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ザラガス(ウルトラ忍法帖)

登録日:2026/05/10 Sun 08:35:47
更新日:2026/06/01 Mon 15:02:37
所要時間:約 3 分で読めます




ザラガスとは、漫画『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する怪獣。
本作では珍しい数十mのサイズがある巨大怪獣である。

概要

『疾風』「冥府羅州 母の唄の巻」(ボンボンKC・電子書籍版4巻、復刊ドットコム版2巻収録)に登場した母親の手紙を読んで一念発起した冥府羅州烈風斎
鶴亀の国を本気で征服するために連れ出した巨大怪獣。

モチーフ怪獣は平成後期に新たな形態をお披露目した『ウルトラマン』に登場した変身怪獣ザラガスで、作中に登場したのは第2形態の方。

戦闘能力

原作で披露した変態(自己進化)能力や閃光は使用しておらず、頭上に乗っているめひらすの命令を理解せずただひたすら破壊活動を行うなどあまり利口ではないが、
寿城を優に超えるその巨体から放たれる豪腕は一振で寿城の天守閣を軽く粉々にし、過去に同じ巨大怪獣であるツインテール*1を撃破したウル忍の攻撃が一切受け付けないなど、
これまで幾度となく忍獣を蹴散らしてきたマンたちを大いに苦戦させた。

活躍


「親孝行を
するのだあ──っ」

故郷の母親から送られた手紙を読み、15歳に「鶴亀の国を征服して立派な征服王になる」という大志を掲げて上京して朧党を旗揚げしてからというものの
それから40年以上経っても*2一向にその目的を成就できていない上「征服を成し遂げるまでは里帰りはしない」と宣言したために帰りたくても帰れない現状に忸怩たる思いを馳せためひらすが、
せめてもの親孝行として本格的に鶴亀の国を征服するために投入される。

鶴亀城下に来襲して寿城の天守閣と城下町を破壊する(前者の方はめひらすは破壊する気はなかったそうだが)など破壊の限りを尽くし
(ちなみにウル父はザラガスが城に襲来した際、命惜しさに「国も城もあげるからわしだけは助けてくれぞよ~!」と為政者にあるまじき発言をほざきやがった為マンたちからウルトラリンチを喰らった)、
マンたちの光線をものともせずアメリカから対怪獣用光線銃マルス133を持参してマンたちの援護に駆けつけたパワード
パワードが肝心のマルス133を飛行機に忘れてきたという失態にめひらすたちと一緒に呆れ果てながらも踏み潰してあっさりと倒してしまう。

一寸法師よろしく体内から攻撃しようとショートケーキに変身したマンに体内に入り込まれるが、
本人(本獣?)は食べ物をよく噛んで食べる良い子だったため噛み潰したあと吐き出してその目論見を不発させる。
その結果、完全に撃退の術が失くなり切羽詰まらせたマンが「もう『ウル忍』は今月で最終回だーっ!!」メタ発言を抜かすまでにウル忍を敗北寸前にまで追い詰めるが、
タロウが急ごしらえで調合したデカ薬によってマンが巨大化したことで対等な戦闘を展開、最後はマンの放ったスペシウム光線で倒された。
…が、その後マンがウル父に自身の待遇改善を要求して巨大化したまま町を暴れ回って事態をむしろ悪化させるという本末転倒なオチとなったが…。

最終的にマンに倒されたものの、結果的にウル忍を絶体絶命の危機に陥れるという大快挙を成し得ており、
朧党が再びウル忍を窮地に追い詰めるのは『寿』の琥陀羅亜(コダラー)まで待つこととなる。

余談

この怪獣の登場回にて登場しためひらすの母親は後に『寿』「う~んとっても寿の巻」でも登場している他、
朧党の旗揚げした背景は『(フラッシュ)』「闇の邪法編」でより鮮明に掘り下げられている。
また、エースが登場してからめっきり登場しなくなったアミアも久しぶりに登場し、マンたちと共にザラガスの討伐戦に加わっていたが、
この戦闘が彼女のウル忍としての最後の登場となった。

ちなみにザラガスが寿城の天守閣を破壊する描写は、ザラガスの着ぐるみはゴモラの着ぐるみを改造して作られたもので、
原典でゴモラが大阪城を壊したようにザラガスが寿城を壊すというちょっとした着ぐるみネタとなっている。
なんならゴモラは『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』で大阪城を"誤って"全壊させてしまっている。


追記・修正は鶴亀の国で暴れ回ってからお願いします。

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最終更新:2026年06月01日 15:02

*1 「流されて…の巻」に登場した毛が三本島の祠に封印されていた巨大怪獣

*2 『疾風』の3年後が舞台の『超』最終回で「わし60を超えとるし」と発言しているので、最低でもこの時点で57歳以上である。