登録日:2011/12/17 Sat 22:32:43
更新日:2026/06/10 Wed 19:56:29
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オーバーソウルの媒介とは、武井宏之氏の
漫画『
シャーマンキング』に登場する概念である「オーバーソウル」に使用される物質である。
オーバーソウルに関して説明する前に、まずはその前段階の「憑依合体」に関して説明する。
憑依合体とはシャーマン本人の肉体に霊を取り込み一体となる事であり、刀匠の霊を憑依させれば手先が器用になり、格闘家の霊を憑依させれば拳法の達人になる。
だが憑依合体は本人の肉体を酷使する事に他ならないため、あまり乱発は出来ない。
そこで考えられたのがオーバーソウルであり、シャーマンが巫力と呼ばれるエネルギーを用い、霊をこの世に具現化させるために、
「媒介」と呼ばれる物質に憑依合体させる行為を表す。
これにより肉体の過剰な酷使は避けられるだけではなく、単なる物体を用いた物理攻撃外の霊的攻撃が行えるようになる。
(憑依合体でどんなにムチャクチャな攻防をやろうが、それは「強い物理攻撃」である)
媒介は、基本的にその霊のシンボル的なものが望ましいが、シャーマン自身が思い入れのある物や、
霊的儀式に用いる祭具的な意味合いのある物なども向いているようである。
■主な媒介
◆春雨
侍の霊、阿弥陀丸の生前使用していた
刀で、親友である喪助作の名刀。
修復後、ふんばりヶ丘の郷土資料館に返却されたが、蜥蜴郎の一件以来、
何の説明も無く葉の持ち物となった。
最終的に、阿弥陀丸の生前の姿を完全に具現化出来るようにまでなった。
度々折れるが、その度に喪助が直してるらしい。
本編終了後、旅に出た葉が海外に持ち出せなかったので阿弥陀丸共々置いていかれ、グレたたまおの武器となる。
たまおは不良の喧嘩で真剣を振り回したのだろうか。
◆もう一つの春雨
旧アニメ版に登場。鞘と柄しか存在しない刀で、鞘の中身は空。
シャーマンファイトに備えた新兵器としてアンナが製作。
喪吉の念を封じ込めてあり、葉と阿弥陀丸が持つことで霊的な刀が形成される。言わばビームサーベル。
刀身は実体ではないので折れることはない。経済的。
主人公が盗品を使うのがまずかったのか突然登場したご都合アイテム。
◆フツノミタマノツルギ
麻倉家に納められていた宝。刀神、布津御霊を祀ったと思しき石剣。
ハオ曰く「世に出たら大騒ぎになる国宝級の代物」「刀のOSを造るのにこれ以上の物は無い」。
春雨との二段媒介により阿弥陀丸を刀の精霊へと進化させ、OS「スピリット・オブ・ソード」を形成する。
ちなみに布津御霊ノ剣は
日本神話の葦原中国平定や神武東征に用いられたとされる
剣で、石上神宮に祀られている。
なお、実在するものは鉄剣である。
もし石の剣である布津御霊ノ剣が見つかったら、鉄剣に発達する前に祭具としての布津御霊ノ剣が存在していた証明となり、確かに騒ぎになるだろう。
『FLOWERS』では葉の息子・花が使用。OS「鬼兜」の媒介にしている。
◆クマの爪の首飾り
マタムネの媒介。葉が常に身につけているもの。
これを媒介に葉王は千年続くオーバーソウルとしてマタムネを具現化した。
アンナを救うため、大鬼との戦いの際に全巫力を集中。後のスピリット・オブ・ソードの原型となるOS「鬼殺し」の媒介になる。
葉は再びマタムネを呼び出すために肌身離さず持っているが、マタムネ自身が諸事情で葉の前に姿を現さなかったため終ぞ果たされることはなかった。
ゲーム『ソウルファイト』では「鬼殺し」と「スピリット・オブ・ソード」の合体技も登場した。
◆馬孫刀
武将、馬孫が生前使っていた薙刀。
関羽の青龍延月刀がモデルと思われる。
蓮の巫力により馬孫の姿が具現化される。
骨董品に偽装して
日本に持ち込んだらしい。
ズボンの中に分割して収納しており、何気に最終決戦時にも持ち歩いていた。
◆宝雷剣
道家に伝わる宝剣。名前の由来は恐らく伝説の山である蓬莱山。
霊の力を研ぎ澄まし、道家の先祖霊を大道龍に、馬孫を武神へと進化させた。
◆スノボ
ホロホロにより、コロボックルのコロロの力を再現し、氷雪を操る。
アイヌ民族の紋様が描かれている。
◆イクパスイ
アイヌの祭具。より強くコロロの力を再現する。ピリカが彫った。
本来は火にくべられて焼かれる物らしい。
◆ペンデュラム
リゼルグの所有物である振り子。エリザベスと呼ばれるベイに収納され、ケシの精霊モルフィンをオーバーソウルする。
