ザ・バーザーカー(キン肉マン)

登録日:2024/04/14 Sun 01:42:01
更新日:2024/04/22 Mon 08:28:34
所要時間:約 5 分で読めます





我は天界にて“自制の神”と呼ばれし者

此度の下天で得た地上での超神名は ザ・バーザーカーッ!!


ザ・バーザーカーとは『キン肉マン』に登場する超神の一人。
天界では“自制の神”の名で呼ばれていた。

戦績
vsはぐれ悪魔超人コンビ●(阿修羅バスター)*1


【概要】

ヒーロー然としたド派手なタイツと装飾を身に纏う長身・長髪の超神で、武器として大剣を携えているが流石に試合では使用しなかった。
スマートな印象ながら大柄なナチュラルと同程度以上の筋骨隆々とした肉体を誇る。基本的には瞳が見えない白目状態なのだが、感情の動きが見えるアップ時には瞳が見えることがある。

リングが2つ設置されたバベルの塔4階において“安寧の神”ナチュラルと共に番人を務める。
スグルと別れて“バベルの塔”を進むアシュラマンサンシャインの前でその姿を披露。
先んじて斃れた師サムソン・ティーチャーの敵討ちに燃えるアシュラマンとそれを支えるサンシャインの姿に興味を唆られたのか、部外者的なポジションだったものの自らナチュラルに呼びかける形でタッグチーム「モデスティーズ」を強引に結成、タッグ戦に移行するや瞬く間にナチュラルから主導権を奪ってしまった*2
試合形式の変更について調和の神の許可は不要らしく、2つのリングを1つに合体させている。


【人物】

一人称は「我」で、笑い声は「ドフドフ」キモオタくさいぞ。
調和の神ザ・ワンの真意を理解した上で行動していた同志の一人だが、タッグパートナーのナチュラルは超人排斥に傾き過ぎているためかこの「同志」の中に含まれず、後述する行動からバーザーカーも内心ではナチュラルを認めておらず調子を合わせていただけの可能性がある。

元“自制の神”にもかかわらず「バーザーカー(狂戦士)」という、これまた元の属性とは相反する印象の超神名を名乗った一人であるものの、試合では司る“自制”の名に違わぬ完璧な感情コントロールを見せて戦いの主導権を握り続けた。
そういう意味では間違いなく戦術の一端だったのだろうが、ナチュラルと共に的確な煽りでアシュラが空回りするように仕向けており、それに気付いていたサンシャインの助けがないシングル戦であったなら、早々に自滅に追い込まれていたかもしれないと実感させている。

そのヒーロー然とした姿微妙にタイプは違えども正統派で基本を極めたスタイルでありながら圧倒的な強さを誇ること、そして何よりも徹底的に冷徹鋭利な性格から、奇しくも前回アシュラに泥を舐めさせたジャスティスマンと似ているとの意見も寄せられていた。
今回の『超神編(仮)』にて天上界の神々が各々に(始祖をも含めた)自分に連なる“超人の系譜”を生み出していたことが明らかになっていたこともあってか、両者の間に実際に関連があるのではと予想する声もあったのだが、本編ではそうした情報は今のところ出ていない。


【活躍】

開戦直後はナチュラルとアシュラの戦いを見守っていたものの、優勢だったナチュラルがサンシャインのサポートに崩され、合体技「砂塵迷宮投げ」でグラついた隙を見てタッチすると、強烈なドロップキックでアシュラを吹っ飛ばして本格的に参戦。
ナチュラルと同様にアシュラを煽り動揺を誘う方法をとったものの、それをサンシャインが的確なアドバイスとサポートで援護する様子を見る中で相対する超人たち自体に興味を持ち始める。
師匠の仇であるナチュラルしか目に入っていなかったアシュラマンも「厄介な司令塔」として存在を意識せざるを得ないほどの強敵。

一進一退の攻防の中で、サンシャインとナチュラルがそれぞれに致命的なダメージを負い、最強の合体技「竜巻砂塵地獄」でサンシャインがナチュラルを道連れにして果てると、冷酷にも遺骸を壁に放り投げて排除。
互いのパートナーを失う状況となったにもかかわらず、事もなげに「パートナーとは所詮は道具に過ぎない」と切って捨てる。
サンシャインから命を賭した友情パワーを示されたばかりだったアシュラは激昂し、事実上のシングル対決にもつれ込む。

