登録日:2025/05/02 (金) 16:22:00
更新日:2025/05/04 Sun 10:19:06NEW!
所要時間:約 12 分で読めます
トリプルクラウン(WWE)とは、アメリカのプロレス団体であるWWEにおいてWWE世界ヘビー級王座、世界タッグチーム王座、インターコンチネンタル王座を全て一度でも戴冠したことがある者に贈られる栄誉である。
◆概要◆
80年〜90年代前半までのWWEにおける全てのタイトルであった3つの王座を全て獲得したペドロ・モラレスが1980年に初めて3つの王座を全て獲得した事を受けてその栄誉を讃える為に生まれた。
当時1979年に生まれたIC王座は若手向けのタイトルとして導入された為に既にWWE世界ヘビー級王座を獲得した選手はこの王座を獲得しなかったが為に元ヘビー級王者であったモラレスの獲得が如何に珍しかったのが伺え、その証拠にモラレスの次の達成者は12年間現れなかった。
また、一見するとグランドスラムの下位互換に思われがちだが獲得条件の微妙に厳格な事もありグランドスラム達成者全員≠トリプルクラウン達成者では無いので注意が必要である。
◆各王座概略とグランドスラム形成の経緯◆
・WWE世界ヘビー級王座
WWEにおけるシングルの最高王座であり、この王座をめぐる抗争が番組のメインストーリーとなる。
王座創設はWWEの前身であるWWWF設立前の1963年1月25日とされており、初代王者は
バディ・ロジャースと認定されている。
その数か月後、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにてブルーノ・サンマルチノがロジャースを圧倒的な試合展開で下し、以後約8年間の長きに渡り王座を保持した。
1979年には日本で
アントニオ猪木が王座を獲得したが、猪木の戴冠についてはWWEが認めている時期と認めていない時期があり、現在の公式年表に猪木の名はない。
現WWE会長の
ビンス・マクマホンの新体制下でWWFの全米侵攻がスタートした1984年からは、
ハルク・ホーガンを主軸とした王座争いに移行。
WWFのファミリー・エンターテインメント路線を牽引した。
ホーガンが
WCWに移籍した1993年以降は、ニュー・ジェネレーション路線としてブレット・ハートや
ショーン・マイケルズが王座戦線の主役となった。
1997年、WWFは視聴率争いで一歩リードされていた
WCWに対抗する為に、これまでの
プロレスの常識を覆す昼ドラ調のストーリー、アティテュード路線に切り替える。
以降、
ストーン・コールド・スティーブ・オースチンらを中心とした王座争いがドラマ仕立てで展開され、会長のビンス自身が王者になるということもあった。
WCW買収後の2001年12月に開催されたPPVヴェンジェンスではWWF王座と
WCW王座を統一したWWF統一王座が新設され、
クリス・ジェリコが初代統一王座を戴冠した。
2002年8月に開催されたサマースラムで統一王座を奪取した
ブロック・レスナー以降、名称がWWE王座と改称される。
以降スマックダウンで王座を管轄し、RAWには世界ヘビー級王座が新設され、WWE王座と同等の扱いの王座となった。
その後、管轄が1度RAWに行ってまた戻ってきたりもしたが、今尚WWEの最高王座として現在に至る。
因みにグランドスラムとは異なり2016年に新設されたユニバーサル王座及び2023年に新たに新設された世界ヘビー級王座の獲得は達成条件には含まれない。(2002年から2013年まで存在した世界ヘビー級王座(旧)は獲得条件に含まれるのでややこしい)
・インターコンチネンタル王座
略称、IC王座。王座創設は1979年9月。
同年6月にテッド・デビアスから「北米ヘビー級王座」を奪取したパット・パターソンが、その後リオデジャネイロで行われた架空のトーナメントに優勝したと称し、北米と南米の両王座を統合して「インターコンチネンタル(大陸間)王座」と改称したことが始まり。
