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時間超人(キン肉マン)

登録日:2025/12/14 Sun 00:26:30
更新日:2026/08/19 Wed 18:52:18
所要時間旧式超人の方でも約15分で読めますよ






この世の中には超人だろうが人間だろうか
何人たりとも抗うことができない最強の存在がある

それが"時間"だぁ~っ
どんな強豪超人であろうが誰も"時"の歩みに逆らうことはできないのだーっ!

時間超人とは、漫画キン肉マン』シリーズに登場する超人の一種族である。
尚、初出である『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』と、その後再登場したWeb連載版で設定が異なる箇所が見られる為、この項目では後者で登場した物を便宜上「時間超人(新)」とし、二つに分けて記していくものとする。


概要(キン肉マンⅡ世)


残虐超人の変種であり、それまでに登場していた「正義」「残虐」「悪魔」「完璧」からなる超人たちの属性に連なる者たち。
彼らの最大の特徴と言えるのが、頭部に生えた魔時角(まじかく)と呼ばれる時計の長針に似た角。
これを折ることで生涯に一度のみタイムスリップすることができる能力を持つ。
へし折られた跡にはかのアポロン・ウインドウを思わせる鍵穴型の穴が開き、ここから後述する「エキゾチック物質」を排出する事で様々な特殊能力を使用する事が可能となる*1

エキゾチック物質

暗黒物質と言った解明できていない仮説上の物質に対して使われる単語。
語感がそれっぽいがゆでの造語ではなく現実の量子力学で使われている概念である
専用のマウスピース「エヴォリューションマウスピース」を吹く事で、魔時角の穴からこれを吹き出し様々な能力を使用する事が出来る。
具体的にどういった事が出来るのかは世界五大厄(キン肉マンⅡ世)の項を参照。

分類(キン肉マンⅡ世)


正義・時間超人

ホーラ・アヴェニール
  • 角の位置:右側頭部
『Ⅱ世』本編から250年前に誕生した、時間超人の始祖の一人にしてアヴェニール王家の始祖。
残虐超人ではあったものの、正義の心を持っていた為に、自分以外にも世界に現れ始めていた時間超人達を統率し、
その力を悪の為に使われないように、魔時角の使用を厳禁。
更には辺境の惑星に移住し「アヴェニール王国」を建設、以降250年に渡って繁栄・平和を謳歌する事となる。
なお魔時角の使用を厳禁したことに起因しアヴェニール王国は「引き抜く」ことに強い抵抗感を持つ文化を持つという*2

ミニッツ・アヴェニール
  • 角の位置:右側頭部
カオスの父親にして本編時点でのアヴェニール王国の国王。
1000戦無敗のアヴェニール王国の超人レスリング王者であり、トーナメントは8回優勝、タイトル六冠を誇る。
必殺技はキング・ジャーマンであり、息子にも受け継がれる事となる。
世界五大厄の反乱に負けじと立ち向かうも、2体1では必殺のジャーマンスープレックスも決まらず敗北。
当時1500人いた国民共々、王国は滅亡する事となる。

カオスの母親
  • 角の位置:額
ミニッツの妻。
ミニッツを手にかけた五大厄に対し、カオスの命だけは助けるように懇願するも頸動脈と両手の指全てをサンダーに切断される重傷を負う。
それでも夫共々、満身創痍の身でありながらカオスを逃がす為最期まで二人を食い止めた。

カオス・アヴェニール
  • 角の位置:左側頭部
ミニッツの息子でアヴェニール王国の王子。
両親の仇を討つべく、わざわざライトニングが自分達の目的を声に出した事でバレた【夢の超人タッグ編】の時代に向かうのだが…。

悪行・時間超人

上記正義・時間超人とは別に名乗りを上げた時間超人の派閥。
下記の面々のような、そこまで知られていない悪人はいたものの、公に悪事を働かなかった時間超人ではあったが、ある日世界征服を目論む世界五大厄がアヴェニール王国に襲来。
対抗勢力である彼らを滅ぼした後、「国家を滅ぼした極悪人」と言う事もあってかオーバーボディを着用し新世代正義超人に宣戦布告。
80年代にタイムスリップし、究極の超人タッグ編の物語が始まる事になる。

