※名前横の★は有料DLCで追加されたメンバー、☆は無料DLCで追加されたメンバー。
・THE TRAPPER(トラッパー)
特殊能力:トラバサミ
不気味なマスクをした大男。武器は大包丁。
モデルはもちろん……
本名は
エヴァン・マクミラン。父親の仕事の手伝いでその手を汚しており、エンティティに囚われる直前には100人規模の殺人も犯していた。
DBDの顔とも言える存在で、トラバサミを仕掛けて踏んだ生存者を捕らえる。
トラバサミは生存者とのチェイスで殺人鬼に不利な場所に設置して生存者の行動を制限するもよし、意外性のある場所に置いて生存者の意表を突くもよし、と中々柔軟性が高い。
トラバサミによる行動制限がゲーム性とマッチしており、最初期から居るシンプルなキラーながら中堅を保ち続けている。
一方で高速移動も索敵もできないため、一度上手なサバイバーに逃げられるとチェイスに時間がかかってしまうこともある。また肝心の罠は毎試合マップ上にランダム配置された状態で始まるため拾い集めに行く必要があり、初動が遅れやすい。
・THE WRAITH(レイス)
特殊能力:隠れ身の鐘
全身に包帯を巻いた殺人鬼。武器は人間の頭蓋骨で作られた斧。本名はフィリップ・オジョモ。
自動車スクラップ工場で働いていたが、上司が裏仕事で自動車と一緒に人間もスクラップにしており、フィリップも無意識のうちに加担していた事が発覚、上司を殺害した後に失踪する。
透明になって心音を消すことが出来る。透明化中は移動速度が上がり、生存者からの視認性も大きく低下するため索敵が非常に得意。
透明化解除にはやや時間が掛かるが、接近してからの解除で生存者に最初の一撃を入れやすく、その後のチェイスを有利に運べる。
そのかわいそうな経歴やかつてのいまひとつな強さ、見た目の愛くるしさから国内外を問わずDbD界のアイドル扱いされている。
しかし度重なる強化を受け、アイドルどころか強キラーの一角として名乗り出る事となった。
というのも、視認性が悪化して一定距離以上になると完全に見えなくなり、透明化中の移動速度や透明化解除後の加速時間に強化がちょくちょく入っているのと、アドオンが分かりやすく強いため『全能視・鳴子レイス』や『暴風×2』など透明化中の探知・追跡能力がかなり伸びているのが理由。
また一般に『透明中の高速移動でサバイバーの行く先を妨害し、板や窓枠を塞ぎながら透明化解除をして殴る』戦法が流行ったのも相まって、手軽に殴れる便利な立ち位置を確立したのも大きい。
その分明確な対策や短所が存在するのも確かだが、複雑なテクニックを必要としない単純な奇襲性の高さや、初期から存在する取っつき易さから使用するプレイヤーが多く、ヘイトを買いやすいのが理由なのかもしれない。
・THE HILLBILLY(ヒルビリー)
特殊能力:チェーンソー
人の皮を被った化け物。武器はハンマー。
望まれぬ子として生まれ、その見た目の醜悪さから監禁して育てられた。故に名前が無い。
両親を惨殺した後、家畜達も惨殺し、その後も農場にやってきた者たちを殺し続けていた。
チェーンソーを構えた状態での高速移動が可能。チェーンソーは生存者に当てれば一撃でダウン状態に。
制御は難しいがマップを縦横無尽に駆け巡ることができ、ホームであるコールドウィンド・ファームなど開けたマップでは無類の強さを発揮する。
Ver.4.1.0のアップデートで弱体化を受けた。チェーンソーがゲージ制となり、必要以上にチャージをし続けるとオーバーヒートになってしまい連続使用に制限がかかる。
かつては誰が使ってもかなり強かったが、現在は様々な調整の結果、以前よりは格段に使用者とステージを選ぶようになった。また、同じチェーンソー持ちとして後述のカニバルが大幅強化を受けたため影が薄くなってしまった。
チェーンソーを構えると爆音が轟いてしまうことと(但しアドオンを選べばある程度補える)、チェーンソーのチャージ中は脚が遅くなってしまうことが欠点。
・THE NURSE(ナース) ☆
特殊能力:スペンサーの最期
2016年08月『The Last Breath Chapter』で実装。
サイレントヒルのナースがモチーフの枕カバーを被った女殺人鬼。武器は骨鋸。
本名は
