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レッドピラミッドシング/赤い三角頭

登録日:2026/01/29 Thu 20:58:00
更新日:2026/08/12 Wed 17:40:13
所要時間:約 5 分で読めます





「怪物やあの赤い三角頭の仲間じゃないんだな?」
赤い三角?知らないそんなの」


「あいつは俺を殺そうとしている。裁こうとしている。赤い悪魔だ、怪物だ」


あいつだ…」


私が殺した」


私は弱かった
だからお前の存在を望んでいた
私の罪を罰してくれる誰か
でも もういらないんだ……
わかったんだ……
自分で決着はつける


YOUVE BEEN HERE FOR TWO DECADES(あなたは20年間ここにいた)

■ ■ ■

■ ■ ■

■ ■ ■

もうわかってる
お前が必要だったんだ
でも、もういらない
決着は自分でつける

終わりだ


2001年版のレッドピラミッドシング

2024年版のレッドピラミッドシング


レッドピラミッドシング(Red Pyramid Thing)/赤い三角頭(あかいさんかくあたま)とは、コナミのフランチャイズ『サイレントヒル』シリーズに登場する怪物である。

三角頭にカテゴライズされるモンスターの内の一体であり、初出は『サイレントヒル2』。
「三角頭」全体についての解説はこちらを参照。

なお、本項目では攻略本の開発者インタビューや資料集の記述を公式設定として扱う。
また、2001年版『サイレントヒル2』のキャラクターとクリーチャーのデザイン及び背景設定のほぼ全てを担当していた伊藤暢達氏のSNS等のコメントも(完全にコナミの公式設定と言えるかはグレーだが)参照している。

そして、本項目はネタバレ全開なので未プレイの方はブラウザバックを推奨する。

名称は異なるが『サイレントヒル2』を原作とする『リターン・トゥ・サイレントヒル(映画)』に登場する三角頭である「ピラミッド・ヘッド」についても記述する。

  • 声[サイレントヒル2]
    • ガイ・チヒ(2001年版)
    • ルーク・ロバーツ(2024年版)
  • 演者[リターン・トゥ・サイレントヒル]
    • ロバート・ストレンジ(スーツアクター)
    • ジェレミー・アーヴァイン(素顔)


概要

『サイレントヒル2』とそのリメイク版である『SILENT HILL 2(2024年版)』、小説『サイレントヒル2(小説版)』に登場するモンスターで、主人公のジェイムス・サンダーランドの前に幾度も立ち塞がる存在。
ストーリー上で非常に重要な役割を担っており、Wikipedia等の一部のサイトではモンスターでありながら登場人物として扱われている。
フランチャイズでは様々なバージョンが登場する三角頭系モンスターの中でも、「赤い三角頭」は外見もさることながらストーリー上の役割や設定上におけるその強烈な存在感からプレイヤーの心に強く残りやすく、『SILENT HILL Downpour』のジョークエンディングにてゲスト的に出演したり、非対称対戦アクションホラーゲーム『Dead by Daylight』にもキラー側として参戦したりと単なる「敵」や「クリーチャー」の垣根を超えた「大物キャラクター」として作品内外で扱われている。

呼び名の通り、赤錆に覆われた角錐状の巨大な兜を被った雄の人型モンスターで、ジェイムスとほぼ同じ体格(ただし、代名詞でもある兜を被っている都合上から、ポリゴンモデルではジェイムスよりも肩幅が少し広く、腕が少し長い)。
ジェイムスが白人男性としては中肉中背なため、実はゲーム中のレッドピラミッドシングもイメージ程には大柄ではなく、中肉中背で極端に筋骨隆々だったり特別に長身だったりはしていない。

「三角頭」がイメージ通りに巨大化したのは2006年に公開された映画版『サイレントヒル』以降で、映画に登場したのは「レッドピラミッド」という別個体の三角頭である。設定上も「アレッサの守護騎士にして処刑人」となっており全く別物。
家庭用ゲームでは『SILENT HILL: HOMECOMING』に「レッドピラミッド」とほぼ同じ姿の巨大な三角頭が登場するが、こちらも「ブギーマン」という別個体であり、設定も全く異なる。
『サイレントヒル2』を原作とした映画『リターン・トゥ・サイレントヒル』では「ピラミッドヘッド」名義で三角頭の怪物が登場するが「ジェイムスの分身にして防衛機制」という原典に近い設定であり、体格や兜の形状も原典通り筋骨隆々ではなく中肉中背になっている。

基本的に、レッドピラミッドシング/赤い三角頭という呼称は『2』の三角頭固有のものである。

また、大鉈や大槍などの武器を振るう際に発する唸り声はジェイムスのダメージボイスが流用されている(つまり声が同じ)。

その正体は愛する妻メアリーを殺害してしまったジェイムスの自罰意識の象徴であると同時に、彼の人間性を守るために彼自身が生み出した守護天使でもあり、サイレントヒルの「神」の力によって実体化した。
異様な外見はかつてジェイムスがサイレントヒルの歴史資料館で見た絵画『霧の日、裁きの跡』に描かれた死刑執行人の姿が元になっている。

『サイレントヒル2』の最後のセーブポイントである9つの赤い正方形の物体と対応した、ジェイムスによって生み出された9種のクリーチャー*1の内の1体であり、作中で遭遇する回数も9回である。
ジェイムスが現実と向き合うことを恐れているが故に不死身の存在で、銃弾をいくら撃ち込まれても倒れることはなく、一時的に無力化することすら不可能。
いつも襲撃してくるわけでもなく、時にはただジェイムスを柵越しに見つめていたり、クリーチャーを虐待・殺害したり、ジェイムスが開けない扉をこじ開け先へ進めるようにしたりと、導くかのような描写も多い。

その行動原理は、ジェイムスの現実逃避の象徴であるモンスターやマリアを排除する様を見せつけることで「メアリーは死んでいる」という現実を繰り返し訴えて妄想から目を覚まさせ、更には彼自身をも殺すことで彼が望む「罰」、そしてその先にある「赦し」を与えると同時に、彼が現実逃避にのめり込んで伊藤氏曰く「ヒトでなくなってしまう」*2状態になることから守ることである。
ジェイムスは現実を直視するまで“何度も”モンスターに殺されては「神」の力で蘇っている設定*3であるため、「殺しに来る怪物=敵」という図式は必ずしも成り立たず、見方を変えればジェイムスの心に寄り添う唯一の味方とさえ言えるだろう。

伊藤氏によると、作中でジェイムスやモンスターを責めているような描写にしたり公式攻略本や資料集で「守護天使」の設定の記述を省いたのはわかりやすさを優先した結果とのこと(また“守護天使”というワードが中二病ぽくて恥ずかしかったともコメントしている)。
伊藤氏はまた、英語圏のファンとのやり取りの中でレッドピラミッドシングを「good guy(善人/良い奴)」と明言している。
後述の通り、イメージの原点は『ジェイコブズ・ラダー』に登場する「悪魔のように見える天使達*4」であるため、設定的にも似ている部分が多い。

2024年版では前述の『HOMECOMING』に登場したブギーマンへのセルフオマージュか、壁のあちこちに切り傷を残している(西洋の民間伝承ではブギーマンは引っ掻き傷を残すとされている)。

