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バブルヘッドナース

登録日:2026/06/24 (水曜日) 01:04:00
更新日:2026/07/29 Wed 02:18:46
所要時間:約 5 分で読めます





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バブルヘッドナース(2001年版)


バブルヘッドナース(Bubble Head Nurse)は、コナミのフランチャイズ『サイレントヒル』シリーズに登場する怪物(モンスター)で、2001年に発売された『サイレントヒル2』及びそのリメイク版である『SILENT HILL 2(2024年版)』、そして同名の小説に登場した。

本項目ではコナミ公式の書籍の他に、シリーズのキャラクターデザインと設定を担当した伊藤暢達氏のSNSでのコメントも参照している。

また、『2』を原作とした映画『リターン・トゥ・サイレントヒル』に登場するナース(Nurse)についても記述する。

  • cv
    • 2001年版:不明
    • 2024年版:ゴレッカ・ハヌシュキェヴィチ・イガ
    • Book of Memories:不明
  • 演者(リターン・トゥ・サイレントヒル)
    • ジュリア・ペラガッティ、アジア・チクミル、マサ・アニック、リュドミラ・コロボワ、アナ・オブラドビッチ、ジャンジャ・フラネタ、アナスタシヤ・カナザレビッチ、マリヤ・ミリチェビッチ

概要(2001年版)

名称は公式資料集では「風船頭の看護婦」の意味とされているが、直訳すると「泡頭の看護師」となる。
作中最後のセーブポイントである9つの赤い正方形の物体に対応する、主人公ジェイムス・サンダーランドの深層心理によって生み出された9種のモンスター*1の内の一種であり、サイレントヒルの「神」の力で具現化した。

雌の人型モンスターであり、映画や後続作のナースのように極端に巨乳だったり太腿がムチムチだったりといったことは無く、中肉中背である。
伊藤暢達氏によると主人公ジェイムスの妻メアリーとほぼ同じ体格。
「ナース」の名を冠する通りに女性用のナース服を着用しているのだが、スカート丈が異様に短く、胸の谷間が大きく露出している。
胸につけたネームプレートには何も書かれておらず、ナースキャップとナースシューズも着用している。
身に着けた衣服は全体的に膿と黒ずみで汚れていて非常に不潔であり、更に肌の血色も悪くまるで死人のようである。

女性的な唸り声、叫び声を発する。

最大の特徴は「バブルヘッド」という呼び名の由来になっている異形の頭部
コナミ公式の書籍では「頭部が醜く膨れ上がり裏を向いている」と記述されているが、実際には均整の取れたのっぺらぼうである。
頭部全体がコンドームのような白いゴム状の膜に包まれており、伊藤氏によるとこの膜の内側は薄められた血液の混合物で満たされているという。
そのため常に窒息に苦しんでおり、膜を振り払いたいのか頭部を前後左右に振り続けている。
顔の側面にはボブカットを思わせる「ヒレ」がついている。
「口」に相当する場所にはセーブポイントと同じ赤い正方形の物体の小さいバージョンがくっついているが、土や血で汚れている。 
ゲーム中ではわからないようになっているが、伊藤氏の解説やファンによるポリゴンモデルを抽出した動画等で「赤い正方形の物体」の下には赤ん坊の顔が隠されていることが判明しており、これはジェイムスの子供が欲しかった願望の顕れとされている。

白い手術用のゴム手袋を身に着けているが、奇妙なことに中指、薬指、小指が繋がった形状であり、まるでミッキーマウスのようなカートゥーンキャラが身に着けている指の本数が少ない手袋を人間用に無理やり改造したかのようにも見える。
ちなみに、『2』では他にもレッドピラミッドシングやフレッシュリップ、ボスメアリーも白い手袋を着用している。

武器は排気管等から引き千切ったとされる鉄パイプで、先端がL字型になっている。

ギクシャクとした機械的、あるいは痙攣、あるいはジャパニーズホラー映画特有のコマ撮り演出のような人間性を欠いた独特な挙動をし、ジェイムスやマリアを発見すると歩いて接近した後で鉄パイプを素早く振り回したり突いたりして攻撃し、殺傷しようとする。
攻撃力、耐久力、生命力のいずれも高目であり、雑魚モンスターの中ではかなり強敵な上に、狭い場所に複数体同時に出現することも少なくないため厄介である。
また、ダウンすると駄々をこねるようにのたうち回る。
他のモンスターと同様に、倒しても一定確率で復活する*2ため、本質的には不死身の存在と言える。