サリー・スミッソン。諸事情から精神病棟で働くことになるも、長年の勤務で彼女自身も精神を病んでしまい、「救済」のために患者たちを絞め殺して姿を消した。
元々は優しい女性だったようで、生存者を直接殺害する演出では遺体の目をそっと閉じさせる。
特殊能力はテレポートで障害物を無視した移動が出来る。ただしテレポート後は疲労して下を向いてしまうので生存者を見失いやすい。
連続でテレポートしたり、高低差を無視した上下へのテレポートも可能。扱いは相当に難しいが使いこなせば逃れられない悪魔と化す。
しかし、下方修正を受けて連続テレポートはゲージ制となったため、逐次連発する事が難しくなったので弱体化された……と思ったのだが、使用感はほぼ変わらず。若干連続使用に制限がかかったくらいで大した差が無いため、結局いまだ使いこなせれば最強であることに変わりはない。なお、PC版とCS版では操作難易度が大きく異なる。
・THE SHAPE(シェイプ) ★
特殊能力:内なる邪悪
2016年10月『The HALLOWEEN Chapter』で実装。ブギーマンマスクを被った殺人鬼こと
マイケル・マイヤーズ。武器は包丁。映画「ハロウィン」より妹を追ってゲスト参戦。
生存者を一定時間「凝視」することでレベルアップが可能で、初期のレベル1では心音範囲が狭い代わりに鈍足だが、レベル3になると各種行動が高速化し、さらに生存者を一撃でダウンさせることが出来るようになる。
レベル3は一定時間たつとレベル2にダウンしてしまうため、レベルアップのタイミングが重要。
キラー内では唯一瀕死状態で無い状態で即死攻撃が可能(アドオン装備前提)。
・THE HAG(ハグ) ★
特殊能力:黒ずんだ触媒
2016年12月『Of Flesh and Mud』で実装。四肢が朽ち木のようにやせ細り、干からびた化け物にしか見えない殺人鬼。武器は右腕の爪。
本名はリサ・シャーウッド。元々はおまじない好きの普通の村娘だったが、運悪く食人カルトに攫われ、拘束された上で少しずつ肉を削がれて食べられるという凄惨な拷問を受ける。
やがてやせ細った身体を活かして拘束から逃れた彼女は狂気と復讐の念に囚われ、食人カルトの構成員を殺して貪り食い、失った右手の代わりとなる腕を付けたという。
ステージ内の地面に「おまじない」を描き、生存者が踏むと一定時間虚像を出す。さらにその虚像にワープも可能。
生存者を吊るしたフックや呪われたトーテム、板の付近など重要なポイントに描くことで生存者の行動を阻害する。
ただし、生存者がしゃがんでいると発動しないので慣れてる相手にはきつい。ネアのパークである「都会の逃走術」は天敵。
初期は「懐中電灯の光で罠を解除できる(というか光でしか解除できない)」という奇妙な仕様があったが、後のアップデートでライト無しでも解除できる仕様に変更された。
・THE DOCTOR(ドクター) ★
特殊能力:カーターの電流
2017年05月『Spark of Madness』で実装。目玉をひん剥いたマッドサイエンティスト。武器は拷問用の鉄の棒。
本名はハーマン・カーター。CIAの下で拷問の研究に携わっていたが、次第に狂気を増していき、遂には多くの植物人間を生み出して失踪した。
生存者に放電攻撃を当てることで狂気レベル(狂気度)を上げ、狂気状態へと陥れるキラー。
生存者は狂気レベルが上がる度に叫ぶので居場所の特定が可能。最大レベルなら一定間隔で叫んで居場所が捕捉しやすくなる上、回復や発電機修理などのアクションも封じられるので積極的にレベルを上げていきたい。
+
|
旧バージョン |
治療モードと処罰モードの2形態を持っており、治療モードでは攻撃できなくなる代わりに生存者の狂気レベルを上げて狂気状態にさせる事が出来る。
狂気レベルを上げるには電撃を直接当てる他、心音範囲内にいるだけでもじわじわと上がっていく。
|
アップデートによって治療モードと処罰モードが統合。代わりに心音範囲内の狂気レベル上昇が無くなったが、攻撃しつつ放電攻撃するのにモード切替の必要性が無くなったため、手早く追い詰めやすくなった。
また放電爆破という新技を会得。心音範囲内全域に放電攻撃を行い、生存者の狂気レベルを一つ上げ叫ばせる。心音範囲が広がるパークとの組み合わせ(通称「爆音ドクター」構成)は相性抜群で、全キラーの屈指の索敵性能を持つ。反面、チェイス性能はそれほど高くなく、発電機巡回も苦手。