ちなみに1992年まではインターコンチネンタル・ヘビー級王座という名前が正式だった。
もともと当時のWWFヘビー級王座に次ぐナンバー2タイトルとして位置付けられ、三役クラスの選手や次代を担う新鋭によって争われた。
現在でも、団体のエースを目指すプロレスラーの登竜門として、または最高位の王座争いストーリーに絡まないレスラーの為の王座となっている。
2001年11月に
WCW・US王座と統合、2002年7月にヨーロピアン王座、8月にはハードコア王座と統合し、10月には世界ヘビー級王座に統合され、消滅した。
・・・がしかし、ファンから大不評だった為、翌年5月に復活。以降、現在に至る。
因みにIC王座の代わりにUS王座を獲得してもトリプルクラウンとは見做されない。
・世界タッグ王座、
・WWEタッグ王座
もともとは「世界タッグ王座」という名称で、創設は1971年6月。ニューオーリンズで行われたとされる架空のトーナメントにおいて、ターザン・タイラー&ルーク・グラハムが初代王者チームに認定される。
その後2001年11月に
WCW世界タッグ王座との統一を経て2002年のRAWとスマックダウンのブランド分割以降は「世界タッグ王座」としてRAWにて管理されていた。このときスマックダウンに「WWEタッグ王座」が新設された。
2009年4月のレッスルマニアXXVにて、WWEタッグ王者だったカリート&プリモ・コロンが世界タッグ王者ジョン・モリソン&ザ・ミズを破り、RAWとスマックダウンの両タッグ王座を統一。
(因みにタイトル的にはWWEタッグ王者が存続し世界タッグ王座が消滅)
その後しばらく「WWE統一タッグ王座」という名称だったが、「WWEタッグ王座」と名前を戻したのち、2016年のブランド分割により「RAWタッグ王座」に名称変更、スマックダウンには「スマックダウンタッグ王座」が新設された。
更に2024年にRAWタッグ王座は「世界タッグ王座」、スマックダウンタッグ王座は「WWEタッグ王座」に名称変更、原点回帰することとなった。
もう何が何やら
上記2王座が基本的に代替タイトルの獲得では達成条件を満たさないのとは対象的にこの複雑怪奇な歴史故に消滅した世界タッグ王座は元より系譜的には繋がっていないどちらのタイトルを獲得しても条件達成と見做される。
◆歴代達成者◆
カッコ内にそれぞれの王座を最初に獲得した年月を記載。
◎ペドロ・モラレス(WWE:1971年2月、IC:1980年12月、タッグ:1980年8月)
記念すべき第1号。WWE王座を獲得した後タッグ王座、IC王座の獲得が9年間離れているのはWWEを1度辞めたのとそもそもIC王座が無かった為。
2019年死去。
◎
ブレット・ハート(WWE:1992年10月、IC:1991年8月、タッグ:1987年1月)
第2号。スチュ・ハートの6男でハートファミリーの中心人物。
入団当初はジム・ナイドハートとタッグチーム「ハート・ファウンデーション」としてタッグ王座を獲得して活躍していたが団体がステロイド裁判の影響により急激な世代交代を余儀なくされた事によりシングルプレイヤーに転向しIC、WWE王座を次々と獲得しモラレス以来12年ぶりの達成を果たした。
◎ディーゼル(WWE:1994年12月、IC:1994年4月、タッグ:1994年8月)
クリック派閥で初の達成者。当時ビンスがブレットと並行して売り出していた関係もあり、僅か8ヶ月で全てのタイトルを獲得し達成。これは当時最速での達成であり現在もCM・パンクに次ぐ2番目に早い記録になっている。
1996年に退団し
ケビン・ナッシュに改名しWCWに移籍、nWoを結成し大ブレイクした。