その他時間超人

サンダーの父親
  • 角の位置:額
王家の監視をすり抜けて悪行を働こうとした悪行・時間超人の一人。
ポピュ星にある正義超人の村*3に向かい、そこにいた正義超人の女性・ソフィーを誘拐し強姦。
半年後、本人はソフィーを救助しに来た超人警察に殺害され、その後生まれて来たサンダーはソフィーとその母親(サンダーの祖母)の下で育てられるものの、
魔時角が生えて来た為か、父親に与えられたトラウマがフラッシュバックした為か失踪。
これによりサンダーもまた悪行超人の道に走る事となる。

ナポレオン・ボナパルト
  • 角の位置:右側頭部
言わずと知れたフランスの軍神その人。
実は時間超人の遠い祖先であるという説をサンダーが作中にて言及している。
彼の肖像画に描かれた三角帽子は、頭の魔時角を隠す為の文字通り「角隠し」だったという…。
ホホーなんだそのオモシロ起源説は?

概要(時間超人(新))


超人の神の一人である刻の神が、自らの野望の為に自身が復活させた禁術「神による超人製造術」によって生み出した新種の超人たち。
多くの者に「〇〇の刻」という異名がついているのが特徴。
尚、新シリーズにおいては「他の神々が作り出したものと異なる、刻の神が作り出した特殊な能力を持った超人」を時間超人と呼称しており、『Ⅱ世』の時間超人との詳しい関係は未だ不透明。
正確に言えば、他の神々と同時期に足並みを揃えて作られた、エクサベーター曰く「太古の時代に作られた旧世代の末裔」と言える時間超人の他に、今回の計画の為に新たに製造した時間超人が混在しており、後者が時間超人(新)に当てはまるものと思われる。

刻の神の目的とは、世界のバランスの崩壊をあえて加速させ、最後は魔時角の力でタイムスリップし自分達以外の全てが滅んだ遠い未来にて、自らの眷属たる時間超人たちの手で世界をやり直す事。
その一環として、後述する五大刻を筆頭に、世界五大厄の面々が霞んで見える程の高い超人強度を持つ者たちが次々に生まれている*4
いずれ世界を支配する最新型の超人という自負からか、自分達以外の超人や神の事は「旧式」と呼び蔑んでいる。
それどころか、サラマンダーのように五大刻の後に生まれた超人が先に生まれた超人たちをジジイ呼するわ負けた超人をねぎらうどころか負け犬呼ばわりし軽蔑するなど、戦いに負けた超人への扱いはシリーズでも類を見ないほど悪い。

その他種族の特性として、魔時角を折っていない為かエヴォリューションマウスピースを利用した特殊能力の数々は使用していないものの、
その代わり刻の神から僅かに受け継いだ時間を操る能力を活かし、自らの肉体の時間を加速することで自然治癒を一気に進めてダメージを消し去る「超回復」が可能。
これにより一見互角の攻防をしているようでも、長期戦になるにつれ短時間でダメージが治癒していく時間超人の方が有利となる。
ただし自動で回復するのではなく自らの意思で発動させる能力であるため、大き過ぎるダメージでノックアウトされると流石に回復できない。
また対戦中にフル活用する者もいれば「卑怯くさい」と考えて滅多に使わない者もいたり、この能力に対する考え方は同じ時間超人でもかなり差がある。

尚、魔時角は意識を失った状態で折られるとタイムスリップが不発に終わる事が明かされており、
これを防ぐ為、かの完璧超人始祖の「絶対の神器」のように衣装の一部に変化させて隠している。
事前に魔時角の事を聞かされていたとはいえ、マリポーサは一目見ただけですぐに位置を当てていたが

分類(時間超人(新))


五大刻

太古より存在する*5、時間超人(新)の幹部格。
全員が1億パワーという驚異の超人強度の持ち主。
本来1億パワーを宿すには、同じく1億パワーを持つ神の憑依が必要な筈だが、これには「刻の神だからこそ成せる技」とパピヨンマンが語っており、
故に五大刻は「自分達は完成された時間超人だ」と自負している。
エル・ドミノスが倒された後はそれぞれが各地のマグネット・パワーの産出地に向かい、そこを仮拠点とし、足掛かりとして更に時間超人を量産しようとする。