生存者を見失い辛く、爆音構成ならBPボーナスも貰えるため初心者にはうってつけのキラーである。その為、低レート帯ではひたすら放電爆破を撃つだけの爆音botによく遭遇する。
・THE HUNTRESS(ハントレス) ☆
特殊能力:狩猟用ハチェット
2017年07月『A Lullaby for the Dark』で実装。ウサギの仮面を被り鼻歌を歌う、かなりごつい体格の女殺人鬼。武器は大斧。
本名はアナ。森の中で育ったが、母の死後は森に入ってくる人間を狩っていた。家族を作るために近くの村から小さな女の子を誘拐していたが、どれも死なせてしまい狂っていった。なお森に侵攻した帝政ドイツ軍相手に戦闘で勝っている。
鼻歌はロシアの子守歌で、ウサギの仮面も子供に好かれるために着けている。
ハチェットを投げての遠距離攻撃が可能。手持ちには限りがあるが、各所にあるロッカーから補充できる。
ハチェットは投擲軌道が決まっているので軌道を計算すればかなり正確な遠投が出来るのが特徴。生存者とのチェイス中に計算するのは至難の業だが、それ故投擲の実力がそのままチェイスの結果に直結するとも言える。
熟練プレイヤーなら超遠距離から「狙撃」を決めることも。
遠距離攻撃が主体のキラーは後に何体か実装されたが、射程や使い勝手、能力への依存度などが大きく異なるため、遠距離攻撃といえばやはりこのキラーのイメージが強い。
欠点は移動速度がキラーの平均より下なことと特有の鼻歌が心音よりも遠くまで聞こえてしまうこと。鼻歌は方向までは割り出せないものの生存者の近くにいる事がバレ易い。
索敵と追跡能力に難を抱えているが、ゲーム中ほぼ唯一の超遠距離攻撃という強みを生かせれば無類の狩人となるだろう。
・THE CANNIBAL(カニバル) ★
特殊能力:ババのチェーンソー
2017年09月『LEATHERFACE』で実装。食人一家の
レザーフェイスこと
ババ・ソーヤー。武器はスレッジハンマー。映画
「悪魔のいけにえ」よりゲスト参戦。
ヒルビリーと同じくチェンソー攻撃が出来るがこちらは速度より旋回性に優れており、攻撃経路上に入った複数の生存者を切ることができる。ちなみに倒れた板はチェンソーでも壊せる。
チェンソーが障害物に当たると暴れてしまい大きくロスになるが、攻撃判定は残っているので油断した生存者を打ち倒すチャンスも無いことは無い。
吊るされている生存者を助けに来た生存者を狩るのが得意なため、対カニバル戦では救助のタイミングが難しくなる。
Ver.4.1.0で強化され、時間経過で回復するチェーンソーの使用回数が3回分まで累積保持されるようになり、チェーンソーダッシュ中にチャージを追加消費することで攻撃の持続時間を延ばせるようになった。またチェーンソー使用中の移動速度も上昇しており、全チャージ消費した場合のチェーンソーダッシュは今まで以上の距離で振り回せるようになった。
またVer.4.1.0前の使い勝手に戻すアドオンも追加されている。「戻す」と言えば聞こえは良いが実質弱体化なので誰も使わないし、そのくせレアリティがウルトラなのでそもそも誰も取らないのだが。
・THE NIGHTMARE(ナイトメア) ★
特殊能力:ドリームデーモン
2017年10月『A Nightmare on Elm Street』で実装。記憶に住み着く悪魔、
フレディ・クルーガー。武器はあの有名なカギ爪。映画「エルム街の悪夢」よりゲスト参戦。
ブラックジョークを飛ばすコミカルなキャラとして有名だが、本作のフレディは終始シリアスな2010年のリメイク版からの参戦である。
心音の代わりにわらべ歌が響く特殊なステージ「ドリームワールド(DW)」を移動するため通常では生存者に触れることが出来ず、攻撃するにはDWに引き寄せる必要がある。
DWに引き寄せた生存者は能力が弱体化し、心音範囲外ならば姿も一目瞭然なので素早く多くの生存者を悪夢に堕とすかがポイント。
ただ、攻撃するために一旦夢落ちを挟まなければならず、仮に夢落ちさせたところで抜け出す手段は存在しているため、現状は低評価に甘んじている。
