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ロンダルキア

登録日:2010/02/11 Thu 13:38:56
更新日:2026/03/16 Mon 22:30:29
所要時間:約 6 分で読めます




ロンダルキアとはドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々に登場する地域。
正式名称は「ロンダルキア台地」であり、険しい山々に囲まれた高地である様子。

主人公たちの目的地・ハーゴンの神殿があり、終盤に訪れることになる。


【ロンダルキアへの洞窟】

下界とロンダルキア台地を繋ぐ唯一の道。
空飛ぶ乗り物が存在しないDQ2では岩山地形を通過できないため、台地に向かうにはここを通る必要がある。

洞窟としては珍しく、上へ上へと登っていくダンジョンとなっている。
邪神の像を使って入ることが出来る。

最初は命の紋章を得るために訪れることになる。
(アプリ版では変更されており、五つの紋章を揃えて入手するアイテムが無いと入れない)

シリーズ屈指の難易度を誇る魔の巣窟。
出口までの長大な道のり、悪夢のような落とし穴地帯、プレイヤーの心を挫く無限回廊、凶悪なモンスターたち……。
これらを聞いてトラウマが蘇った人は今度酒でも飲み交わそうぜ!


  • B1
毒沼と墓がある不気味なフロア。
オッサンと命の紋章がある。
エンカウントがくさったしたいのみ。
この階層だけエンカウント率が10倍に設定されている
命の紋章があるため必ず探索しないといけない。

  • 1F
入り口。
落とし穴が点在するフロア。
トラップも敵もまだ良心的。

  • 2F
無限回廊があるフロア。
当然ヒントは与えられていない。

  • 3F
かなり広いフロア。
ロトの鎧が放置されている。

  • 4F
小さな踊り場だけ…
と思いきや、5Fの落とし穴から来ると巨大な正方形のフロアに変貌。
ここらから敵が凶悪化してくる。
このフロアのどこかにある落とし穴から稲妻の剣が置かれているフロアに辿り着ける。その代わり入り口からやり直しになる。
「ハーゴンの騎士」はこのフロアだけに出てくる。

  • 5F
悪夢の落とし穴のフロア。
落とし穴の数が尋常じゃない。落ちた穴ですら表示されないため踏破は困難を極める*1
ただしこの落とし穴には仕掛けられている法則があり、また歩く距離は伸びるが確実に回避する方法もあることにはある。
無論敵の凶悪度は半端なく増しているため戦闘で死にやすくはなる。
リメイク版ではマッピングされるようになったほか、地味に落とし穴が一つ減った。

ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』に登場する井戸の扉のラストフロアはここのオマージュ
でも、ぬしのギガンテスはこの階には出現しないけどね。


  • 6F
多くのプレイヤーを泣かせた無限回廊のフロア。
間違った道に入ると最初からやり直しになる。
消去法で辿ってくしかないが、うかうかしているとキラーマシンドラゴン、シルバーデビルに惨殺されてしまう。
上への階段をはけーんしたと思ったらドラゴンに焼かれてしまった人もいるだろう。
一つだけだが落とし穴もある。引っ掛かれば勿論……。
これらを潜り抜け階段まで辿り着ければ見事ダンジョン踏破となる……


【ロンダルキア台地】

ここからが本番。

ロンダルキアへの洞窟を抜けるとそこは別世界でした……。

下界と異なり、雪と氷の世界。
長い長い悪夢のような洞窟をやっとのことで抜けると目の前に広がる銀世界。
その眺望絶佳に感動したプレイヤーもいるだろう……。

だが、悪夢は終わっていなかった。
もちろんここにも凶悪な魔物たちがワンサカ潜んでいる。

挨拶代わりの脳筋『サイクロプス
ザラキを連発するモンスター版クリフト『ブリザード』
催眠ハメの権化『シルバーデビル』
2回攻撃に高い防御力『キラーマシーン
痛恨の一撃の代名詞『ギガンテス』
イオナズンと炎で焼き尽くす『アークデーモン』
恐怖のメガンテ『デビルロード』

これらのモンスターに為す術もなくステータス画面を朱に染められる。
そしてここで全滅したら容赦なく台地の麓に強制送還され、またあの長い洞窟を踏破しなければならないのである。

特にデビルロードのメガンテは撃たれたら最後、確定で全滅する素敵仕様(Ⅱのメガンテはリメイク版を含め回避手段が存在しない)。ブリザードの群れに不意打ちされた日には…。