一見すると全員が刻の神に忠実なように見えるが、実際には自分に割り当てられた役割や各々の思惑を叶える事に集中しており、
他のメンバーの行動や正否に対して関心が薄く、仲間をフォローどころか敗れた事に同胞から「あの蝶々野郎。偉そうにしてた割に負けやがって」、後釜になった者からは「肩書きの割に無様に敗れた負け犬」と罵倒されたりとどこかドライな印象を受ける。
後述の刻の神の目的の為に生み出された「神の候補生」であるため。同胞だろうが彼らにとっては「神の椅子に座るレースの邪魔者」としか思ってない。
この辺りは
  • それぞれの価値観の下に集まりつつも、目的と方法が重なっていた為に寄せ集めでありながら派閥外でも必要に応じて手を組むことがあった超神
  • 表面上は主にアリステラが躍起になっていた事もあり不仲に見えたものの、実際には故郷を救うべく一丸となって戦っていたオメガ・ケンタウリの六鎗客
とは対照的。

五大刻の闘いが一通り終わった頃に創造主の刻の神が姿を現すと彼の言葉から「時間超人として自覚等を息子のように慈愛を注ぎ込んだ最初の成功例はファナティックのみ」「他4人は超人製造していく中で偶発的に一億パワーを持った者たち」と明確に線引きされていたことが判明。
ファナティック以外の4人は時が来るまで野放しにされていた事が明かされ、更にエクサベーターやペシミマンはある時まで自分が時間超人である事すら把握していなかったりと、過度な放任主義が彼等の思想や理念などが共有される事が無かったのでエクサベーターとペシミマンは刻の神の使命を放棄して考えを改める事態になった。

"終焉の刻"ファナティック
  • 角の位置:不明
これだから旧式の超人は!!


五大刻の筆頭とも言える人物で、何故かサイコマンにうり二つの見た目が特徴。
詳細は該当項目を参照。

"黎明の刻"エクサベーター
  • 角の位置:不明
そして未来に絶望しろ


名前通り*6右腕に巨大なショベルを生やした大柄な時間超人。
詳細は彼らが結成したタッグチームであるインダストリアルレボリューションズを参照。

"燦然の刻"パピヨンマン
  • 角の位置:不明
刻の神が理想とした時間超人の完成形

それが我らの強さの秘訣ーっ!


名前通りのような姿の時間超人。
初めて本編で戦闘を行った五大刻であり、その強さを知らしめた。
詳細は該当項目を参照。

"黄昏の刻"ペシミマン
    • 角の位置:不明
ニキニキいくらでもきやがれ…


カウボーイを思わせる冷戦真っ最中である作中の時代設定を考えるとセンシティブにも程がある風貌の時間超人。
詳細は該当項目を参照。

"宵闇の刻"エンデマン
  • 角の位置:不明
あの蝶々野郎偉そうにしていた割に負けやがって


多角形の石柱を人型に纏めたような見た目の時間超人。
詳細は該当項目を参照。


一般の時間超人

古来より存在する五大刻とは異なり、刻の神が自らの計画の為に試験的に生み出した新たな時間超人。
あくまで試作品の為か、超人強度は五大刻よりは劣るものの、それでも他の属性の超人とは比べ物にならない超人強度に加え、
五大刻にも共通する超回復能力も持つ為、依然として強力な敵であると言える。
また、現在進行形で新たな時間超人が試作されており、いずれ五大刻より強大な時間超人が産まれる事も考えられる。

"疾風の刻"エル・カイト&"怒涛の刻"ドミネーター
  • 角の位置:下腹部(エル・カイト)*7、右肩(ドミネーター)*8

五大刻がレバノンのバールベック遺跡に眠るマグネット・パワーを利用して即席で生み出した試作品。
彼らの戦いは量産された時間超人が旧式超人に対し、どれだけ通用するかのテストを兼ねている。

二人の詳細は彼らが結成したタッグチームであるエル・ドミノスを参照。

ザ・ガストマン
  • 角の位置:不明
ビュンビュン、誰が三下だと?
新時代のエリートたる我ら時間超人に対して旧式風情が偉そうに
どちらが三下か 今からオレがお前にたっぷり教えてやるぜ

エクサベーターが「降誕のメガフォン」を使用して作り上げた新たな時間超人。
詳細は彼らが結成したタッグチームであるインダストリアルレボリューションズを参照。

"炎天の刻"サラマンダー
  • 角の位置:不明

宣言してやろう この試合が終わる頃には
貴様の全身は我が紅蓮の炎で焼き尽くされ
石のリングに無惨に這いつくばっていることだろう〜〜っ

死闘の末に撃破したエンデマンが消滅し、新たにリングに出現した超人。
詳細は該当項目を参照。

その他時間超人

三代目キン肉マングレート
  • 角の位置:左側頭部*9
エクサベーターとザ・ガストマンと相対したキン肉マンの元に突如として現れた謎の男。
カオスが扮した時のグレートと同様に、マスクの額から前髪を覗かせた風貌が特徴。
その正体は、鍵穴を痣として確認したエクサベーターから、上述した「太古の時代に作られた旧世代の末裔」と考察されたが…?

