登録日:2025/05/07 Wed 00:10:27
更新日:2025/05/08 Thu 07:37:33NEW!
所要時間:約 5 分で読めます
古川慎は、日本の男性声優。
なお、同じ声優で苗字も同じの
古川登志夫とは血縁関係にはない。
【プロフィール】
生年月日:1989年9月29日
かな:ふるかわまこと
出身地:熊本県
方言:熊本弁
(公式HPより)
血液型:A型
所属事務所:トイズファクトリー
【概要】
ラブコメ作品における主人公に代表される少年役から青年役、
志々雄真実のような悪のピカレスクさを感じさせる破天荒なキャラ、「
ウマ娘 プリティーダービー」に登場したメジロ家の主治医のような渋い声を活用したコミカルなキャラを始めとするギャグキャラに至るまで幅広いキャラを演じている。
また、最近では父親役を担当することもある。
声優デビューは2009年の「黄金の絆」のサディアス役。
テレビアニメ初主演は「ゴールデンタイム」の主人公:多田万里役である。
2018年にはランティスより歌手デビューを果たし、アニメの主題歌を担当することもある。
デビュー時の所属事務所はスペースクラフト・エンタテイメントであったが、フリーの期間を経て、現在の事務所に入所した。
2020年第14回声優アワード助演男優賞を授賞。
【人物】
『
Fate/Apocrypha』のラジオにて女性の笑顔と泣き顔、どっちが萌えると質問された際は、「
泣き顔」であると堂々と宣言して、ラジオで共演していた
内山昂輝氏はドン引きしてしまったエピソードがある。
その際本人は、「感動して感極まった女性の涙」は美しいと釈明していた。
(ちなみに共演していた
大久保瑠美氏も異性の泣き顔が好きと言っていた)
専門学校の入学式では、天然パーマだったのを鑑みて、これはイメチェンをしなければと考え、それまで使ったことのないワックスを購入し、オールバックの髪型にした。当時自身は中二の状態だったと述べているが、その影響か服装も、親が用意したスーツはまだしも、蛇柄のネクタイ、黒いカッターシャツにオールバックな髪型とめちゃくちゃイカつい格好になってしまったと述懐している。
(ちなみにこの話を聞いた鈴木峻汰氏は爆笑していた)
某所のランキングにて、「恋人にしたい声優ランキング」1位に選出されたが、本人は「いやいやいや」と否定的だった。
切り取られた自分しか見ていないのではないかとのことだった。
【代表的なキャラ】
アニメ初主演作。
ラブコメ作品の主人公でヒロイン間の狭間で苦悩するキャラかと思いきや、自身が記憶喪失の過去を持っているというなかなかに難しい役どころである。
こうした背景もあり、万里について、最初は芯のあるキャラというイメージもあったが、物語が進むにつれて、ブレや迷いが逆に「人間臭く」て共感できたという。
気怠げで熱心さがないキャラをうまく演じているという評もある。
友人が原作を読んでいたのを見て、自分もいざ読んだ瞬間、爽快感があり、引き込まれたという。
サイタマの最初の印象は「こいつ際限なく強い!」という印象だった。
一撃必殺と日常のぼけっとした感じとのギャップを大切にしているという。
努力家の会長と同様に古川氏自身も御行を演じるにあたっては、かぐや役の古賀葵氏に追いつけるように努力しているとインタビューで述べている。とりわけ、彼女の演技に対する没入感がすごく、彼女と並んでも恥ずかしくないように必死で走るつもりで演技に向き合っているとのこと。
スピードの掛け合いの速い会話劇もあるため、色々なパターンでセリフを言えるように準備しているという。
言わずと知れた名探偵を演じるということで、夢にも思わなかったという。
軽薄そうなキャラにみえるが、その中で見せる「キレた」姿どう表現していくか楽しみでもあったと述べている。
インタビューにて原作の時点でセリフの勢いや破壊力が大きいのは悟っていたようで、
それを壊さないことを意識していたという。
ツッコミ役に回るロナルドであるが、相方的な役割を果たすドラルグ役の
福山潤氏の「ボケ」の演技がバレーボールでいうとちょうど良い形で「トス」を貰えるので、自分は気持ちよく突っこみの「スパイク」を打つことが出来るとも述べている。
前述の通りデビュー作
のクソゲー。この頃の古川氏はまだ専門学校に所属していた。
だがこの頃からクールで不敵なライバルキャラに抜擢される辺り、学校内では光るものがあったのだろう。
憧れの緑川氏に似たような演技であるが当時から演技に不足はなく、主人公との熱いやり取りは魅力的。
……だが、ダメージボイスの妙に情けない上に長い声が「4億の叫び」等とネタにされている。ロナルド(主に
セロリ絡み)に繋がる奇声は既にこのときには培われていたのかもしれない。
『黄金の絆』は専門学校生でCVを賄っているが、このゲームに登場し大成したのが古川氏と前田玲奈氏のみ。
主人公役の野間田一勝氏もデビューはしたが出演はまばらで開店休業に近い状態である。
ある意味では声優専門学校の現実と、それでも夢を追い続ければ叶う事の現れと言えるだろうか。
【主な出演作品】
アニメ
ゲーム
特撮
ボイスコミック
その他
- ドッキー(きょうの料理)
- 犬飼憂人(Paradox Live)
- 司波仁(ハンドレッドノート)
追記・修正は4億円の叫びを放ってからお願いします。
- 吸死のロナルドの珍妙な悲鳴を再現っぷりに「この人凄いな…」となった -- 名無しさん (2025-05-07 06:54:52)
- 4億円の叫びは断末魔でなくダメボにされたせいで… -- 名無しさん (2025-05-07 08:27:38)
- SideMのアスランの声の圧がすさまじいので公式がYouTubeとかにあげてるカフェパレの動画一度見てほしい -- 名無しさん (2025-05-07 09:09:00)
- 最近はなんとなくキャラクターの外見を見てああ、これ多分古川さんが演じられるキャラだと思うようになった -- 名無しさん (2025-05-07 10:20:21)
- 最近はゲスキャラや裏切りキャラのイメージが強い -- 名無しさん (2025-05-07 12:38:50)
- まだ有名じゃない時代にニンジャスレイヤーのドラマCDでサンシタ役を演じてたんだけど、それから主人公役とか歴任するようになったにも関わらずシヨンでサンシタ演技に磨きがかかってたの笑ってしまった -- 名無しさん (2025-05-07 13:09:25)
- この人が有名になるのは、特撮とかに出演した子役が人気俳優になったのを見た感覚に近い。なんだか嬉しいという感じで。 -- 名無しさん (2025-05-07 14:25:42)
- 色んな作品で幅広い役やってるから、個人的に小西さんみたいなイメージがつきつつある。 -- 名無しさん (2025-05-07 23:12:14)
- 一見普通のイケメンだけど何か闇を抱えた男の声がイメージにある -- 名無しさん (2025-05-08 07:37:33)
最終更新:2025年05月08日 07:37