名称

「レッドピラミッドシング(Red Pyramid Thing)」は直訳すると「赤い角錐状のもの」となるが、公式の日本語字幕では「赤い三角頭」となっている。

設定上は『サイレントヒル2』の主人公であるジェイムス・サンダーランドが命名者であり、
彼がサイレントヒルで遭遇した青年エディー・ドンブラウスキーに対して自身が見た化け物について説明する際、シリーズで初めて「赤い三角頭(red,pyramid thing)」という呼称が作中で用いられた。
伊藤暢達氏はこれこそが正式名称としているため、「ジェイムスがつけた名=正式名称」ということかも知れない。

作中で初めて「Red Pyramid Thing」と呼ばれた場面。日本語字幕では「赤い三角頭」となっている。


尚、作中では他に明確に台詞として発せられるわけではないもののアイテムとして入手できる大鉈の説明文やレッドピラミッドシングの遺体を調べた際のモノローグテキストにて「三角頭(Pyramid Head)」という通称も何度か使用されており、この呼び名の方が知名度が高いがこちらはあくまでも俗称である。

因みに、日本国内版『サイレントヒル2』の日本語字幕で「レッドピラミッドシング」とカタカナ表記されたことは一度も無く、前述の通りカットシーン中にジェイムスとエディーから「赤い三角頭」と呼称される。
2024年版ではボス戦時のセーブデータ名がモンスター名となっており、設定言語を日本語にすると他のボスモンスターは「フレッシュリップ」や「アブストラクトダディ」とカタカナ表記なのだが、レッドピラミッドシングだけは何故か「赤い三角頭」となっている。 このことから、日本での正式名称は「赤い三角頭」、英語での正式名称は「Red Pyramid Thing」なのかもしれない。

外見/特徴

初めて見るバケモノは奇妙な三角錐の巨大な頭を持ち、それは赤黒く濁った真紅…年月と風雪で腐食した鉄にこびりつく赤錆のような色をしていた。

──小説版『サイレントヒル2』(山下定著)より抜粋

複雑かつ歪で左右非対称な角錐状の兜を被っており、赤錆に覆われている。
兜の右側面には瘤のような膨らみがあり、空気を抜くバルブ栓がついている。
また、設定画では兜の下面から肉塊のようなものがはみ出ているのが確認できる。
兜の後ろ側からは緩衝材らしき袋のようなものが飛び出ており、こちらにもバルブ栓がついている。

また、作中では分かり辛いが兜の正面プレートの左下の端は布のようにめくれ上がる仕様になっており、そこから舌のような触手を出し入れできる。
最初のボス戦時に首絞め攻撃をしてくる際、よく見ると飛び出た触手がジェイムスの顔に向かって伸びているのを確認できる。
作中でライングフィギュアを殺害するために使用していた器官は設定上ではこの舌とされている。

めくれ上がった兜の正面プレートから触手状の付属肢を露出させるレッドピラミッドシング

なお、伊藤暢達氏製作のMV『FUKURO』に登場する三角頭はプレートがめくれる代わりに穴から触手を出し入れする仕様になっているが、こちらは並行世界の別個体の三角頭である(その証拠に兜が赤ではなく白っぽい)。
なぜレッドピラミッドシングは「めくれる」仕様なのかというと、「金属製のプレートが布のようにめくれ上がる」という非現実的な描写により、レッドピラミッドシングがジェイムスの妄想の産物であることをさり気なく示唆するためである。

また、前述の「兜の内側に肉塊が詰まっている」という設定はフィギュア等のキャラクターグッズ化に伴いコナミが追加した後付設定であり、伊藤氏の意図とは異なる。
ただし、伊藤氏の描いた設定画でレッドピラミッドシングの兜下面から肉塊がはみ出ているのが確認できるのもまた事実であり、現状では「肉塊が詰まっている」のが正式な設定として扱われつつある。
ちなみに、ゲーム中の兜の内側は特に作り込まれておらず、単に黒塗りされているだけで何も無い。

また、兜正面のプレートは縁をよく見ると二重になっているのがわかるが、これはドイツのティーガーⅡ重戦車の車体下部の装甲がイメージの原型となっており、比較すると酷似している。

  • その他の衣服、装飾品
古代ギリシャのキトンのような、それでいてコートのような衣装を纏い、足には膝まであるロングブーツを履いている。

──小説版『サイレントヒル2』(山下定著)より抜粋

兜以外では、袖を排除した白いブッチャースモックの様な衣装が特徴的。
背面には縫い合わせた様な跡(ファスナーにも見える)があり、他にも手術用の白いゴム手袋と黒いゴム長靴を着用している。
ゴム手袋は親指と小指以外の3本が一体化した独特な形状となっており、まるでミッキーマウスのようなカートゥーンキャラクターが身に着ける指の本数が少ない白い手袋を人間用の手袋で無理矢理再現したかのようにも見える。

2001年版の背中側。後述のヴァルティエルの衣装と同様に縫い合わせた跡が確認できる。

2024年版ではブッチャースモックではなく汚れで黄ばんだブッチャーエプロンとなり、黒いズボンを着用。背中は丸出しとなっており、『サイレントヒルゼロ』に登場したブッチャーの衣装に酷似している。
2024年版では背中が弱点に設定されており、それを視覚的にわかりやすくするためのデザイン変更である。
因みにこのエプロンのような衣装は2024年版が初出というわけではなく、2009年に伊藤暢達氏が公開した並行世界の三角頭Святой апостол(スヴャトーイ・アパストル)(聖使徒)」のイラストが元になっており、ほぼそのままのデザインである。

2024年版の背中側。伊藤暢達氏のオリジナルイラスト「スヴャトーイ・アパストル」に酷似している。

  • 怪力
ジェイムスが両手で引きずるのがやっとな大鉈を片手で軽々と振り回し、ジェイムスを片手で締め上げ、水圧で閉ざされた扉や固く施錠された扉をいとも容易くこじ開ける人智を越えた膂力を持つ。

  • ぎこちない挙動
決して走ることはなく、ジャパニーズホラー映画で多用されるコマ撮り演出や痙攣のようなギクシャクとした動きが多い。
歩みは緩慢で、大鉈を引きずっている時は特に鈍足。
一方で武器を振ったりパンチを繰り出す速度は意外な程に素早く、一部の場面では全力で走って逃げるジェイムスとマリアに歩いて追い付くほど俊敏に描写されたりと一貫性がない。

因みに、この独特な動きはモーションキャプチャーではなく手作業で生み出されたもの。

  • 不死性
基本的に如何なる攻撃を受けても倒れないどころか怯みすらしない不死身の肉体を持つ。
一応、2001年版ではダメージを受け続けると一時的に動きが鈍くなるが、すぐに元に戻る。

伊藤暢達氏によると、作中を通してのジェイムスとレッドピラミッドシングの対立はジェイムスの葛藤を顕しており、ジェイムスが現実と向き合うことを恐れているが故に倒せないとのこと。

武器

レッドピラミッドシングが使用する武器。

  • 触手
兜に隠された舌のような触手。
前述の通り、設定上ではライングフィギュアを殺害するために使用していた。
作中で明確に露出するのは前述の通り、最初のボス戦時である。
因みにイメージの源流は映画『ジェイコブズ・ラダー』で主人公ジェイコブ・シンガーが地下鉄の列車内で遭遇した悪魔(触手を生やした眠っている男)。