その正体は病床のメアリーと彼女を看護するナースのイメージの融合…即ち、「メアリーを取り巻く環境の擬人化」である。
ジェイムスが生み出したサイレントヒルの霧の街と裏世界では、「口/唇」の意匠がメアリーから受けた罵詈雑言─つまりトラウマや現実─を顕している。
バブルヘッドナースの「口」に相当する場所には直視するとジェイムスの頭をまさぐる赤い正方形の物体がついているため、ジェイムスに現実逃避を促すモンスターであるライングフィギュアやマネキンとは正反対に、現実を突き付ける側の存在であると考えられる。
また、「窒息して苦しみ続けている」という点はメアリーの死因、即ちジェイムスの罪に直結する要素でもある。

バブルヘッドナースが「ジェイムスの現実逃避の妄想の具現化」では無い根拠としては、ライングフィギュアやマネキン、マリアとは違いレッドピラミッドシングに襲われたり攻撃される描写が無いことが挙げられる。
レッドピラミッドシングの行動原理は「現実逃避の妄想を排除することでジェイムスがヒトでなくなってしまうことを阻止すること」であるため、逆説的にレッドピラミッドシングの標的にされなかったモンスターは現実逃避の妄想ではないと言えるだろう。
なお、同じ条件を満たしているモンスターはフレッシュリップ、マンダリン、アブストラクトダディ、ボスメアリーであり、これらには前述の通り“現実の象徴”である「口」の意匠があるという共通点もある。

作中ではローラを追って探索することになったブルックヘイヴン病院にて出現する。

前作の「パペットナース」が殆どゾンビといって差し支えなかったのに対し、「一見すると人に見える、得体のしれない存在」であるバブルヘッドナースは、その妙にセクシーな服装も相まって多くのプレイヤーの印象に残り、映画や後続作にも繰り返し似た特徴を持つナース型のモンスターが(もちろん設定上はバブルヘッドナースとは別物だが)登場し続けることになった。

現在ではレッドピラミッドシングやロビー・ザ・ラビットと並んで「敵」や「モンスター/クリーチャー」という垣根を超えたコナミの大物キャラクターとして扱われている。

バブルヘッドナース(タイプB)

タイプBのバブルヘッドナース


2001年版では、裏世界にタイプBと呼ばれる亜種が登場する。
全体的に茶色い汚れに覆われており、背中には黒い肉腫が張り付いている。
口の赤い正方形の物体は無い。
行動パターンなどは通常タイプと同じだが、全体的にステータスが向上しておりより強敵になっている。

ブルックヘイヴン病院の裏世界とサウスヴェイル地区の裏世界に出現する。

その他の作品での扱い


小説版

それは女の顔だった。
ナースキャップをかぶった女だ。
「人?」
ジェイムスは戸惑い、驚愕した。
人ではなかった。
人だった者かもしれないが、今は違う。
白衣を着て人間のふりをしているが、バケモノだ。

──『サイレントヒル2』(山下定 著)より抜粋

ブルックヘイヴン病院にて、廊下の曲がり角からジェイムスに奇襲をしかけ、鉄パイプ同士のチャンバラを繰り広げる。
ダウンを奪ったジェイムスは「実は人間だったら…」と躊躇するが、「殺してやるのがせめてもの慈悲よ」というマリアの言葉に促されとどめをさす。
しかしジェイムスはその一連の行動に既視感めいた後味の悪さを感じるのだった。 

無意識下で露骨にメアリーと重ねている描写となっており、やはり現実を突き付ける側の存在として描写されている。
なお、その後も数体が登場するが目立った活躍はなかった。

SILENT HILL:DOWNPOUR


ジャジャーン!


