準ラスボス相馬和樹も必要とあれば一般人だろうが躊躇なく殺人を行っていたが、彼には曲がりなりにも治安維持のための必要悪という大義名分があり、完全に無関係な一般人までは殺さなかった*12
ラスボスである桑名仁も大量殺人犯ではあるものの、法で裁けず野放しになっていたイジメの加害者を自身で裁くという明確な信念があった。
暴力の権化たる前作のラスボスも無差別殺人を厭わなかったが、『殺し屋の仕事』としての標的以外はあくまで正当防衛として返り討ちにしただけであり、
貞元程の無差別殺人に手を染めたのも終盤で完全にタガが外れて暴走を開始した後の話である。
だが、貞元は最初から完全な私利私欲での殺人を平然と行っており無関係の一般人が巻き込まれようがお構いなし、更にはその罪を他人に擦り付けるなど悪辣極まりない。
以上のことからジャッジアイズシリーズ及び龍が如くシリーズまで含めても「シリーズ史上最悪の外道」と評する者も多い。
変態四重奏あいつらも貞元並みのキ○ガイだけど本編には一切絡まないギャグキャラだから論外


と同時に今までの如くシリーズの切れ者系悪役と違い、貞元は作中の言動を見た限り割と迂闊なことを繰り返している
そもそも事業を一度失敗しているし、美希子が復讐に走ったのもメール画面を開きっぱなしでうたた寝していたからである。
更にその最期も殺したはずだが死にきらなかった剣持によってトドメを刺されるというものだが、正直彼が生きている間に事実を話さなければそうはならなかった。剣持が毒で死にきらないくらい規格外に頑丈なのを見抜けというのも難しいかも知れないが。
しかしそれだけの失敗をしても取り返す能力が半端に優れていた為に彼は何度も持ち直してしまった。
尤もそれは誰かの恨みの上に作られたほころびだらけの脆い道であり、そこに海藤が入り込んだことで完全に瓦解してしまったわけだが…。
結局のところ彼の失敗は無為の人を焼き殺したところから始まっていたのだろう。


ただし本編が「正義とは何か?」というスッキリとした結論が出る話ではなかったこともあり、あまりにも擁護の余地がない外道っぷりから「コイツなら遠慮なくぶちのめせる」と悪役としてはむしろ評価されている向きもある。

「表面上は魅力的でカリスマとして慕われる」「実際は良心の欠如した冷酷なエゴイスト」「自己の利益の為なら手段を選ばない」など、その人物像は原義における精神病質者(サイコパス)のそれに近しい。

追記・修正は悪魔の魔の手から愛する者を守れる漢にお願いします。


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最終更新:2025年02月09日 18:00

*1 自身はパーティーのサプライズゲストとして呼ばれることにしておいて、殆どの人間は貞元本人がホテルに現れることを知らないようにしていた。

*2 毒入りワインで客が倒れて行く様子はムービーによって流れるのだが、ムービーで確認できる限りでも8人は倒れている。

*3 遅効性の毒を選んだのは「即効性だと飲むのが遅れた奴が飲んでくれなくなるので大量殺人に向かない」というのが理由で、これが無関係の人々が多く巻き込まれる原因にもなっている。

*4 上述通り大元がイベントサークルな上に半グレ化した後も「入るも抜けるも自由」、「最高幹部だろうが何だろうが全員あだ名呼び」な良くも悪くも緩い組織の為普通に周囲の人達にお裾分けした物と思われる

*5 もっとも彼の人格を考慮すれば実際にそうする気があったかは甚だ疑わしく、准をなんとも思っていない彼からすると生かしておく理由もなく、彼女らを体よく始末するための方便であった可能性が高い

*6 五十嵐曰く「普段から半グレ連中と付き合っているから暴力の扱いには慣れているかもしれない」と推測している。

*7 同じ様な戦闘スタイルでもCEOとしてデスクワークに専念する時間の方が長く非常事態でなければ鈍らない程度に留めているであろう貞元よりも、公安という『警察部門の一員』として常に鍛えているであろう上に公安としての活動を進行形で行っている相馬の方が体術の練度自体は上とも取れる描写である

*8 仮にノーダメージで倒したとしても、戦闘開始前のムービーで一回ナイフで切付けられてしまうため描写としては矛盾しない。

*9 地面に刺さった照明器具を引き抜いて振り回す程の怪力を誇る。

*10 首根っこを掴まれただけでなく明らかに頭を揺さぶられており滅茶苦茶苦しい殺され方をされたといえる。その後、剣持も殺してしまった夏目一家に詫びながら事切れた。

*11 今思えば、単に新車を乗り回したかっただけだったのかもしれないとも語っている。

*12 一度現場に居合わせた女子高生に発砲した事があるが、その際はペイント弾で射撃する事で脅しに留めていた