  • 素手
凄まじい怪力で、パンチや首絞めを仕掛ける。
特に「首絞め」はメアリーの死因である窒息死につながる攻撃である。

  • 大鉈(グレートナイフ)
巨大な鋏の片割れ。よく見るとジョイントらしき円形の窪みや擦過痕が確認できる。
アンジェラが持っていた包丁にも似ており、レッドピラミッドシングが大鉈を持ち出すのもアンジェラから包丁を受け取った後のタイミングである。
ジェイムスが両手で引き摺るのがやっとな重量だが、レッドピラミッドシングは片手で扱う。
作中でジェイムスが入手し使用する大鉈とは対になっており*5、レッドピラミッドシングが「もう一つのジェイムス」であることを現している。
大鉈(2024年版)
大鉈に酷似した鋏(2024年版)

  • 大槍(グレートスピア)
長い槍。かつてトルーカ刑務所で行われていた刺殺刑で用いられていたもの。
レッドピラミッドシングの本来の武器。
2001年版ではマリア殺害に用いて以降はずっと槍装備だったが、2024年版ではマリア殺害時のみ槍装備となった。
小説版の挿絵では十字架の意匠が追加されており、これは前述のスヴャトーイ・アパストルが持っている槍と同じデザインである。

作中の活躍

『サイレントヒル2』/『SILENT HILL 2(2024年版)』

前述の通り9回登場する。

  • 一回目
2001年版ではハンドガンを手に入れてからウッドサイドアパートの2階廊下を歩いていると悲鳴が聞こえ、声がした方向に行ってみるとレッドピラミッドシングが鉄格子越しにジェイムスを見つめるように静かに佇んでいる。
この場面で特筆すべき点として、赤いオーラを纏っていること、そしてジェイムスに危害は加えてこないことが挙げられる。
正体不明の存在が”ただそこに居るだけ“で多くのプレイヤーに心理的な圧迫感を与えた名演出な初登場であった。


赤いオーラを纏いながら佇むレッドピラミッドシング

ちなみにすぐ近くの部屋にはテレビの前のソファーに腰掛けた状態のジェイムスの遺体があるが、この遺体は物語終盤にジェイムスが真実を思い出す場面に通じる伏線となっており、ジェイムスの無自覚な恐怖心により生み出されたとされる。
つまり、この遺体はレッドピラミッドシングの犠牲者や「前の周回」のジェイムスではない。

2024年版ではウッドサイドアパートの封鎖されていた2階の廊下の扉を解錠した先の鉄格子の向こう側に、オリジナル版と同様に赤いオーラを纏って佇んでいる。
後述の小説版の要素を取り入れたのか、オリジナル版とは違い『ウォルター・サリバン事件』の新聞記事の「赤い悪魔」という単語をジェイムスが認識した後で出現する。


2024年版の赤いオーラを纏ったレッドピラミッドシング

近くの部屋の壁の穴を通って鉄格子の反対側に行くことができるがいつの間にか姿を消している。
「テレビの前で死んでいる遺体」はその途中の部屋で発見できるが、頭にシーツがかけられて素顔が隠されている。
ファミ通の伊藤暢達氏へのインタビューによると、作中を通して大量に登場する「シーツ」にはジェイムスの「見たくないものを覆い隠したい」という願望が反映されているとのこと

なお、伊藤氏は後述のマネキンを襲っている場面を初登場シーンにしたかったらしく、その意図を汲んでか小説版ではこの柵越しに立っている場面は無くなっている。

  • 二回目
ウッドサイドアパートの一室で遭遇する。

2001年版では307号室のキッチンにてマネキン二体を強姦するかのような体勢で(どういう原理かは不明だが)殺害していたところで部屋に入ってきたジェイムスと遭遇する。
2体のマネキンの内、まだ息がある個体の足を引きずり、クセの強いストレッチのような動作でトドメを刺した後、クローゼットに隠れたジェイムの気配を感じるような仕草をするが、ジェイムスが恐怖に耐えかねハンドガンを乱射したことで驚いたような仕草をし、撤退して行った(歩き去っていく足音はあるがドアを開閉する音はしない)。

余談だが、開発段階ではこの時点で大鉈を持っており初期のトレイラー映像でも確認できるが、製品版では素手に変更されている。
作中で「自殺/自傷」の象徴として扱われている包丁をジェイムスが入手したあとで三角頭が包丁にそっくりな大鉈を持ち出す…という流れの方が「ジェイムスの心象風景が形になった世界」として自然なためと思われるが明確な理由は不明。

2024年版ではジェイムスが201号室を探索し、見覚えのあるハンカチを調べていたところで突然キッチンに出現。
マネキン二体を素手で虐待し、殺害。*6
相変わらずクセの強いストレッチをした後、隠れているジェイムスの気配を察知してクローゼットに近付くが、恐怖に耐えかねたジェイムスにハンドガンで銃撃される。
全く効いていないかのように見えたが、困惑するような素振りを見せ、ジェイムスに背を向けて裏世界へ通じる固く閉ざされた{赤い扉をこじ開けてマネキンの遺体を引き摺りながらジェイムスを導くように消えていった。
ちなみに201号室の内装は特定のエンディングに登場するサンダーランド夫妻の部屋の内装にそっくりで、よく見るとサイレントヒルを旅行した時の写真も飾られているが、夫婦円満な写真だけは黒く塗りつぶされている。 

  • 三回目
2001年版ではブルークリークアパートの階段室2階にて遭遇する。
ライングフィギュアを強姦するかのような体勢で触手で殺害していたところでジェイムスと遭遇し、対峙する(ボス戦)。
初めて大鉈を手にしており、振り回し攻撃や振り下ろし攻撃、左手でのパンチや首絞めで攻撃してくる。ちなみに、首絞めモーション中に兜から触手を出しているのが確認できる。
階段の一階部分は水で満たされているため脱出できず、狭い空間での対峙を強いられる。
大鉈の振り下ろし攻撃は即死なため注意が必要。
いくら銃撃しても「カンッ」という金属音が鳴るため効いてないように思えるが、ダメージを与え続けると一時的に動きが遅くなる効果があるため無意味ではない。
一定時間が経過するか一定のダメージを受けるとサイレンが鳴り響き、水の中へ撤退していく。
やがては水の中にある出口の扉を開けて水を排出し、ジェイムスが進めるように導いてくれる。
水の中に入っていく様子は、「In Water」エンディングでのジェイムスの結末を彷彿させる。

2024年版ではブルークリークアパートのロビーらしき広い部屋で待ち受けており、殺害したライングフィギュアの遺体を放り捨ててジェイムスと対峙する。
2001年版と比べて動きが機敏で、ダメージを与え続けても動きが遅くならない。
大鉈の振り下ろしや振り回し、パンチで攻撃してくる。
一定時間が経過するか一定のダメージを受けると第二段階に移行し、動きが機敏になり、素手攻撃は脱出にQTEが発生する首絞めになる。
更に一定時間が経過するか一定のダメージを受けるとサイレンが鳴り響き、固く閉ざされていた扉を開け、ジェイムスが通れるようにして導くように去っていく。
戦闘エリアには障害物となる格子状のオブジェがたくさんあるが、レッドピラミッドシングの攻撃で破壊されていく。
また、大鉈の振り下ろしは即死ではなくなり、首絞め中に触手を出すこともなくなった。

