登録日:2024/10/30 Wed 23:38:02
更新日:2025/04/06 Sun 00:45:06
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アラブの火の鳥軍団! 本当の力を見せてやろうじゃないか!
IFルートの今作では無印三作目「
世界への挑戦!!」編で(名前のみ)登場したザ・バラクーダと入れ替える形で登場した。
【概要】
フットボールフロンティア・インターナショナル(以下FFI)のサウジアラビア代表チーム。
チーム名=異名という扱いでチーム名がカタカナではなく、シリーズ初の日本語表記となっている。
高く跳び上がれるジャンプ力でパスを繋げる空中戦を得意とし、きわめて強いフィジカルを武器に激しく戦う。
必殺技には火属性をモチーフにしたものが多い。
正直韓国代表レッドバイソンとダダ被り
メンバーの何名か(若しくは全員か?)はオリオン財団所属のサッカープレイヤー
「オリオンの使徒」で今までの連中と同じく手段を選ばない。
ユニフォームのカラーは黒/オレンジ/青緑/白(FP)、黄/青緑/白(GK)が特徴。
【作中(アニメ)における活躍】
初登場はアニメ11話。FFIアジア予選第4回戦で日本代表イナズマジャパンと対戦。
日本はアジア予選を3連勝したことで本戦進出が確実なものとなっており、試合前に一星充はギリカナン理事長の代役のグスターブから弟の手術の日程を条件に「スタジアムへ向かうバスのタイヤに細工を仕掛けた。スイッチを押して日本代表を事故に遭わせ敗退させよ(意訳)」と命令を受けるも不発に終わり、FFスタジアムに到着。
試合前半はサウジアラビアが先攻し、開始直後に一星から野坂に指名された
風丸一郎太と
吹雪士郎が試合のキーマンであるため排除するよう伝えられ、
囲んでステップを踏むかのように見せかけて足を狙うというシュールな絵面ながら一星がアシストする形で2人の足を潰して退場させるが、灰崎凌兵と吉良ヒロトの「ペンギン・ザ・ゴッド&デビル」で先制点を決められる。
ここでエヴァ監督の檄を受け、本来のプレーで日本に猛攻をかける。その最中一星が使徒としての汚いサッカーではなく、本当の自分に向き合うことを選んだ彼の進行をペッカのブロック技で阻んだところで前半終了。
ハーフタイム中、日本は一星が兄弟の人格がある
二重人格者で精神が不安定な状態でありながらも、背負ってしまった過去を超える強い思い…
サッカーで人格統合を果たして救うために続投。
試合後半は一星にボールを集めさせる日本を阻止すべく乱戦となる中、チームメイトたちのアシストとリカバーを受け続けた一星が精神世界で亡き兄・充の人格との自己対話で統合を果たし、
一星光として更生。
一星光本人が持つ分析力と充として身につけた身体能力で完璧になったことで尽く突破され、一星からパスで逆サイドを突いた灰崎と吉良の二度目の必殺シュートにアリが対処できず1点決められたところで試合終了。0-2で敗北。
【メンバー】
アンドレアス・ベボ CV:バトリ勝悟
「チャンスはやった。お前は最後の選択を誤った!」
FW/背番号10
『灼熱のファイアバード』
フィジカルが極めて強く、燃えさかるような
強烈なシュートを放つサウジアラビアのエース。
チームの連携ではとてつもない速攻を見せる。
(イレブンライセンスより)
エースにして「オリオンの使徒」の一人。誕生日は8月30日。
褐色肌で前髪部分に赤茶色のメッシュが入ったピンク色のモヒカンヘアー、赤茶色の眉毛が特徴。
一星が使徒として日本敗退の成果を果たしていないことは把握しているらしく、試合開始直後に一星から排除対象の選手の指示を受けた際は「無能」「クズ」と罵倒した。
一星の連絡通り風丸と吹雪の左足を攻撃して退場に追い込むも、交代出場した岩戸高志と万作雄一郎の連携に阻まれて先制点をとられ、八つ当たりする形で一星を肩で押し倒し「役立たず」と吐き捨てた。