……しかし、怒りと憎しみを糧にしたアシュラのパワーは、それを無視するかのように真っ向から受け止め反撃に転じるバーザーカーの前にあっという間に劣勢に。
打撃の打ち合いで不利になったことから、三つもの竜巻を同時に繰り出す「連撃竜巻地獄」で攻めても、フットワークと体捌きのみで迎撃され、反対に自分が竜巻に飲み込まれる有様だった。

その後の必死の反撃も虚しく、波羅蜜多ラリアットを捉えられ、超人殲滅落としを受けるが、それをサンシャインの遺砂が救って絶命は免れる。
死してもなおサンシャインが自分を支えてくれているというアシュラの言葉を妄言と切り捨ててアシュラの右腕の一本を折るが、これに対してアシュラは妄言が真実であると証明するかの如く遺砂を纏うことでサンシャインの右腕を顕現させてバーザーカーに反撃し、パートナーと“友情”の大切さを説くのだった。

この時、バーザーカーもサンシャインの幻影を垣間見たが、「それならばお前たちが二人いるものと思って闘えばいい」として、更なる猛攻を開始。
アシュラはサンシャインとの友情パワーを越え、リアル・ディールズの一員としてこの世の全ての悪魔超人の思いを背負って戦う決意を固め、魔界のクソ力を振り絞り、六本の腕を同志である悪魔六騎士全員の腕に変え、彼らの力を借りて最後の反撃に出る。

この驚愕すべき状況に対してもなお冷静さを失わず、「それならば今度は六人まとめて倒してやる」と応えたバーザーカーは更に更にアシュラの力を上回っていく。
これに対してアシュラは再度もはやWeb連載以降は反撃されフラグでしかない波羅蜜多ラリアットへ。
これを捉えたバーザーカーはサクリファイスロックからの超人殲滅落としで決着を付けようとするが、ここで魔界のクソ力をブーストさせたアシュラは六騎士の力を結集してロックから脱出、自身にとって最高の決め技である「阿修羅バスター」の態勢に捕らえる。
バーザーカーは冷静に弱点である拘束されていない頭を抜こうとしたが、アシュラはそれを補うべくジャンクハンドの棘とサンシャインの怪力を利用して完璧に拘束、そのままの勢いで過去最高の手応えの阿修羅バスターを炸裂。
この一撃にはさしもの“神”も耐えきれず倒れ、“魔界のプリンス”は見事に無二の師無二の友の仇討ちを成し遂げたのであった。

この戦いはアシュラとナチュラルの遺恨がメインになると思われていたのだが、試合の中で圧倒的な強さを見せつけたバーザーカーは、因縁をも越えてアシュラにとって過去最高の好敵手と呼べるほどの相手となった。
そのクレバーすぎる態度や、先に倒されたナチュラルの遺骸を無慈悲に壁に叩きつけるムーブなどで、読者から「かなりの外道なのでは?」と思われたものの、戦いが終わる頃には正々堂々とした戦いぶりで「煽りも戦術だった」と理解させ、ポジティブな方向に評価を逆転させてみせたのである。

実際、戦い終わった後はフラフラになりながらも自ら「楽しかった」と言ってアシュラに握手を求め、サンシャインへの非礼を詫びた上で「あの大きな男も認めてやりたかった」とまで語り、アシュラの見せた六騎士の幻も受け入れた上で超人の更なる進化に期待するとまで言っている。その陰で放置されたままのナチュラルさんの遺体……アシュラすらもう気にもかけてないし。


【実力】

ナチュラルのトレードマークでもある“盾”に対して、自らを“鉾”と称しており、実際に攻撃主体のスタイルではあるが、本当に攻撃一辺倒だったバイコーンさんとは違って攻防一体で完成された戦闘スタイルの持ち主。

しかし何より読者に大きなインパクトを与えたのがやたらとカッコいい大剣を携えていたこと。
今更ながら『キン肉マン』とはいえ堂々と凶器を使うのか!?と少なくない動揺と憶測を呼んだ……ものの、当然といえば当然ながら試合中では使用することはなかった*3
技名にも剣や剣名を冠したものが多いのもそれを反映していたのだろうか。