何れも、撤退中のレッドピラミッドシングを邪魔すると痛い目に遭う。
特に2001年版ではホーミングする大鉈振り下ろし(即死攻撃)を繰り出すため非常に危険。

  • 四回目
ブルックヘイヴン病院の屋上で遭遇する。

2001年版では金網の柵に近付くといきなり大鉈を手に現れ、ジェイムスを峰打ちして柵ごと下層階に落下させる。
強制的に瀕死のダメージを負うため回復必須。

2024年版では屋上のボイラー室を引き返すといきなり素手で待ち受けており、ジェイムスの首を締め上げ、下層階へ放り投げる。
強制的なダメージは無し。

何れも、レッドピラミッドシングが下層階に落としてくれたおかげ(?)で先へ進めるようになっている。
なお、落ちた高さを考えるとどう考えても生きている筈はないのだが、開発者のコメントによるとこれは非現実感を演出する意図的な描写であり製作のミスではないとのこと。

  • 五回目
マリアと共に、裏世界と化した病院地下の長い迷路のような通路を進んでいると、大槍を持って後ろから出現。
かつて無いほど素早く追いかけてくる(厳密には画面の死角にいる時にワープしてくる)。
2001年版ではアクション難易度Hardだと逐一ハンドガンで銃撃して足止めしながら逃げないとほぼ確実にマリアが途中で殺されゲームオーバーになる。

2024年版では逃げ続けていればいいだけだが、この場面で槍で刺されると即死となる。

いずれも、一足先にエレベーターに逃げ込めたジェイムスに見せつけるようにマリアを刺殺し、ジェイムスに「罰」を与える。
「ジェイムスの分身であるレッドピラミッドシングがメアリーの分身であるマリアを殺す」ということでジェイムスの「罪」を再現し、彼に現実を突き付けた場面でもある。

ちなみに、伊藤氏は後述の絵画『霧の日、裁きの跡』をジェイムスが見た後、その影響によりレッドピラミッドシングの武器が槍に変わるという流れにしたかったそうだが、狭い通路でジェイムスとマリアを追いかける都合上、大鉈を引きずるのは不自然であったため槍が先出しされることになった。
これも小説版ではその意図が汲まれたのか大鉈を引きずってジェイムスとマリアを追いかける変更点がある。

  • 六回目
サイレントヒル歴史資料館にて、レッドピラミッドシングのオリジナルである絵画『霧の日、裁きの跡』に描かれた処刑人として登場。
絵画を見たジェイムスは「あいつだ…」とコメントする。

  • 七回目
迷宮の床が金網状になった回廊に出現。
回廊の中央にはレッドピラミッドシングの「聖域」があり、そこには手術台が置かれ、天井では巨大なファンが回転し、処刑済みの受刑者の遺体が二体逆さ吊りにされている異様な空間となっている。

2001年版では槍を持っており、積極的にジェイムスを追うことはなく延々と巡回している。
特に演出や前触れもなく通常の敵のように徘徊しているため、びっくりポイントとなっている。
金網の下にはマンダリンがぶら下がっている。
「聖域」の手術台にはレッドピラミッドシングのものと対になる大鉈が置かれており、入手できるがスルーも可能。

2024年版では大鉈を引き摺っており、ジェイムスを追跡してくる。
2006年の映画版の演出を逆輸入したのか、無数のクリーパー(無害な小型モンスター*7)を引き連れている。
「聖域」には壁を壊して通れる隠し部屋があり、そこにある梯子で先に進める。
そのため必ずレッドピラミッドシングとチェイスしなければならない。
後に戻ってくると居なくなっており、代わりにマンダリンとライングフィギュアが配置されているが、梯子で下層に降りるため振り返るといつの間にかレッドピラミッドシングが先へ進むジェイムスを見守っている。
因みに引き返すために梯子を登ると襲い掛からず去っていく。

  • 八回目
2001年版では迷宮の浸水した地下洞窟のような場所を徘徊しており、ジェイムスを積極的に追跡してくることはない。
ここでも演出や前触れもなく通常の敵に混じって徘徊しているためびっくりポイントその2である。
ジェイムスとの間にライングフィギュアが居ると槍で積極的に排除しようとする。
必ず通る必要のあるエリアにいるのだが、迷路のように入り組んでいるため道さえ知っていれば出くわさずにスルー可能。

2024年版では迷宮の狭い廊下のような場所で遭遇する。
通路の先が無数のマネキンが集まった障壁になっていて通れないため、仕方なく引き返すと壁を破壊しながらレッドピラミッドシングが出現
三度大鉈を引き摺っており、一見すると万事休すかに思えるが、マネキンの壁は「大鉈を引き摺る者」に怯えて萎縮する性質があるため、レッドピラミッドシングに追われながらだとマネキンの壁を突破できる。
壁を突破すると、姿を消す。

  • 九回目
廃墟と化したレイクビューホテルのロビーにて対峙する。
二体同時に出現し、2024年版のボス戦時のセーブデータ名によると、2体のレッドピラミッドシングの正式なコンビ名は「ツインレッドピラミッド(意味は”赤い角錐の双子“)」である。

ツインレッドピラミッド(2001年版)
ツインレッドピラミッド(2024年版)

逆さ吊りで格子に磔にされたマリアを槍で処刑する様をジェイムスに見せつけるが、既に真実を思い出していたジェイムスから「もういらない」と告げられ、対峙することになる。
因みに、2001年版ではこの時ジェイムスに怯えるように後退りしていたが、2024年版では守護天使としてジェイムスの覚悟を試すかのように堂々と立ちはだかる。

最終決戦で、二対一の戦いとなる。
この戦闘では槍での突きの他に振り回し攻撃も繰り出す。
また、2024年版では槍投げまでしてくる。

このボス戦ではレッドピラミッドシングが初めて攻撃に怯むようになり、一定のダメージを受けるか一定時間が経過するとロビーの中央に移動し、槍を地面に突き立て、切先を自身の喉に突き刺して直立したまま自害する。 
なお、完全に時間経過だけで自害するのはアクション難易度がEASY以下だけで、NORMAL以上では一定時間が経過してから更にダメージを受けると自害する。
自害に要する時間はEASYは3分、NORMALは5分だがHARDは60分と桁違い。

自害したレッドピラミッドシングの遺体は先へ進むために必要な「緋色の卵」と「錆色の卵」を握りしめており、最後までジェイムスを導くことになる。
突然二体に増えた理由は作中で明言されないものの、前回の遭遇からここまでの道中でエディーを殺してしまい罪が増えたためとする説が有力。
持っている卵の色は罪を犯してから経過した時間を表しているとされる*8

因みに、ボス戦クリア時に解除されるトロフィーは2001年版のHDエディションでは「もうあなた無しで大丈夫」、2024年版では「用済み」となっている。

『サイレントヒル2(小説版)』

「殺人鬼ウォルター・サリバンが“赤い悪魔”を恐れていた」という内容の新聞記事を読んだ時にジェイムスの脳裏に浮かんだイメージとして初登場し、その後のウッドサイドアパート307号室にて2001年版とほぼ同じシチュエーションで本格的に姿を現す。
原典とは違いマネキン2体と戦いになり、圧倒的な力で2体を重ねて折り畳んで圧死させ、ジェイムスを恐怖させた。
その後、クローゼットに隠れたジェイムスの気配を察して近寄り、恐怖に耐えかねた彼に銃撃されるが、原典では歩いて撤退していった描写があるのに対して突然姿を消したという描写になっている。