クリック派閥2人目の達成者。WWE王座に中々手が届かずブレット、ディーゼルに先を越されるもレッスルマニア12のブレットとの60分間アイアン・マッチを制してWWE王座を獲得して達成。
1997年にヨーロピアン王座を獲得して自分はトリプルクラウンを上回るグランドスラムだと言い出した事によりグランドスラムが生まれた。
◎
ストーン・コールド・スティーブ・オースチン(WWE:1998年3月、IC:1997年8月、タッグ:1997年5月)
みんな大好きガラガラ蛇。既にオースチン章第3章16節のブレイクにより人気があったが意外にもタイトルを取ったのは団体非公認のミリオンダラーマン王座を除けばタッグ王座が最初だったりする。
モントリオール事件により団体が転換期を迎えた1998年3月、マイケルを倒してWWE王座を獲得して達成。達成にまで要した10ヶ月はディーゼル、CM・パンクに次ぐ3番目に早い記録。
◎
ザ・ロック(ドゥエイン・ジョンソン)(WWE:1998年2月、IC:1997年2月、タッグ:1999年8月)
みんな大好きピープルズ・チャンピオン。売れる前にIC王座を獲得しておりストーンコールドのライバルとして頭角を表してWWE王座を獲得したがタッグ戦線に余り絡まずマンカインドとの「ロックンソックン・コネクション」を組んで獲得して達成した。
因みに初のサモア系且つ3世レスラーの達成者だったりする。
◎
トリプルH(プロレスラー)(WWE:1999年8月、IC:1996年10月、タッグ:2001年4月)
クリック派閥3人目の達成者。シングルプレイヤーとして売り出された為かWWE王座とIC王座は早くに獲得したがタッグ戦線に縁が薄かった為にオースチン、ロックに先を越されての達成となった。
◎ケイン(WWE:1998年6月、IC:2001年5月、タッグ:1998年7月)
アンダーテイカーの弟として破格のデビューを果たし瞬く間にWWE王座、タッグ王座を獲得したがそれ故にIC王座に縁が無く2001年になって漸く達成した。因みに歴代の達成者の中で最初にWWE王座を獲得したのはモラレスとケインの2人しかいない。
◎
クリス・ジェリコ(WWE:2001年12月、IC:1999年12月、タッグ:2001年5月)
WCW移籍組として華々しくデビューしたY2J。その為デビュー直後にIC王座を獲得し2001年にはタッグ王座、WWE王座を獲得しWCW世界王座との二冠王になった。
因みにこの後2010年に再び世界ヘビー級王座を獲得して2度目のトリプルクラウン達成を果たした。
現在AEW所属。
◎
カート・アングル(WWE:2000年10月、IC:2000年2月、タッグ:2002年10月)
アトランタオリンピック金メダリストの輝かしい経歴を引っ提げてデビューした。デビューから1年でIC王座、WWE王座を獲得したがタッグ王座は中々獲得出来ず新設されたWWEタッグ王座の獲得で達成した初めての例となった。
◎
エディ・ゲレロ(WWE:2004年2月、IC:2000年9月、タッグ:2002年11月)
初のラテン系達成者。2000年に移籍して直ぐにIC王座は獲得したがアルコール依存症等の問題で解雇されるもリハビリして復帰しタッグ王座、WWE王座を獲得して達成した。
◎
リック・フレアー(WWE:1992年1月、IC:2005年9月、タッグ:2003年12月)
狂乱の貴公子。WCWから電撃移籍していきなりWWE王座を獲得したが僅か2年でWCWに復帰した為、その他の王座獲得が遅れ最初のWWE王座からIC王座獲得するまでの13年8か月は2024年にコーディ・ローズに抜かれるまでビッグ・ショーと並びトリプルクラウン達成にかかった最長記録であった。
因みにIC王座獲得時は56歳と最年長での達成であり、この最年長達成記録の方は未だに破られていない。
◎
エッジ(WWE:2006年1月、IC:1999年7月、タッグ:2000年4月)