必殺技

何の変哲もないパンチなのだが、ずば抜けた身体能力と体格から繰り出される一撃は余裕で相手を弾き飛ばし、乱打戦に於いては二本の腕にもかかわらずアシュラの六本腕からのラッシュである“アシュラ六道蓮華”との打ち合いで互角以上に渡り合った。
この膂力から繰り出される逆水平チョップやラリアットといった他の打撃技も非常に強烈。

  • ビッグブーツ
何の変哲もないプロレス式ハイキック(靴底での顔面への前蹴り)なのだが、凄まじいド迫力で描かれ読者に大きなインパクトを残した。
正統派のビッグブーツというよりは蝶野のケンカキックに近いモーションかもしれない。
この他、回し蹴りにドロップキック、ローリングソバットなども同じくド迫力かつ高威力で、上述の通り腕での打撃も総じて得意と、全般的に打撃技に特化したスタイルであった。

  • バーザーカーブレード
髪飾り“ベルセルクビーク”を嘴状に変型させ、スカイマン悪魔将軍を彷彿とさせる垂直落下式頭突きの要領で放つギロチン技。
『キン肉マン』だと当然のように刺突技になるかと思いきや……の意外にしてプロレスのルールに則った戦法である。

  • バーザーカーエクスカリバー
タックルで跳ね上げた相手を空中でうつ伏せの状態から両足を自らの脇に抱え込み、更に両腕をとって強烈にエビ反り状態で締め上げてからの激突技。
作中では素直に真下に落下させるのではなく、途中で軌道を変えて横方向からコーナーに激突させるというトリッキーな動きを見せた。
奇しくもアシュラマンの阿修羅稲綱落としの通常型→∞パワーの変化を一連の動きで見せたような形で披露された。

  • サクリファイス・ロック
相手の腕を交差させて背後から絞り上げ、さらに自らはブリッジして背骨にもダメージを与えていくという拷問関節技。
劇中では体格差があるとはいえ、アシュラの六本の腕全てを拘束して締め上げた。
……アシュラが『キン肉マン』世界のドラゴン・リングインと化してきた波羅蜜多ラリアットなんぞを仕掛けたのが悪いが。
仕掛けの段階での痛めつける部位が似ている超人殲滅落としへの布石として使われたが、魔界のクソ力を発動させたアシュラに脱出される。

  • 超人殲滅落とし
ザ・バーザーカーの最大奥義。
正面から相手の両腕を交差させて捉え、自らの両足で相手の両膝部分をを挟み込むようにロックして上半身を強烈に反らさせてからマットに激突させていく。
ストレートすぎる技名だが威力はその名に違わぬもので、アシュラもサンシャインの遺砂が助けてくれなければ絶命していたと振り返っている。

  • ベルセルクの剣
ザ・ナチュラルとのツープラトン。
ナチュラルチョークスラムの落下に合わせ、バーザーカーが首を狙って空中からのエルボードロップ(地獄の断頭台のエルボー版のような体勢)を落とし、はぐれ悪魔コンビの頭部を挟撃すると共に威力を倍増させた。
超神二人による合体技ということもあってか凄まじい威力があったようで、アシュラのダメージを自らの砂で軽減すると共に威力の殆どを引き受けたサンシャインは、この技のみのダメージで自らの命が尽きるのを覚悟した程だった。

  • モデスティーズグリードボンバー
同じくナチュラルとのツープラトン。
バーザーカーのラリアットに合わせて、ナチュラルが身体を丸めて飛鳥分化アタックみたいな体当たりを浴びせる。


ドフドフ~~ッそろそろ私も!

追記・修正に混ぜてもらおうか~~~ッ!

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最終更新:2024年04月22日 08:28

*1 パートナーのザ・ナチュラルはツープラトン「竜巻砂塵地獄」でKO

*2 タッグ名の「モデスティー(Modesty)とは、「謙虚」「謙遜」「控えめ」「地味」を意味する単語の複数形。“安寧の神”と“自制の神”のタッグということで名乗ったのだろうが、「本当にその名前でよかったのか」とか「名前の割には十分派手なコンビだったよな」……とか、色々とツッコミたくなる名である。

*3 とはいえ単なるお飾りでもなく、自身の弁によれば実際に「頼れる相棒」と呼ぶ道具ではあったらしい。どう使うのか見てみたかったものである。