テンペラー星人

登録日:2016/03/09(水) 03:52:31
更新日:2019/11/17 Sun 20:25:35
所要時間:約 12 分で読めます




テンペラー星人とは、ウルトラシリーズに登場する極悪宇宙人である。

●目次

ウルトラマンタロウ』に登場する軍団

身長:2~52m
体重:120㎏~3万5千t
出身地:テンペラー星
武器:多いので後述

CV:丸山詠二

第33話「ウルトラの星大爆発5秒前!」、第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」という、仰々しいサブタイトルの2話に登場。
全身が青い鱗のような皮膚に覆われており、金のじゃらじゃらした装飾(相手を縛り付ける拘束具にもなる)を着用している。
刺々しい鋏はバルタン星人、鼻はヒッポリト星人など、今までウルトラ戦士と戦ってきた宇宙人たちへのオマージュが感じ取れる姿をしている。
その鋏からはビル群を吹き飛ばす火炎、針状の「ウルトラ兄弟必殺光線」、電磁鞭ビームなど様々な技を繰り出せる。
口からは白い毒ガスをまき散らし、高々と跳躍するなどドラえもんみたいな鈍重そうな見かけに見合わず非常に素早い。
また、眼は特殊スペクトル光を放ち、人間に憑依・擬態したウルトラ戦士の変身を見破ることが出来る。


33話冒頭でいきなりウルトラの星に空爆を仕掛けようとするが、ウルトラ5兄弟がタロウに誘われて地球に向かったと知ると
鋏を返したかのように攻撃目標を地球に切り替え、ウルトラ兄弟撃滅を目論んだ。
「エリートたちが出払った無防備な今がチャンスじゃん!」と思うかもしれないが、彼らを倒さずしてウルトラの星を倒したと言っても
恥になってしまうから、というプライドがあったのだろう。
なお、何故かその情報を知らせたのはシンバルを持った猿の玩具である。

赤いエイに似た宇宙船で地球にやってきたテンペラー軍団は、尖兵の一人を東京に送り込み、破壊工作を行ってウルトラ兄弟を誘き出そうとする。
海辺でバーベキューパーティーをしていたマン~タロウの5人はそれを知ると迎え撃とうとするが、全員で出て行っては東京が壊滅してしまう。
仕方がないので(宇宙パトロールをしていてちょっと遅れていた)ゾフィーは「被害が出ないように倒すしかない」とテレパシーで進言。
タロウこと東光太郎はZAT基地に戻り、宇宙人研究家の大谷博士と共に東京で暴れ回るテンペラー(尖兵)を迎え撃つ。
しかしテンペラー星人は強く、ZATの装備ではいつもどおり歯が立たない。
東光太郎はタロウに変身して海辺に誘い出そうとするが、テンペラー(尖兵)はそれを見抜き、
「誰がその手に乗るか! ウルトラ兄弟よ、出てこなければ地球全体を灰にしてやるぜ!」
「愚かな地球人よ、恨むならウルトラ兄弟を恨め!!」
とタロウを無視して破壊活動を展開。
タロウは海辺に飛んで行って兄弟を呼びつけようとするが、「ウルトラマンとテンペラー軍が全面抗争したら東京は滅んでしまうぞ」*1と一喝し、
兄弟たちの力を頼りにするタロウを追い返す。
タロウの成長を見守るため、五兄弟はZAT隊員や大谷教授に憑依し、テンペラー軍から身を隠すことにするのだった。

さて、藍も変わらず暴れ回るテンペラー(尖兵)に再びタロウは敢然と立ち向かう。
しかし兄たちの力を頼りにするタロウは気合が入らず、必殺のストリウム光線も効果が無い。
テンペラー(尖兵)はタロウを追い詰め、変身解除まで追い込んでしまった。

…が、いつまで経ってもウルトラ5兄弟が出てこないことに苛立ったテンペラー星人は飽きてしまったのか、母艦に帰った。

地球人たちに憑依した5兄弟は「ZATの戦力では倒せん」「セブンや、ウルトラマンがいてくれれば」と光太郎を煽り、
自分の力でテンペラー星人を倒すことを決意した光太郎はリターンマッチを挑む。
が、ウルトラ5兄弟が来ないことにキレていたテンペラー(尖兵)は再びタロウを蹂躙し変身解除まで追い込む。
最早これまでと悟った5兄弟は変身してテンペラー(尖兵)を止めようと画策するが、タロウのあっと驚く奇策によりテンペラー(尖兵)は爆散。
こうして己の弱さを乗り越えたタロウを5兄弟は祝福し、友情の胴上げを行うのだった…。

