ドクロボットK-176(ロックマン)

登録日:2024/04/16 Tue 10:30:00
更新日:2025/03/13 Thu 17:27:39
所要時間:約 7 分で読めます





ドクロボットK-176とは、ロックマン3に登場するボスロボットである。
K-176の意味はよく分からない。


概要

8ボスを倒していざワイリーステージへ*1次はどうするのかとプレイヤーが思っていると…

セーブ画面を挟まずにステージセレクトへと移動。
突然マグネットマン、ハードマン、タップマン、スネークマンの場所のフレームが崩壊し、残りの4つに謎の顔が現れる。

前作までとは違う流れに驚くプレイヤー。とりあえず適当なステージを選択すると…






文字通り?が飛び出す。
ちなみにこの「?」は8ボスの仮グラフィックとして使われていたものらしい。


さっきとは違うステージに困惑しつつも、割と早く現れたボスシャッターに入るプレイヤー。
そこにいたのは先程の謎の顔の正体ことドクロボットだ。


外見

その名の通りドクロのような顔をしている。
体つきはロックマンより大きくガッツマンよりちょっと背が高い。なので飛び越えにくそうだ。
腰にはボルトがフランケンシュタインのように付いている。

左腕はクイックマンのバスター、背中にはバブルマンのバスターとクラッシュマンドリルが付いているが…?
反対を向くと腕が逆になるのはお約束


戦闘

さあ戦闘だ!と身構えるロックマン


すると、上からセカンドナンバーズが降ってきて、ドクロボットの中に入ったではないか!


そう。ドクロボット最大の特徴は、「過去作のロボットのデータをインストールして、動きをコピーできる」量産型ロボットだったのだ!
まさかの展開に驚いたプレイヤー多数。


それぞれの担当ステージは
  • ニードルマン(夜になった。昼に見えていた謎のヘルメットが動き出す。)…エアーマン、クラッシュマン
  • ジェミニマン(ビジュアル面の変化はなし。一部地形が割れている。)…フラッシュマン、バブルマン
  • スパークマン(施設が若干荒廃した。前回より更に地下へと落ちる。)…メタルマン、クイックマン
  • シャドーマン(背景の溶岩が無くなった。後半からは逆に天井が見えるようになる。)…ウッドマン、ヒートマン
マグネット、ハード、タップ、スネークのドクロボットバージョンは無い。ちょっと見てみたかった気もする。

ちなみに中ボス扱いであるエアー、フラッシュ、メタル、ウッドにティウンさせられると、直前のシャッター内部……ではなくスタート地点まで戻される鬼仕様。*2
ステージも純粋に難しい*3のでロックマン3クリアの壁として立ちはだかる。

それぞれの弱点武器は、本作の8ボスたちの弱点と完全にリンクしている。
(例:エアーマンはマグネットマンと同じ弱点、フラッシュマンはニードルマンと同じ弱点、など)

メガワールド版では個体によって強化されたり弱体化されたりしている。


メタルマン

本人と同じく、攻撃に反応してメタルブレードを投げつけてくる。
色味がサビ黄色くなっており*4、本人よりも投げるスピードが速い。…が速すぎるので逆にロックマンに当たらない。
ステージの都合上足場がベルコンではなくなったうえ、メタルマンの特性(近づくと反対側に跳ぶ)上接触することはほぼないので弱体化した。PS移植版のナビモードでもブルースに「メタルマン!楽勝だな!」と言われる始末。
弱点はマグネットミサイルとハードナックル。マグネットミサイルは基本垂直ジャンプしかしない彼とは極めて相性が良く、非常に当てやすい。

メガワールド版ではオリジナルと同様。
これだけなら「楽勝じゃん?」と思うのだが、弱点武器のマグネットミサイルが何故か破壊できない敵弾にも反応して方向転換してしまう仕様に変更されているせいで、本体に対して非常に当てにくくなってしまった。
このせいでオリジナル通りのマグネットミサイルでの攻略法が全く通用しなくなってしまい、結果的にメガワールドオリジナルの攻略法の確立やハードナックルでの攻略を余儀なくされてしまった。
そう言った点でもメガワールドのメタルマンは強化されている部類と言えなくもない。