ハーディーズと覇を競った「エッジ・クリスチャン」の片割れ。
IC王座、タッグ王座はあっという間に獲得したが世界王座は首の負傷もあって中々手に届かずヒール転向してやっと獲得して達成した。
しかし、首の負傷により2012年に引退を余儀なくされたが2021年に電撃復帰した後、2023年にAEWに移籍。コープ名義で再び活躍している。
◎
ロブ・ヴァン・ダム(WWE:2006年6月、IC:2002年3月、タッグ:2003年3月)
ECW移籍組の出世頭。ECW復活ブームの勢いに乗って2006年、ジョン・シナを倒してWWE王座を獲得して達成し復活したECW世界王座との二冠王になった。
◎ブッカーT(ヘビー:2006年7月、IC:2003年7月、タッグ:2001年10月)
初の黒人系達成者。自身のギミック「5 Times Champion」がネックになり中々WWE王座に縁がなかった為に世界ヘビー級王座獲得で達成した初めての例となった。
◎
ランディ・オートン(ヘビー:2004年8月、IC:2003年12月、タッグ:2006年11月)
ロックに次いで2人目の3世レスラーの達成者。グランドスラムではUS王座の獲得遅れで後輩にも抜かれまくった彼だがUS王座が条件にないこちらでは早くに達成し26歳の最年少達成記録を持っている。
◎ジェフ・ハーディ(WWE:2008年12月、IC:2001年4月、タッグ:1999年6月)
兄マットとのタッグチーム「ハーディ・ボーイズ」でタッグ王座を獲得後にIC王座も直ぐに獲得したがWWE王座に中々手が届かず一度退団した後再入団して2008年に漸く達成した。
◎CM・パンク(WWE:2008年6月、IC:2009年1月、タッグ:2008年10月)
お騒がせのカルトスター。インディから鳴り物入りで入団し7ヶ月で全王座を獲得し達成した。達成にまで要した7ヶ月はディーゼル、ストーンコールドを抜いて最短での達成でこの記録は未だに破られていない。
2014年にWWEと喧嘩別れをして絶縁状態になったが2023年にまさかの電撃復帰を果たした。
◎
ジョン・ブラッドショー・レイフィールド(WWE:2004年6月、IC:2009年3月、タッグ:1999年5月)
ファールクとのタッグチーム「APA」でタッグ王座を獲得後、残りをシングルプレイヤーJBLに転向して達成。
◎レイ・ミステリオ(ヘビー:2006年4月、IC:2009年4月、タッグ:2002年11月)
エディに次ぐ2人目のラテン系の達成者。デビューからタッグ王座、世界ヘビー級王座は獲得したがそれ故にIC王座獲得が遅れJBLを倒して達成。因みに条件は世界ヘビー級王座での達成となったが後にWWE王座も獲得した。
◎
クリスチャン(ヘビー:2011年5月、IC:2001年9月、タッグ:2000年4月)
エッジの相方。相方同様に彼もWWE王座に中々手が届かず同格の世界ヘビー級王座獲得で達成した。
◎ドルフ・ジグラー(ヘビー:2011年2月、IC:2010年7月、RAWタッグ:2018年9月)
5人組の応援団「スピリット・スクワッド」の一員でデビューし、残り4人があっという間に解雇される中1人生き残りIC王座、世界ヘビー級王座、タッグ王座を獲得し達成した。因みにタッグ王座はスピリット・スクワッドとして共同で獲得した時のをカウントするとミステリオの次の達成になる。
◎ビッグショー(WWE:1999年11月、IC:2012年4月、タッグ:1999年8月)
大巨人。IC王座獲得が極端に遅いのは、彼が
WCWから電撃移籍していきなりトップ戦線に登場した為に、単にIC王座戦線のストーリー上にいなかった為である。
その為、最初のタッグ王座からIC王座獲得するまでの13年8か月は2024年にコーディ・ローズに抜かれるまでフレアーと並びトリプルクラウン達成にかかった最長記録であった。