この貴重な犠牲者の死にざまを目の当たりにしたテンペラー星人(幹部)は、遂に6兄弟殲滅作戦を実行に移す。
テンペラー星人(幹部)は大地震を起こして暴れ回るが、テンペラー(尖兵)を倒して天狗になっていた光太郎は
しょうもない作戦でテンペラー星人(幹部)を撤退に追い込む。
いつになっても現れない5兄弟に業を煮やしたテンペラー星人(幹部)は、赤いタランチュラに変身して光太郎の友人である白鳥さおりに憑依し
光太郎を不意打ちで拉致して人質に仕立て上げる。
なお、この際に「可哀想だが」と発言したり、光太郎を捕えて嬉しくなったのか急に踊りだしたりと妙に憎めないユーモラスな素振りを見せている。
ZATの隊員(勿論ウルトラ兄弟)は光太郎を間一髪で救出するが、スペクトル光で正体を見破られてしまう。
遂に目的の6人を見つけ出したテンペラー星人(幹部)は、大きさや形態に関わらずウルトラ戦士に大ダメージを与える
ウルトラ兄弟必殺光線で6兄弟を仕留めようと大暴れ。
これではらちが明かないと悟った光太郎は、ウルトラマンボール(パラシュートが入っているボールのオモチャ)を使えば
テンペラー星人(幹部)に接近できると考え、6兄弟は見事巨大化に成功。

6兄弟は人気のない郊外にテンペラー星人(幹部)を誘い出すと、マンとセブンが動きを止めた隙を突き
タロウが両腕を斬り落とすというリンチ見事な連係プレイでテンペラー星人(幹部)の戦力を奪う。
鋏が無ければテンペラー星人などただのイカツいデブに過ぎず、某世紀末外道医師のように手首からボーボー火花をぶっ放して驚く幹部を抱え上げると、
6兄弟は高々と上空に放り投げる。
トドメはタロウの新必殺技・ネオストリウム光線だ。
かくして幹部はウルトラリンチによりあっけなく倒され、逃げようとした残りの兵隊たちも、ウルトラ5兄弟全員の必殺光線を浴びて
母艦ごときたねぇ花火となるのであった…。

こうしてテンペラー星人の邪悪な陰謀は打ち砕かれ、五兄弟はタロウに友情の大切さを伝えると光の国へと帰って行った…。


内山まもるの漫画版ではこの後も性懲りもなくウルトラの星に直接侵攻をかけている。バット星人かお前は…。
ウルトラ兄弟の家族を捕まえ人質にとるが、タロウの愛犬ウルトラ・ラビドッグの尊い犠牲のもとに人質は救われ、
最後はウルトラ6兄弟合体光線の前に全滅した。


ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』に登場する個体

身長:54m
体重:3万9千t


ザラブ星人ガッツ星人ナックル星人と共に「宇宙人連合」を結成。
20年前にウルトラ兄弟が神戸沖に封印した最強超獣Uキラーザウルスの封印を解くべく神戸上空に出現した。
デザインは大きくリファインされており、『タロウ』に登場した個体に比べると驚くほどスリムになっている他、
肩は吊り上り、より人相の悪い面構えになっている。
また、ジャラジャラの着いたマントは被膜のように展開することで、ウルトラ戦士並みの超音速飛行が可能になっている。

性格は先代と異なり粗暴かつ脳筋であり、本来なら対等な立場である宇宙人連合のリーダーになろうとしている。
自らの力を超が着くほど過信しており、メビウスを真っ向からの力押しで殺害しようと目論んだ。
被膜を広げて神戸の街に降り立つと、かつての同族と同じく市街を蹂躙しつつウルトラ戦士を誘き寄せようとした。
電磁鞭や手裏剣光弾でメビウスを仕留めようとするが逆に洋上に誘い出されてしまい(あれ? さっきもこんなこと書いた気がするぞ)、
最後はウルトラ兄弟必殺光線をバリアで弾かれ、一瞬の隙を突かれてメビュームシュートで空中分解してしまった。