マーフィーを祝う歴代キャラ。バブルヘッドナース2体の姿を確認できる。

Eエンディングに登場。
オーバールック刑務所から脱出を果たしたマーフィー・ペンドルトンに対するサプライズパーティに2体が参加し、アン・マリー・カニンガム、フランク・コールリッジ、ジョージ・スーエル、孤児院の男の子、ジェイムス、メアリー、ローラ、ヘザー・メイソンと共にマーフィーを祝い、ケーキ入刀するレッドピラミッドシングを見届けた。

『2』のポリゴンモデルがほぼそのまま流用されている。

SILENT HILL Book of Memories

お馴染みの制服を身にまとった雌クリーチャー。長い鉄パイプを手にし、よろよろとした足取りで敵を追ってくる。

──「ナース」の説明文より

歴代クリーチャー大集合というコンセプトの本作では、『2』からのゲストキャラとしてレッドピラミッドシング(「ピラミッドヘッド」名義)、フレッシュリップと共に「ナース」名義で参戦。
後述する『サイレントヒルゼロ』のナースにも似ているが、制服のデザインや手袋の形状がバブルヘッドナースとほぼ同じなこと、生足なこと、『ゼロ』のナースとは違い手術用マスクや包帯の意匠が無いこと、武器が鉄パイプなこと等バブルヘッドナースに準拠した外見と武器であることがわかる。

「ナース-血」、「ナース-光」、「ナース-鉄」の3種類存在し、異世界で最序盤から最終盤まで出現し続ける雑魚敵として活躍する。
死ぬと低確率で鉄パイプを落とす。

『Homecoming』等の後続作に登場する露出度が高すぎたり巨乳だったり太腿がムチムチ過ぎたりするナースとは違い、原典に忠実な体型と衣装で武器も鉄パイプだが、頭部は均整の取れたのっぺらぼうではなく『2』関連の公式書籍の説明文等に忠実な腫れて膨れ上がった歪なのっぺらぼうに変更されている。

SILENT HILL 2(2024年版)

2024年版のバブルヘッドナース

リメイク版である本作にも原作通りに登場。
ゲーム中のロード画面に表示されるヒントやスタッフロールでは「バブルヘッド」が省略されて単に「ナース(Nurse)」と表記されているが、公式サイトでの表記は「バブルヘッドナース」になっている。
どちらが正式名称かは不明だが、どちらも公式の呼称ではある。

殆どオリジナル版と同じ外見だが、表現力向上によりコンドームのような膜を被っていることが鮮明にわかるようになった。
bloober teamからの「オリジナル版のバブルヘッドナースは露出度が高すぎる」という指摘を受けた伊藤暢達氏によりストッキングとガーターベルトが追加されたが、一部の個体は相変わらず普通に生足なため*3、bloober teamはいったい何がしたかったのだろうか…。
また、「バストサイズがナーフされた」と根拠の無いデマが広がったりもしたが、伊藤氏はオリジナル版のモデルと比較した上で「そんなことはない」と否定し、それを証明していた。

最大の変更点は強さと出現場所で、まず強さに関しては大幅に強化。
耐久力、攻撃力が非常に高く、更にジェイムスがフルスイングした鉄パイプを片手で受け止めて押し返す怪力となった。
簡単な対処法としては足をハンドガンで撃つと膝をつくため、その隙にパイプで殴るとダウンを奪える。
また、その場で項垂れている個体は「眠っている」ため、ライトを消して歩いて行動すれば気付かれずに素通りできる。

ダウンしてものたうち回ることは無くなったが、そのせいで生きてるか死んでるかの判断が難しく、死んだふりをした少し後に突然起き上がってきたりと小賢しくなっている。
また、ジェイムスの攻撃によりダウンしたり死んだりしたバブルヘッドナースは、奇妙なことに必ず内股になってスカートの中を覗けない体勢になる

ジェイムスに倒されて死んだ後に一定確率で復活するのも2001年版と同じだが、「エリアに入り直すといつの間にか復活していて血溜まりが痕跡として残っている」という仕様だった2001年版とは違いエリア移動がシームレスなため、ジェイムスが近付くと糸で操られたマリオネットのような無理な体勢で突然起き上がって動き出すというジャンプスケアを兼ねた仕様になった。

出現場所に関しては、なんと病院以降の全ステージに登場するようになった。

  • バブルヘッドナース(裏世界)
裏世界のバブルヘッドナース

裏世界に出現する、全身が血と膿と茶色い汚れで汚れきった亜種。
この亜種は武器が鉄パイプからナイフに変更されており、リーチは短いが高威力のナイフを連続で振り回してくるため強敵である。
顔は包帯で覆われ、赤い正方形の物体は付いていない。