通称『ロンダルキアの洗礼』



ロンダルキア台地の強敵に怯えながら先に進むと祠が見えてくる。


【ロンダルキアの祠】


邪教の地に光は死なず、
打倒ハーゴン最終拠点。

敵の本拠地であるロンダルキア台地の唯一の安息地。
HP、MPを無料で回復してくれて復活の呪文まで教えてくれる神父がいる。


だが、やはりロンダルキア。油断は禁物だ。

ここに辿り着く直前でブリザードとかとエンカウントして無念のゲームオーバーというのは日常茶飯事だが、無事に辿り着いたとしても罠があったりする。
狭いマップなのになんと旅の扉があるではないか!
ヤバい。つい入りたくなってしまう衝動に駆られる。
しかしうっかり入ってしまうと下界へと逆戻り、しかも一方通行。
ここで復活の呪文を聞かず/冒険の書に記録せずに入ってしまうと、もう一度洞窟を登る羽目になる。


また、FC版の場合蘇生はしてくれないので唯一のザオリク持ちのサマルが死んでいる場合はわざわざ下界に降りて生き返らせないといけない。
ここでも復活の呪文を聞きそびれているとまた洞窟を登る羽目に……。


【ハーゴンの神殿】

敵の本拠地に踏み込むとそこは望郷の地・ローレシアだった。

だが人々の会話に違和感を覚える……。



それもそのはず。これはハーゴンの罠。侵入者を惑わすまやかしだったのだ。
ルビスの力を借りてまやかしを打ち破ると、ハーゴンの神殿が姿を現す。

そして主人公たちを待ち受ける悪霊の神々……。

  • アトラス
ギガンテス系の最上位種。
最高の攻撃力で二回攻撃を行う強敵。
リメイク版では素早さが20も上がった。

  • バズズ
シルバーデビル系の最上位種。
呪文のエキスパートだがこちらの呪文もそれなりに効く。
が、油断してるとメガンテが飛んでくる。

  • ベリアル
アークデーモン系の最上位種。
最強のステータスを誇る悪魔。
イオナズンが凶悪。
おまけにベホマまで唱えてきたりする。リメイク版でも使う。

更にこいつらは復活の呪文によるフラグ管理がないため、苦労して倒しても再開すると復活する。
リメイク版では倒すと二度と復活しないので、ベリアルを倒したら一旦ほこらに戻ってセーブしても良い。


これらの強敵を退け、ついに最上階まで到達する。
一面バリア床で囲まれたフロア。
その中心に宿敵ハーゴンが……。

この先は――自分の目で確かめてみよう!



【余談】

実はFC版では前作からの発売間隔がわずか8か月という時間の都合上、アレフガルド以降はテストプレイを出来ずに発売。
正確にはテストプレイ自体はされているのだが、「ゲームを通してのテストプレイ」がなされていないということ*2
結果このロンダルキアへの到達レベルが開発側の想定と実際のプレイとの間に齟齬が生じており、
テストプレイ時の設定レベルは普通に進めていた場合より10ほど高くなっていたという。
その結果とんでもない鬼畜難易度のロンダルキアが誕生した。
また恐ろしいことに当初はロンダルキアのほこらは配置されておらず、誰もハーゴンの神殿に辿り着けなかったので急遽追加したという裏話がある
敵の本拠地に不自然に回復ポイントとして存在するのはこのため。
もしこのテストプレイすら行われていなかった場合、ロンダルキアの洞窟からシドー撃破まで休憩なし、ノーセーブで完走しないといけないというとんでもないことになっていたのだ。

流石にスタッフも発売スケジュールの時点からやりすぎたと反省したのか、次回作の発売延期もしっかりやったドラクエ3の『ネクロゴンドの洞窟』はマップの仕掛けはややマイルドになり、登場モンスターも手ごわいが対策すればなんとかなるようになっている。まあその対策情報源がお子様にはお高い公式攻略本ぐらいだったので、結局、死に覚えプレイしたトラウマの人は多かろう。

リメイク版ではさすがにしっかり調整されていて難易度はかなり落とされている。
洞窟では一度落ちた落とし穴はMAPにずっと穴が表示されるようになり、モンスターの能力・耐性にも調整が入っている。
それでも無限ループやロンダルキアの洗礼は健在。またメガンテ・ザラキ共に使用率こそ若干下がったが、死ぬ時は死ぬ。
終盤ダンジョン相応になっただけで決して気軽に抜けられるポイントではない。

対策としてはただ一つ。

殺られる前に殺れ。

リメイク版ではブリザードは稲妻の剣装備のローレシアの王子なら一撃、ドラゴンはザラキで一掃、
ギガンテスなどはマヌーサ、シルバーデビルやブリザードの混合はイオナズン+ベギラマで薙ぎ払おう。
またマホトーンが通用するようになった連中も多い。

え? FC版でもそうすればいい?