慢心していたとはいえタロウを一度は破った先代の威光がでかすぎたのもあり、
ガッツ星人からは「口ほどにも無い奴だ!」と吐き捨てられてしまったが、それでもメビウスのデータ収集には一役買う結果となり、
ザラブ星人はそのデータをもとに能力まで完全コピーするという先代ザラブを上回る活躍を見せることになった。
卑怯な手を嫌い堂々とメビウスに挑んだものの、そのせいで仲間たちが卑怯な手段を取るためのデータ収集になってしまったという
皮肉な結果となってしまった。


『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場する個体

第9話「暗黒の鎧」に登場。

アリゲラを操るレイオニクスで、冒頭でいきなりメフィラス星人を倒し、バトルナイザーを踏みにじって破壊するという仕打ちを浴びせる。
ところが再戦したメフィラス星人はただならぬ妖気を纏い、怪しげな鎧に身を包んだ姿で現れた。
メフィラスの携えた剣に見覚えを感じた瞬間、テンペラー星人は二つに断ち割られ、アリゲラ諸共爆散した。
彼が最後に見た剣の残光は、かつての主君…エンペラ星人の鎧「アーマードダークネス」の物だったのだ…。


大怪獣バトル THE MOVIE ウルトラ銀河伝説』に登場する個体

上記のメビウス版の着ぐるみの流用。ウルトラマンベリアルがギガバトルナイザーで召喚した100大怪獣軍団の一員。
仇敵であるメビウスに襲い掛かるが、レイのゴモラに足止めを喰らい、わりと最後の方まで生き残ったものの
最後は突然現れたウルトラマンゼロのワイドゼロショットに巻き込まれて爆発四散した。


極悪のヴィラニアス


ウルトラゼロファイト』に登場する個体。
ウルトラマンベリアルに仕える五代幹部「ダークネスファイブ」の一員で、尊大かつ古風な物腰で話す。
相棒の暴君怪獣タイラントと共に「極暴タッグ」を結成している。

今までの連中に輪をかけた実力主義者であり、あっけなくぶっ倒されたジャタールを「あんなやつ仲間ではない」と吐き捨て、
相棒のタイラントですら鬼のように扱き使う悪辣な性格である。
それに比例して実力も極めて高く、ジャンボットの攻撃を凌ぎ、ジャンナインとの合体攻撃すら跳ね除けるなど、
単純な戦闘力だけに絞ればダークネスファイブの中でも最強レベルの実力を有する

なお、上記の通りの極悪さと裏腹に過去作のダイジェスト等では氷結のグロッケン共々かなりはっちゃけており、
ウルトラマンキングの「お前たちはその男がアストラに見えるのか」発言に「見える!」と即答してたり、
ザ☆ウルトラマン』の作画レベルに感動したり、放送時間を延長しろとテレ東に喧嘩を売るような発言をするベリアル陛下にてんてこ舞いしたりと
完全なギャグキャラかつ愛すべきバカと化している。

まあこれは他のダークネスファイブも同様だが。

テンペラー星人バチスタ


劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』に登場するテンペラー星人。
宇宙魔女賊ムルナウに力を貸す三匹の宇宙人の一人で、ヒッポリト星人カリスト、ガッツ星人ドッペルと共に地球で暴れ回る。
いずれも「平成になってデザインが一新」された、「自らの力だけでウルトラ戦士に勝利した」いずれ劣らぬ強豪である。

カリストと組んでオーブトリニティを苦しめたが、解放されたギンガ&ビクトリーとのタッグマッチで次第に追い込まれ、
最後はギンガビクトリーアルティメイタムでカリスト諸共消し飛ばされた。

ウルトラマンSTORY 0』に登場する個体

暗黒宇宙の支配を目論む「星間連合」幹部の一人で、他の幹部同様に作中では一貫して「テンペラー」と呼ばれている。
顔は『タロウ』の個体と似ているが、体は『メビウス』同様にスリムになっている。
また、眼は瞳が一つしかない人間に近い形になっている。

実力主義な戦闘狂であり、「自分より弱い者には決して従わない」と断言している。
ババルウが星間連合の総帥に名乗り出た際には抗議し、実力を見せるためにメフィラスの挑戦を受ける。
差し向けられた双頭ゲランをいとも簡単に葬り去り、自分の実力を高らかに謳い上げるも、
次の挑戦者として名乗り出たババルウがウルトラ戦士より強力なメカウルトラマン軍団相手に、ウルトラの父に変身して全滅させるという
強烈なデモンストレーションをして見せたのに感服し、ババルウの総帥着任を認めた。

