登録日:2025/02/19 Wed 00:08:28
更新日:2025/07/20 Sun 10:24:24
所要時間:約 14 分で読めます
出典:「俺だけレベルアップな件」第18話「Don't Look Down on My Guys」より
2025年1月~3月/Chugong/A-1Pictures/©Solo Leveling Animation Partners
『俺だけレベルアップな件』は原作Chugong、作画DUBUによる韓国の小説・漫画・ウェブトウーンである。
日本ではピッコマや書籍版(KADOKAWAより刊行)で読むことが可能である。
略称は「俺レべ」。
【概要】
現実世界に突如現れたゲートから出現する魔物たち。
軍隊も歯が立たない中で挑んでいくのが、覚醒した「
ハンター」達である。彼らはまるで
ファンタジーアニメや
異世界アニメで使用するような武器を駆使して魔物を討伐していく。
その中で本作の主人公は、当初はハンターの中で一番ランクの低い「
Eランク」にあまんじていたが、
ダンジョン内で起きた悲劇をきっかけに「覚醒」し、最強ハンターへなりあがっていく。
いわゆる「現代ダンジョン系」の作品であり、
なろう系等であるような最強主人公に成長していくところが見どころである。
それまでEランクとして見向きもされなかった主人公。
しかし、ダンジョンで起こる窮地を前に他のハンター達が絶望に堕ちる中で活躍する場面や、逆境からの逆転劇によって更なる強さの境地へ達していく様に、ある種の痛快感があるのも魅力であろう。
本作は日本語翻訳版に変わった際、一部設定を変更したり、登場人物の名前を直したりしている。
日本語版がピッコマに掲載されてから、2019年にピッコマ漫画部門1位を獲得した。
2020年にはピッコマAWARD 2020 IGNIS賞を受賞するなど、ピッコマの看板作品になっている。
なお本作の作画を担当していたDUBUが37歳の若さで逝去している。
その後は元アシスタントのスタッフであるDISCIPLESにより外伝作品が連載され、こちらもピッコマにて掲載されている。
メディアミックス企画としては他にテレビアニメ版が2024年1月~3月・2025年1月~3月とそれぞれ2期にわたって展開されている。
【あらすじ】
舞台は異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート“、
そして”ハンター”と呼ばれる特殊能力を持つ人間達が存在する世界。
人類最弱兵器と呼ばれる最低ランクのハンター、
「水篠 旬」はある日突然自分だけが「レベルアップ」する力を手に入れる。
数多の試練を乗り越え、旬は”最弱”から”最強”へ駆けあがる。
世界各地に異次元と現世界を結ぶ通路“ゲート”が出現して十数年。
“ハンター”と呼ばれる超人的な力に覚醒した人間たちと、
ゲート内のダンジョンに存在するモンスターとの戦いは絶え間なく続いている。
本来、ハンターの能力は覚醒時から成長せず、そのランクも変わることはない。
しかし、人類最弱兵器と呼ばれていた低ランクハンターの水篠旬は、
二重ダンジョンでのレイド中に自分だけが「レベルアップする」力を手に入れ、戦いの中で能力を高めていく。
転職クエストをクリアして、影の兵士を従わせることができる職業『影の君主』を手に入れた旬は、
病気の母を治す可能性のある「命の神水」の素材を求めて新たな戦いに身を投じていくのだった。
【キャラクター】
基本的には日本語翻訳版の氏名を元に記載。
(主人公)
CV:坂泰斗
本作の主人公。
ハンターに覚醒するも、ランクはE級。
その中でも最弱ともいえる力しか有していなかったから、周囲のハンターからは「人類最弱兵器」として親しまれている。
しかし、そのような境遇でもハンター稼業を辞めないのは、病気になっている母親の治療費と医者になろうと努力している女子高生の妹の学費を稼ぐためである。
いわゆる「二重ダンジョン事件」にて、強大な石碑の罠の仕組みを解読し、数名のメンバー達の退路を作るまで貢献するが、自身は負傷したことにより、もっと強くなれればという未練を残し死んだと思われた・・・。
しかし、彼は生き延びることが出来た。
それどころか、まるでなろう系御用達のようなゲームのステータス画面のようなウィンドウが見れるようになり、それらの「システム」に用意されたダンジョンをクリアしていく。
その結果、本来ではランクが確定した後はレベルアップしないはずが、彼だけはタイトル通り「俺だけレベルアップ」を果たすことになり、最強ハンターへと成りあがっていく。
彼は作中で数少ない「再覚醒」を果たし、尚且つ継続的に成長可能というあり得ない要素を持つハンターだったのである。
彼の戦闘スタイルは、基本的に短剣を二刀流で用いる暗殺者のスタイル。目にもとまらぬ速さで相手を短剣で切り裂いてしまう。
武具を除いても、レベルアップに伴い身体能力も増大していく為、単純な殴る蹴るの攻撃で巨大なモンスターでも容易く吹っ飛ばせるパワー。
上級モンスターが放つ矢さえスローモーションになり、一瞬で相手との距離を縮めるレベルのスピード。
ボス級のモンスターの攻撃をマトモに受けて、戦闘継続が可能な耐久力等、身体面でも強力無比。
自身の姿を背景に溶け込ませる隠密スキルや、普通なら行動不能になる猛毒を受けても問題なく行動可能な耐毒スキルや、相手を威圧しステータスを下げる殺気スキルなど、バフもデバフも揃った豊富なスキルも侮れない。
後に転職クエスト攻略をきっかけにネクロマンサーへと転職。さらにクエスト攻略の昇級ポイントを使い、ネクロマンサーの上位職である「影の君主」になった。
これにより、これまで倒した魔物・ハンター・ボスなどを自身の「影の兵士」として使役することが可能。
