登録日:2023/01/08(日) 15:48:12
更新日:2025/02/24 Mon 23:43:06
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概要
クーゲルシュライバーは
スピナーカテゴリのブキの一種。通称
「クーゲル」。
見た目はまんま3本のノックが付いているボールペン。
クーゲルの説明をする前にスピナーの性能を軽くおさらいしておくと、
- インクを撃つには一定時間のチャージが必要
- チャージした状態でZRを離すとそれまでにチャージした分のインクを一気に連射する
- レティクルの円2周分チャージが可能。1周チャージで飛距離が最大になり、2周目(フルチャージ)で弾数が最大となる
という感じ。
性能が標準的で使いやすい「バレルスピナー」
「スプラ」の名を冠しながら機動力極振りのトリッキーな性能を持つ「スプラスピナー」
2周フルチャージで与ダメージが上昇し、遠距離からインクを降らせ続ける「ハイドラント」
……等々、シューターに比べると少ないものの色々な種類がある。
そしてクーゲルシュライバーもそんなスピナーのひとつ。そしてスピナー、どころか全ブキの中でもブッチギリでクセのあるイロモノ機能を持っている。
性能
このブキは「ノーチラス47」と同じく、インク発射途中でもZRボタンを押すことで再度チャージが出来るリチャージ機能を搭載している。流石にチャージキープは持っていない。
そしてこのブキを語る上で外せないのは、射撃モードの変化。
ブレは大きく射程も短いが連射力が高い短射程モード、連射力は低いが射程が圧倒的に伸びて精度も非常に高くなる長射程モードの2つが存在する。
撃ち始めは短射程モードだが、少し撃ち続けると回転が安定し長射程モードに変化する。
ちなみに射程は完全にモードに依存しており、チャージ量によって射程が変化しないという特徴もある。これはノーチラスと同じ性質。
見ての通り独自仕様特盛だが、まだまだこれから。
短射程モード
連射力が非常に高く、
DPS560という凄まじい攻撃力を持つ。これはフルチャージで攻撃力が上がったハイドラントに迫るレベル。
一方射程は短く、あの
わかばシューターよりほんのちょっぴり長い程度。
弾の精度もスピナーにしては良いとは言えず、
スプラシューターと同じくらい。
その連射力と弾ブレを利用すれば、スピナーなのにシューターと同レベルで塗りを広げる事が可能。流石にわかばなどの塗り特化シューターやスプラスピナーには劣るものの、盤面を整えるには十分な性能。
さらに短射程モード中及びチャージ中はスプラスピナーと同じ移動速度を持つ。
辺りを早歩きしながら塗りを広げ、チャージ中ならばと迂闊に近づいた相手を0.2秒の速度で返り討ちにし、また何事もなかったかのように塗り続ける……なんて強者ムーヴが可能。
また、このブキのインク消費は射撃している「時間」に依存している為、高い連射力でありながらインク効率も悪くない。
とは言え、わかば並の射程では射程負けしているブキは山ほどある。そんな時には……
長射程モード
連射力を抑え、射程と精度をグレードアップさせるモード。
他のスピナーは射程が長い分、有効射程ギリギリだとブレのせいで当たらない……というケースも多いが、このブキの長射程モードは
最大ブレでも1°しか変わらない。
「リールガン」と同等の精度と聞けばその確度がよく分かるだろう。
リールガン使った事ないから分からないとか言わない
さらに射程もスピナーらしく遠くまで届くようになる。バランス型のスピナーである
「バレルスピナー」よりも微妙に長い。
これまでスピナー使いを悩ませてきた「エイムを合わせてもブレのせいで当たらず敵を逃がしてしまう」という問題も、長射程モードの精度ならバッチリ解決。
その代わり連射力はバレルスピナーより劣る為、いわゆる「まぐれキル」が起こりにくい。
高精度ブキの例に漏れず、エイム力のあるプレイヤーが使わないと真価を発揮出来ない
上級者向けのモード(というかブキ)。
また、長射程モード中は短射程モードと比べ移動速度がかなりゆっくりになってしまう。
移動撃ちでも狙いやすいというメリットもあるが、対面している敵も同じなので、
チャージャーなどの長射程ブキは急いでキルすべし。
モード変化の詳細