詳細は該当項目を参照。


創造主


刻の神

時の流れに介入する力を持つ、全ての時間超人の源流。元は超人の神の一柱だったが、歴史的にはザ・マンに次いで下天して超神となった。
他の神からも「神の中でも殊更自由を好む」と称されており、慈悲の神(ザ・マン)と調和の神(ザ・ワン)を頂点とする、どの派閥にも属さず独立独歩の立場を守っていた。
尚、五大刻の第二陣とも呼べるサラマンダーの発言から、何としても“刻の神”が地上でも実現(再現?)を目指した神の領域の力である1億パワーとは、単に神の領域の力という訳ではなく天上界の中枢(108の神々の席)への扉を開ける力ということが明かされており、このことで“刻の神”もまた相当な覚悟を以て下天していたことが窺い知れる情報となった。
そして、先に下天したザ・マンやザ・ワンが従来の方法で超人から新たに神となれる者を選別しようとしてるのに対して、刻の神は五大刻を始めとした時間超人により強引に神の席を埋めると共に最後に自らが108人目の新たなる“超人の神”として天上界に戻ることで真の意味での新世界を創ることを目標としていることが明らかにされた。

第541話にて遂に姿を現したが、ファナティックを遥かに上回る巨体をしており、左目は髪で隠れている
雰囲気こそ穏やかだが、恐らくは体格的には3M(2.9m)級のザ・マンどころか、それより一回りも大きいザ・ワンをも上回り、“進化の神”ジ・エクスキューショナーに匹敵する長身の可能性がある。
一本角の帽子、文様の入ったマスク、腰布とマントと神話上の人物らの格好をしている。
言葉遣いは配下の時間超人達に柔和かつも威厳のある言葉で接しており、自身の行いで問題があったことには素直に反省していた。
前述のように五大刻筆頭かつ量産計画の責任者であるファナティックを信頼している。
従者にピノと呼ばれる(やっぱり何処となくファナティックやサイコマンを彷彿とさせる姿の)子供の超人を連れており、ピノからは「親方様」と呼ばれている他、この場面にてファナティックからは「我が(パードレ)」と呼びかけられている。

偶発的に産まれた4人には市井に紛れさせ、時間超人と気付かぬように図らっては見守っていた事を明かすも放任主義が仇となってファナティック以外の時間超人が敗北しただけではなく理念を放棄する事態になった事を反省する。
「強さと時間超人としてのプライドを持つ者」の量産体制に移ろうとサグラダ・ファミリアに訪れる。




追記はどうした?修正は?加筆・修正依頼を散々見てきたクセによ~
ハハァ~ンお前達、本物の悪行項目というものを初めて見たとみえるな

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最終更新:2026年08月19日 18:52

*1 角を折ってない者が使用できるかは不明、時間超人(新)が任務の性質上角を折っていないのを見るに使えないと見るのが自然か

*2 作中ではライトニングが「王家に伝わるスパイチェック用の心理テスト」として、四代目グレート(正体はケビンマスク)に対して出題していた

*3 地の文では「正義超人の村・ポピュ星」と、ポピュ星全域が正義超人の村のように書かれているが、サンダー本人の出身地に合わせ表記

*4 世界に存在するエネルギーの総量は決まっており、超人達がそれらを超人強度として独占する事で宇宙全体のバランスが崩れ始めていることが問題視されている為

*5 生み出された正確な時期は判明していないが、ファナティックが「超人閻魔と悪魔将軍が戦っている隙に始祖のダンベルを盗む」という任務を受けていた為、最低でもそれより前

*6 エクサベーターは「油圧ショベル」の英訳

*7 ベルトのバックルに変化させて隠している

*8 装飾の棘に変化させている

*9 既に折れており、鍵穴が開いている