本来魔術師のハンターでも1~2体出せるのが限界であるところを軍勢の如く大量の戦士を呼び起こすことが可能な上、兵士たちは戦いの中で戦死しても旬がマナを消費すれば何度でも蘇生可能という反則級のスペックを誇る。
当然、素体の能力が高ければ高い程、強力な兵士が生み出され、ナイト級以上になると名前を付ける事が可能となる。
単純に旬や兵士達が敵を殺せば殺す程、自分の手駒を無制限に増やせるスキルな上、兵士たちも戦いを繰り返す事で旬と同様に強くなっていく為、こと集団戦においては無類の強さを発揮する。
更にスキル「君主の領域」を使えば、一定範囲内の兵士たちの能力値を50%分ブーストすることも出来、更に手に負えない強さとなる。
ダンジョンの偵察や、旬以外の人間の護衛等、戦闘以外にも有用なスキルでもある。
また後々会得するスキル「影の交換」を使う事で自身と戦士の位置を入れ替える事も可能になる。
ちなみに稀ではあるが、一度影の兵士にした者を契約解除して解放する事も可能である。
「影の兵士」を習得後は彼らを従え、自身と軍勢の
レベル上げをしつつ、人海戦術でダンジョンを攻略していくのが旬の基本戦術となる。
レベルアップによる強さに関しては、急激に強くなっていく自分を周囲に不審に思われる事を避けるのと、万が一S級ハンターに認定される事で協会の監視及びギルドへの勧誘が強くなり、命の神水精製の邪魔になりかねない事を防ぐ為に黙っていたが、
後に神水生成の為に潜る必要がある高難度ダンジョンの過酷な環境に対応するためのアイテムを購入すべく、今まで攻略してきたダンジョンで手に入れたレアアイテムを売ろうとするもE級では逆に目立つこと、既に彼の実力を知る者が広まり始めていることから、仕方なくランク審査を再度受け、晴れてS級ハンターの仲間入りを果たした。
その後、家族との時間を優先する為、大規模なレイド作戦等には参加しない方針だったが、架南島レイドをその規格外の力で解決した事が切欠で、国内外にその名を轟かす事となる……。
その後、賢太や清臣らの協力を得て、たった一人の攻撃隊というあり得ない自身のギルドソロプレイヤー我進ギルドを設立する事となる。
E級だった時は少年と見紛う程の線が細い頼りない青年という風貌だったが、結果にコミットした再覚醒後は身長も伸び、体格にも恵まれた端正な顔立ちの青年へと成長。
内面も数多の死闘を勝ち抜くにつれ、徐々にどんな状況下にも動じない沈着冷静な性格になり、身内に危害を加えるなら同じ人間にも容赦しない等、ライザップのCMの如く見違えたような変化を遂げる。
とはいえ、家族や信頼できる相手を体を張り、命懸けで守ろうとし、無関係な人間たちを平然と巻き添えにするモンスターや横暴な振る舞いをするハンターたちに激しい怒りを露にする等、その人間性は変わってはいない。
他人の名前を覚えるのが苦手なのと、ネーミングセンスが壊滅的なのが玉にキズ。
自分のギルドをソロでダンジョン攻略していないのに「ソロプレイヤーギルド」等と名付けようとしたのがいい例。
ここらへんはレベルアップでもどうしようもないらしい。
(主人公の家族)
CV:三川華月
旬の妹。
医学部志望で、大学受験目指して日夜勉強の日々を過ごしている。
旬がハンター稼業を続けている原動力となっている1人。
ポニーテールが特徴的な快活な性格。
レベルアップで様々変わっていく兄に困惑しつつも、変化前と接し方を変えず、
生活・将来の夢を含め自分を支えてくれる兄を慕っているイイ娘。
CV:天野由梨
「溺睡症」という現代医学では治癒が難しい症状に陥っている。
旬がハンター稼業を続けている原動力になっている1人。
彼女の治療費を支払うべく、旬は無理をしてもダンジョンへ挑んでいる。
紆余曲折を経て、命の神水を完成させた旬によって完治。
様変わりした息子にも動じず、以前と同じように接する強い母。
(ハンター協会)
CV:
銀河万丈
ハンター協会会長。元S級ハンター。
ハンター稼業は既に引退しているが、その強大なオーラは隠しきれず、初めて旬が出会った際もたじろいでしまうレベル。
現在80歳にも関わらずオーラを出してしまうのだから、相当な実力者だったことが伺える。
現時点でも老いと心臓の負担を除けば、現役のS級ハンターを大きく凌ぐ実力を誇る。
旬が再覚醒して頭角を表していくと、彼を協会にスカウトできないか画策する。
しかし、結果的に彼がスカウトを断る形になってしまうも、自身の昔の姿と重ね、彼への興味と期待を深める。
CV:
古川慎
ハンター協会監視課課長。A級ハンター。
「二重ダンジョン事件」で生き残った者たちを調査した。
当時は旬の「再覚醒」を疑ったが、結局確証を得られなかった。
その後、旬が様々なダンジョンにかかわる事件に遭遇していることで疑念を深め、当時と見違えるレベルで成長した旬に驚きを隠せなかった。
グラサンでスーツを着ているため、
別の意味のハンターに見えなくもない。
A級ながら、状況次第ではS級の攻撃を捌くことも可能な実力者。
(上級ハンター)
CV:
上田麗奈
最上真が率いる「ハンタース」の副代表にして、本作のメインヒロイン。
S級ハンターということで実力は折り紙付き。そのしなやかで驚異的な身体能力は見るものを引き付ける。アクロバティックなアクションでひったくりを撃退して周囲の目を釘付けにしたこともある。
特異体質で匂いに敏感。特にハンターの匂いには嫌悪感を持ち、ダンジョン探索時、鼻をハンカチで覆うことも。
そんな彼女だが旬と出会った時、
イケメンチート主人公の特権故か「
良い匂いがした」ということで彼に興味を持つ。
CV:
平川大輔
「ハンタース」の代表で、S級ハンター。
自らは「最終兵器」の異名を持つ。紳士然とした風貌で慇懃無礼な態度が特徴的だが、彼もまた相当の実力者。