その実力は本物で、正攻法でマンとジャックを破り、メタリウム光線にも無傷で耐えてエースまでも捕縛した。
彼らの身体はグニャグニャの軟体であり、打撃は通用せず、間合いを自在に変えることも出来る。
全身を覆う青い装甲もゴムのように柔軟な金属(地表が数万度にも及ぶテンペラー星で鍛え上げた代物)であり、
更にマントは1兆度の高熱にすら耐えるという代物。
この特殊な体と強力な火力でセブン、フレア、ザージ、ゴライアンをもヒッポリトタールで仕留めることに成功した。

同じ幹部のヒッポリトと共に惑星ディープ・シーでマッチポンプ式に住民たちを従え、ヒッポリトタールを量産していた。
ババルウが勝手に発信した偽ウルトラサインに引き寄せられてきたウルトラ戦士を次々と返り討ちにする。
「全員を捕まえ、コレクションにしてババルウに見せつけてくれる」と息巻き、兄弟最強のゾフィーとの決戦に挑む。
全身を極限までねじり込み、惑星をも焼き尽くすM87光線を四散させると、間一髪で攻撃を躱したゾフィーにとどめを刺そうと歩を進める。
しかし彼の鎧はウルトラ兄弟との戦いで既に限界を超えており、先刻のM87光線を殺したショックで鎧は砕け、右腕はへし折れる。

「しかーし! 儂には戦いを放棄する選択肢は無い!! 血の一滴になっても戦いを続ける!!」

その姿を遠目で見ていたヒッポリトは潮時と判断し、テンペラーを裏切るとミサイルを浴びせて炎上させ、
テンペラーとの戦いでボロボロになったゾフィーにとどめを刺すべく砲撃を開始する。
ヒッポリトはテンペラーの腰巾着のふりをして彼の威光を笠に着て威張る狐野郎に過ぎず、いつまでものさばられては迷惑とすら思っていたのだ。
テンペラーをあっさりと切り捨てたヒッポリトはゾフィーにヒッポリトタールを投げつけ、ブロンズ化しようとする。
しかしその非情なる凶弾がゾフィーの胸に叩きつけられる瞬間、一筋の影がゾフィーの前を横切った。

ゾフィーの眼前には、青銅の像と化してなお、戦い続ける蒼き勇者の姿があった。

「この愚か者めが!!」

千切れた腕を投げ捨て、テンペラーはヒッポリトの左腕をもぎ取る。
這う這うの体で逃げ去るヒッポリトを尻目に、テンペラーはゾフィーに「貴様ほどの勇者を、あんな卑怯者の手に掛けるわけにはいかんからな」と嘯き、
やがて完全に青銅の像と化すと粉々に砕け散って行った…。


ウルトラ怪獣擬人化計画に登場する個体

POP版では、全作品で語尾に「だわよ」と付けるキャラで統一されている。CVは新井里美。
アニメ『はいたい七葉!』第20話「はいたい!ウルトラ怪獣?!」、ドラマCD『ウルトラ怪女子』、漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』に登場。

「はいたい!ウルトラ怪獣?!」では、宇宙最強の生物であるイーナを勧誘しに地球に訪れた。

『ウルトラ怪女子』では、モンストリアで少女姿で復活するが、
平和なモンストリアに退屈し、再びの地球侵略を目論んだ

『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』ではメインキャラとして登場。
ウルトラ戦士を倒すことに執念を燃やしており、授業が1コマもない怪獣墓場学園で勝手に講義を行っている。
「ウルトラ姉弟必殺部」という小学生みたいなネーミングの部活を作ろうとして主人公のメフィラスと喧々諤々の罵倒合戦…もとい話し合いを行うも、
校長が「そんな物騒な部活認めるか!!!」と憤激したため「ウルトラ兄弟分析部」に急遽名前を変更した。
POP氏曰く「真っ先に擬人化を思いついた怪獣」らしいのだが、何分原作がコミカル路線なため、
メフィラスから「言動と外見が剽軽」だの「だっさいマントの短足宇宙人」呼ばわりされたり、
分析部員たちから口を揃えて宇宙船を「「「ダサい」」」と切り捨てられたりと、センスの無さをネタにされている。


電撃版ではPOP版とは裏腹にむっちりしたおねえさん風のデザインで登場。鞭からのイメージだとすれば安直すぎる気も
常に左肩に猿の玩具を載せている。
こちらのデザインを踏襲した漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』では、「極悪」たるアイデンティティーを追求しすぎて
授業はフケまくり、家にこもってゲーム三昧して「一日一悪!」と自己満足するような単なるダメ女になっていた。
語尾は「だわよ」ではなくなのだ。あと、猿はしゃべりまくる。