言葉で説明するのがかなりややこしいので詳しくは各自で調べてほしいが、ざっくり説明するとこんな感じ。
①最大までチャージした割合(以下「最高点」)から数えて1~10発目は短射程モード。
②最高点から数えて11~12発目は短射程モードから長射程モードに切り替わる途中の
中途半端な射程になる。
③最高点から数えて13発目以降は長射程モード。
④リチャージを開始すると何発目の弾を打ったかが巻き戻る形でチャージが再開する。
例えばチャージ後に20発撃ってリチャージで15発分のチャージを回復した場合、リチャージ終了後5発は短射程モード、6~7発目はモード変化途中、8発目以降は長射程モードになる。
⑤リチャージで最高点を更新した場合、そこから数えて10発は短射程モード(以下略に。
要するにモード変化するチャージ割合が押し上がる。
⑥しばらくチャージも発射もしてない状態でブキを放置すると、少しずつ最高点が下がっていき最後には最高点が0になる。
⑦イカ状態になると最高点は即座に0になる。
……よく分からないかもしれないが、リチャージ機能を駆使すればどちらか片方のモードのみを使い続ける事も可能、という事である。
主な立ち回り
その性能から、前衛/後衛どちらもそつなくこなせる万能ブキ。
しかし「なんでもできる」は「なんでもしなくちゃいけない」という宿命を持つ。試合の展開をこまめに確認し、自分が今どう動けばいいか判断しよう。
短射程モードを繰り返し使って塗りたくる。「十分にチャージ→0.5秒発射→0.5秒チャージ→0.5秒発射……」を真横に動きながら繰り返せば、普通のシューター並には塗れる。
自分がバトルに参加出来ない状況では、味方の退路を塗ってあげるなどのアシストも可能。
まずは長射程モードで近距離ブキを狙い撃ち。相手が嫌がって近づいてきたらリチャージ→短射程モードの準備に入る……という流れが基本。
接近してきた所を高DPSの暴力で落とそう。
ただし近距離ブキは大体みんなDPSが高く、一度迎撃に失敗するとチャージを挟む分一気に不利になる。ヒト速をイカしてうまいこと有利を取りたい。
こちらも長射程モードで戦う事になる。中途半端な射程のブキ相手なら、エイム力さえあればスピナーらしい弾幕で有利を取れる。
しかし長射程モードは最低でも4発は当てないといけない分、一撃必殺のチャージャーには相性が悪い。本質的にはスピナーなのでチャージャーには大人しく逃げるのがオススメ。
……しかし、このブキは頻繁にヒト速が変化するので、それを利用しながらキモい挙動機敏な動きを繰り返せば、チャージャーからすれば狙いにくくはある。
長射程モードで狙える距離ならチャージャーに立ち向かってみるのもいいかも知れない。
弱点
万能ではあるこのブキだが、弱点がないブキなど存在しない。特殊な仕様が多い分、明確な弱点も存在する。
1つ目は単純ながら、二種類のモードを使い分けられなければ他スピナーの下位互換と化してしまう点。
モード変化を使いこなし、それぞれの弱点をごまかしつつ長所だけを押し付ける立ち回りをしなければいけない。
他のブキでも長所短所を理解するのは当然重要だが、このブキは2つのモードの性能があまりにもかけ離れている為、扱うハードルは高い。
短射程モードの攻撃力と長射程モードの弾の精度が他のスピナーに無い強みであり、この2つを押し付けられる状況を作るのが使いこなすコツ。
2つ目は、2つのモードを瞬時に切り替えるのが難しい点。
例えば「長射程モードで遠くの敵を撃っていたら横からパブロが接近してきた」という状況は対処が難しい。
上述したがリチャージによるモード変化は発射した弾数を巻き戻すように変化する為、既に長射程モードで何発も撃ってしまっているとかなり長い時間チャージしなければ近距離モードを使えない。この場合、パブロ相手では一瞬で往復ビンタされて終わるシチュエーション。
こういった不意打ちと隣り合わせの前線では、常にチャージを短射程モードと長射程モードの中間あたりでキープし遠距離射撃しつつ迎撃の準備もしておくという操作が必要になるが、そうなるとリチャージを繰り返す事になるので継続的な射撃は難しくなる。
これを克服するために上級者は「不意打ちの気配が少ないときは長射程モード長め」「怪しい場合は短射程モード長め」……と使い分けることで両対応を実現するのだが、言うまでもなくめちゃくちゃ難しい。
