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変身リングとカード(ドラえもん)

登録日:2025/01/17 Fri 13:29:00
更新日:2025/12/22 Mon 03:23:09
所要時間:約 3 分で読めます




【概要】

「変身リングとカード」とはドラえもんに出てくるひみつ道具の一つ。

好きな生き物に変身できるひみつ道具自体は他にもたくさんあるが、この道具は使い方に特徴的な点があり...


【道具の解説】

名前の通りフラフープのようなリングと動物カードのセットから成る道具で、リングに付いている装置に動物カードを入れてリングをくぐることで15分間だけその動物に変身できる。

最大の特徴は「下半身のみをリングに通すことで人魚になる」など部分的な変身も可能ということ。
似たような効果のひみつ道具に「変身ドリンク」や「しりとり変身カプセル」などがあるが、これらは全身が変化してしまうためその点で差別化できる。
そして既にカードが入った状態の場合、使用者以外も変身することが可能。

但し、これを人間が使う際は変化させたい部分の着衣を脱ぐ必要がある。
つまり、全身を変化させたい際は全裸にならなければならない。
作中でののび太は舞台が無人島ということもあってか特にこれをデメリットと認識するような描写は無く、仕返しやイタズラなどの目的を優先した結果として全裸で行動する機会が多くなってしまい…。


【変身した動物】

前述の通り、のび太が下半身だけを魚に変化させて人魚になり、泳ぎを楽しみ、自分を馬鹿にしたスネ夫ジャイアンにイタズラするも、時間切れで全裸を晒した。

変身リングを取り戻そうとしたドラえもんを撃退するためにのび太が変身。ドラえもんを気絶させた。

自分を馬鹿にしたスネ夫に仕返しするためにのび太が変身、スネ夫の海パンを引きちぎりスネ夫の股間のライオンをあらわにした。

  • 大蛇
自分を馬鹿にしたジャイアンに仕返しするためにのび太が変身、ジャイアンの海パンを引きちぎりジャイアンの股間の大蛇をあらわにした。

  • コンドル
ジャイアン達に先回りしてどこでもドアを隠し帰れなくするためにのび太が変身。
大山版ではどこでもドアに辿り着いた段階で変身が解け、どこでもドアは全裸ののび太がそのまま運んだが、わさドラ版ではどこでもドアを持ち去りのび太の服が置いてある場所に着いた段階で変身が解けた。
いずれにせよ時間切れのタイミングを見計らっての立ち回りであり、この時点ののび太は完全に道具を使いこなしている描写が見られる。
余談だが、大山版では変身したのび太が「ワッシッシッシ...」と笑っていたので鷲の可能性がある。

最初は再び全裸になったのび太が変身する予定だったが、ドラえもんに変身させてしずか達を驚かし、のび太が撃退して賞賛を得る…というシナリオに方針転換。
気絶させられていたドラえもんが話に乗るとは思えず明らかに思いつきなシナリオであるが、その時点で完全に調子に乗っていたのび太はカードを入れたままのリングをその場に残してドラえもんを探しに行ってしまう。
その後、小さなトカゲが放置されたリングをくぐってしまい…


【アニメ版】

2025年現在、アニメ化されたのは大山版とわさドラ版で1回ずつ放送されているが、
男の子の尻でも隠れる今の時代ではフルチンが何度も出てくる本作*1の放送は難しいと思われる。(例 : フエール銀行(2024年版)のび太の下半身がドラえもんの足で隠される。)

◇大山版「変身リングとカード」
1989年8月11日に初放送。
時代が時代だけに、のび太の全裸シーンが多数のほか、ジャイアンやスネ夫も海パンを破かれる形で全裸姿が流される。


◇わさドラ版「生き残るのはダレだ !? 無人島の大怪物」
2006年3月10日に初放送。
コンプライアンスへの配慮からか、全裸になった時の後ろ姿は映されるものの、局部をしずかちゃんの体,花,ドラえもんが持つ木の枝で映らないように隠されている。
コンドルからの変身が解ける際も見えないようにされている。


【外伝作品】

ドラベース ドラえもん超野球外伝

江戸川ドラーズ vs デビルキングス戦で試合中に使える3つの秘密道具のうちの1つとして登場。
カードセットもついているが、両チームともゴリラのカードを使用した。

デビルキングス側は比較的腕力が弱そうな9番打者、ライアンが打席で使用。
既に3点差+満塁で崖っぷちのドラーズに対し、腕をゴリラに変身させてパワーを100倍に上げることで満塁ホームランを狙った。
1発目は力が入りすぎたか惜しくもファール。
2発目こそトドメをさそうとホームランを狙ったが、ここで投手のポコえもんが熊に変身(変身リングではなく素の変身)することで力負けで抑えられてしまい、結果としては失敗した。
取ってつけたゴリラの腕より素の熊のほうが強いらしい。

江戸川ドラーズ側は、チビえもんがベンチで待機中に誤って使用。首から下が巨体のゴリラというアンバランスな身体になってしまい、チームメイトたちに膝をつかせた……(絶望の意味で)
が、丁度チビえもんの打順が回ってきたので、これでも当たればホームランも夢ではないとゴリラのままで出撃。

もらったぁ!
ホームランだぁ!!

……が、やっぱり迫力だけでサードゴロであった。
万事休すと思われたが、サードのエラーによって何とか出塁までこぎ着けることに成功。
その後もなぜか身体だけゴリラのままで3塁まで登り詰め、ゴリラのままでスクイズを狙い、いろいろあってゴリラのままでクロえもんの満塁ホームランで見事にホームインした。
ゴリラの身体が必要だったのかどうかは分からないが結果的には江戸川ドラーズの逆転に貢献したのであった。

試合終了後、チビえもんは変身リングを貰ったのか勝手に使ったのか、またゴリラの身体になって遊んでいた


【余談】

ドラえもんは、みんなで無人島に海水浴に行く事になり、泳げなくて馬鹿にされて悔しがるのび太のためにこの道具を出すも、「これは簡単すぎる」と言って投げ捨て、
その名のごとくスパルタすぎる水泳訓練道具である「スパルタコーチ」を出している。
つまり、のび太が実行した「人魚になって泳ぐ」というのは、ドラえもんも想定していた使い方という事になる。泳げるようになるだけなら、もっと良い道具がたくさんあるだろうに…
「スパルタコーチ」は着用者を溺れさせては蘇生するというあまりにも倫理観が欠如した道具なのでデメリットを踏まえても「変身リングとカード」の方がはるかにマシなのがなんとも。

また、コンドルに変身した際にどこでもドアをジャイアンたちから隠していたが、再度ティラノサウルスに変身しようとする際に脱いだ服や変身リングとカードはその近くに放置されたままである。
作中では結局ジャイアン達にはこのひみつ道具の存在が発覚することなく終わったが、話のオチを考えるとその後の追及は免れないだろう。

この道具は『大長編ドラえもんシリーズ』の『ドラえもん のび太の南海大冒険』にも登場しており、やはりのび太が人魚になって泳ぎ、スネ夫とジャイアンにイタズラするために使用している。(またしてものび太,スネ夫,ジャイアンの股間を見る羽目になるかわいそうしずかちゃん……)


ジャイアン「追記だぞ!!」
スネ夫「こっちは修正だぞ!!」

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最終更新:2025年12月22日 03:23

*1 ちなみに原作では1コマだけだが静香のトップレス姿もある。(着替え場面で藪に隠れているつもりなのだが、どう見ても上半身が露出している。)