当初はガラスの模造品を使っていたが、本気を出す際により霊的な力を伝えるクリスタルペンデュラムに入れ換えた。
ダウジングに使われるが、戦闘時には凶器にもなる。
ペンデュラムだけでなくワイヤーにも殺傷力があり、巻き取りの器械は体を浮かせるほど強力。
ワイヤーの長さも大技「ビッグベンワイヤーフレーム」を見る限りかなり長い。
◆リゼルグデリンジャー
X‐LAWSから与えられた
天使にしてスーパーカーの
付喪神・ゼルエルを具現化する弾丸を放つ。
他のX‐LAWSメンバーも様々な銃火器から天使を射出する。
◆アイアンクロー
チョコラブの持ち物。ジャガーの精霊ミックをオーバーソウルする。
その他、自らの足や眼球にもオーバーソウルしてるらしい。
説明されてないがジャガーマンの媒介も多分これ。
◆人形
神社で使われる祭具。身体にこすりつけて厄災を代わりに受けて貰ったりするやつ。
麻倉家当主、葉明が使おうとしていたが、その辺の葉っぱを使う小鬼よりは強い式神でも作ろうとしていたのか。
葉王がこれで前鬼、後鬼をオーバーソウルしていた事に驚いていたが、
本来はそれ相応の祭具(フツノミタマノツルギみたいな)が必要なくらい強力な霊だったのだろう。
◆死体
蓮の姉・潤が、白竜を操るために使用していたキョンシー。
最初は本人の肉体を使った憑依合体と説明されたが、いつの間にかオーバーソウル扱いされてた。
オーバーソウル自体が後付っぽいから仕方ないね。
一回オヤジにバラバラにされた時にちゃっかり改造、火薬を仕込んで爆発する
パンチ・
キックを放てるようになった。
潤「文句ある?」白竜「オレはある」ガションガション
◆白骨死体
ファウスト三世が亡き妻・エリザの白骨死体にエリザを降ろしてオーバーソウルさせ、無理やり蘇生したかのように扱っていた。
この時のエリザはファウストの降霊術が半端であった為、エリザの霊としての自我はない。
実際メイン戦法はその辺の霊と死体を使った集団戦であり、このエリザも鎌状の武器を使えたり、ファウストの手術の手伝い以外はまともな戦力でない。
後にアンナがエリザの魂を完全な形降ろしてそのまま持ち霊とし、オーバーソウルで肉体を造ることで擬似的にエリザを蘇生させることに成功した。
戦力としてもメフィスト・Eとしてほかの媒体と組み合わせる事で、一体化した巨大な女悪魔みたいな形態で肉弾戦を可能にしている。
ちなみに白骨死体の方は葉に一部破壊された為、ファウストの肉体の一部(主に足)を使って復元しており、ファウストの失われた足は愛犬の死体を霊を媒体にしたオーバーソウルで補っている。
◆その辺の死体
シャーマンファイト一戦目のファウストのメイン戦法。
その辺の死体と浮遊霊を使って、擬似的な死体兵を作り集団戦を仕掛ける。
特に葉戦では舞台が外人墓地だったので、素材はいくらでもあった。
当然、これも一般人(よくて軍人)の死体と霊しかいないので一個体の戦力としては乏しいが、まん太を使った葉への挑発と上記の地の利を活かし有利に立ち回る。
敗戦が確定した葉にエリザを機能停止させられた為、ブチ切れて周りの骨を一極集中させ「12750kg」のカルシウムを持った巨人を生成したのだが、蓮に一撃で破壊された。
◆傘
メフィスト・Eの「厳選された素材」の中にサラッと混じっていたもの。
悪魔の翼の媒介になっているがどう見てもボロ傘だが、おそらくふたりがデートした際の思い出の品
◆酸素
ハオがスピリットオブファイヤの媒介とした、空気中の酸素。燃えやすい物質だからイメージしやすいらしい。
とは言え、チョコラブがやってみたら巫力が空気中に拡散されるような感覚で、素でこれをやっていたハオに驚いていた。
◆ガンマン人形
マリオン・ファウナの持ち物で、彼女の母親の形見。ガンマンの霊、チャックをオーバーソウルする。
ドールマスターの彼女は、他にも人形をオーバーソウルさせて、西部劇ごっこをして楽しんでいたのかもしれない。
ゴスロリ服なのは、西部劇ヒロインのイメージか。
現在でも使っているのは、彼女にとってのヒーロー像が、やはり西部のガンマンだからだろうか。
◆煙
カンナ・ビスマルクが持ち霊アシュクロフトをオーバーソウルするのに使う媒介。
当初は鎧を纏った姿で登場したため、鎧を媒介としたオーバーソウルと思われていたがその実態は内部に詰まったタバコの煙で、本来のオーバーソウルの姿は全裸のジジイである。
◆木刀
竜之介の木刀。
これに関しては持霊との関係でなく本人の思い入れで使用している。
出雲の神木から切り出したもので霊的な力は充分。
出オチ的なOS「ビッグ親指」にも使用する。
◆ゴーレム
土塊ではなく機械仕掛けのゴーレム。地味に本選の始めから出ていた。