こまめに周りの状況を確認するのは勿論、クーゲルはそれに加えて前もってモードを切り替える意識と、何よりそれを実現させられるプレイヤースキルが求められる。
3つ目は、
空中・インク不足時のチャージ速度が他のチャージ系ブキより群を抜いて遅い点。
ZR長押しでチャージ出来るタイプのブキは、フルチャージに必要なインクが足りない場合チャージ時間が遅くなるという性質を持っている。
ワイパー系やスクイックリンα等を除き、空中にいる場合も遅い。
そしてクーゲルの場合、フルチャージにかかる時間がなんと
6倍にまで遅くなってしまう。あのリッター4Kですら3倍なのに……
というわけでインク切れを起こした時のリスクが全スピナーの中でも非常に高い。前線でインク不足に陥ると致命的なので、他のブキ以上にインク管理には神経質になろう。
セット一覧
【Splatoon2】
クーゲルシュライバー
サブ:ポイズンミスト
スペシャル:ジェットパック
初登場となったセット。「2」の中では初めて登場した新種スピナー。
ポイズンミストで敵の機動力を奪い近距離でじっくり料理したり、自分の位置を見えづらくして遠距離で迎撃したりするゲスい戦法が出来る。
ジェットパックでメインの機動力をさらにブースト。長射程モードでも届かない敵への迎撃も可能。
クーゲルシュライバー・ヒュー
サブ:ジャンプビーコン
スペシャル:アメフラシ
クーゲルシュライバーのマイナーチェンジ版。ペン頭にメーカー謹製のロゴシールが貼ってある。
無印とは打って変わって味方をサポートする編成に。
スペシャルのアメフラシで相手の体力を少し削れば、ちょっと撃っただけで敵を倒せるようになる。もし逃がしてしまったらビーコンで呼んだ仲間にお願いしよう。
【Splatoon3】
クーゲルシュライバー
サブ:タンサンボム
スペシャル:ジェットパック
無事「3」にも続投。サブウェポンはポイズンミストからタンサンボムに変更されており、遠距離の敵への牽制がしやすくなっている。
本作では遠距離かつ高い位置への攻撃が出来るスペシャルが増えたため、最初期のジェットパックの立場は少し厳しかったが、カニタンクの度重なる弱体化とジェットパックの強化によって一躍環境ブキへ躍り出た。
クーゲルシュライバー・ヒュー
サブ:トラップ
スペシャル:キューインキ
『3』のDrizzle Seasonで追加。前作からカラーリングが変わり、白いパーツと黒いパーツの色が反転した。
構成は前作同様サポート寄りな一方で、セット自体はトラップとキューインキという今までとは違う趣向のものになっている。
典型的なメインが強すぎてサブスペが微妙でも戦えちゃうタイプのブキ。近距離でも遠距離でも戦えるのでトラップを好きな場所に置けるのが楽しく、キューインキもピンポイントで使えれば強い。ただしチャージャー組への干渉手段を完全に失ったうえ打開能力もかなり低いのでまあまあ上級者向け。
抑え込む側になれれば強いので腕に自信があれば。
相性の良いギアパワー
ここでは「3」での編成を中心に記載。
スピナーの相棒その1。ヒト状態を晒す事が多いスピナーにヒト移動速度アップはかなり重宝する。
しかしクーゲルシュライバーは他のスピナーと比べ、このギアパワーによる効果上昇量が少ないという調整を受けている。
元の速度から速いし、他のスピナーを使う時ほどこのギアパワーはいらないかもしれない。
スピナーの相棒その2。前線で戦う事も多いスピナーに積む事で、敵のインクに足を取られて的になる……という事故を減らせる。
特にクーゲルは短射程モードで前線を張り続ける事が多いので積んでおいて損はない。
メインの継戦能力を底上げ出来る。
「前線で長射程モードの弾幕を張っていたら敵が来たので短射程モードに変えようと思ったらインク切れ」という悲しい事態も減らせるだろう。
特にクーゲルに慣れないうちはモードの切り替えに必死でリチャージし続け、インク回復を忘れるケースが多い。
基本ギアパワー1.6個分積むことでインク満タンからフルチャージ出来る回数が4回→5回に増える。とはいえ、このブキでフルチャージ→全部放出→またフルチャージというサイクルはほぼ行わない為参考程度に。
タンサンボムの初速度・飛距離を伸ばす。敵の射程内に入らなくてもチャージャーにちょっかいをかけやすくなるので、嫌がらせしつつそのスキに接近してキルしたり、味方を戦いやすくしたり。