作中では炎系の魔法を行使して周囲を焼き尽くすことが出来る他、炎の結界を長時間張る等、火力と精密さを併せ持つ。
しかしながら、旬の実力を知ることによって、彼の底なしの力に興味と畏怖を持ち、何としても自身のギルドに勧誘したいと考えるようになる。
CV:
東地宏樹
「白虎」ギルドのギルドマスター。元は「死神」のギルドの創設者であったが、そこから独立した。所謂パワータイプで全力を出す際は理性を失い、白い毛皮の獣人のような姿となる。
野性的な外面に反して基本的に第三者には敬語で接しているが、一部の信頼している面々の前では砕けた言動で接しているあたり、こちらが素の様子。
最上とはいがみ合っているが、所謂喧嘩するほど仲が良いタイプの関係。
旬とはレッドゲートの事件で生き残ったのをみて、彼に興味を抱く。最初は彼の態度に不快な印象を抱いていたが、その後再審査を経てS級になったのを見るや、上原ら有力なA級ハンターたちを失ったこともあり、彼の獲得に向けて精力的に動き、その過程で最上と争うことになる。
(旬の理解者となったハンターたち)
CV:本泉莉奈
B級ヒーラー。旬がまだE級だった頃、ダンジョンで無理してケガしたところを回復術で治療していた。
精神的に脆いところがあり、実力よりも低めのダンジョンに参加することが多い。
「二重ダンジョン事件」では、旬と共に何とか生き残るも、この事件が大きな
トラウマになり、引きこもることが多くなってしまった。
後に旬と再会し、ダンジョン攻略を果たすものの、ハンター稼業は引退して実家に戻ることを決めた(母親と電話している時、方言で話している場面がある)。
序盤の活躍や主人公を献身的に支える場面からヒロインではないかと思った視聴者もいたのではないだろうか。
CV:花輪英司
C級ハンター。二重ダンジョン事件ではリーダーを務めるも、片腕を失った。
旬にとってはE級で落ちこぼれだったにも関わらず、観月と共に温かく迎えてくれた存在として、今も彼の心の中に刻み込まれている。
剣術道場の師範も務めている。旬がS級昇格のニュースを見て嬉しそうな表情を浮かべた。
CV:中村源太
諸菱建設会長の次男。
初登場時は父親から買ってもらったいかにも能力のありそうな武具を装備してダンジョンに挑んだ。しかし、実力はからきしでD級ハンターである。
旬の実力を目の当たりにして、ギルドマスター免許を獲得すべく彼と手を組む。
その際、もはやすっかり彼の荷物持ちになっているが、旬のことを敬愛していることには間違いない。
旬も不器用ながら、ひた向きに目標に向かって頑張る賢太にはシンパシーを感じており、彼の事を弟分として可愛がっている。
尚、後に本当に義兄弟の関係となるが、それはまた文字通り別なお話。
CV:
富田美憂
E級ハンター。
葵とは同級生である。最初は旬と賢太のダンジョン攻略において数合わせとして参加していた。その後葵の担任の先生から彼女のことを相談されてから、一緒にダンジョン攻略に挑むこともある。その際、よりにもよって最初の攻略案件のダンジョンがレッドゲートと化してしまい、自身よりもはるかに強大な敵のいるダンジョンに彷徨うことになるが、旬が一緒にいたこともあり、無事に生き残ることが出来た。
何ならそこで見た旬の強大な能力とネクロマンサーの力
と彼のイケメンぶりに
脳を焼かれ魅了される。
結果、彼のことを「
旬くん」と呼んで、恋するようになった。
CV:青木瑠璃子
白虎ギルドに所属するB級ハンター。
レッドゲード化し、強力なアイスエルフ達がひしめいている中で、リーダーの上原とは同行せず、敢えて旬たちの方を選んだ。
これはアイスエルフの攻撃を受け止めた彼を見て、彼の隠している実力を見極めたからである。
的確な判断ができ、視野が広い。
アイスエルフたちに追い詰められ、逆上した上原の襲撃やアイスエルフと旬の戦いではりんを庇っていた。
CV:虎島貴明
ハンタースに所属するA級ハンター。
旬がそれまで出会ったリーダーと異なり現実的な段々を下せる冷静な性格。
仲間からの信頼も厚い。しかし、カルガルガンの罠によって窮地に陥ったところを旬に助けられる。
見方によっては隊長としてのプライドが傷ついてしまうところであるが、仲間と自身の命を救ってくれた旬に感謝の気持ちを伝える器の大きさを持った人物でもある。
後に何とか旬をハンタースの一員にできないか最上に打診する。
(旬と敵対したハンターたち)
CV:間宮康弘
C級ハンター。弟はS級ハンターの右京将人。
旬と賢太をボス部屋から置きざりにして、彼らを囮にしつつ、ダンジョン内の回収物をいただこうというセコイ手を使うも、旬の規格外の能力でその目論見は外れる。
旬の能力を見誤り、メンバーを率いて戦闘を仕掛けるが返り討ちに遭い死亡する。
尚、当然ながら将人には劣等感を抱いていた様子。
CV:
内山昴輝
ハンター協会監視課に所属している犬飼の部下。
他の協会関係者同様にスーツを着こなしているがそのまま前線にも赴く、動きが速く短剣を使いこなす旬と同じ暗殺系である。
更生目的でレイドに参加する囚人たちを殺害していたが、それは彼らの凶行によって犠牲となった被害者の親族たちから大金と引き換えに復讐代行の依頼を引き受けている為。
………というのは建前で、その本性はモンスターを狩る以上に人狩りを楽しむ快楽殺人鬼。
しかも、ひと思いに瞬殺するのではなく、徐々に切り刻みながらジワジワ殺すという残忍なモノ。
囚人たちを殺害するだけでは飽き足らず、目撃者の排除という建前とは言え同僚であるハズのハンターさえも手にかけ、更に馬淵や観月に刃を向け、馬渕に重傷を負わせるも、旬によって止められる。
その高い暗殺スキルとハンターとしての経験値差、目潰し等の卑怯な手も辞さない戦闘スタイルで、当初は旬との戦いを優位に進めるも、システムの影響で加速的に強くなっていく彼には敵わず、殺気スキルで足を止められた瞬間に倒されてしまった。