ちなみに、実装当時は今よりもうちょっと強かったのだが、初狩り性能が高すぎたのであえなく御用となった。
しかし余りにも弱すぎたせいか仕様変更を含めた強化を受ける。通常時でも攻撃は当てられるようになり、DWは引き寄せなくても時間経過で自動的に発動するようになった。またDW限定だが罠の設置が可能になりチェイスに強くなったほか、遠距離の発電機へワープも可能になり、トップクラスの巡回性能を得た。
・THE PIG(ピッグ) ★
特殊能力:
ジグソウの洗礼
2018年01月『The SAW Chapter』で実装。豚のマスクをかぶったジグソウの手下、
アマンダ・ヤング。武器は仕込み刃。映画
「SAW」よりゲスト参戦。
原作では薬物中毒者の女性ということもあり台車を使って人を運ぶだけでも一苦労という非力さだったが、本作ではエンティティ様のおかげか生存者を軽々と肩に担ぎ上げる。
キラーでは初めてしゃがむことができ、しゃがみ状態では心音を消してからの奇襲攻撃が可能。そしてダウン状態の生存者にはかの有名な逆トラバサミを付けられる。
逆トラは装着状態のまま発電機の修理が1つ完了するとタイマーが起動、カウントが0になるか起動状態のままゲートから出ようとすると発動、即死する。解除するにはステージ内に4つ生成されるジグソウボックスの中から1つの正解を見つける必要がある。
かつてはタイマー未起動状態でもゲートから出ると逆トラバサミが発動する仕様だったが、エンドゲームコラプスの実装に伴い現在の仕様に変更となった。コラプス発動中にゲート脱出を封じられるのは強すぎるという判断であろうが、結果としてゲート通電後は逆トラバサミ装着が無意味になってしまったため、ゲーム仕様変更で一番割を食ったキラーと言える。
・THE CROWN(クラウン) ★
特殊能力:寸劇のトニック
2018年06月『Curtain Call』で実装。日本ではあまりピンとこないかもしれないが、アメリカでは定番となっている
ホラーピエロ。武器はバタフライナイフ。
本名は
ケネス・チェイス。子供の頃から動物を殺してその一部を保管しており、次第にエスカレートしたその行為は遂に人間にまで及ぶ。
彼が特に執着を示したのが人間の指であり、サーカスのピエロに扮して人をおびき寄せては指を収集していた。
寸劇のトニックは瓶を投げつけることで薬品を撒き散らし、紫色の煙を吸い込んだサバイバーに速度低下や視界悪化などのデバフを与える。瓶はハントレスの斧の様に残弾式だが、任意のタイミングでその場リロードが可能。煙の持続時間が長く当てやすい割に強力で、お手軽ワンパンを付与できるアドオンの存在もありチェイス能力はトップクラスに高い。
後のアップデートで投擲できる薬剤に「寸劇の解毒剤」が追加された。投擲すると着弾点に灰色の煙をまき散らし、数秒後に活性化して黄色になる。この状態でキラーもしくはサバイバーが吸い込むと、5秒間だけ10%加速するようになる。散布から活性化まで一呼吸かかるのがネックだが、瀕死の生存者を担ぐ前に余った瓶を足元に投げておくと運搬が楽になる。
・THE SPIRIT(スピリット) ★
特殊能力:山岡の祟り
2018年09月『Shattered Bloodline』で実装。DbD初となる日本人キャラクター。武器はボロボロの刀。
本名は
山岡凛。
香川県在住、高松大学に通う大学生だった。
過酷な現実に錯乱した父親によって母と共に殺されるが、父への復讐を求めて怨霊と化す。
山岡の祟りはいわゆる幽体離脱で、本体をその場に置いたまま霊体となって高速移動し、解除と同時に霊体のもとへと瞬間移動する。霊体は視認不可のうえ心音範囲が本体から動かないため、生存者はスピリットの位置を特定することが困難となる。
ナースのブリンクやレイスの透明化と似ているが、使用するために専用のゲージを消費する他、スピリット側からも使用中は生存者の姿が見えなくなるので、足跡や血の跡、負傷時の声から生存者の位置を的確に読む必要がある。
・THE LEGION(リージョン) ★
特殊能力:愚連の狂乱
2018年12月『Darkness Among Us』で実装。マスクを被った若者で、衣装チェンジをすると4人の男女に切り替わる珍しい仕様。武器はハンティングナイフ。