トラップも爆発範囲を広くできるのでかっこよく戦いたいなら。
前者はメインの弾を当てると一定時間、後者は敵に倒される事でその敵がデスするまで、その敵の姿を透視出来るようになる。
透視はその敵がインクに潜伏していない時に限られるものの、位置情報が分かるのは前線崩壊の対策をしやすくなりかなり有利。
特にサーマルインクは長射程モードで逃がしてしまった敵の動向をうかがえる。逃走ルートに先回りして短射程モードで溶かしてやろう。
ジェットパックの発動時間を延ばし、爆風を少しだけ広げる。
Ver.2.0.1現在ジェットパックは「3」の環境ではかなり弱い。少しでも時間を延長してスペシャルの強さを補強すべき、との意見も多い。
基本ギアパワー1.3個分の効果で、ZR連打時の弾数が1発増える。
どちらもスーパージャンプの着地狩り対策。
前者は遠くからの攻撃、特にチャージャーの直葬ショットを防ぐ事が出来、安定性が増す。
後者はどこからでも着地地点が見えやすくなる分チャージャーには無力だが、受け身をとった後3秒だけ「イカダッシュ速度アップ」「ヒト移動速度アップ」「敵インク影響軽減」が基本ギアパワー3個分上昇するという凄まじい隠れ性能を持つ。
3秒あればフルチャージからの短射程モード発射が可能なので、近くで着地狩りを狙っていた敵を返り討ちに出来る。流石にチャージャーは避けられないし運よく回避出来ても返り討ちは無理。
ジャンプの安定性を重視したいなら前者、返り討ちの楽しさを味わいたいなら後者を選ぶとよいだろう。
オブジェクトに対する攻撃力を上げる。頻繁に効果が発揮されるのは対
スプラッシュシールド、ナイスダマのアーマー、ガチホコのバリアだろう。
短射程モードのDPSを底上げし、シールドは一瞬で溶かしナイスダアのアーマーもちょっと撃つだけですぐに割れ、
バリアは面白いくらいのスピードで割れる。
とはいえルールがガチホコでない限り発動の機会も少なくなるので、採用はルールに依るか。
サーモンラン最強ブキ候補。通称「正社員」と言われる社畜ガチ勢アルバイターからもとっても人気。
サーモンランではほぼ全てのブキの火力・性質がクマサンによって対シャケ用に調整されているのはご存知だろうが、クーゲルも例外ではない。
弾の威力が一発35に調整されており、短射程モードのDPSは700にに跳ね上がっている。
勿論この700という数字は理論上の物であり、短射程モードを使い続けるとしたらリチャージも挟む為実際はもう少し低くなるが、試し打ち場で体力400(ドスコイと同じ)のバンカーを1秒と掛からないスピードで割れる火力は素晴らしいの一言。
ドスコイを倒すのに数秒かかるブキも存在するのに対し、このダメージは非常に強力。
塗り力も盤石であり、コンテナ周りの治安維持も申し分ない。
長射程モードは連射力が落ちる為DPSは420まで落ちてしまうが、それでもこの射程でDPS420は十分破格。
長射程モードは他のスピナーよりもDPSでは劣るものの、リチャージ機能がある為かなり融通が利く。チャージ中の移動速度もかなり速い為、モグラやザコシャケに対する事故も減らせる。
短射程モードにこの射程までついてくるのだからサーモンラン最強候補という評価も納得である。
……とはいえ、最強になれるのは十分にクーゲルのポテンシャルを引き出せた時の話。
クーゲルは他のスピナーと同じようにフルチャージとフル発射を繰り返すだけでは他スピナーの下位互換であり、上手く扱いきれなければシューターにもスピナーにもなれないブキとなってしまう。
「クーゲル? 一回も使ったことない……」というかけだしアルバイターからすると、他のブキと違い照準が頻繁に変わるよく分からないブキにしかならないだろう。
サーモンランではブキの説明は一切してくれないので、モード変化やリチャージ機能が搭載されている事についてはブキチから聞くしかない。ブキチのクソ長い説明をマトモに聞いているプレイヤーなんぞそう多くないだろうし
そういうワケで、サーモンランのクーゲルは
その性質を知っているか知らないかで最強にも最弱にもなり得るブキであると言える。
その点、初心者にも比較的扱いやすく、射程以外の全てを持っており生存力も高い
スパッタリーの方が強いというアルバイターもいる。
知識は持っていたとしてもその特殊な性質は一朝一夕で使いこなせるものではない。試し撃ち場はもちろん、とにかくバイト現場で慣れていく必要があるだろう。