現在はAEWに所属。
◎ザ・ミズ(WWE:2010年11月、IC:2012年7月、タッグ:2007年11月)
タフイナフ出身者で唯一の達成者。
◎ダニエル・ブライアン(WWE:2013年8月、IC:2015年3月、タッグ:2012年9月)
NXT出身者として初の達成。IC王座獲得後、首の負傷によりドクターストップがかかり引退。
…が、2018年復帰。その後2021年にAEWに移籍し「ブライアン・ダニエルソン」名義で活動中。
◎ディーン・アンブローズ(WWE:2016年6月、IC:2015年12月、タッグ:2017年8月)
不義を正す、正義の盾「ザ・シールド」のメンバー。シールドとしてのタッグ王座獲得はレインズとセスだった為、タッグ王座獲得が遅れたがトリプルクラウン達成もグランドスラム同様メンバーの中で一番早かった。
2019年、WWEを退団し新団体であるAEWに電撃移籍して世界中を驚かせた。
◎ローマン・レインズ(WWE:2015年11月、IC:2017年12月、タッグ:2013年5月)
同じくシールドのメンバーにして、ブラッドラインのトライバルチーフ。サモア系、そして彼の出身でもあるアノアイファミリーの中でロックに次いで2人目の達成者となった。
◎セス・ロリンズ(WWE:2015年3月、IC:2018年4月、タッグ:2013年5月)
同じくシールドのメンバーにしてフリーキン。WWE王座はレインズの対戦中にマネー・イン・ザ・バンクの権利を行使してメンバーの中で一番早く獲得したがIC王座が獲得出来ず最後の達成者になった。
◎コフィ・キングストン(WWE:2019年4月、IC:2008年6月、タッグ:2008年10月)
ニューデイ初の達成者。入団からIC、タッグとあっという間に獲得していったが、その後最高王座には11年かかってのレッスルマニア35にてダニエル・ブライアンを倒しWWE王座を獲得して達成した。
◎
ドリュー・マッキンタイア(WWE:2020年3月、IC:2009年12月、タッグ:2010年9月)
スコットランドの英雄。デビュー間もなくIC王座、翌年にコーディとタッグ王座を獲得したまでは順調だったがその後スランプに入り3MBを経て解雇され、TNAでキャラ変して復帰してコロナ禍の2020年にブロック・レスナーを破りWWE王座を獲得して達成した苦労人。
◎
AJスタイルズ(WWE:2016年9月、IC:2020年6月、タッグ:2015年4月)
TNAの売れっ子スター。彼も鳴り物入りでデビューした為、ご多分に漏れずIC王座獲得が遅くなった。
◎ビッグ・E(WWE:2021年9月、IC:2013年11月、タッグ:2008年10月)
コフィに次ぐニューデイの達成者。コフィよりWWE王座獲得が遅れた為、達成に12年11ヶ月掛かった苦労人。現在試合中に首の骨を折る重傷を負い長期欠場中。
◎
コーディ・ローデス(WWE:2024年4月、IC:2011年8月、タッグ:2007年12月)
"アメリカン・ドリーム"ダスティ・ローデスの次男。デビューしてから直ぐにオートン率いるレガシーに加入しタッグ王座、IC王座は直ぐに獲得出来だが厚いロースター層に阻まれ異母兄と一緒にスター・ダストなんて黒歴史キャラを演じていたがこのままで燻ったままだと会社に直訴して退団。"アメリカン・ナイトメア"を名乗って世界中を渡り歩き2019年にAEW旗揚げに参加して副社長にまで登り詰めるが2022年に退団しWWEに電撃復帰した。そして2024年に遂にローマン・レインズを破り念願のWWE王座を獲得し達成した。その為、最初のタッグ王座獲得からWWE王座獲得までの16年5ヶ月はフレアー、ビッグ・ショーの記録を抜いてトリプルクラウン達成に掛かった最長記録になった。
追記・修正はトリプルクラウンを達成してからお願いします。
最終更新:2025年05月04日 10:19