本名はそれぞれ、フランク・モリソン、ジョーイ、ジュリー、スージー。元は窃盗などを行う4人のパーティーで、ある日盗みに入った店でトラブルから店員を刺殺してしまう。その事を証拠隠滅すべくアジト近くで埋葬しようとしたが、エンティティに導かれるままに4人ともに山奥へ失踪してしまう。
愚連の狂乱は一定時間発動可能な能力で、発動中は足が速くなり板をサバイバー同様に短時間で乗り越える事ができる。また発動中の攻撃は全て深手という特殊ステータスの付与に切り替わり、深手を付与する度に狂乱効果時間を延長、心音範囲内の深手状態でないサバイバーの位置を表示する。一度の狂乱で深手を4人に撒くことに成功すると、5回目の攻撃でサバイバーのダウンを取れるという隠されてないけど隠された効果もある。
生存者の集団に高速で負傷をバラ撒ける強力な能力だが、既に深手状態のサバイバーを攻撃したり攻撃を外したりゲージが切れると大幅なクールタイムを挟む必要があり、その間は能力を持たないただの徒歩キラーになってしまうため如何に能力を短時間で回すかが課題となる。
ちなみに前述の通り衣装を変えるとキャラクター自体が変わる仕様のためか、DLCに付属する初期スキンはフランクとジュリーの2人分という豪華仕様である。課金スキン扱いでプレステージスキンも貰えないジョーイとスージーは泣いていい。
・THE PLAGUE(プレイグ) ★
特殊能力:黒死の吐瀉
2019年03月『Demise of the Faithful』で実装。身長が高く歩き方も気品のあるキラー。武器は手に持った香炉で、常に香炉からは煙が漏れている。
出身は紀元前の古代バビロニア。様々な時代背景を持つキラーたちの中でも、ぶっちぎりで古い時代からの参戦。
本名はアディリス。神殿で親に見捨てられた孤児で、幼い頃は奴隷同然の生活を強いられ、成人すると司祭の補助を行うようになる。しかし神殿外で疫病が蔓延し、彼女は必死に浄罪をするも彼女自身も疫病に侵されてしまう。それでもなお信仰の想いから一部の信者と共に旅立ち、歩けなくなっても神への祈りを捧げるのであった。
経歴を見る通り、キラーの中でも珍しい善人に位置する人間。
特殊能力の黒死の吐瀉は、ゲージを貯めるとゲロ疫病を口から吐き出す。それが生存者や、発電機などステージ上にある設置物に当たると対象は感染状態になる。
一定時間感染するか一定量以上の疫病をキラーから受けると負傷状態となり、ステージ各所にある泉で治療する他に回復手段が無くなる。ただし、泉で治療すると原因を問わず全ての負傷が回復する。またフックに吊られた感染者を救助すると双方が感染状態になるため、疫病状態のものには何であれ触れない事が重要。
一度生存者が使用した泉は赤く染まり、プレイグがその泉を使用すると能力が一時的に『汚濁の吐瀉』へ変更する。
こちらは感染させる事が不可能だが、生存者に当てるとダメージを与えられるようになる。このため中距離での脅威が増し、嘔吐時間が長く撒き散らせる性能も合わさって非常に強い。
見分け方は、緑色の吐瀉が感染、赤色の吐瀉がダメージ攻撃。
専用の殺人モーションは生存者の顔を目の前まで持ってきて直接嘔吐するというもの。非常にゲログロい。
・THE GHOST FACE(ゴーストフェイス) ★
特殊能力:闇の包容
2019年06月『Ghost Face』で実装。映画『
スクリーム』からゲスト参戦……ではなく、劇中で殺人鬼が被っているマスクのメーカー『Fun World』とのコラボキラー。
少々ややこしいが『スクリーム』のマスクは元々Fun World社がハロウィンマスクとして発売した既存の製品であり、デザインの版権は同社に帰属するためこのような形のコラボとなった。このためキャラクターの背景は完全にゲームオリジナルのものとなっている。
本名は
ダニー・ジョンソン。武器はタクティカルナイフ。
表向きは新聞記者だが正体は世を騒がせる劇場型殺人鬼であり、自身の記事で紙面を飾る事に喜びを見出していた。専用殺人モーションではサバイバーを刺殺した後、死体と仲良く自撮りをキメる。
一言で言うと殺人鬼版ピーター・パーカーみたいなキャラである。