練習すればするほど熱意に応えてくれるポテンシャルは秘めているので是非とも使いこなそう。
以下、サーモンランにおける対オオモノシャケ・特殊な状況での具体的な立ち回りを示す。
あくまで編集者の個人の感想である為絶対に正しいとは限らない。「経験上こうすればほぼ確実に成功する」という確信が自分の中にあるのであれば、それに従うと良い。
出来れば追記・修正もしてもらえると幸いだ。
対オオモノシャケのすゝめ
相性良し。
移動速度をイカしてコンテナ近くまで寄せて、後は短射程モードでDPSの暴力で叩く。
盾・本体の体力の合計は1100。ちょっとお高めだがクーゲルのDPS700ならさほど気にならないだろう。
相性良し。
長射程モードを使えば十分に届くし1ターンキルも余裕。
但し弱点が見えてから撃ち始めると短射程モードから発射され撃破が間に合わないので、弱点を出す少し前に撃ち始めて短射程モードの時間を消化しておこう。
相性良し。
仲間が狙われている時は短射程で、自分が狙われている時は回り込んで長射程で。
チャージ中のヒト速ならヘビからも逃げられる。
相性普通。
普通に倒す時のモグラの体力は1200。短射程モードのDPSなら一人でも2,3ターンでキル可能。
基本ボムを食わせるべきだが、混戦状態などインクを温存したいときはこちらで。
相性良し。
本体の体力は900。短射程モードのDPSなら1ターンキルが可能。
雨弾を打ち落としてもいいが、クーゲルで長射程モードを使うには一定時間短射程モードを使わないといけないため時間管理はシビア。
相性良し。
安全な高台からの長射程モード連射で一気に全ての鍋をぶっ飛ばす事が可能。
短射程モードならもっと早いが、せっかく遠距離への攻撃手段を持っているのに危険な海岸に行くのはあまりおすすめできない。
余裕があるときは短射程モードで瞬殺し金イクラを一個持って帰ろう。
相性悪し。
メインの万能性能もカタパッド相手では意味が無い。大人しくボムを入れよう。
余裕があればミサイルに追われている仲間の塗りを確保し逃げやすくしてあげると良し。
相性良し。
塗り力も持っているのでエリアを簡単に奪い、その後の処理も短射程モードのDPSで一瞬。
相性良し。
柱に登らずとも長射程モードで攻撃出来る。余裕があれば登って金イクラを回収しよう。
相性良し。
遠くのナベブタなら長射程モードで撃ち落とそう。難しいが地上でも曲射で遠くから撃墜可。
自分からバリアに入って落として乗り込む時も、短射程モードで一瞬。
相性良し。
弱点ナシの体力1200も短射程モードのDPSなら一瞬で倒せる……と言いたいところだが、テッキュウが湧くのは海岸という危険な場所。
余裕のないときは遠距離から狙った方が安全である。長射程モードでもDPSは420と十分。
特殊な状況下での行動
ラッシュ時は基本的に連射力とDPSの高いブキやローラーがシャケを食い止め、長射程・高威力のブキがキンシャケを削るという立ち回りになるのだが、クーゲルならそのどちらもこなせる。
ブキ編成や納品数などの状況に合わせてどちらかをこなそう。
ただしその場合どちらか一方のモードを使い続け、モードを切り替える必要が出てきたら迅速に切り替えるというかなり難易度の高い操作が必要となる。
ぶっちゃけ短射程モードオンリーでもよい。ローラーなどザコシャケ処理に適した味方がいるなら長射程モードも活用していこう。
全方位からザコシャケが湧いてくるので、ザコ処理の得意なクーゲルは活躍出来る。
キンシャケも短射程モードで一気に削ろう。但しチョーシに乗りすぎてコンテナに寄せずに倒すのはNG。
短射程モードでコジャケの処理もグリル本体への攻撃も行えるが、短射程モードで弾が届かない地形では長射程モードも使うことになる。
こちらはラッシュ以上に2つのモードの切り替えが頻繁になり、より使用者のウデマエが試されるといえる。
1人でもドスコイを相手に出来る力があるので、砲台には乗らず納品係を務めると良い。
短射程モードのDPSで金イクラを大量に頂戴しよう。クーゲルのヒト速ならある程度は移動中のキンシャケにも追いつける。
但し周りのザコ処理や納品も忘れてはならない。
短射程モードは湧いてしまったザコの処理、長射程モードは遠くのシャケコプター・クーラーボックス処理及びハコビヤ迎撃。
