登録日:2024/01/25 Thu 15:04:38
更新日:2026/07/23 Thu 21:37:11
所要時間:約 5 分で読めるぞ!ギュルッフッフ!
【概要】
初登場は「桃太郎電鉄11」。
全身真っ黒で
猫のような、不気味な見た目をしている。
『桃鉄』シリーズに登場するおじゃまキャラ「貧乏神」が変身した姿の一つで、初登場の『桃鉄11』ではサブタイトルに名前が表記されているほか、『桃鉄15』でも再登場した。『桃鉄11』は前作からの変更点が非常に多いのだが、そのうちの最大の目玉として披露された。
変身ボンビーの中では珍しく、初登場時の演出がないかわりに、各地のマスを黒く染める長めの演出が発生する。
専用曲は「暗黒のブラックボンビー」。
【悪行】
取り憑かれると
尻尾を振りながら、
必殺技の「ペイント・イット・ブラック」で取り憑いたプレイヤーの番のみ、「マイナス駅」と「目的地」以外のすべての駅を「
ブラック駅」に変化させてしまう。
「ブラック駅」はいわば「ナイスカード駅」の逆バージョン。止まるとカード駅と同様にカードを1枚引かされるが、
高確率でデビルカードなどの損害系のカードが手に入ってしまう。稀に、つづけてもう1枚引かされることもある。
更に、とりつかれているあいだは
所持カードが封印されて使えなくなるため、急行系カードなどを使っての移動ができない。
近くに他のプレイヤーがいない限り、なすりつけはほぼ不可能となる。
カードを使おうとしても
と言われるだけ。
そしてこいつの真に厄介な点は、
取り憑いた時点で即行動するというもの。
「
ハリケーンボンビー」など変身した初ターン時に行動するボンビーは多数いるが、こいつに限っては
2回目の行動時になすりつけられたプレイヤーに対しても即座にブラック駅に変えてカードも封印するのだ。
しかも、貧乏神に戻るタイミングは他のボンビーと同じターン終了後。なので、
なすりつけ合いに巻き込まれると、いつまで経っても貧乏神に戻らないまま悪行の効果が継続するというたちのわるい性質を持つ。
「ブラック駅」は基本的には損害系カードが選出されるが、じつはレアなカードが手に入ることもある。
しかし入手できる確率は非常に低いので、期待しないほうがいい。
【ブラック駅のラインナップ】
○リトルデビルカード、デビルカード、キングデビルカード
桃鉄では毎度お馴染みのデビル系カード。所持していると毎月お金を奪われる。自分では捨てられないが、数か月たつと消える。
リトルデビルは少額だが、キングデビルは多額のお金を奪う。しかも、キングデビルカードは本来8年目以降しか出現しない(キングボンビーの悪行含め)が、ブラック駅はそれを無視してキングデビルカードを排出するという性質があるため危険。
カードを封印されているので、変身が解けない限りは「おはらいカード」での撃退も不可能。
○ウィルスカード
所持しているとコンピューター・ルームにウィルスが侵入して、急行系もしくは便利系のカードがすべて無くなるまで毎月1枚ずつカードを食べてしまう。
「ワクチンカード」を打っていれば即撃退が可能。ワクチンは5年間まで効果が適用されるので、事前に使用していたら防ぐことも可能。
一方、デビルだろうがお構い無しに消してしまうため、状況によってはブラック駅の被害を抑えるのに使えるかも?