その後のブルークリークアパートの階段室での戦いもほぼ2001年版を踏襲しているが、銃撃が効かずに絶望したジェイムスが「死を受け入れた」ことに呼応して撤退していった(サイレンは鳴らない)。

病院屋上での遭遇時はジェイムスが三角頭を幻覚ではないかと疑い始め、幻覚の攻撃なら当たるまいと大鉈の斬撃を受け入れようとするも寸前で躊躇って後退りした結果、フェンスから転落していくという展開になった。
また、病院地下通路でのチェイスでは大鉈を引きずっており、マリアの身体を引き裂いた。

歴史資料館の『霧の日、裁きの跡』はゲームのスクリーンショット付きで原典通り登場し、刑務所の処刑場ではジェイムスが「自分自身を偽り、逃亡した」という罪により処刑される自分を幻視する場面が追加されており、その時にレッドピラミッドシングの幻影も現れて首にロープの輪をかけるよう催促する描写があった。

迷宮通路でも2001年版と同じシチュエーションでジェイムスと遭遇するが、原典とは違い『霧の日、裁きの跡』のイメージに影響されたことにより、ここでようやく武器が大槍に切り替わる。
金網の通路で遭遇した際は処刑人と同じ武器を持ったその姿を見たジェイムスに「甘美な戦慄」を湧き上がらせ、その後の水路のような通路では出会い頭に不意打ち気味に槍でジェイムスを襲い、彼の頬をかすめて尻餅をつかせたが、ライフルを手に入れて気が大きくなっていたジェイムスに胴体を撃たれて今度は自分が尻餅をつくというゲームではありえない展開が追加されているも、直ぐに何事も無く起き上がったためジェイムスを恐怖させた。

最終決戦では原典通り2体同時に立ちはだかり(伊藤暢達氏描き下ろしの挿絵付き)、ジェイムスの精神状態に影響され、動きが極端に鈍くなるという弱体化に遭い、ライフルで何発も撃たれた末に原典同様に自害した。

SILENT HILL:DOWNPOUR


「サプラ〜イズ!!」

大鉈で(テーブルごと)ケーキ入刀し、皆と共にマーフィーを祝うサプライズパーティーに参加するレッドピラミッドシング。

「Eエンディング」に登場。
スプーンで穴を掘ってオーバールック刑務所からの脱出に成功した主人公マーフィー・ペンドルトンを祝うためのサプライズパーティーに参加した。
困惑するマーフィーと他のキャラ達(ジェイムス、メアリー、ローラ、バブルヘッドナース、ヘザー、カニンガム、スーウェル、コールリッジ、DJリックス、孤児院の男の子)が見守る中、大鉈(小さ目)を引き摺って部屋の奥から登場し、目の前のケーキをテーブルごと両断!
歓声が湧く中、マーフィーは「全くお前らは…(笑)」とでも言いたげな嬉しさと呆れが入り混じった表情をするのだった…。

『2』のポリゴンモデルがそのまま流用されており、ジェイムス、メアリー、ローラ、バブルヘッドナースもその場にいることから、『2』のレッドピラミッドシングと同一個体と思われる。

因みに後述の通り、このパーティで共にマーフィーを祝ったジェイムス、ヘザーとは『dbd』で再共演を果たすことになる。
また、『DOWNPOUR』本編では既に故人の筈のコールリッジや悪役のスーウェル、マーフィーと激しく敵対していた筈のカニンガムも一緒にマーフィーを祝っており、ジョークエンディングらしく全ての伏線が何処かへ霧散している。

SILENT HILL The Arcade

『2』のスピンオフ*9とも歴代モンスターが登場するお祭り作品*10とも言えるアーケード版では、全く異なる人物が生み出したレッドピラミッドシング*1が登場する。

正体は明確化はされないがキーパーソンの一人であるエミリー・アンダーソンの「母の命を奪った強盗に対するトラウマ」の具現化であることが示唆されており、エミリーの父フランクが管理する歴史資料館に展示された『霧の日、裁きの跡』に描かれた死刑執行人の姿を借りて実体化したものと思われる。

「サイレントヒルの死刑執行人」の姿であるが故にジェイムスが生み出したレッドピラミッドシングと外見が酷似しており、手袋が五本指なことや兜が歪んでおらず左右対称であるといった些細な違いしかない。
武器は大鉈だが、これは強盗の凶器がイメージ元かもしれない(明言はされていない)。

金属製の赤い兜は銃弾を弾くため、他の多くのモンスターと違いヘッドショットが無効。
代わりに弱点は胸に設定されており、そこに攻撃を集中するとノックバックする。
大鉈の攻撃力は非常に高く、更に大量のクリーパーやハマー、トリーマーといった小型のモンスターを従え使役しており、作中に登場するモンスターの中でもラスボスを除けば別格の扱いを受けている。

序盤のステージであるブルックヘイヴン病院の最奥にて、裏世界化と同時にエリックとティナの前に立ちはだかり、最初のボスとなる。
二丁の拳銃では決して倒しきれない量の無数のクリーパーを従えており、戦闘途中で合流するジェシーにも襲いかかる。
レッドピラミッドシングはジェシーの首を絞めて絞殺しようとするため、一定のダメージを与えて阻止しないとバッドエンドとなる。

戦闘の末にエリックとティナを追い詰めるが、ギリギリのところで表世界に変化し、同時にレッドピラミッドシングも姿を消した。

その後、ストーリー終盤の舞台となるエミリーとハンナの記憶が入り混じった迷宮と化したリトル・バロネス号の内部のブルックヘイヴン病院に似た空間にて、再びエリックとティナの前に立ちはだかる。
戦闘中は表世界と裏世界が頻繁に切り替わる中、裏世界になる度に姿を現してはエリックとティナを執拗に追跡し、やがては「希望の家」の焼けた跡地にて最終決戦となる。
ボス戦ではハマーやトリーマーをけしかけたり、瞬間移動したりといった行動で翻弄してくる。

戦闘の末、初めて片膝をつくが、そこで表世界に移行しフェードアウト
エピローグで健在なことが判明するため、唯一倒しきれないボスという特別扱いということになる。

余談だが、クリーパーを大量に引き連れる描写や閂された扉を大鉈で切り裂く描写は映画版からの逆輸入と思われる。
また、最初のボス戦の舞台となった部屋は巨大な換気扇が無数に並んでおり、こちらも映画版でローズとシビルがレッド・ピラミッドと対峙した部屋に似ている。

SILENT HILL Book of Memories

金属プレートでできた被りものを身に着けた、静かな巨大クリーチャー。すさまじい破壊力の大鉈を手に敵を追ってくる。

──「ピラミッドヘッド」の説明文より

シリーズ歴代クリーチャー大集合のお祭りゲーというコンセプトの本作では、『2』からのゲストキャラとしてバブルヘッドナース(本作では「ナース」名義)、フレッシュリップと共に「ピラミッドヘッド」名義で登場する。
「『2』のレッドピラミッドシングとは別の存在じゃないのか?」と思う人もいるだろうがその可能性は低い。
というのも、フレッシュリップやバブルヘッドナースも元々はジェイムスが生み出した存在であり、後述の通りデザインも原典に忠実で、『4』からのゲストキャラであるゴーストは説明文に「ウォルター・サリバン事件の犠牲者」とあり明確に原典に忠実な設定であるため、三角頭だけ『2』とは別の存在な設定とは考え難いからである。