その他の登場

スーパーヒーロー作戦』では宇宙脱獄団「ETF」メンバーとして登場。
ウルトラマンやセブンをおびき寄せるためタロウとエースに化けてウルトラサインを偽造し、ゴルゴダの星に誘い込んだ。
ちなみにタロウシナリオはこれだけ。実質居るだけ参戦である…。

ウルトラマンFighting Evolution 0』では(メビウスが登場するのに)旧デザインで登場。
ヤプールに利用され、100体ものバキシム軍団を率いて地球を襲撃しウルトラ戦士を誘き出す。
傲慢で卑劣ながら「弱い奴を倒しても意味がない」と嘯くなどかなりの戦闘狂である。

ロストヒーローズ』ではガッツやザラブ、ナックルと共に登場を果たすが、ナックルはメビウス版デザインなのに比べ、他3体は昭和版デザインで登場。
恐らく出演作である『マン』『セブン』『タロウ』の版権から出演したからと思われる。
(『帰ってきたウルトラマン』は本作では参戦せず、ジャックやエースはあくまで『メビウス』に登場した脇役として登場)


漫画『ウルトラマン超闘士激伝』ではかつて(同族が?)ウルトラ戦士に勝ったこともあり「宇宙屈指の強豪」と呼ばれていたものの、
第一回銀河最強武闘会ではゼットンに自らの光線を跳ね返されて自滅に追い込まれ敗退してしまった。
それから特訓を重ね、天を突くほどの巨体となって第二回銀河最強武闘会に出場するも、
更に修業を積んだメフィラス大魔王の敵ではなく、予選一回戦で瞬殺されてしまった。
母星には道場を経営しているらしく、マグマ星人バルタン星人Jrなどが訪れていたのだが、ヤプール一味に襲撃され実力の差を見せつけられてしまう。
しかしウルトラマンがマザロンと刺し違えたのを機に光の国が宇宙人たちと同盟を組んだことにより、テンペラー一派も加勢しヤプール軍と戦った。
第三回銀河最強武闘会でもやっぱりメフィラスに一蹴されて予選落ちの憂き目に遭った。

『新章』では第四回銀河最強武闘会にてBEST16に進出し、1回戦で闘士バキシムを、2回戦で闘士エレキングを破りベスト4に進出。
会場で暴れた魔獣デスレムとの戦いにも助太刀し、「苦節ウン十年…ようやくつかんだチャンスをフイにしてなるものか!!」と意気込みを見せていた。



余談

テンペラー星人は3万年前、ウルトラの星を襲撃した暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人子飼いの一族であるともいわれている。
宇宙征服を目論む傲慢な宇宙人であるが、もしかすればエンペラ星人の差し金だったのかもしれない。

放映当時の児童誌によれば、ヤプールメフィラス星人チブル星人ヒッポリト星人の四大将軍によって造られた「怪獣軍団」の
真の黒幕と設定され、怪獣軍団(この時期やたら登場していた怪獣Ⅱ世軍団)に資金援助を行っていた張本人と明かされていた。

名前がエンペラ星人に似ていることについて
実はタロウの没シナリオでは本当にエンペラ星人が登場する予定であり、
テンペラー星人のデザイン画にもエンペラー星人と書かれていたのだが、
何らかの事情で変更になった。
「さすがに伝説上のエンペラー星人を出すのはまずいと判断した」
「エンペラより更に凄そうに天もしくは天皇+エンペラーでテンペラーにした」
「どこかの工程でエをテに誤植してしまった」
など事情については諸説ある。
当時の裏設定や、帯番組『ウルトラ怪獣大百科』(テレビ東京・1988年)では両者の同一人物説、
『週刊 ウルトラマン OFFCIAL DATA FILE』No.106-12では兄弟説が囁かれている。
このように情報が錯綜していたため、放映当時の児童誌の付録には
「うちゅうきょうりゅう ゼットンは テンペラー星人の 飼っている 牛ではないか などと言われている」
という仰天設定が掲載されていたのだが、これもエンペラ星人の方の設定なのではないか…という邪推も行える。

当初はカブトムシとゴキブリを合わせたようなイメージで、名前は「ブルトン星人」とされていた。



「追記修正しやがれ、ウルトラ兄弟! さもなくばこのサイト全てを俺の記事に変えるぞ!」

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