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サラマンダー(キン肉マン)

登録日:2026/05/25 Mon 19:44:12
更新日:2026/08/24 Mon 17:44:49
所要時間:約 2 分で読めます




宣言してやろう この試合が終わる頃には
貴様の全身は我が紅蓮の炎で焼き尽くされ
石のリングに無惨に這いつくばっていることだろう〜〜っ

サラマンダーとは、漫画キン肉マン』に登場する超人。



  • 戦績


●概要

下天した刻の神から全宇宙を滅ぼす使命を与えられた時間超人の大幹部、超人強度1億パワーを誇る新たな五大刻(ごたいこく)の一人。

「炎天の刻」の二つ名を持つ時間超人。
火を司るトカゲの幻獣と同じ名前に恥じることなく先端が燃える尻尾が生えているほか、両腕・両足にも炎を纏っている。

●人物

一人称エンデマン同様に「我」 。笑い声は「ボワボワ」現行シリーズ以降の友情パワーが発動した時のオノマトペと被っている
一億パワーを手に入れた未来の神の地位を約束されし真の時間超人神の資格者(ゴッズパワーズ)と名乗る。*1
例に漏れずテリーマンらを旧式の超人と蔑むが、倒されたエンデマンの事を「敬愛すべき先代」と呼ぶも「五大刻の名を持ちながらも無様に倒された負け犬」と吐き捨て、自らを「五大刻と名乗るジジイ達より後から生まれた我の方が優れているわ」と徹底的に貶す程で言動などからチンピラ臭い。
これにはエクサベーターのことを「旦那」と呼んでは敬意を表していたガストマンから「あいつ…!」と怒りを向けられていた。

一方で他の時間超人と同じく生まれたばかり故に超人強度に依存して肝心の戦闘経験やテクニックは積み重ねておらず、優勢時は煽りなどの余裕をみせるも相手の想定外の対処や技で劣勢になるとそれまでの余裕が嘘だったかのようにひどく狼狽し、姑息な手段を取る。
一億パワーという強大な力による傲慢な態度に対戦したアシュラマンからは「お前の言動は全てが軽すぎる」「こんな奴が神になっちゃあ世も末ってもんだぜ」と過信していると罵倒される。

コスチュームもしくは地肌はHOT LIMITのPV衣装黒い筋が全身に入り、
裂けた口にギザギザの歯、白目をむいている。

●活躍

出現~試合へ

死闘の末に撃破したエンデマンがリングに沈むように消滅し、入れ替わるかのようにリングに出現。
「神の資格である一億パワーは受け継いだ」と豪語し、エンデマン戦で既にズタボロのテリーマンを助けに来たスカイマンをもあしらって止めを刺そうとするが割って入ってきたアシュラマンと交戦することに。
彼の過信と傲慢な態度に気に入らないとアシュラマンは語り、サラマンダーも変わらず見下した所にハラボテら委員会の介入で両者は試合を承諾し対戦が始まる。

アシュラマン戦

6本の腕を持つアシュラマンのロックアップをはじめ、様々な技を捌いてはローリングソバットには尾を活かして逆に顔面に蹴りを与える。
心臓めがけて「バーニングテールニードル」で止めを刺すも複腕で防がれて、投げ飛ばされて無防備になった所を「阿耨多羅スープレックス」を食らうも尾をコイル状にして衝撃を緩和する。

我の柔らかさをもってすればこんなもの
いかがかなこういうものは

背後に回っては投げ技で翻弄するもアシュラマンも負けじと投げ技で返す中

その6つの腕は便利そうだ
ようし我も貴様のように
腕を6本増やしてみるとするか

炎で形成した複腕を追加して彼と同じように6本の腕を持つ奇策を取る。
アシュラマンは「ただのまやかしだ!」と怒涛の攻めに移行。アッパー等の波状攻撃に押されるも「かんぬきスープレックス」には炎の腕を消失して不発に終わらせ、返しのアトミックボムズ・アウェイでマットに叩き込ませる。
アシュラマンの推測を「半分正解だが、我が意思で炎の腕は実体を無くすことも在ることもできる!」と再度炎の腕を出現させるとマウントポジションからタコ殴りで痛めつけて更に炎による火傷を与える。
隙をつかれて払いのけられアシュラマンの阿修羅面怒りからの「竜巻地獄」には模倣して灼熱の竜巻「紅蓮地獄」を放ち押し返し、炎の渦に巻き込まれて上空に飛ばされた所を「サラマンダージェニュインテラー」でリングに叩きつける。