Dead by Daylight

キラー「スピリット(山岡凛)」のスキンとして『2(2024年版)』の鉄パイプを携えたバブルヘッドナースが登場予定。 

ちなみにエクセキューショナー名義で『2』のレッドピラミッドシングもキラーとして実装されている他、ヘザー(シェリル・メイソン)のスキンとしてジェイムスも参戦しているため、霧の森が『サイレントヒル2』の同窓会と化している。

なお、キラーのうちの一人「ナース」は、バブルヘッドナースをモチーフにしているが、何故かバブルヘッドナースのスキンの本体に選ばれなかった。

リターン・トゥ・サイレントヒル(映画)』のナース

ブルックヘイヴン病院の裏世界にて、ジェイムスが遭遇した怪物。
顔の皮膚が捻れて歪みのっぺらぼうとなっている、ナース服とナースキャップ、ナースシューズを身に着けた雌の人型クリーチャー。
身体が陶器でできており、鈍器で簡単に破壊することができるが無尽蔵と言える圧倒的な数の暴力を誇る。
鉄パイプのみに留まらず、様々な刃物や鈍器を手にしており、光や物音に反応して動き出す。

ジェイムスとマリアに一斉に襲いかかり、ジェイムスの奮闘にもかかわらずマリアの腹部に重傷を与えた。

本作では現実のブルックヘイヴン病院にジェイムスが入院している設定であるため、「メアリーを取り巻く環境」というよりは「ジェイムス自身の境遇を象徴する存在」のように見える。
「ジェイムスの現実逃避の具現化であるマリアに殺意を抱き重傷を与える」という原典のレッドピラミッドシングに似た役割を持っており、やはり現実を突き付ける側の存在と言える。

性の象徴?

バブルヘッドナースはその扇情的な見た目から、しばしばファンからまことしやかに「セックスシンボル」や「ジェイムスの性欲の顕れ」と言われることがあるが、コナミ公式書籍にそのような記述は無く、生みの親の伊藤暢達氏も「セクシー」と評したことはあれど「性欲の象徴」と語ったことは一度も無い。
あくまでも「病気で苦しむ患者と看護婦のイメージの融合」というのが公式設定であり、「ジェイムスの性欲」を顕す存在はマネキンとマリアである。

前述の通り、バブルヘッドナースは「メアリーと同じ体格」「病気」「看護婦」「口」「窒息」「死人のような肌」といったジェイムスに“これでもか”と言うくらいに現実を叩きつける要素ばかりで構成されたクリーチャーなのである。

なお、『サイレントヒル3』に登場するナースは女性主人公の記憶から生み出された存在にもかかわらず、首から下のモデルがバブルヘッドナースから流用されている(つまり胸元あけっぴろげで超ミニスカ)
また、第一作『サイレントヒル』に登場した人間のナースであるリサ・ガーランドも、やたら大胆に胸元あけっぴろげで谷間を覗かせたナース服を着ており、一部の設定用CGイラストではバブルヘッドナース並のミニスカだったりする。
さらに、『サイレントヒル4 ザ・ルーム』には「レイチェル」という看護婦が登場するが、彼女の部屋にはバブルヘッドナースと全く同じナース服が置かれている。
これらのことを真面目に受け取ると『サイレントヒルシリーズ』の世界では胸の谷間を露出させた超ミニスカナース服が一般的な看護師の制服ということになってしまうが果たして…。

類似する存在

レッドピラミッドシング/赤い三角頭

バブルヘッドナースと同様にジェイムスの潜在意識から生み出された9種のモンスターの内の1体。
メアリーと同じ体格のバブルヘッドナースとは対照的に、ジェイムスと同じ体格。
「異形の頭部」「四肢と指がある」「白い服を着ている」「白い手袋を身に着けている」「武器を使う」「ジェイムスに現実を突きつける存在」といった数々の共通点がある。

詳細は個別項目を参照。

【ナース(サイレントヒル3)】

『3』のナース。首から下はバブルヘッドナースと同じ。
仰向けのナース。人間のような顔が見える。

『3』のブルックヘイヴン病院に出現するナース型モンスター。
前述の通り、首から下はバブルヘッドナースのモデルが流用されているため胸の谷間が露出して極端なミニスカだが、ウエストエプロンのような布が粗雑にスカート前面に縫い付けられているため、前面から見た場合に限り露出度が減っている。
その最大の特徴は人間にしか見えない頭部で、黒髪ボブの美女の顔となっている。
しかし濃すぎる紫アイシャドウ口の周りを四角く赤く塗る悪趣味メイク、そして常に閉じている瞼のせいで大変不気味。
しかも全員同じ顔。
伊藤氏によると『サイレントヒル』のパペットナースとバブルヘッドナースの中間のイメージらしく、パペットナースのような糸で操られた人形のような挙動で襲いかかる。