CV:小林親弘
白虎ギルドに所属するA級ハンター。
旬と共に参加したC級ゲートが上級ダンジョンに繋がるレッドゲートと化した際、リーダーとして生き残るためには下級ハンターを切り捨てるとも同然の采配を振るう。
アイスベアの集団を圧倒する等実力は相応に高いものの、アイスエルフの不意打ちの弓矢の一撃をを難なく掴み取った旬の実力を見抜けなかったり、後述の暴走をしてしまったりとあまり内面は成熟していない様子。
上記のことから察する通り、傲慢な性格で、その後自身が率いたメンバーがアイスエルフのボス「バルカ」たちによって全滅した際、旬の計らいで不自由のないサバイバルライフをしていたりんやさつき達を逆恨みし、刃を向けるも旬に阻止され、最後はよりにもよってバルカと交戦中の旬に襲い掛かるが、既に彼の人柄を見抜いていた旬の一計によってイグリットに殺される
その後彼は影を抽出され、「アイアン」として旬に服従することになる。
CV:
諏訪部順一
日本人でありながらアメリカの大手ギルド「スカベンジャーギルド」に所属するS級ハンターにして、上記の右京隼人の弟。
隼人の事はランクの差もあり、「俺がいないと兄貴は何も出来ない」とまで見下している。
目的の為なら手段を選ばず、相手を恫喝し平然と危害を加え、殺人も辞さない人間性等、その戦闘力の高さもあり、隼人以上の危険人物である。
隼人がダンジョンで殺され、その犯人は旬と賢太で、2人が兄を罠に嵌めて殺したのだと断定する。
その際に日本へ来日するも、二人とと会うことはできなかった。
帰国後、突如ゲートから現れ、モンスターの疑いをかけられ拘束された旬の父とされる潤一郎を彼への復讐の一端として殺害しようと交戦するも、全く相手にならず一方的に叩きのめされてしまった。
水篠父子への憎悪が高まり、旬が賢太を伴って国際ギルドカンファレンスに出席する為にアメリカに来訪した際にはスカベンジャーギルドの仲間たちと共に賢太を拉致しリンチを行い、そこに駆けつけた旬の怒りを買い、念願の彼との交戦を開始するも、既に数多の試練を潜り抜けた旬の敵ではなく、ギルドのメンバー共々文字通り一蹴される。
が、サブプランとして考えていたスカベンジャーギルドの長にして国家権力級ハンター、トーマス・アンドレを旬と敵対させる事に成功し、トーマスに旬の殺害を託すも、
将人を許しはしなかった旬にトーマスとの戦闘のドサクサに紛れて殺害され、旬からはその強欲ぶりで命を落とした事を皮肉られ、新たな影の兵士『グリード』と名付けられ使役される末路となった。
(影の兵士)
旬がネクロマンサーの能力で抽出された影の戦士たちを指す。
記念すべき、旬が初めて影の軍勢に迎え入れた者達。
元々は転職クエストでダンジョンを徘徊していたモンスター達であり、当時の旬を鎧の防御力もあり1体でも苦戦に追いやっていたが、レベルアップに加え、ショップで鎧系モンスターに有効打を取れる短剣『ナイトキラー』を購入されたのもあり、徐々に無双されるハメになった。
ロングソードやメイス、ハルバード等、個人個人が多種多様な武装をしており、その膨大な数もあり、哨戒、護衛、偵察等の様々な任務をこなす軍勢にとって無くてはならない『歩』の役割を果たし、旬もイグリットやアイアン等、強力なユニットを手に入れた後も彼らに対して愛着を持つ程に信頼している。
影の兵士になってからも個人個人の意思ははっきりしているらしく、鉱石の採掘現場で軍勢に採掘の出番まで取られて嘆いている賢太にソッと鉱石を渡すお茶目な個体もいる。
最終的に全員A級ハンタークラスにまで成長した。
鎧兵士と同時期に軍勢に迎え入れた3人組。
元々、鎧兵士たちを召喚したり、彼らを合成させてゴーレムにしたりと転職クエストで旬の前に立ち塞がったモンスター達。
前述の召喚能力だけでなく、火炎弾等の魔法攻撃も使い、旬を苦しめたが、その鎧兵士たちを使役するスタイルからネクロマンサーの強力さを彼に示し、彼が影の君主になる切欠を与えた存在でもあるので、本作においてのターニングポイントになったモンスター………かもしれない。
影の兵士になってからは後輩のアイアンにパワハラされたり、その強力な魔法攻撃で軍勢の貴重な遠距離担当となり、また貪欲の玉を使う事でカルガルガンの強力な魔法障壁さえも貫く火力を発揮する等、キバが加入するまでは軍勢の主砲であった。
旬が転職クエストで倒したボスキャラ。別名「紅血のイグリット」。
甲冑を身に纏い大剣を振るう。
ボスとして対峙していたころから武人気質な性格で、旬が鎧相手に短刀から徒手空拳に切り替えたのを見て、自身も剣を置いて徒手空拳で応じるなど、フェアな精神で戦闘に臨むところが特徴的である。
影の兵士としても有能で、軍団加入時点で旬から見ても自分よりも強いと言わしめる程に強力な力と戦闘センスを秘めている。
実は先代影の君主アスボーンと深い関わりがあり、諸事情で旬との初対面の時の実力はあの暴威で大幅にナーフされた状態だった。
初登場時、めっちゃカッコ良く柱の影から出てきているが、実際はどこで旬を待ち受けるか迷ってる間に旬が来たので、やむなく柱の影に隠れてたというのは内緒。
上記のA級ハンターである上原を殺した後、彼から抽出した影の兵士。
巨大なハンマーアックスと方盾を持ち、上原よりも巨漢の戦士となった。
その巨体を活かしたパワフルな技で相手を叩き潰すのが基本的な戦闘スタイルだが、隙が生じやすい。
ただしそのパワーを活かした戦闘スタイルは見るものを圧倒する。
更に挑発スキルを使うことで、自身にターゲッティングを集中させ、搦手の起点に使う事も出来る等、トリッキーな運用も可能なユニットでもある。
生前と比べると豪放磊落且つ脳筋な面が目立つが、上原もこういう部分があったのだろうか?