残念だがそう甘くはない。FC版はバグでベギラマの威力がバギと同レベルという残念仕様なのだ。
ベギラマとイオナズンで一掃はできないし、マホトーンなんざ役に立たない*3
補助呪文にすがるぐらいなら「逃げるが勝ち」に徹するべき。FC版DQ2の逃走成功率は一律66%なのでよっぽどアテになる。
しかし前述のとおりFC版のロンダルキアは攻略平均レベルが想定より10低いので、結局は地道にレベリングするしかない。

ちなみにSFC版以降は王女もザオリクを覚えるので、ロンダルキアでサマルが死んでもそこまで絶望感はない。

SFC版でどうしてもロンダルキアをクリアできない人はマヌーサザラキを使いましょう。


では3DS版のみ冒険の書の世界で探索が可能。
複雑な構造はそのまま再現され、さらに終盤に訪れることを考慮してモンスターが全体的に当時よりも強化されている。
ただSFC基準なので画面をよく見ると落とし穴の位置がわかるようになっているのが救い。
4Fの影薄騎士は同じく影薄モンスターのマクロベータが代役を務めている。

ビルダーズ2では

ムーンブルク島内に存在。島の南側にあるが、住民達からは「死の大地」などと呼ばれ近づく人はいない。
ロンダルキアへの洞窟も存在するが、構造は大きく簡略化されている。しかし強いモンスター達は健在で、一人や二人で相手をするのは厳しく、突破するには兵士全員を総動員するほどの力、もしくはへんげのつえでモンスターに変身してスルーする知恵が必要となる。

HD-2D版では

難易度面では理不尽に見える点がさらに解消。
素早さと運の良さが高いサマルトリアの王女の存在に加え、原作に存在しなかった追加の呪文や特技の豊富さ、即死呪文への対抗策として持っていると身代わりになってくれる「命の石」があることから、ザラキ連打やメガンテでパーティーが壊滅する確率はぐっと減った。

さらにロンダルキアへの洞窟に関しても、落とし穴が存在する場所がひび割れて見えるようになり大幅に易化。
加えて命の紋章の場所も変更されているため攻略するだけならB1Fへ踏み込む必要もない。…が、たねアイテムが落ちているほか、墓を訪れると追加イベントが発生するため、気になる人は調べてみると良いだろう。
しかし6Fでは手強い追加ボス戦が2回も発生する。そのうち1回はローレシアの王子単身で挑まなければならないということもあり、やはり油断出来る難易度ではない。

稲妻の剣は道具使用効果がⅢから引き続きイオラとなったが、性能据え置きなため、追加された装備が優秀なこともあり最強武器の立場から大きく下落。
同時期でもベラヌールの福引で入手できる吹雪の剣に負けてしまっている。なんなら10ほど低いが追加ダメージの出る炎の剣がかなり早い段階で購入可能。
さらに洞窟突破後(最後の鍵入手後)にはロトの剣修復イベントがこなせるし、HD-2D版ローレシア最強武器と名高いはやぶさの剣もすぐ回収できてしまう。
敵のHPが激増した関係で無消費イオラ程度ではダメージソースとしては非常に厳しい。
わざわざ寄り道してもう一回洞窟に潜る手間にまるで合わない。かつての最強武器がどうしてこうなった。

ストーリー面では大幅に設定が追加されている。
かつてこの地には「ロンダルキア王国」が存在しており、デルコンダル先代国王と当時のロンダルキア王子は親友だったのだという。
しかし物語の数十年前にハーゴンの軍勢が襲撃し王国は滅亡。
辛くも王子は逃げ延びるが、その過程で起きた出来事で自らにも絶望。ロンダルキア再興やハーゴン打倒の行動は起こさず、現在はある街で静かに生きている。

このためハーゴンの神殿も元はロンダルキア城だった場所に建てられている設定となっているほか、滅びた王国の建物跡と思われる雪原の祠が追加されている。
そんな死地にも関わらず何故かロンダルキアの祠は引き続き健在で、祠というよりも教会のような構造になっている。中にはロンダルキアの王子か勇者がハーゴンを倒しにやって来るのを待ち望んでいたという神父とシスターがいるのだが…?
ここに辿り着くことでようやく「最後の鍵」が手に入る。ルーラの地点に登録されているので、一旦戻って宝箱の回収をしておこう*4


追記・修正はロンダルキアへの洞窟を突破してからお願いします。

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最終更新:2026年03月16日 22:30

*1 この当時はこうした「手書きでマッピングして覚える」ような要素自体は珍しくはなかった

*2 船を入手したあたりから通しプレイができていないらしい

*3 ブリザードはマホトーンに完全耐性を持っている。というかFC版の補助呪文は軒並み性能が低い

*4 ハーゴンの神殿には最後の鍵が必須の扉があるのでスルーすることは不可能。どちらにしろセーブ・回復を兼ねるここをスルーするのは難易度の上昇が半端ないが