武器は鉄パイプの他に、コルトS.A.A.らしきリボルバー拳銃を持った者がおり、バブルヘッドナースよりも脅威度は高い。

ヘザーの中に眠るアレッサの記憶にある、自身を看護していたリサへのイメージから生み出されたことが示唆されている。
伊藤氏によると、『3』のモンスターや裏世界における「口」の意匠は「アレッサの苦痛の叫び」を意味しているとのことなので、口を強調した悪趣味なメイクにも同じ意味があると思われる。

ちなみに、なぜかヴァルティエルから殺意を向けられており、病院ではナースの死体を引きずって穴に入っていくヴァルティエルの様子*4を確認でき、教会ではヴァルティエルがナースの首を締め上げて殺害する様子を見ることができる。

また、伊藤氏による公式イラストではロングスカートを履いているように見えるため、実際のポリゴンモデルが前述の通りミニスカの前面に粗雑に布を追加しただけな有様なのは、伊藤氏にとっては不本意だったのかもしれない。

  • リサ・ガーランド(サイレントヒル3)
『3』のリサ・ガーランド

上記のナースに関連するため記述する。
『サイレントヒル』で裏世界に囚われたリサは、『3』で変わり果てた姿で再登場する。

上記のナースと全く同じ顔だが、悪趣味なメイクは無し。
ナースキャップとナースシューズは共通しているが、やたらテカテカでスケスケな丈の短い貫頭衣を着せられており、PS2の解像度+エフェクトで見辛いことをいいことに思いっきり乳首が透けてくっきりみえている。
なお、股下は暗黒空間になっている(恐らく描画すると本格的にR-18になってしまうため)。
両腕を身体の後ろで黒いゴム状の物体で拘束されており、首にはリード付きの首輪を嵌められている。

劇中では3回登場し、一回目はショッピングモールの裏世界の入口、二回目はブルックヘイヴン病院の裏世界の入口、三回目はブルックヘイヴン病院の磨りガラスで囲まれた部屋。
いずれの登場もヴァルティエルが近くにいる共通点がある。

あまりにも変態的すぎる出で立ちだが、ヴァルティエルから執拗な拷問(らしき行為)を受けており、輪廻の狭間で苦しみ続けている様子。
かつてメルマガで配信されていたスピンオフコミック『SILENT HILL Cage of Cradle』ではリサが裏世界に取り込まれた理由は「神の母体であるアレッサに危害を加えようとしたため神の御使いにして処刑人であるヴァルティエルに処刑され裏世界に囚われた」と判明しているため、今でもその罪をヴァルティエルに咎められているのかもしれない。

ちなみにリサは本来金髪だが、伊藤氏によると納期に間に合わずに黒髪になってしまったとのこと。

【ナース(サイレントヒルゼロ)】

『サイレントヒルゼロ』に登場するナース型モンスター。
何故か英語圏では「Faceless Nurse(顔無し看護師)」として知られているが、英語版攻略本でも「Nurse」表記であるため出典不明。
ジェイムスとは一切関係無いにもかかわらずバブルヘッドナースに酷似した外見で、体格や服装もそっくりで、胸の谷間が露出していることや極端なミニスカートも共通している。
違いとしては、微妙に制服のデザインが異なることや肘の近くまである長い手術用手袋をつけていることと、『2(2024年版)』のバブルヘッドナースに先んじてストッキングとガーターベルトを着用していることが挙げられる。

顔が手術用マスクもしくは包帯に覆われ、融合している。
武器は注射器もしくはメスで、振りほどくのにQTEが必要なつかみ攻撃もしてくる。

主人公がステゴロ最強のトラヴィスであるため、公式攻略本での推奨武器はなんと素手
パンチで必ずノックバックするため、タイマンならパンチを連打するだけで一方的に倒せる。