エアーマン

みんな大好きエアーマンももちろん登場。
本人同様あの竜巻を発射してくる。どこから風を出しているのだろうか……。
どう頑張っても回避不能のパターンがあったオリジナルとは異なり、今回はスライディングがあるのでいくつかのパターンが避けやすくなっている。
メガワールド版ではエアーマン同様竜巻の配置が変わって凄く弱い。
弱点はマグネットミサイルとスパークショック。本人同様バスターでも2ダメージ通る。

バブルマン

原典同様水中での戦いになる。天井のトゲも健在。
跳ねるバブルリードを出しながら頭上に泳ぎ、横軸があうと銛…ではなく玉を撃つ。
メガワールド版ではちゃんと銛を飛ばしてくる。
本人とあまり変わっておらず、割と戦いやすい部類。
弱点はシャドーブレードとスパークショック。弱点の参照元がスパークマンなので正式な弱点武器はシャドーブレードということになるが、オリジナルの弱点がメタルブレードだったのを踏襲しているのだろう。

クイックマン



みんなのトラウマにしてシリーズボス最強候補。


デカい、速い、火力高いの3拍子に加えて、原作以上に避けづらいクイックブーメラン、そして回避不能レベルのタックルが非常に凶悪。
タックルの威力は絶望の。オリジナルのクイックマンの2倍、ライフ満タンの状態からでも4発もらえば死という超火力である。

行動パターンの気まぐれっぷりはオリジナル同様で、唐突にタックルを仕掛けてくるので非常に心臓に悪い。
地形に起伏がないのもタックルを段差に引っ掛けて止める手が使えないせいでかえって厄介。
そして何よりもクイックマンの弱点だった防御力の低さを完全に克服しており、バスターで1ダメージしか通らない。

最低限の良心?なのか、クイックブーメランの威力が4から2に下げられているため、回避が苦手なプレイヤーは本体に当たりそうになったらブーメランに当たって無敵時間を利用する戦法を余儀なくされることに。
ティウンティウンしてゲームオーバーになったらまた最初からやり直し。とことん心を折りにかかってくる。
そうして誕生した格言は、「クイックマンに当たるな、クイックブーメランに当たれ」*5

メガワールド版ではブーメランの威力が何故か2同様4にアップ。更に行動パターンが適当より気まぐれになり更なる難ボスとして立ちはだかる。
一応、動き自体はメガワールド版のクイックマン本人に合わせてか遅くなっているが、焼け石に水。

弱点はサーチスネークとジェミニレーザー。地を這う前者は飛び回るクイックマンとは相性が悪く、画面内を反射する後者は一見相性がいいようで消えるまで次弾が撃てないし武器選択画面も開けないという仕様によりうまく当たってくれないと地獄を見る。
E缶の使用も視野に入れておくべき。ワイリーステージで沢山拾えるし。
なお、ライフが満タンの状態で挑んだ場合、ひたすら左方向にキーを入れて壁に密着しながらサーチスネークを連射することでゴリ押し撃破が可能。どう頑張っても勝てない場合は参考までに。

クラッシュマン

本人同様攻撃に反応してジャンプからのクラッシュボムで攻撃してくる。と、思いきやほっといても攻撃してくる。
クラッシュボムの持続が低下したが、ジャンプ力も低下しているのでやや避けづらい。
弱点はハードナックルとタップスピン。ナックルは硬直するのでかなり当てにくい上、タップスピンだと被弾覚悟になるジレンマが…
というかバスターで2ダメージ通るのでバスター使ったほうが楽。

フラッシュマン

ゆったりと移動しながらたまにタイムストッパーでこちらを硬直させてくる。
だが硬直時間は短く、玉は1発しか出さなくなった。その代わりエイムは向上している。
メガワールド版ではジャンプ力と玉の数が増加した。だが玉の威力が1に低下しより弱くなってしまう。
弱点はニードルキャノンとジェミニレーザー。

ヒートマン

原作同様火を投げつけて遠いと突進してくる。ただし燃えるのは背中だけ。
本人が動かないのも原作通りなのでまだ簡単なほう。ホントドクロウッドと逆で助かった。
弱点はタップスピンとシャドーブレード。タップスピンのほうがダメージ量は高いが、安全性を考慮すればシャドーブレードのほうがいい。