○規模縮小カード
所持すると、ランダムに指定される物件1件を処分しなければならない。
1個目は嫌なら処分を免れることができるが、2個目に提示された物件は強制的に処分させられる。非独占駅物件が指定されればまだよいが、確定ではないので厄介。
○減反政策カード
所持すると、サイコロを振って出た出目の分の農林物件を処分される。
「規模縮小カード」と違って自分で処分する物件を選べるので、独占が崩れることは起きにくい。
『桃鉄16』以降は、カード駅に停まった時にまれに発生するランダムイベントとなった。
○幸福な王子カード
童話の『
幸福な王子』に基づいて、入手すると他のプレイヤーに自分が持っているカードをすぐに1枚渡さなければならない。
ちなみに損害系カードを渡すことは不可能。
これでも、持ち金や物件自体には影響はないので被害としてはまだ軽い。こちらも『16』からはランダムイベントに。
○ゴールドカード
損害系ではない、低確率で獲得できるカード。
物件駅で買い物をするときに使用でき、「
桃太郎ランド」を除く好きな物件1件を10分の1の値段で購入することが可能という、チート級のカードである。
上位互換に、1つの物件駅の物件全てを10分の1の値段で安いほうからまとめ買いができる「プラチナカード」がある。
○ダイヤモンドカード
こちらも上記ゴールドカードと同じで低確率で入手できる、損害系ではないカード。
使い道はカード売り場駅で売ることしかないが、買取価格がかなり高く、序盤に入手できるとかなり嬉しい。
バブルや岩戸景気の時には更に買取価格が上がるが、逆に不景気、大恐慌の時は買取価格が下がるので注意。
なお、カードは前述の通り封印されているのですぐにこれらを使うのは不可能。
また、これらのカードを引いた次のターンに幸福な王子カードを引くという悲劇もたまに起きる。
【対策】
○マイナス駅
先ほども挙げた通り、マイナス駅と目的地はブラック駅にならないため、マイナス駅に止まれば損害系カードを引かずに済む。
しかし、夏はまだいいが、冬のマイナス駅は失うお金が高額。最悪デビル以上のお金を請求されることもあるので注意。そして
奴により甚大な被害をもたらされることも。それを見据えたのか、本作からは「当たり年」まで存在するし。
後電車伝助からもう一度行動できるという名の拷問を受けることもある。
冬はあえてブラック駅に突撃し、幸福な王子カードやリトルデビルカードなどで被害を抑えられるのを祈るという手段もある。
○物件
『桃鉄15』限定だが、近江八幡の製薬会社と渋谷のIT企業を所持していると、製薬会社が「デビキラー」が完成して、デビルを即撃退してくれるようになる。
また、IT企業が「ワクチン・プログラム」を開発すると、ウィルスを即消滅させてくれるようになる。
この2件を持っているだけで、半分以上の損害系カードを防ぐことが可能。
ただ、手持ちにカードが入ること自体を防ぐワクチンと異なりデビキラーは手持ちに入ってから発動するため、手持ちいっぱいの時に引いてしまうと1枚カードを捨てなければならない。
【その他】
過去の『桃鉄』ではプラス駅、マイナス駅、カード駅をしばらくのあいだ黒く塗りつぶして見た目でどんな駅か判別できないようにする「ブラックカード」という物があった。こちらはマスの見た目が黒色に変わるだけで、とまったときの効果はもとのマスと同じ。物件駅以外のマスにとまりづらくする効果がある。
CPUの「天邪鬼」の絶好調で、物件駅以外の駅ほぼ全てをブラック駅に変えたり、「ピヨピー」がマスを塗り替えたり(ブラックにすることこそないが、紫色の駅にすることがある。紫色の駅とは「ボンビラス駅」。つまり……)と似たようなことをしてくるキャラがたびたび見られる。
何より彼の功績は、『桃鉄11』以降、「ゲストボンビー」と呼ばれる貧乏神の追加形態の先駆けとなったことである。『桃鉄12』で初登場した「
ハリケーンボンビー」も、もし彼の評判が悪ければ登場することはなかったかもしれない。
彼らのようなゲストボンビーの出現により、基本的にお金を奪う
キングボンビーと、ひねった悪行をする一芸特化のゲストボンビーに役割が分業された。
各セリフは
イギリスのロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のパロディ。
技名のペイント・イット・ブラックはザ・ローリング・ストーンズの楽曲名、カードを使おうとした時の「ユー・シャル・ノウ・サティスファクション」というセリフは『サティスファクション』という曲の「I can't get know satisfaction」の意味を反転させたものとなっている。
- ゴールカードが当たった動画を見たときは あれ、当たるんだ と感動したのはいい思い出。だって絶対に当たることはないと思ってたし。 -- 名無しさん (2024-01-25 15:53:29)
- これでもし2010に再登場してたらラストデビルカードで悲鳴が上がっていただろう -- 名無しさん (2024-01-26 05:32:03)
最終更新:2026年07月23日 21:37