シャケコプターは2発当てないと倒せない点に注意。
また一部のステージでは、高台から長射程モードで曲射する事でハコビヤからポロポロ金イクラを落とせる。
短射程モードでひたすらザコ処理。長射程モードは基本的に使わない。余裕があったらドロシャケにボムを投げ入れよう。
元からインク管理が難しいブキなので、ボムを使った後のインク残量に要注意。
ひたすら金イクラを運びまくり、ザコが降ってくるようになったらひたすら短射程モードでサバきまくる。
シャケなのにサバくとはこれイカに
ザコ以外出現しない分、他のWAVEよりもヒャッハーしやすい。とはいえ調子に乗るとインク切れを起こしやすく、
「親方! 空からドスコイが!」となってしまうので注意。
EXTRA WAVE
基本的にはあのどてっ腹に短射程モードのDPSを盛大にぶつけていく攻撃担当。ヨコヅナの肉弾攻撃も短射程モードのヒト速ならかわしやすく、クーゲルの優秀さが光る。
弱点のボムを狙えるタイミングなら長射程で狙撃、それ以外のときは普段のバイト同様両モードを使いこなしてザコ、オオモノをシバいていこう。高台やハシラから短射程でボムを削れると爽快。
ヨコヅナ同様短射程モード主体での攻撃枠。弱点となるコブはジョーが移動した向きの反対側に出現するので、殴りやすいポジションに先回りすることを意識しよう。
余談
- 名前・見た目の元ネタは「多色ボールペン」。「クーゲルシュライバー(Kugelschreiber)」は、ドイツ語でそのまま「ボールペン」という意味になる。「クーゲル」が「玉」、「シュライバー」が「筆記用具」を意味し、それを繋げて「ボールペン」となるのである。
- このブキを作ったのは「キャンバス」社。画材メーカーで、バトル用に作っているブキも「パブロ」「ホクサイ」「ヒッセン」など画材に関するモノ。他のブキが揃いも揃って短射程ブキである中、クーゲルは初めてキャンバスが手掛けた長射程ブキである。
- 『2』では追加された当初「射撃時のヒト移動速度が異常に速い」「インク切れでもチャージ速度が変わらない」という滅茶苦茶な性能まで持ち合わせており猛威を振るった。
- ……が、その後7回・12項目における弱体化を食らってしまった。これは『2』のブキ中弱体化回数最多。一応「ヒュー」は1回だけスペシャル発動に必要なポイントが下がるという強化を受けているのだが、無印は一切強化されていない。ちなみに上で述べた「ヒト移動速度アップのギアパワーの効果量が他のスピナーよりも少ない」という弱点も、この弱体化に伴って付けられたモノ。
- 『3』ではランク30で解放されるブキで、Ver.2.0.1現在最後に解放される唯一のブキとなっている。見ての通り凄まじいクセを持っているので、一番扱いが難しいという意味でこの立ち位置なのだろう。
追記・修正はクーゲルシュライバーの熟練度を★5まで上げてからお願いします。
- リッターも十分弱点あるだろといろいろ言いたいことはあるがなんの私怨があるか知らんが関係ないブキの名前出すのすべってるからやめた方がいいよ -- 名無しさん (2023-01-08 17:35:02)
- ポテンシャルは凄いけど十全にそれを引き出してやるのが本当に難しい。ハイドラントがまだ優しく感じるレベル -- 名無しさん (2023-01-08 17:53:54)
- ↑2少し温まってて周り見えなくなってました、すみません…リッターに関する所は削除しました -- 名無しさん (2023-01-08 18:43:17)
- パブロホクサイヒッセンスパッタリーとシンプルな短射程ブキが持ち味のキャンバス社がコレを繰り出してきた時はさぞブキ業界に激震が走ったろうな… -- 名無しさん (2023-01-08 20:42:10)
- テッキュウとハシラを最後の歌に例えるセンスよ -- 名無しさん (2023-01-09 16:01:32)
- ラッシュって何のことかと思ったらヒカリバエのことか。 -- 名無しさん (2023-01-09 19:05:11)
- ↑2最後の歌地獄ってそういうこと(DOD3のラストバトル)か。脱帽。 -- 名無しさん (2023-01-11 01:20:27)
- ドイツ語ってかっこいい響きだよなぁ -- 名無しさん (2023-01-16 21:41:57)
最終更新:2025年02月24日 23:43