その後一星が明日人からのパスを受けてシュートを外し躊躇しているところを「野坂の頭を狙って潰せ」と唆して使徒としての最後のチャンスを与えるが、一星が本当の自分を選び野坂を潰さなかったため、一星を切り捨てる。
試合後半は得点狙いを優先して猛攻をかけるも決めることは無く、人格統合を果たした一星に「フェイントをかけるときに移動する方の手が動く」癖を見抜かれボールを奪われた。
余談であるが、アニメ内でのスタメン紹介の時のイレブンライセンスは普通の立ち絵だったが、玩具では専用のポーズに差し替えられている。
必殺技
シュート技。両足でボールを挟むととも炎で囲んで急上昇、ボールを踏んで更に高く飛び一回転し、炎を纏ったボールにヘディングシュートを決め、火の鳥と一体化したボールがゴールへ突っ込んでいく。
ぼっち・ザ・フェニックス
しかしながら
円堂の敵ではなく、前半の「風神雷神」と後半の「風神雷神ゴースト」に止められてしまった。
ネーミングが外国人が翻訳したガバガバ日本語みたいでダサいのが難点
GK/背番号1
アラブの火の鳥軍団キャプテン。
色白で青緑色の刈り上げたショートヘア、紺色の太眉が特徴。
担当声優の田中氏は同じく声優である
田中敦子氏の息子であり、本作品がアニメデビュー作でもある。
必殺技
キャッチ技。太陽をバックに高く飛び上がり、太陽のイメージを背景に突出したプロミネンスをボールにぶつけて止める。どことなくキーパー版「アトミックフレア」ともいえる。
前半の灰崎と吉良の「ペンギン・ザ・ゴッド&デビル」に破れるも、吉良の「ザ・エクスプロージョン」を止めてみせる。
必殺技のネーミングがある意味で後の流行ウイルスの影響からゲームで変わるかどうか少し話題になっていたが、2024年現在は収束に落ち着いているので変える必要は無いと思われる
DF/背番号2
色黒で大柄の太った体型、デコボコした巻き髪のアフロヘアーの黒髪、L字型の太眉に丸い目、髪と繋がった顎髭を生やしている。
DF/背番号3
褐色肌で筋肉質の長身体型、下が黒く染まった赤のロングアフロヘアー、下瞼の赤のフェイスペイントが特徴。
前半終了間際で一星に「裏切り者め!」と罵っていたことから「オリオンの使徒」の一人と思われる。
必殺技
ブロック技。両手から出した炎を天に向かって飛ばし、降ってきた隕石群と巨大隕石を相手に直撃させて吹き飛ばす。旧作の「メテオシャワー」と「プラネットシールド」を組み合わせたような技。
試合前半で精神が不安定になった一星を止めてみせるが、試合後半で人格統合を果たした彼に「ランダムに見えるが落下に法則性がある」と回避された。
DF/背番号4
褐色肌で小柄な体型、逆立てた白髪、側面のメッシュ、眉毛と睫毛はダークグレーなのが特徴。
MF/背番号5
褐色肌で長身体型、センター分けで両サイドと結んだ後ろの先端がオレンジに染まった赤茶色のロングヘアー、爬虫類顔で細長く釣り上がった黄色い目、常に舌を出しているのが特徴。紫色のヘッドバンドを付けている。
実力は高い方で、試合前半では日本の選手から軽々と突破して見せ、後半では一星にボールをキープさせるため野坂に阻まれるもすぐにかわし一星からボールを奪ってみせる。
MF/背番号6
褐色肌で頭頂部の3本のアホ毛、後ろが逆立ったグレーブロンドの髪が特徴。常にニヤついたような表情をしている。
「おいおい。そんなヤツとしゃべってると無能がうつるぞ。」
MF/背番号7
褐色肌で長身体型、ツーブロックにし頭頂部を尖らせた茶色のソフトモヒカン、V字型の眉毛、濃いアイラインに灰色がかった目、細長い顎髭が特徴。
「オリオンの使徒」の一人。
同じ使徒であるアンドレアスにはタメ口と思いきや、11話だけ「どうします? 3人目を潰しますか?」と敬語になったりと口調が安定しない。
後半では一星にスライディングを仕掛けるも、「目線でタイミングが読める」ことで高いジャンプで突破された。
