登録日:2025/05/03 Sat 10:17:04
更新日:2025/05/04 Sun 11:09:42
所要時間:約 2 分で読めます
二つ名:穢れた有機物の怪獣
能力:血と火を操る程度の能力
テーマ曲:吸血怪獣チュパカブラ
登場作品:東方獣王園
スペルカード:呪血「カースドデビル」
○概要
『東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.』にて初登場。種族は天火人。火と血をまとった呪われた妖怪である。
生き物の血を吸って生きているが、生温い生き物の血では満足できず、怨念渦巻く呪われた血を求めて血の池地獄に辿り着いた。
血の池地獄があまりにも自分に合った環境だったため、地上への興味を失い、地獄が旧地獄になってからはずっと旧血の池地獄から離れずに引きこもっていたらしい。
お燐から「引きこもり卒業したの?」と聞かれるほどまわりから引きこもりとして認知されているが、交友関係はわりと広く
ナズーリンとも面識がある。
もちろん地獄の一部を旧地獄として切り捨てた
残無とも旧知の仲であり、残無に対して強い怨み(ちやりでいうところの
好感)を抱いている。
『獣王園』では残無が
尤魔を裏から操るためのスパイとして採用されたが、ちやりは
「残無をもっと怨みたいから」という理由で同業の
美天、
慧ノ子に比べて非協力的である。
尤魔とは片や「コミュ力の高い引きこもり」、片や「組織を率いるが単独行動を好む」という似た者同士のため、すぐに意気投合したという良好な関係。
ちやりは尤魔を騙していたことをしっかり謝罪したし、尤魔はちやりを快く許した。その後も剛欲同盟の一員として尤魔についていくようである。
他には作中ではチュパカブラ扱いされ、最初はそんな変な名前の怪物だと思われることに不満を持っていた。
だが、チュパカブラの事をよく知る
マミゾウに説得されてチュパカブラ扱いされることを受け入れる。
人気を理由にこれからはチュパカブラとして生きていく事を決心した……が、最終的に
逆に周囲から飽きられてしまう結末に終わった。
○容姿
赤い一本角と赤黒い大きな尻尾が特徴。背中にかかるくらいに長い紫色のウェーブヘアーを持つ。
引きこもりのためか猫背かつ細身。
服装は黄緑のTシャツで、袖や裾に塩基配列と思わしきアルファベットが描かれている。
また、右下にはなんと既視感のある
「Welcome to hell」の文字が…。
慧ノ子によれば地獄ではメジャーなブランドらしい。引きこもりなのにどうやって手に入れたんだろうか?
もしくはヤツが布教してるのか。
下は短パンで腰から下には大量の注射器を身に付けている。
靴は履いておらず裸足。
○元ネタ
群馬県に伝わる、一説には貂が化けたとも言われる妖怪。
姿も提灯程の大きさの丸い火の玉だが、ターゲットとなる人間の背後から飛び上がって花火の様に破裂し、そのまま降り注いで昏倒させた所で生き血を吸うとされる。
『ゲゲゲの鬼太郎』にすら出てこないというドマイナーな妖怪だが、ちやりは自身を
「大人気の血を吸う妖怪」としている。なんてポジティブなんだ…。
血のついた槍、血だらけの槍のこと。注射器から連想したものと思われる。
主に南米大陸にて目撃されているUMA。詳細は
項目参照。
実物は『鈴奈庵』にて
レミリアのペットとして登場済みである。
○余談
『獣王園』リリース当初はCPUすら確殺するほどのぶっ壊れ性能で、「東方ちやり園」「東方天火人」と揶揄されていた。現在ではアップデートパッチにより大幅に弱体化されている。
二次創作では案の定、
紅魔組にその身を狙われることになった。実際、尤魔とつるんでいる以上、公式で面識があってもおかしくはない。
なぜか
枝豆の妖精みたいになってることもある。
ソーシャルゲーム『
東方LostWord』では、ガチャから排出された際に
「別キャラかと思ったっすか?」と発言するため、一部プレイヤーの怒りを買ってしまった。
追記・修正は血の池地獄に引きこもってからお願いします。
最終更新:2025年05月04日 11:09