火炎殺法で苦しめ、落下技でズタボロの所を止めさそうとしたがアシュラマンは冷血面の副作用の凍える血が全身にいきわたる事で火傷が癒えて反撃にうつる。

アシュラマンの反撃


万策尽きてやせ我慢か!
我が火炎殺法は絶対だ。あらゆるものを焼き尽くす
貴様の舐めくさった氷の微笑も何もかもーッ!

「サラマンダーキャノンファイヤー」を直撃させるも冷血の効果で無力化されてしまい、尻尾をつかまれ「波羅蜜多ラリアット」を食らってコーナーポストへ吹き飛ばされてしまって顔左半分がひしゃげてしまう。
すかさず「紅蓮地獄」を放つが、アシュラマンは冷血面による凍える竜巻「極寒地獄」を放ったうえで懐に隠し持っていたサンシャインの意志がある砂を投げ飛ばす

ただの砂ではないか
お清めは塩だよ塩!

と小ばかにするもサンシャインの砂を核とした氷の結晶を生成してより威力と範囲が強化した「氷嵐地獄」で炎の竜巻は消され、結晶が鋭利な刃のように全身に突き刺されて上空に吹き飛ばされて「阿修羅稲綱落とし」によって今度は自分がマットに叩き込まれてダウンさせられる。
だが倒れた振りをしてカウントダウンから尻尾で背後から不意打ちをしかけて「サラマンダージェニュインテラー」をかけようとする。
この姑息な行動にリング外にいたスカイマンから「クッ、汚い!」と非難されるも

汚いもなにもあるか!
我もやられっぱなしでは神候補の沽券にかかわる!!

と「最後に勝てば良いんだ」理論で一蹴し、逆襲しようとするが「三藐三菩提エプロン」でアシュラマンの前垂れを伸ばして視界を塞ぐと共に流線型になり落下速度が上昇して、猛スピードに炎の腕が維持できずに消された所を切り返されてしまい、最後は改良・阿修羅バスターを受けて顔面の黒いバンド部分が粉砕し、顔もそれまで以上に凹んでしまう。
ダメ押しにアシュラマンに顔を踏まれて完全に敗れ去った。
試合前の宣言とは裏腹に、無惨に這いつくばるのは自分の方になってしまった。

そしてアシュラマンは悪魔超人らしく完全にトドメを刺そうとした所を、テリーマンが待ったをかける。
彼の言葉から新たなる神の資格者の出現を防ぐために見逃されることになり、アシュラマンからは「先代のエンデマンを超えるものは一度も感じられなかった。殺す価値もない」「神を騙る愚かなイキリ豚」とボロクソにこき下ろされ「クッ…覚えてやがれ」と負け惜しみの捨て台詞を吐きながらどこかへ飛び去って行った。


敗走後

五大刻の闘いが終えた頃、遂に姿を現した刻の神はファナティックがいるサグラダ・ファミリアに訪れては「神の候補者」の量産計画の始動とそれに伴う課題を告げる。
ファナティックは懸念点だった「時間超人のプライドと一億パワー持つ超人」に更なる研究素体を欲していた時にモニターを見ると映っていたのはアシュラマンの戦いに敗れ去って完全に回復していないサラマンダーがこの地に来ていた。
ファナティックの台詞と煽り文が不穏さを隠しきれないが⋯


●能力

火炎殺法の他にを使った攻撃も得意とし、スプリングのようにさせてキャンバスに叩きつける攻撃の威力を抑えたりと技巧派。
アシュラマンの複腕を真似て、炎を腕のように変形させるといった芸当を披露する。

実力そのものは低くなかったのだが、一度優位を崩されると仕切り直しできないまま逆転を許してしまうなどメンタルは未熟。
炎の能力そのものは非常に強力であり、スカイマンはおろかアシュラマンも一時は苦戦させた。しかし対抗策を取られるとほぼ良いところがないまま敗北してしまっており、強さのほとんどを能力に依存している点は否めない。そのため、「マリポーサのような炎に耐性がある一線級の超人なら割とアッサリ勝てるのでは」という声も。
他の作品で言うなら「自身を無敵と思い込んだ自然系