空を飛ぶ、
海を往く、変形する、ビームを出す、呼べば来るなど
ロボットものの浪漫をこれでもかと詰め込んだ逸品。
空のモードではナスカの地上絵を思わせる鳥の形態になる。
戦のモードはとんがり頭の頭部に替わりコクピットが上昇し新たな頭部に、全体的にスタイリッシュな人型になり作中最強クラスの戦闘力を発揮する。
パーツのバランスが明らかに変わってるが、カッコいいからつっこんではいけない。
特筆すべきは内蔵巫力。バッテリーのように巫力を溜め込むことでシャーマンの力量を越えた巫力を使用できる。
その容量は50万と、作中で明かされた数字ではハオに次いで大きい。
ただしあくまで機械なので消費した巫力は回復せず、生身のシャーマンから補給する必要がある。補給手段は
捕食。
また、シャーマンファイトの媒介である以上霊は不可欠。ゴーレムに憑依している霊は明言こそされていないものの、倫理的に
かなりヤバイ霊を使っている。
◆弾丸
X-LAWSのメンバーは天使と
自動車が融合した機械天使を持霊としており、オーバーソウルの媒介には弾丸を使い、各々の武器から射出して実体化させる。
このときの武器は各メンバーごとに違っており、マルコやリゼルグ、ミイネのように
拳銃を使うものやクリスのようにランチャー、ラーキの
バズーカ、果てはケビンのように自分の手を銃に改造したものもいる。
◆動物の一部
十祭司シルバのシルバーアームズの媒介。
あれ?シルバの右手に付けられたシルバーアクセのリングじゃないの?となる人もいるだろうが、それはシルバーアームズが宿っているもので、オーバーソウルの媒介として使うのは各々の体の一部である。
それぞれ
シルバーウイングは頭につけた飾り羽根。
シルバーシールドは左手につけた甲羅の一部。
シルバーロッドは右手につけた下顎の骨。
シルバーテイルは左足につけた脚の
ミイラ。
シルバーホーンは右足につけた角。
が媒介となっている。
媒介となった彼らをアーマーのように纏ったシルバの戦闘スタイルは飛行や突進、高速移動など彼らの特技を駆使した物となっている。
その姿はまるで動物メカが
合体したスーパーロボットのように見える。
◆マイク
十祭司ラジムが持霊のプラチナムソード(ペリカン)をオーバーソウルするのに使う媒介で、シャーマンファイト本戦の実況を行っていた彼の代名詞とも呼べるもの。
登場自体は結構早いキャラではあったが、戦闘が描かれたのは終盤。
その時のオーバーソウルはマイクの先端に光の剣をオーバーソウルするという、
ビームサーベル、もしくは
ライトセーバーなそれだった。
それを用いた剣戟はラジムの身体能力も合わさり強烈なもので、また先端はペリカンのくちばしに変形させて広範囲を一気に攻撃もできるというシンプルながらも脅威的なオーバーソウルであった。
追記、修正は、一旦死んで、シャーマンにこの世にオーバーソウルして貰ってからお願いします(頑張って精霊進化してね)
- チョコラブのアレはジャガーマン初登場の時探してたから媒介確定じゃね -- 名無しさん (2013-12-14 21:18:04)
- 竜の親指じゃなくて、木刀ですよ? -- 名無しさん (2014-01-28 18:51:15)
- スーパーカーは媒介じゃなく霊 -- 名無しさん (2015-11-25 07:58:26)
- チームガンダーラの媒介は仏像 -- 名無しさん (2020-06-20 17:18:55)
- なんか雑多なうえ中途半端 -- 名無しさん (2021-08-15 20:57:29)
- シルバのシルバーアクセないやんけ -- 名無しさん (2021-09-08 20:33:16)
- ↑シルバの媒介は全身に貼り付けた動物のミイラやで。にしてもかなり半端な項目だから色々追加した方が良い感じやね…。ガンマン人形あって煙ないのは流石におかしいやろ -- 名無しさん (2026-01-06 00:45:15)
- 木の葉や玩具のブロックなどごくありふれた品にその辺の小動物などこれまたごくありふれた格などさほどなさそうな霊の群れをオーバーソウルさせてもシャーマン自身の素質が極めて高ければある程度なんとかなるし、強大すぎる霊だと適切な触媒も用意できたしシャーマン自身の素質も悪くない部類なのにそもそもオーバーソウルを数秒単位で維持するのが限界なんてことにも……。歴代シャーマンキングの過去の持ち霊や触媒は何者だったんだろうか……? -- 名無しさん (2026-06-10 19:56:29)
最終更新:2026年06月10日 19:56