ちなみに苗字のマソカは実在し、主にアフリカ系で用いられている。
MF/背番号8
色黒で大柄のゴリマッチョ体型、黒と緑と灰色の横縞の三角形型の髪、瞳の無い黄色い目が特徴。
その身体は見せかけでなく、試合前半で
不動明王のタックルを逆に弾き飛ばす。
FW/背番号9
チームのストライカー。褐色肌で外にはねた黒髪が特徴。
試合後半で一星から「細かい動きに対応できない」と読まれ突破される。
MF/背番号11
褐色肌で柿色の癖毛、出っ歯が特徴。
試合前半でアンドレアス、ヒソカと共に囲んで風丸と吹雪を狙っていることから「オリオンの使徒」の一人と思われる。
MF/背番号14(ペドロ)、MF/背番号16(サミル)
控え選手の(おそらく)
双子。両者の共通点は色白で短髪、薄紫色の唇、鋭く釣り上がった目に3つの鋲が付いた黒の眼帯を付けている。
ペドロは京紫色の髪で右目に付けた銀の鋲の眼帯、
サミルは抹茶色の髪で左目に付けた金の鋲のアイパッチが特徴。
どちらが兄なのかは現時点で不明。
試合では終始出番なし。
監督/コーチ
「いつまで弱火でやってんの。もっとメラメラ強火で燃え上がりな!」
アラブの火の鳥軍団女性監督。
女性だが茶色のスーツの上からでも分かる
筋骨隆々な肉体、それでいて厳つくない凛々しい顔と抜群のスタイルを誇る美女。茶色のセンター分けのロングヘアー、二色の異なる髪飾りを付け、目の下に2つの逆三角形のフェイスペイントを塗っている。
見た目通りの豪傑な性格で、選手たちに檄を飛ばしていた。
なお作中での出番はこれっきりなのが非常に残念
「我らの力はまだ半分も出ていない。」
アラブの火の鳥軍団アシスタントコーチ。
栗松に似たヘアースタイルの茶髪で口髭と顎髭を生やしている。
中東衣装のトーブを思わせるベージュ色のジップコートを着ている。
なお苗字が中東とは関係なさそうな「ハニワ」になっている理由については一切不明
【必殺タクティクス】
攻撃型の必殺タクティクス。6人の選手が3人1組に分かれて炎を前に出し、交差するように素早く相手を突破。通った跡に炎を残す。
【余談】
2024年現在もアンドレアス・ベボ以外のサウジアラビアの選手全員のプロフィールが不明のままである。
唯一オリオンの使徒がいる海外チームで日本に1点もゴールを決めることはできなかった。
前のウズベキスタン代表
エターナルダンサーズ同様、日本戦では相手を潰すラフプレーこそしたが小道具を使った反則行為はしていない。後のオリオンの使徒と比べて幾分まだまともな方だという意見も。
- 吹雪がサウジアラビアの選手たちによる至近距離からの足を狙う攻撃に高速ステップで回避する場面がかなりシュール。
- 吹雪が攻撃を受けて倒れた時のサウジアラビアの選手たちのユニフォームがイナズマジャパンのカラーと同じになっている。
- 日本が先制点を決めた後、野坂が一星に視線を向けるシーンで担架で退場したはずの吹雪とベンチにいるはずの剛陣がしれっとフィールドに立っている。
とツッコミどころ満載だった。なお円盤化ではこれらのシーンは修正されている。他のシーンも修正しておけよと言いたいが
オリオンの刻印放送終了後にゲーム「イナズマイレブン 英雄たちのグレートロード(現・英雄たちのヴィクトリーロード)」としてストーリーそのものを完全オリジナルに変えることを発表したため、(開発の進捗によるが)現状ゲームに出るかどうかも分からず、チームの全貌が明かされることがない状況となってしまった。
2022年7月の開発ブログでは過去作のキャラクターは別枠の「クロニクルモード」で登場させると説明。
2023年9月の東京ゲームショウにてコラボキャラを除いて今までのシリーズに登場したチームがほぼ全員登場するとの事でアラブの火の鳥軍団も登場が確定した。
メラメラとした追記・修正お願いします。
最終更新:2025年04月06日 00:45