必殺技

  • サラマンダーキャノンファイヤー
両腕を交差させ、火炎を噴射する。アシュラマン戦では空中から噴射した事も。
なお片腕だけでも火炎放射は可能だが、威力ははるかに劣る。

  • ファイヤーブレイジングテールキック
尾で殴打する。

  • バーニングテールニードル
尾の先で相手の心臓を貫く。

  • 紅蓮地獄
自身の二本の腕と、新たに作り出した四本の炎の腕(ファイヤーアーム)で繰り出す炎の竜巻

  • サラマンダー ジェニュインテラー
サラマンダーの最大奥義。
“ジェニュインテラー”とは、直訳すると「真の恐怖」と言ったところ。*2
自身の腕で両足、炎の腕で胴体と一番上の腕をクラッチして繰り出す変形パイルドライバー。落下の衝撃に炎のダメージが加わり強烈な破壊力を誇る。
が、冷血アシュラマンにはスカートを伸ばし落下速度を一時的に上げることで仮初の腕をかき消しクラッチを弱めるという方法で切り返され、逆に改良版阿修羅バスターを決められてしまった。


●余談

サラマンダーのデザイン投稿者

投稿者はアスタリスク等が採用されている。

二つ名について

「炎天」は「太陽の日差しが焼け付くように強い空」のことを意味し、夏の季語として使われている。
それまでの五大刻の二つ名は「明け方や夕方など1日の時間帯の別名」からだったがサラマンダーは巡る季節の用語となっていてより彼の異質さを表している。

弱い?

作中でも言動が三下のチンピラ、火炎の能力に頼りすぎている等で読者からは「最初こそ勢いは良かったが、一度逆転されると卑怯な手段で醜態晒した上に無様に敗北」と見事なかませ犬ムーブと評される。
では「サラマンダーは弱い」かというとそうでもなくアシュラマンの技を即座に真似たり、アシュラマンの大技を二度も受けたのに意識を保っており、一度目は前述の通りに反撃に移せる余力があった。
火炎能力もアシュラマンが冷血面の氷結という対抗策があったからこそで、彼以外の超人たちが相手だったら炎の攻略ができずに負けていたかもしれない。
というか冷血面アシュラマンからの流れがあまりにもゆで理論すぎる

とはいえ炎技を対処された時には別の手段で仕掛けるなどの対応力が欠けており、超人プロレスの技術や精神面では未熟である。特にWeb連載以降に登場する超人たちはその基礎技術や地力に裏打ちされたギミック外の魅せ場を持つ超人が多かったが、彼はそういった地力要素を見せることができていないのは事実であろう。
現に、自分の特殊能力を封殺されたエンデマンは即座に方針を切り替えて一億パワーを活かしたゴリ押しに掛かっていたが、サラマンダーはそれすら行えずにおり、結果的に戦後も上述の通りアシュラマンからボロクソに酷評される羽目となった。


アシュラマンについて

なおこの戦いはアシュラマンがシングル戦で初勝利した記念すべき公式試合。
前作ではタッグマッチでこそ勝利があったが、シングルでは引き分け、敗北と勝利してなかった。
これもアシュラマンが弱い訳ではなく、詳しくは彼の項目に書いてるがシングルの対戦相手が主人公・主人公の盟友・恩師・悪魔将軍も勝てるか難しい相手とどいつも強敵クラスである。
アシュラマンもまた新章でも完璧超人始祖、超神という難敵と戦って経験を積んだからこそ今回のサラマンダーに勝利したといえる。


追記・修正はサラマンダーキャノンファイヤーを噴射してからお願いします。

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最終更新:2026年08月24日 17:44

*1 これ以降、『五大刻』の括りとは別に1億パワーを持つ時間超人は神に代わり得る存在として『神の資格者』と呼ばれるようになった。

*2 本来的には“genuine teller"で「告発者」や「語り部」といった意味合いで使われる語句になるようなのだが、ここでは同じ音にかけてTellerが“terror(恐怖)”に置換されているのだと思われる。……イキり豚の癖に洒落たことを。