他のクリーチャーと同様に「ピラミッドヘッド-血」、「ピラミッドヘッド-光」、「ピラミッドヘッド-鉄」の三種類存在し、なんと中ボスとして複数体登場する。

外見は概ね原典に忠実でゲーム中ではわかり難いが特徴的な手袋やローブの形状、兜の後ろ側からはみ出た袋も『2』と殆ど同じ。
ただし兜側面の隆起が無かったり兜正面の左下に『FUKURO』に登場する三角頭のような穴が空いていたりと微妙な違いがある。

武器は大鉈で、動きは鈍いが攻撃力や耐久力が非常に高く、更に他のクリーチャーを召喚したりもするため前半の大ボス(守護者)より普通に強い。
タフだが倒すことができ、死ぬと低確率で大鉈を落とす。

主人公と特に因縁の無いレッドピラミッドシング(というか歴代クリーチャー)が主人公の悪夢(異世界)に登場するのは一見おかしく思えるが、DLCを適用すると舞台となる異世界のあちこちで「過去作のキャラクターの心情が綴られたメモ」が出現するため、裏世界に閉じ込められた過去作のキャラクターの残留思念的な存在が本作のクリーチャー達の正体であり、ピラミッドヘッドやフレッシュリップも「ジェイムスの残留思念」なのかもしれない(そもそも舞台となる異世界は様々な人間の記憶で構成されている設定)。
「作者の人そこまで考えてないと思うよ」と思うかもしれないが、本作のプロデューサーであるトム・ヒューレットには『Homecoming』に三角頭を登場させることに猛反対した挙句に一時的にプロデューサーを降板させられたり、『Downpour』のジョークエンディングでもわざわざ『2』のポリゴンモデルそのままなジェイムスとレッドピラミッドシングを同時に登場させたりといった過去の行動の積み重ねがあり、「三角頭はジェイムスだけのものであるべき」と敬虔に信じている人物であるため、「作者の人ちゃんと考えてるよ」と思うのが自然だろう。多分…。

一応フォローすると、『サイレントヒル』でアレッサが生み出したクリーパーが『2』に登場したり、『2』でジェイムスが生み出したマンダリンがほぼそのままの姿で『3』にクローサーとして登場したりといった描写はある。
また、『4』では元々一人の人間だった存在が異世界に取り込まれクリーチャー化した結果、大量増殖した*11という例もあるため、シリーズ全体で見るとそれほどおかしい描写では無いのかもしれない。

なお、DLC適用により主人公をジェイムスにすることもできるせっかく『2』でジェイムスを守り抜いたのに台無し

Dead by Daylight

加虐的で無慈悲な処刑人である三角頭は、痛みを通して断罪を施すことに固執している。頭部に鋼鉄の枠をかぶり、歪で巨大な鉈を携え、彼はサイレントヒルの地獄のごとき道を常人には理解しようもない使命を背負い闊歩していた。彼の行く場所は怪物でさえ陰に潜み、出会った生き物は、ためらいのない攻撃行為の犠牲となった。

使命を果たし自身の存在が必要でなくなった時、彼は長い眠りにつこうとしたが、別の世界でその力が必要とされてしまった。彼を包んだ霧は、サイレントヒルで見かけるものとは違っていた。まるで生き物の神経束のようなそれは、這いよるように彼にたどり着いた。そこには暗黙の了解があった。

押し寄せる雲は使命とサディズムへの招待状だ、霧に足を踏み入れた三角頭は再び自らの責務を受け入れた。

「エクセキューショナーの伝承」より

ジェイムスの人間性を守り抜き、役目を終えて眠りについたレッドピラミッドシングだったが、エンティティに目をつけられて復活させられ、関係性が希薄なヘザー(シェリル・メイソン名義)と共に霧の森に召喚された。えっ残業スか?
「エクセキューショナー」名義となっているが、『2』のレッドピラミッドシングと同一個体の設定である。
…が、兜の後ろ側から袋が飛び出していなかったり手袋が5本指だったり兜右側面の隆起がなかったりやたらと大柄だったりと見比べてみると違いがある。

また、「加虐的で無慈悲」だの「サディズム」だのと伊藤暢達氏の意図とは大分ズレた説明文となっているが、DbDではよくあることである。

なお、ジェイムスもヘザーのスキンとして登場する。
また、バブルヘッドナースもスピリットのスキンとして実装されたため、現在の霧の森はサイレントヒル2同窓会と化している。

『リターン・トゥ・サイレントヒル』の三角頭

  • 名称:ピラミッド・ヘッド(Pyramid Head)

映画版の前2作に登場した「レッド・ピラミッド」と比べると概ね原典通りの体格をしており、背丈はジェイムスとほぼ同じだが筋肉質になっている。
肌は真っ白で傷ついており、胴体には包帯が巻かれ、下半身にはロングスカートのような腰布を巻いている。
手術用手袋を身に着けているのも原典通りだが、ブーツは着用せず裸足である(足にも包帯が巻かれている)。
特徴的な兜の形状も原典にかなり近いが、兜正面はプレートではなく乱雑な網目状になっており、兜正面の左側が裂けており、そこからジェイムスの怒りに満ちた目が覗いている。
兜の内側には血色の悪いジェイムスの顔があるため、事実上のドッペルゲンガーである。
兜の背面には大きなボルトと兜を固定するベルトがある。
原典通りグレートナイフを引きずっている。

ファンからピックアップされがちな「処刑人」という側面は鳴りを潜め、伊藤暢達氏が明言していた「ジェイムスの守護天使」という部分が強調されており、現実を直視させるというよりはサイレントヒルの力で具現化したジェイムスの防衛機制として描写されている節がある。
そのため作中ではジェイムスに危害を加える描写が皆無であり、むしろ彼が現実に直面してしまうことから守ろうとする場面や彼と共鳴する場面や彼の意思により召喚される場面さえある。
『霧の日、裁きの跡』は登場せず、代わりに角錐のフレームに閉じ込められたジェイムスの自画像*12のイメージが具現化したことが示唆されている。

ブルークリークアパートにて“真実への案内人”であるローラとジェイムスが出会ったタイミングで、エディー曰く「ジェイムスにより起こされ」て行動を開始する。
廊下の鉄柵越しにジェイムスに触れようとすることで彼とローラとの接触を阻害し、逃げ出した彼を追うために鉄柵に何度も体当りし、柵を怪力で強引に捻じ曲げて突破する。
そしてジェイムスが逃げ込んだ部屋でジェイムスを追い回していたスパイダー・レディ(メアリーにそっくりな顔を持つ多脚の怪物)と対峙。
圧倒的な力でスパイダー・レディを制圧し、腕を切断した上で殴り殺す。
そしてクローゼットに隠れていたジェイムスと対面するが、突然鳴り響いたサイレンにより頭痛に苦しむジェイムスに呼応するかのように苦しみだし、姿を消す。