ウッドマン



みんなのトラウマその2にしてシリーズボス最強候補その2。


デカくなった体格に合わせてリーフシールドも判定含めしっかりデカくなっており、飛び越えるのが非常にシビア。近づいて接射*6してもしっかり弾かれる周到さ。
木の葉をばら撒けばちらつきが発生して視認性を悪化させてくる。
ジャンプもめちゃめちゃ鋭角になっておりまさしくあいつのジャンプはくぐれない!
なんとかくぐってもすぐにリーフシールドを展開するので後ろに下がって距離を取らなければお陀仏である。
火力はオリジナルと同じ、つまりリーフシールドも本体との接触も8ダメージと避けにくいくせにえげつなく高い。
それでいてバスターで1ダメージという鉄壁ぶり。これが本当の「ドクロウッドが倒せない」

弱点はニードルキャノンとサーチスネーク。
木の葉はラッシュジェットですき間をくぐってかわすという手もある。この手を使わなければ、E缶でゴリ押ししないと勝てないかも知れない。

こいつが中ボス(ゲームオーバーになっても前半部分なのでやり直しやすい)なのがまだ救いか。まぁ大ボスと違ってステージ攻略でライフを消耗した状態での挑戦を強いられるので一長一短だが。



こいつら8人を倒すと、中央に赤いヘルメット黄色いスカーフのアイツ…に似たザク人が現れる。


余談

ドクロボット内に入るセカンドナンバーズだが、実は前作とドット絵が変わっている。
よく見ると全体的に縮小されている。圧縮ファイルか?
エアーマンやクイックマンは分かりやすく、逆にメタルマンとバブルマンは分かりづらい。
クラッシュマンは何故か脱色した。

制作者は公式では明かされていないが、デザイン(ドクロの顔、セカンドナンバーズの装飾)から、ほぼ間違いなくワイリーが作ったものだと思われる。
まだ未完成の巨大ロボットのガンマをライトから強奪するためロックマンをおびき寄せる、ファンサービス時間稼ぎのためのロボットなのだろう。
「他のロボットの武器をコピーして使用する」というシステムが、ロックマンと似通っているのは偶然だろうか?(まぁこちらは武器以外も含めた行動プログラム全般だが)

似たようなボスにロックマン10「ウェポンアーカイブ」がいる。トゲの付いたコアみたいなヤツで、過去のボスの行動パターンの一部を再現している。
ゲーム中で登場しているのは1~9からそれぞれ1体ずつの計9体分だが、ボス部屋背景の描写を見るに、設定上は1~9のボスキャラクター全員を再現できる可能性がある。*7

漫画『ロックマンギガミックス』の3にあたるエピソード「アステロイドブルース」では、ドクロクイックとドクロウッドがワイリーに率いられ、調査隊が小惑星αから地球に持ち帰った超エネルギー元素を強奪する姿が描かれている。
カプコン公認のロックマンフリークとされるありがひとし先生にとっても、この2体は別格だったらしい。


ちなみにドクロボット討伐後のワイリーステージは逆に歴代でもかなり簡単な部類に入る。
理由はステージが短い、大量のE缶設置、弱めor瞬殺できるボス達(1体除く)など

ドクロボットに散々苦しめられた鬱憤をワイリーステージにぶつけてやろう。

ロックマン4のボスキャラ募集の応募者全員にプレゼントされた冊子「ロックマンキャラクターコレクション」等、一部の古い資料では「ドクロボットMK-2」という名前になっている。
「2」のボスを再現したから「MK-2」なのだろうか…?


追記修正はドクロクイックドクロウッドをバスターノーダメージで突破してからお願いします。


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最終更新:2025年03月13日 17:27

*1 本作ではストーリー開始前にワイリーが改心している。なに?タイトルで丸わかりだと?

*2 大ボス扱いの残り4体は直前のシャッターから再開できる。

*3 しかもラッシュC・J・Mが必須の場面もある。意図的に無駄遣いしないと起こらないが、エネルギーが足りないとハマって抜け出せなくなるケースもある。

*4 メガワールドでは色味の変化はない

*5 この格言が独り歩きして、2のクイックマンとの接触も過剰に恐れるプレイヤーもいたりする。

*6 ウッドマンのリーフシールドは、限界まで距離を詰めればシールドを貫通できた。

*7 背景にあるボックスのようなものに、一部光っている場所があり、横の列をそれぞれの作品(初代が上から)だとするとちょうどそのDWN.の場所が光っているロボットの技を使用しているという芸の細かい仕様がある。全員倒すと背景の光も消える。