旬からはややアホの子扱いされてるが、そのパワーは終盤まで頼りにされた。
レッドゲートで交戦したアイスベアのボス。
仲間にした当初は等級の関係でシステム上名前が付けられず、悪魔の城攻略中に、ランクアップを果たしたことで正式に名前を与えられた。
クマを模した姿だけあって、その鋭い牙と爪で相手を蹂躙する戦闘スタイルなのが特徴的。
広大なダンジョンでは旬のアッシーとして活躍する。
S級に近いA級ダンジョンでボスとなっていたハイオークの大呪術師カルガルガンの影を抽出した。旬の壊滅的ネーミングセンスの被害者その1
強力な炎属性魔法やバフ・デバフスキルなど、12種の"唄"を使いこなし、影の軍団の魔法戦闘の要とも言える存在。
更に、魔法ダメージを2倍にするアイテム『貪欲の玉』を旬から下賜されており、その魔法火力は凄まじく、最後の最後まで軍勢の主砲として有り続けた。
名前の覚えが悪い旬は彼の特徴的なキバを見て、上記の名前になった。
旬「名前、なんつったっけ? カル……なんとか……。ゴメン、適当につけ直すわ」
悪魔の城最上階に君臨する悪魔王バランが騎乗していた飛龍カイセリンの影から抽出された。旬の壊滅的ネーミングセンスの被害者その2
軍団でも数少ない飛行能力持ちということもあって、旬の移動手段として重宝されている。
CV:
石田彰
架南島にて生まれたアリのモンスターの突然変異にして、新たな王。
他のアリたちが現実のソレをそのまま巨大化させたようなビジュアルなのに対し、ベルの場合、人型に落とし込んだような外見が特徴的。
その強さもまた異質であり、生まれたてながらS級ハンター複数名を文字通り秒殺し、雫や白川たちにも苦も無く致命傷を負わせた。
更に殺害し、喰らった相手のスキルを己のモノにする事が可能という旬のレベルアップとはまた違った成長性も持ち合わせていた。
最初は言葉を話せなかったが、S級ヒーラーである美濃部の頭部を食ってからは治癒能力とともに、人語を介したコミュニケーション能力を獲得した。
雫たちの危機に駆け付けた旬と交戦し、序盤こそ互角に渡り合っていたものの、戦いの中でさえ各種スキルがレベルアップしていく旬の成長速度にはついていけず、最後に乱刀による急所の滅多切りを受け落命。
その存在が規格外故か、影の兵士となってからも旬と問題なく会話をしている。
基本的に呼び出されるまでは旬の影の中で待機しているも、たまに彼が見ているテレビ番組を一緒に見たり、本人なりに現世を満喫している様子。
モンスターの頃の捕食欲求はそのままらしく、旬から「モンスターの死体も価値あるから食うな」と命じられてもつい食べちゃって、旬にドつかれるのは定番。
本能だからね、仕方ないね。
旬が立ち上げた我進ギルド最初の攻略案件となった、A級ゲートにいた、ナーガの群れのボス個体から抽出された影の兵士。旬の壊滅的ネーミングセンスの被害者その3。というか、ナーガを反対にしただけである。
通常個体より大きな体格と立派なヒレが特徴。抽出時は、ボスとして対峙していた時と比べて大幅にサイズダウンしたが、これは恐らく巨大化魔法を使用していたため。
防具の素材にもなると云われる程の硬い鱗と、キバに匹敵する魔力を保有する。キバが純粋な魔法特化なのに対し、こちらは前述した巨大化魔法などで補助しつつ、両手に持った三叉槍を使った槍術や肉弾戦を得意とする。巨大化した際の槍の一突きは、同程度の体格を持つ巨人を一撃で地に叩き伏せる程。
トーマスとの戦いに勝利し、そのどさくさに紛れて殺害した右京将人の遺体から抽出した影の兵士。
外見は将人の面影があるドクロのような顔付きの大柄な鎧兵士。
流石、S級ハンターがベースなだけはあり、戦闘力も高いのだが将人の賢太への仕打ちの件を旬は許すつもりはないらしく、自業自得とはいえ、最初期に影の兵士にした鎧兵士たちにさえ愛着を持つ旬から唯一塩対応されている不憫なヤツ。
【用語】
十数年前に現代世界と異世界を繋ぐゲートが突如出現したとされる。
この結果、異世界の魔物が現代世界に侵入するという事態にまで及んだ。
なおゲートにはその中に渦巻く魔力に応じてランク分けされており、そのランクに応じたハンターがダンジョンの攻略に赴くのがセオリーである。
尚、ゲート出現後、特に何も対処せずに放置しているとダンジョンブレイクという現象が発生し、本来ならばゲートの中でしか生息しないハズのモンスターたちが現実世界側にやってくるという事態になってしまう。
過去に架南島に発生したゲートもダンジョンブレイクによって大量のアリモンスターがこちらに来てしまい、未だに島を占拠されるという事態になっている。
更にモンスターたちは自衛隊などの有する通常兵器には全く効果がなく、倒せるのはハンターと彼らが振るうアーティファクトのみという厄介な性質を持つ。
ついでにモンスターたちは総じて積極的に人間を殺しにかかってくる性質の為、ダンジョンブレイク時の被害は計り知れない。
事前の魔力測定により検出されたランクに応じたハンターたちにダンジョン攻略及びゲート封鎖を依頼するのが、この世界における基本。
しかし、何事にもイレギュラーはつきもので………。
上記のゲートにおけるイレギュラー。
通常のゲードに入ったと思いきや、突然外部からの行き来が遮断され、強力な魔物たちがひしめくダンジョンに送られるゲート。
大抵、事前に測定したダンジョンのランクを大幅に上回るモンスターたちが跋扈しており、尚且つ環境も過酷とかなりの危険地帯
脱出するにはダンジョンボスを倒すしかない。