上記の一連の追跡劇は、2001年版の初遭遇〜3度目の遭遇を纏めて再現した形になっている。
特筆すべき点として、ジェイムスもピラミッドベッドも互いに危害を加えないことが挙げられる。

その後、ブルックヘイヴン病院の地下深くにある迷宮にてメアリーのドッペルゲンガーであるマリアを「いらない」と切り捨てた瞬間、その場に召喚されてマリアをグレートナイフで貫き殺した。
直後に、ジェイムスは酒浸りになっていた頃に描いた「赤い角錐のフレームに閉じ込められた自画像」を思い出し、ピラミッドヘッドの起源が明らかとなる。

これで本作における三角頭の出番は終了であり、対決は無かった。
ジェイムスはこの時点で真実に向き合う覚悟を抱いているため、これでお役御免になったのだと思われる。 
また、原典よりも露骨にジェイムスの防衛機制として描写されているため、むしろジェイムスが正気を保ち続けるために必要な存在なのかもしれない。

因みに、本作のジェイムスはメアリーを殺した事実以上に「メアリーを取り巻く環境から逃げ出したこと」に罪悪感を抱いており、その結果として薬物で衰弱した彼女を介錯したことがトラウマとなっている。
そして本作のピラミッドヘッドは「メアリーにそっくりな存在にジェイムスが背を向けた後、それらの存在を殺害する」という行動を反復しており、ジェイムスの「罪」を再現しているようにも見える。
また、映画ではジェイムスが無力が故に「逃げ出した」ことがメアリーとの永遠の別離を生んだ原因であったことから、圧倒的な力を持つドッペルゲンガーであるピラミッドヘッドは、それを打破する為の力としてジェイムスが無意識に存在を望んだから誕生したのかもしれず、実際に映画でのジェイムスにとっての救いとなる道とは、シンプルに恐れずに前に進み続けることであった。

サイレントヒルの死刑執行人

『霧の日、裁きの跡』に描かれたサイレントヒルの死刑執行人

レッドピラミッドシングのイメージ元になったサイレントヒルの「トルーカ刑務所」に雇われていた死刑執行人は異様な姿をしているが、そこには理由がある。
白い衣装は、サイレントヒルの「神」の一番の従者にして天使「ヴァルティエル」への偶像崇拝的な敬意を現し、巨大な兜は執行人の匿名性を守りつつ、刑罰が正義の下で執行されたことをアピールするためのもの。
なお、ヴァルティエルは『サイレントヒル3』を完結編として開発するにあたり、シリーズ3作を繋ぐ要素として生み出された存在なのだが、完全に後付設定なのかは不明。
というのも、『2』におけるレッドピラミッドシングとの最終決戦では床に聖なる紋章である「メトラトンの印章」が薄っすらと描かれており、この時点で既に「神」に近い存在であることが示唆されていたとも言えるからである。

トルーカ刑務所での死刑執行は槍での刺殺刑とロープでの絞首刑であり、受刑者はどちらの刑罰を受けるか選択できる。
それを踏まえるとレッドピラミッドシングの「正しい」姿は槍装備もしくは素手と言えるだろう。

ちなみにシナリオライターの大和久宏によると、かつてネイティブアメリカンの聖地であったサイレントヒルは開拓者達によってトルーカ刑務所が建設されて流刑地となり、住民の殆どが死刑執行人とその家族という「処刑人の街」だった時期があるとのことで、そういった地元の特殊性もヴァルティエル信仰を促していたのかもしれない。

『霧の日、裁きの跡』は『2』の他に『SILENT HILL The Arcade』や『DbD』にも登場するが、奇妙なことにいずれも構図が異なっている。
また、『サイレントヒルゼロ』にはギレスピー邸に二本の槍を持った三角頭の死刑執行人の絵画が壁にかけてあり、リバーサイドモーテル503号室の宿泊客は大量のブッチャーのスケッチと一緒に三角頭の死刑執行人のスケッチも描いていた。

赤い悪魔

『神に捧げる赤と白の宴』に映る”赤い悪魔“と思わしき人物。

サイレントヒルの神を信仰する教団にはヴァルティエル派という派閥があり、その筆頭であるジミー・ストーン司祭は赤い角錐状の頭巾*13で顔を隠し、白いローブを着た姿で儀式的な裁きを行うため「赤い悪魔」と呼ばれており、教団内でも恐れられていた。
この衣装もまた、ヴァルティエルへの偶像崇拝的敬意が由来と思われ、歴史資料館の地下の部屋に飾られた『神に捧げる赤と白の宴』と題された写真の中央に、彼と思わしき人物が映っている。 

小説版では後述のウォルターが「赤い悪魔」を恐れていたという内容の新聞記事を読んだジェイムスがレッドピラミッドシングを思い起こす場面が描写されており、『霧の日、裁きの跡』に描かれた死刑執行人のイメージと、殺人鬼が恐れた「赤い悪魔」という単語から来るイメージが融合した結果としてレッドピラミッドシングが生み出されたことが示唆されている。

サイレントヒルの神を復活させる儀式「21の秘跡」の術者として部下のジョージ・ロステンと共にウォルター・サリバンを育成した張本人であり、『サイレントヒル4 ザ・ルーム』における真の黒幕。
最初の生贄としてウォルターにピストルで射殺されて心臓を抜き取られ、『2』本編の時系列では既に故人。

『4』ではゴースト「ヴィクティムオールドタイプ」として登場するが、生前の威厳は欠片もなく、生者に救いを求めて縋り寄る醜態を晒す。
外見はボロボロの黒衣を着たスキンヘッドの白人男性で、最序盤から最終ステージまで作中で最も執拗に追跡してくる

類似するモンスター

ヴァルティエル

ヴァルティエル。レッドピラミッドシングのものと酷似した白いブッチャースモックのような衣装の背中側に縫い合わせた跡が確認できる。

レッドピラミッドシングや教団の司祭服の元になった存在。
黄色い革に包まれたのっぺらぼうの頭部を持つ雄の人型モンスター。
首から下はレッドピラミッドシングに酷似している(袖無しで背中に縫い合わせた跡がある白いローブと白いゴム手袋、黒いゴム長靴を着用した中肉中背の男性の体格)が、両手が真っ赤に染まっており、頭部の左側面に「口」があり、そこから舌のような触手を出し入れする。
また、両肩には「メトラトンの印章」のタトゥーが彫られている。
サイレントヒルの神の一番の従者にして処刑人であり、輪廻を司る存在でもある。
ゲーム中で執拗にハンドルを回しているのは輪廻のメタファーであり、現在のヘザー(シェリル)の前世であるアレッサとシェリルの魂がヴァルティエルの輪廻の中に取り込まれているのが確認できる。
その行動理念は一貫して「神の出産の手助け」。
つまり、サイレントヒルの力の源である「神」に翻弄される主人公たちにとっては最大の敵だがシリーズを通して対峙することすら叶わない不可侵な存在でもある。
特に、上記の通りで「神」の母体として霊的に融合を果たしてしまっていたアレッサには転生を経ても執着して行方を探し続けていた。

『3』では神の胎児を宿したヘザーを裏世界の外側から陰湿にストーキングし、彼女が死ぬとその胎内の神を守るためにヘザーを再生させる。
壁に直立する場面が何度かあるため、重力を無視する能力を持っているようである。