起源に関しては、トラヴィス由来なのかアレッサ由来なのかは不明瞭。
アルケミラ病院で初登場して以降、屋内ステージに終盤まで登場し続ける。

トラヴィスのみならず、トラヴィスの殺人鬼の人格の顕現であるブッチャーからも殺意を向けられており、ブッチャーが初登場する場面では性器と子宮の辺りを巨大肉切り包丁で破壊されていた。

バブルヘッドナースとの繋がりは明確ではないが、あまりにも酷似した外見を持つためここに記述。

【ナース(The Arcade)】

『SILENT HILL The Arcade』に登場するナース型モンスター。
「『1』〜『4』までの歴代モンスターが登場するお祭り作品」という側面もある本作では、前述の都合により元々外見が殆ど同じバブルヘッドナースと『3』のナースの折衷といった外見になっている。

ナースキャップ、ナースシューズ、白い手袋、制服のデザインはほぼバブルヘッドナースと同じ。
露出した谷間もそのままだが、スカートはバブルヘッドナースや『3』のナースのポリゴンモデルとは違い、『3』のナースの公式イラストと同じロングスカートになっている。
黒い頭髪が生えており、顔は包帯で覆われたのっぺらぼう。
武器は鉄パイプもしくはハンドガンで、ギクシャクとした機械的な動きで大量に迫りくる。
床をゴキブリの如く高速で這い回る個体もおり、露出度が減ったこともあってセクシーさよりも嫌悪感が強調されている。

バブルヘッドナースや『3』のナースと同じくブルックヘイヴン病院に出現する。

【ダーク・ナース】

2006年に公開された『サイレントヒル(映画)』に初登場し、続編『サイレントヒル: リベレーション(映画)』にも再登場したナース型モンスター。
一作目の監督クリストフ・ガンズによると、バブルヘッドナースが原型とのことなのでここに記述。

ナースキャップとナースシューズは普通だが、身に着けた白衣は丈が異様に短いボロボロの貫頭衣であり、最早ナース服とは呼べない。
頭部は渦を巻いたように皮膚がねじれたのっぺらぼうになっている。

普段は集団でマネキン人形のように静止しているが、光や音に反応し、ギクシャクとした機械的な動きで歩み寄り、手にした様々な鈍器や刃物で人間を襲う。

映画一作目ではブルックヘイヴン病院の地下に大群で待ち構えており、主人公ローズにとっての事実上の最後の障壁となっていた。
「光に反応して動く」という特徴を看破したローズにより懐中電灯を囮にされた隙に逃げられた。

映画二作目では音に反応して動くようになっており、ブルックヘイヴン精神病院(一作目の病院とは別物)にてヴァルティエル派により複数体が管理されており、手術室に運び込まれた背信者を処刑するために利用されていた。
信者2名によってストレッチャーに拘束されたヴィンセントが手術室に運び込まれたが、物音を発した信者2人の方が標的となり、集団で滅多刺しにされた。
その後、ヴィンセントは忍び込んでいた主人公シャロンにより拘束を解かれ、その際に生じた音に反応して襲いかかるもストレッチャーを盾にされて逃げられてしまった。
その後、スタッフロール中の映像では野放しにされていたマネキン・モンスターと戦っていた。

  • アルケミラ・ナース*5/デーモン・ナース*6/ナース*7
SILENT HILL: HOMECOMING』に登場するナース型モンスター。
ゲーム中や実績/トロフィーでは単に「ナース(Nurse)」と呼ばれているが、デザイナーにより公開されたコンセプトアートには「Demon Nurse(デーモン・ナース)」という題名がついていたり、公式攻略本ではALCHEMILLA NURSE(アルケミラ・ナース)になっていたりと名称が不安定。

ダークナースが原型なため、バブルヘッドナースを元にしたダークナースを元にしたモンスターという関連でここに記述。

ダークナースとほぼ同じ外見で、まるで映画から飛び出してきたかのような再現度だが、極端に巨乳で太腿もムチムチ
かつて公式サイトで閲覧できた『シェパードの日記』にはアレックスが入院中に看護婦に欲情していたことが記述されているため、「アレックスの性衝動の顕れ」という理由からこの様な体型なのだと思われる。
そのせいかシリーズのナース型モンスターで唯一、胸に物理演算が組み込まれており、動く度に揺れる。
武器はナイフのみで、集団で襲いかかる。
挙動や習性もダークナースとほぼ同じ。