ゲートの中の魔物達に対抗できる者たちである。覚醒した後、体内に有する魔力量によって、低い順にE級~S級へとランク分けされる。
ちなみに一度覚醒した後はどんなに本人が鍛錬や努力を積み重ねてもランクが上がることはなく、通常ならハンターが強くなるには、各々で戦技を磨くか、ダンジョン内の強力なアイテムで武装するしかない。
その為、再覚醒して戦い続ける程にレベルが上がり、多彩なスキルを会得し、際限なく強くなる旬はイレギュラーな存在であると言えよう。
あくまで超人になった人間故に、中にはその力を悪用して密かに犯罪行為に走る者達もいる。
尚、ハンターたちはダンジョンで得られる物資を売り、それを生業としている。
基本的にS級が最高ランクだが、S級ゲートをパーティの主力として或いは単身で攻略し、その単体武力が一国の軍事力と同等と認定されたハンターには国家権力級というランクが与えられ、規格外の旬を除けば国家権力級は5人確認されている。
ダンジョン内で倒したモンスタ-から得られる結晶体。(RPGのゲームなどで見られるソレ)
ちなみにその魔法石を材料に、ハンターの武器や防具に生まれ変わらせることも可能である。
ダンジョンから採掘できる鉱石。魔法石と同様の力を持っているが、魔法石と比較すると効果は低い。
しかし現代世界の政府としてはこのマナ鉱石を新しいエネルギー源として活用することを目論んでおり、マナ鉱石を必要としている。
原子力より安全で、理想的なクリーンエネルギーになるという。
ギルドにはコレを採掘・回収する専門のチームもおり、彼らの活動資金の一つとなっている。
ダンジョンで入手できる武具の総称。
基本的なデザインは、RPGという単語からイメージできる西洋風の剣や鎧等を想像してもらえればいい。
なので、これで身を固めるハンターたちは何も知らない人から見れば、その手の作品のコスプレをしているようにも見える。
当然、ダンジョンのランクが高ければ高いほど性能の良いアーティファクトが手に入る。
現実世界にもこれらを取り扱うショップがある他、ネットオークションでもアーティファクトが出回っているらしく、そこでの売買もハンターたちの飯の種の一つとなっている。
特殊能力を持っている覚醒者たちを統括する組織である。
その中でもS級ハンターが在籍している「5大ギルド」は国家を揺るがす戦力とさえ言われている。
ファンタジー作品のソレに近いが、現実世界に近い環境の本作では『モンスター駆除専門企業』のような扱いとなっており、大手は巨大なビルを拠点にしている事が多い。
尚、ギルドの立ち上げには協会の許可と最低でも3人のハンターが在籍している事が条件。
二重ダンジョン事件で生還した旬はシステムを介して新たな能力を獲得することになる。
具体的にはまるでゲームのような「ウィンドウ」画面が旬の眼前に展開される。
●アイテムや武具を購入可能なショップ。
●「体を鍛えよ」、「〇〇を何体倒せ」等の様々な課題とそれによる報酬を掲示するクエスト。
●モンスターから得た素材を組み合わせて新たなアイテムを精製したりする合成システム。
●特定のモンスターに優位を取れる称号システム。
●ダンジョンで手に入れた各種アイテムを亜空間へ収納及び収納したアイテムの詳細が表示されるインベントリ。
等など、文字通りゲームのような立ち回りが可能となる。
これにより、強いスキルや有能なアイテムをもらうことができるだけでなく、クエストをこなすことでレベルアップし、さらなる高みへいくことが出来る。
基本的に旬にとって有力に動くシステムだが、後述の影の君主に半ば強制的に転職させようとする他、前述のクエストも強制的に肉体を鍛える方向性になっている等、どことなく第三者の思惑が伺えるが……?
転職クエストをクリアした旬はネクロマンサーにジョブチェンジしただけでなく、条件を満たしたことで、さらに上の役職である「影の君主」にジョブチェンジを成し遂げた。
倒したモンスタ―や人間の死体のマナを吸い取り、影を抽出することで、対象を「影の兵士」にすることが出来る。
なお、対象の強さや死んでからの経過時間によっては、抽出が失敗するパターンも存在する(アイスエルフのボスのバルカなど)。3回までの間に成功しなければならない。
尚、影の君主になってからは旬はモンスターたちの言葉が分かるようになったらしく、モンスター側も旬に対して「人間を殺せ」という命令は聞こえないとのこと。
この事を単純に考えると、旬はモンスターに近い立場になったと言えるが………?
『絶対者』と呼ばれる超越存在が、光を司る『使者』と対になるように生み出された闇を司る存在。
使者たちが守護を是とするのに対して、君主たちは破壊を是とする。
当初は8人だったが、諸事情で後に9人となった。
全員「〇〇の君主」、「〇〇の王」という各々の属性に因んだ肩書を持ち、各々強力無比な眷属たるモンスターの軍勢を率いる。
対となる使者たちと膨大な年月を戦い続けていたが、とある事情で使者が絶対者に反旗を翻し、絶対者を殺害。
使者は『支配者』と己の存在を改め、世界を守る為に君主たちを追い詰めんとしていたが、支配者たちの魔力で人間たちを強化……つまりハンターを生み出す仕組みを有益と見た君主たちは己の器となる能力に優れた人間たちの体を乗っ取り、自身を地球上で活動できるように図ったのだった。
旬のシステムも乗っ取りの為であり、影の君主たるアスボーンもまた究極の肉体となった旬の体を乗っ取る手筈だったのだが………?