メルマガで配信されていたスピンオフコミック『SILENT HILL:Cage of Cradle』では以前の神の母体であったアレッサに危害を加えようとしたリサ・ガーランドを処刑して裏世界に取り込んでおり、
そのためか『3』ではリサの成れの果てやナース型モンスターを執拗に虐待している様子が見られる。

『4』ではウォルターの無意識領域に潜んで操っている設定であり、そのため『4』はシリーズで唯一ヴァルティエルと戦う作品と言える。

『BOOK OF MEMORIES』では悪夢の世界の管理人代理として登場し、プレイヤーにクエストを与え、達成したプレイヤーに報酬を与える味方キャラとして登場する。
尚、ゲーム中では上記の通りで確りと姿が設定されているヴァルティエルだが、本来の設定的には“定まった姿が無い”とのことなので、例の如く“教団”関係者やそれ以前の民間信仰の信奉者のイメージが反映された姿ということなのだろう。

また、『3』には教団の教義を描いた絵画が登場するが、その内の『創造』には、三角頭の被りものをしたヴァルティエルと思わしき天使が描かれている。
『創造』左側に三角頭のヴァルティエルらしき天使が描かれている。

ミショナリー

ミショナリー。ヴァルティエルやレッドピラミッドシングのものに似た、背中に縫い合わせた跡がある白いブッチャースモックを着ている。

『3』に登場した雄の人型モンスター。
司祭クローディア・ウルフの力で変貌した教団の信者であり殺し屋。
衣装がヴァルティエルに似ているが、教団の信者達はヴァルティエルへの敬意をあらわした白いブッチャースモックのような司祭服を身に纏うことが公式書籍に記されているため、信者の一人であるミショナリーも例外ではないのだと思われる。

バブルヘッドナース

『2』に登場したナース型モンスター。
ジェイムスと同じ体格なレッドピラミッドシングとは対照的にメアリーと同じ体格。
「四肢と頭部がある人型」、「白い手袋を着用」、「衣服を着ている」、「武器を持っている」等の共通点がある。

詳細は個別項目を参照。

ブッチャー

肉屋のエプロンを身に着けた、大柄で筋骨隆々な雄の人型モンスター。
2024年版のレッドピラミッドシングに酷似した服装をしており、顔の左半分だけを金属製のマスクで覆っている。
右側の顔は露出しているがヴァルティエルと同じくのっぺらぼうで、眼窩や鼻らしき凹凸があるのみ。
巨大な肉切り包丁を引きずっている。
『サイレントヒルゼロ』に登場する、主人公トラヴィスの内なる殺人鬼の人格の象徴。
トラヴィスに見せつけるようにモンスターを殺害したり、脅迫的なメッセージを残したりと作中を通して陰湿にストーキングし、その残虐性はレッドピラミッドシングやヴァルティエルをも上回る。
最後はモーテルのキッチンでトラヴィスと対峙し、倒されて巨大肉切り包丁でとどめを刺され死亡した。
しかし、Badエンディングでは復活してトラヴィスの主人格を乗っ取ってしまう。
レッドピラミッドシングやヴァルティエルの特徴を両方併せ持つが、関係性は不明瞭。

『BOOK OF MEMORIES』では「ブッチャー-血」、「ブッチャー-光」、「ブッチャー-鉄」の3種が登場。
中ボス的存在として複数体登場する。
耐久力・攻撃力が高く、QTEが発生する掴み攻撃や巨大肉切り包丁を投擲したりしてくる。
死ぬと低確率で巨大肉切り包丁をドロップする。

小ネタ

  • 伊藤暢達氏は「In water」エンディングを前提にレッドピラミッドシングをデザインしており、アパートで自ら水に沈んでいく描写や最期に自害する描写はその伏線である。
  • レッドピラミッドシングの最初期のコンセプトアートは、顔を隠しただけの怪人であった。
  • レッドピラミッドシングのイメージの原型は、伊藤暢達氏が学生時代に描いていた絵とティーガーⅡ戦車の車体下部の二重になった装甲、『ジェイコブズ・ラダー』作中序盤に登場する列車内で眠っている触手が生えた男である。
  • 伊藤暢達氏及びトム・ヒューレット氏は、『2』以外の作品に三角頭を登場させることには否定的な立場である。
  • レッドピラミッドシングが他のクリーチャーを襲う姿が性的に見えるのは、意図した演出。一方で伊藤氏は「レイプしているわけではない」とも明言している。性的な部分ばかりピックアップされている現状には不満を漏らしていた。
  • 『ジェイコブズ・ラダー』の悪魔達と同様に、レッドピラミッドシングは「主人公の味方」である。
  • レッドピラミッドシングのバルブ栓は、開発段階でボツになったギミックの名残。
  • 初期トレーラーでバブルヘッドナースを引き摺っていく場面は、「レイプを連想させる」として製品版から削除された。
    しかしアニメーションは『FUKURO』で三角頭がライングフィギュアを引き摺るシーンや、『サイレントヒル3』でヴァルティエルがヘザーを引き摺るシーンに流用された。
  • 開発段階では、レッドピラミッドシングはランダム出現する仕様で、街にも現れる予定だった。


追記、修正はジェイムスが「ヒトでなし」になるのを阻止してからお願いします。


画像出典
  • 『SILENT HILL HD Collection』スクリーンショット
    • 2012年3月発売
    • 発売元:コナミ
    • 開発元:HIJINX Studios

  • 『SILENT HILL 2(2024年版)』スクリーンショット
    • 2024年10月発売
    • 発売元:コナミ
    • 開発元:bloober team

  • 『SILENT HILL:DOWNPOUR』スクリーンショット
    • 2012年3月発売
    • 発売元:コナミ
    • 開発元:ヴァトラゲームス



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最終更新:2026年08月12日 17:40

*1 伊藤氏によると9体の内訳は「ライングフィギュア、マネキン、バブルヘッドナース、マンダリン、フレッシュリップ、アブストラクトダディ、ボスメアリー、レッドピラミッドシング、マリア」とのことで、アレッサ由来のクリーパーや正体不明のプリズナーは含まれない

*2 単に罪から逃れ続けて「ヒトでなしになる」ということへの比喩なのか本当にモンスターになってしまうかは不明瞭だが、いずれにしても「人間性を失う」という意味では同じ。

*3 街のあちこちに転がっている遺体は全て「前の周回」で死んだジェイムス本人

*4 主人公のジェイコブ・シンガーが「死」を恐れている間は悪魔にしか見えないが、彼が死を受け入れると亡き息子の姿をした天使に変化する

*5 2001年版ではモデルが使い回されていたが、2024年版では形状がそれぞれ違い設定に忠実になっている。

*6 強姦のような仕草は少し控えめになっている。

*7 大型のクリーパーはジェイムスを攻撃してくる

*8 エディー殺害からは間もないため緋色、メアリー殺害からは最低でも半日以上経過しているため錆色

*9 『2』で言及されていた「リトル・バロネス号事件」がテーマ

*10 『2』〜『4』のモンスターとマップが登場する

*11 ペイシャントとヴィクティム07+08

*12 映画のジェイムスは画家

*13 死刑執行人の兜と同様に頭をすっぽり覆い隠すマスクにもなっている。