ちなみにフラッシュライト以外の光源(テレビなど)で照らすと、腹が透けて子宮内に胎児らしきものがあるのを確認できる。

最初の敵としてアルケミラ病院の裏世界に出現し、その後も屋内ステージで度々出現する。
映画一作目のローズと同じようにライトを消して物音を立てないように行動すると倒すのもやり過ごすのも簡単。

歴代ナース型モンスターについての余談

初代『サイレントヒル』の「パペットナース」は、シリーズで最初に登場したナース型モンスターだが、「寄生生物に操られた看護師」というゾンビ以外の何者でもない特徴のため、お祭り作品やジョークエンディングや他作品コラボに呼ばれることは全くといっていい程に皆無。
「サイコロジカルホラー」に舵を切ったのは『2』からという事情もあって、一作目は後続作と比較しても作風そのものが『バイオハザード』を意識したサバイバルホラー寄りなため、登場モンスターの雰囲気が違うのも仕方ないのだろうが、外部出演どころかシリーズ内でのセルフオマージュすらされることが殆ど無いため、様々なメディアに引っ張りだこなバブルヘッドナースとの格差が酷いことになっている。

余談

  • 2001年版のトレイラー映像では、力尽きて倒れているバブルヘッドナースをレッドピラミッドシングが何処かへ引きずっていくシーンを確認できるが、「レイプを連想させる」として自主規制された。
  • 上記のシーンのモーション(アニメーション)は、伊藤氏が製作したMV『FUKURO』で白い三角頭がライングフィギュアを引きずるシーンや、『サイレントヒル3』で力尽きたヘザーをヴァルティエルが引きずっていくシーンに流用された。
  • コンセプトアート時点のバブルヘッドナースは鉄パイプではなく点滴スタンドを持っていた。この要素は『4』に登場する「ペイシャント(患者)」というモンスターに引き継がれて陽の目を見ることになった。
  • 『3』に登場するナースは、パーツの大分部がバブルヘッドナースの流用である。
  • 『3』のナースとバブルヘッドナースが違う理由について伊藤氏は「主人公が違うため」と説明していた。
  • 東京ゲームショウ2024のKONAMIブースでは『SILENT HILL 2(2024年版)』発売にちなんだ催しとしてブース周辺をバブルヘッドナースが徘徊していた。というか看板娘を担当し、不気味に蠢きながらパンフレットを配っていた。なお、リメイク後のキャラモデル準拠なのでストッキング&ガーターベルト装備個体。
    • この企画はとても好評だったため、翌年の東京ゲームショウ2025では『SILENT HILL f』発売にちなんでアヤカカシがパンフレット配りを担当していた。
  • 2006年に公開された映画版『サイレントヒル』に登場するダークナースは、バブルヘッドナースが原型となっている。
  • 『スーパーボンバーマンR』のコラボ枠にて、「バブルヘッドナースボンバー」として同郷のレッドピラミッドシングボンバーと共に登場。デフォルメされたカートゥーン調の世界観の中であののっぺらぼうの顔と超ミニスカという出で立ちはそのまま、それにボンバーマン共通の丸い手足と頭のぼんぼりがくっついている姿なので滅茶苦茶シュール。


画像出典
  • 『SILENT HILL HD Collection』スクリーンショット
    • 2012年3月発売
    • 発売元:コナミ
    • 開発元:HIJINX Studios

  • 『SILENT HILL 2(2024年版)』スクリーンショット
    • 2024年10月発売
    • 発売元:コナミ
    • 開発元:bloober team

  • 『SILENT HILL:DOWNPOUR』スクリーンショット
    • 2012年3月発売
    • 発売元:コナミ
    • 開発元:ヴァトラゲームス

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最終更新:2026年07月29日 02:18

*1 内訳は「ライングフィギュア、マネキン、バブルヘッドナース、マンダリン、フレッシュリップ、アブストラクトダディ、ボスメアリー、レッドピラミッドシング、マリア」。アレッサ由来のクリーパーと正体不明のプリズナーは含まれない。

*2 近くに「遺体がない血溜まり」があると復活したサイン

*3 更に補足すると、生足の個体は何故かスカートを身に着けていないためオリジナル版より露出度が高い

*4 裏世界に突入して直ぐに振り向くと一度だけ見ることができる

*5 公式攻略本158ページ

*6 コンセプトアートより

*7 実績/トロフィー/ゲーム内ヒントより