総じて戦闘力は高く、通常時でも君主の中でも上位クラスならS級ハンター数人でさえ手が付けられず、国家権力級ハンターでやっと対等という尋常でない実力を誇る上に、全員霊体化という鎧を纏ったような本性を発揮するスキルを持ち、霊体化を果たすと汎ゆる攻撃を透過するという反則的なスペックを誇り、こうなると国家権力級ハンターでさえ一切太刀打ちは出来ず、影の君主としての力の全力を未だ振るえない旬さえ一敗地に塗れてしまうレベルとなる。
君主の中でも破壊の君主アンタレスと影の君主アスボーンは特に強力な力を持ち、各々単身で世界を滅ぼす程の力を持つ。
【作中の主なギルド】
最上真がマスターを務めるギルド。5大ギルドの1つ。日本で唯一S級ギルドを2人抱えている国内最強ギルドと名高いチーム。
向坂雫もこのハンタースに所属しており、副代表を務めている。
間違えられやすいが、ハンター「ズ」ではない。
代表は白川大虎
5大ギルドの1つ。代表の名前の略称から名称がきている。若手メンバーの統率などに力を入れているという。
なお、ここの監理課の課長である宍戸は旬の活躍ぶりに目をつけ、彼にいち早くスカウトの話を持ち掛けたが、結局は断られるどころか、高値でC級ダンジョンを入札取引させられるなどの憂き目を見てしまった(とは言え内密に旬の事情を調査していたのが原因ではある)
代表は黒須圭介。
5大ギルドの1つ。かつては国内最大手と呼ばれていたが、白川が独立して白虎ギルドを創設したことで弱体化が見られてしまった。
代表は町田堂玄。
5大ギルドの1つ。中国地方を拠点するギルド。他のギルドと比較すると目立った活躍は少な目。
坂東修輔が代表を務めるギルド。5大ギルドの1つ。
5大ギルドの中でS級ハンターはいないがA級の在籍者数は最多である。
主人公水篠旬が率いる(?)ソロプレイヤーギルド。
読み方はがしん。
国内や他国のS級ハンターたちが総出で対処できなかった架南島での戦いや、今後も同等以上の案件が発生し、回りまわって家族や仲間たちの危機に繋がってしまう事を危惧し、有事の際には堂々とゲート案件に介入する為に旬が立ち上げを決意した。
設立には賢太と諸菱明菜、何より後藤会長の協力が大きく関わっている。
通常、パーティを組んで、各々の役割分担でダンジョン攻略をする中、あり得ない水篠旬たった一人が戦闘要員というギルドである。
ダンジョン攻略には一定の人数が必要なのだが、後藤会長は我進ギルド設立後、「自分一人でもダンジョンに潜れるようにしてほしい」という旬の要望に応えるため、新たに『召喚した兵士を攻撃隊のメンバーとして扱うことができる』という法案を提出。結果、我進ギルドはダンジョン攻略における人数制限が全くなく、旬一人の意向でダンジョン攻略が可能という色んな意味で規格外のギルドとなった。
【テレビアニメ版】
2024年1月~3月までに第1期が、2025年1月~3月までで第2期が放送されている。
これに先駆けてワールドプレミアが2023年に行われ、世界各国で先行公開された。
本作の見所は、ダンジョン内で起こりうる戦闘をこれほどまでかと言えるレベルにブラッシュアップさせたアクションシーンである。
とりわけ2期に入り顕著で、旬が召喚した影の兵士とダンジョン内との魔物の軍団との合戦模様は見る者を圧巻させるクオリティであり、一見の価値がある。
似たような最強系なろうアニメでここまでの作画の演出がされる作品は早々ない。
アニメーション制作はA-1Pictures。
(主題歌)
1期
OP:「LEveL」第1期オープニングテーマ
ED:「request」第1期エンディングテーマ
2期
OP:「ReawakeR(feat. Feliex of Stray Kids)」
LISAによる第2期オープニングテーマ
ED:「UN-APEX」
TK from 凛として時雨による第2期エンディングテーマ
追記・修正はレベルアップしてダンジョンから生き延びた際にお願いします。
- 韓国でもなろう系ってあるんだ… -- 名無しさん (2025-02-19 00:10:46)
- ↑ピッコマにはちょっと探すだけでも韓国産のなろう系っぽい作品が沢山あるよ。あと本作から数十年後が舞台の続編の「俺だけレベルアップな件ラグナロク」がある。 -- 名無しさん (2025-02-19 01:38:15)
- 広告をよく見る -- 名無しさん (2025-02-19 07:54:45)
- なろうっちゃなろうなんだけど、主人公があまりに人生ハードモードだったのとチート能力を得るのにまあまあ代償払ったから割と受け入れられてる感じ。戦闘シーンも迫力あるしアニメスタッフにも恵まれたな -- 名無し (2025-02-19 09:08:27)
- ローファンタジーの良作よね -- 名無しさん (2025-02-19 09:14:30)
- 一時期クソ広告が酷かったから、読んでもいないのに拒否反応がある -- 名無しさん (2025-02-19 10:24:48)
- 個人的な印象で申し訳ないけど、日本人に翻案された時点で無理だと思った。韓国名のままじゃ売れないと思ったのかもしれないけど、わざわざ事実として韓国原作であることを隠すような売り方は内容云々以前にどうしても拒否反応が出る。 -- 名無しさん (2025-02-19 10:46:50)
- ↑2私もです。最近のポイ活でざまぁ枠なクズ悪役の上原悠馬が出しゃばるパートがクソ広告で流れるので、本当に不愉快です。 -- 名無しさん (2025-02-19 10:47:42)
- 原作の方は完全に反日作品ですからね。 -- 名無しさん (2025-02-19 12:53:24)
- 俺TUEEEは、作者が自称してるとか劇中で言ってるとかでない限り基本的に蔑称だから安易にタグつけないほうが良いよ。 -- 名無しさん (2025-02-19 13:13:33)
- 正直邦題が可哀想。邦題だけで見る気失せる -- 名無しさん (2025-02-19 15:07:27)
- いうて本場タイトルを直訳しても「俺だけレベルアップ」だしどうだろね -- 名無しさん (2025-02-19 15:47:17)
- howafre氏のコメントを誹謗中傷として、荒らし報告ページに通報しました -- 名無しさん (2025-02-19 16:02:32)
- ↑3可愛そうも何も原語版もおんなじだし、どの国での翻訳もおんなじタイトルだよ。 -- 名無しさん (2025-02-19 16:40:57)
- ピッコマは韓国のインターネットサービス会社からリリースされてるアプリだから韓国系の作品が多いんだな -- 名無しさん (2025-02-19 17:32:02)
- 作品に何ら罪はないんだけど、バナー広告のせいで名前を見るだけでも不愉快な作品になってしまった -- 名無しさん (2025-02-19 20:13:56)
- はいはい強い強いってタグは普通に煽りだと思うので、削除します。 -- 名無しさん (2025-02-20 00:21:47)
- 初めの数巻は王道なろう系で面白いところもあったけど、俺TUEE全開になってからは主人公中心にけっこう不快。上の方のコメントにもあるけど日本人への設定変更も前時代的というか、気持ち悪さが残る。初期の主人公キャラデザ等は好感の持てるものだったけど… -- 名無しさん (2025-02-20 05:54:29)
- サバサバ女と結婚してゴミ屋敷でトイプードルを飼いながら幸せに過ごしていてほしい -- 名無しさん (2025-02-20 07:51:17)
- 世界でもなろう流行ってるとかどうなってんだ -- 名無しさん (2025-02-20 14:15:53)
- 作者も読者も会社も、願望や思惑は世界共通というわけか。 -- 名無しさん (2025-02-20 14:49:20)
- 5↑え?これそういう系の作品じゃないの? -- 名無しさん (2025-02-21 00:57:37)
- 広告以外で読んでないから内容は知らんが勝手にタグ消す方が問題じゃないの -- 名無しさん (2025-02-21 10:43:02)
- 検索してもジャンルとして出てこないけども、そういう系とかあるの? -- 名無しさん (2025-02-21 12:21:17)
- 元が韓国舞台だから日本が敵国だったのに無理矢理日本舞台にしたせいで架空の国が出てくるのは色々無茶すぎるだろ… -- 名無しさん (2025-02-22 12:20:55)
- 「はいはい強い強い」は煽りだと思うので設置に反対します(別件蒸し返して悪いんですが、nagaremono氏はジェリド・メサに歌詞コメントを投稿した前科があります)。 -- 名無しさん (2025-02-23 08:05:45)
- だから勝手にタグ消していいってことにはならんけどね -- 名無しさん (2025-02-23 10:04:38)
- ↑消したタグの数が多いとか、同一タグを複数の記事に追加/削除ならまだしも、タグ1個消した位ではそこまで問題にはならないはずです。 -- 名無しさん (2025-02-23 10:20:27)
- イグリット含め、剣士系モンスターのプロポーションや動作はダークソウルの影響が見え隠れする。好き -- 名無しさん (2025-03-06 15:25:11)
- こちらの記事で「はいはい強い強い」というタグを追加していたユーザーを荒らし報告ページに報告しました。 -- 名無しさん (2025-03-08 20:17:59)
- ↑6 それは知らんかった。「我が闘争」の和訳みたいなことやってんのね。 -- 名無しさん (2025-03-08 20:51:06)
- アニメ化に際して日本人声優による声吹き込みも、本国版と日本ローカライズ版と2バージョン録ってるのか。すごいな。韓国サブカル界の気合の入れ方がうかがえる -- 名無しさん (2025-04-06 19:51:54)
- 韓国でもなろう原作のコミカライズあるのか -- 名無しさん (2025-04-14 19:49:59)
- アニメ版のかーさんが目覚めるシーンは美しい。そういう演出面も気合入ってる -- 名無しさん (2025-04-14 20:17:42)
- 主人公のキャラデザが別人過ぎてちょっと混乱してしまった -- 名無しさん (2025-04-19 17:41:40)
- システムが入ったせいで厳密には人間じゃなくなったってことなんだろうか? -- 名無しさん (2025-05-26 14:38:47)
- クソ広告の代名詞だったのも今は昔。もっと見るに堪えない広告が氾濫した現在ではむしろ癒し枠。 -- 名無しさん (2025-05-30 11:02:50)
- 最近知ったけど、アニメのBGMとか書いてるのは「進撃の巨人」「キルラキル」「ガンダムUC」「ギルティクラウン」でも有名な澤野氏だとか -- 名無しさん (2025-05-31 20:24:19)
- seed1008さん、編集頻度が多すぎませんか? -- 名無しさん (2025-06-01 11:34:16)
- ↑流石に2日間での編集が多すぎますね。分刻みでやってますし -- 名無しさん (2025-06-01 12:23:42)
- ハンター教会?ハンター協会?アニメしか知らないけど、どっち? -- 名無しさん (2025-06-01 14:29:39)
- 指摘への返信が無いまま編集を続行したseed1008さんを荒らし報告ページに報告しました。 -- kayuinemui (2025-06-02 23:50:34)
- コメント欄確認していませんでした。申し訳ありません。編集回数多すぎましたね、確かに。 -- 名無しさん (2025-06-03 07:06:41)
- ↑seed1008です。 -- seed1008 (2025-06-03 07:07:17)
- 据え置きの方もゲーム出るのか なんか企画進んでるらしいし3期もある流れかな -- 名無しさん (2025-06-10 15:17:42)
- 2025-06-06 13:31:57のコメントを荒らし報告ページに報告しました。 -- 名無しさん (2025-06-11 14:38:46)
- 主人公の水篠旬はもう単独項目として独立させてもいいのでは? -- 名無しさん (2025-06-17 19:22:08)
- いっそ邦題も「ソロレベリング」で良かったような…UI全部英語だったりするし -- 名無しさん (2025-06-19 21:29:28)
- ↑まぁ今風な(なろう系意識した)タイトルって事なんですかね? -- 名無しさん (2025-06-19 22:35:40)
- アニメ・オブ・ザ・イヤーとったのがよく知らんアニメだったから調べてみたら割と厳しい事言われてるんだな。流石に不正とかはないと思うが -- 名無しさん (2025-06-20 01:40:36)
- ↑ 国家反発イメージが絡むんでね。激烈な作画と演出センスで、アニメの品質は間違いなく超一級品よ -- 名無しさん (2025-06-20 01:50:43)
- アニメでのアクションシーンの描写は本当に凄いと思う 旬&影の軍勢VSバラン&悪魔軍とか -- 名無しさん (2025-06-20 09:54:36)
- seed1008さん、また編集頻度増えてません?細かく編集しなきゃいけない状況なんですか?メモは使っていますか? -- 名無しさん (2025-06-20 23:33:35)
- スマホでやったりしてるんで、ちょっと追記過剰になりすぎてますかね アドバイス通り、メモ使ってたやってみます -- 名無しさん (2025-06-20 23:36:51)
最終更新:2025年07月20日 10:24