闇の包容は、特殊ゲージが満タンの時に発動可能。発動すると一定時間『探知不可』状態となり、心音範囲がゼロ・赤い光の消滅・生存者からのオーラ可視効果無効となる。後述の凝視成功か、一度生存者に攻撃を当てるとゲージを全て使い切って通常状態になる。
この状態で能力ボタンを押して生存者を一定時間凝視すると、対象を無防備状態にする。この凝視は障害物からの覗き込みという特殊機能だと時間が減少する。
無防備状態は時間制限付きで、対象者には短時間だが効果音及び右下の生存者マークに特殊効果が付与される。
また生存者側はゴスフェを画面中央に捉える事で、闇の抱擁を解除させることができる。ゴスフェ側は視線の方向を探知できるため、状況によっては逆に居場所を晒す事になるので注意。
またしゃがみ移動が可能だが、ピッグのそれと違い
ただ姿勢を低くして視認性を下げる効果しかない。心音は包容でカバーしよう。
シェイプとピッグの能力をちょっとずつ分けてもらったキラーと考えるといいだろう。
ただしピッグと違ってしゃがむモーションが高速のため、生存者に屈伸煽りで煽り返せる点は唯一無二のキラーと言える。
・THE DEMOGORGON(デモゴルゴン) ★
特殊能力:深淵のいざない
2019年09月『Stranger Things』で実装。Netflixのドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に登場するモンスター。DbDでは初の人外キラーかつ本名での登録となる。武器は爪。
原作では複数個体がいるが今回は1体のみ。また心音も専用の物が用意され、生存者側は容易に心音でキラーの判別が可能。
なお目が無いデザインだが、懐中電灯の目くらましは効く。目隠ししてるナースにも効くし、この世界の懐中電灯はレーザービームか何か?
特殊能力「深淵のいざない」は最大6つまで設置できる"ポータル"を展開する能力。設置構え中は既に設置したポータル周辺の生存者を探知できる。また2つ以上設置するとポータルから別のポータルへ裏側の世界を通じて高速移動できる。移動後は5秒間探知不可状態になるため、設置場所は見極めたい。
このポータルは設置直後こそ生存者には視認できないが、暫くすると視認できるようになり破壊工作も可能。だが破壊工作中は忘却状態となり、キラーが深淵のいざないを使用するとポータル周辺の生存者が探知できるためリスクが高い。
またポータルの設置構え中に攻撃ボタンを押すと前方に飛び掛かって攻撃する「シュレッド」が出せる。シュレッドは倒れた板を高速破壊する効果もありチェイスの短縮に役立つ。ビリーやカニバルもそうだが板を直接ぶつけられると怯む上に板も割れず、非常に悲しい気分になる。
反面、モンスター故か鳴き声や足音が非常にうるさい。ハントレスの鼻歌以上に響くため、どこにいるかがかなりわかりやすいだろう。
・THE ONI(オニ) ★
特殊能力:山岡の怒り
2019年12月『Cursed Legacy』で実装。THE SPIRITである山岡凛の先祖にあたる人物。本名は山岡崋山。武器は日本刀。
山岡凛に次いで2人目の日本人キラーであり、鬼+侍という非常にロマンのある見た目をしている。
武士の家系に生まれた事を誇りに思う余り、武家社会を辱める『ニセ侍』に憤怒し次々と惨殺。人々から鬼の山岡と仇名されるようになると、今度は汚された家名を回復すべく山岡家を誹る者を殺害するようになり、遂には自身の父や領主までも手にかけてしまう。
最後は立ち上がった農民らに取り押さえられ嬲り殺されるも、憤怒する鬼の伝説はむしろここから始まるのであった。ここまで全部逆ギレである。
山岡の怒りは、生存者を攻撃すると発生するイクラ血の球を回収して発動。雄叫びと共に背負った棍棒で攻撃を開始するようになり、外見も鬼の怒りを体現するように赤いオーラを纏う。このモードを血の怒りと呼ぶ。
遠くからでもわかりやすい雄叫びや赤い燐光の代わりに、ヒルビリーのような高速移動や即瀕死攻撃が可能。障害物に当たっても高速移動は継続、旋回性能はこちらの方が上など差別化されており、限定的ながら使いやすいヒルビリーといった具合だろうか。
一定時間経つか瀕死状態の生存者を担ぐとモードは解除され、次発動させるには残った生存者をまた攻撃する必要に迫られる。
バトル開始直後の血球が無いうちはただの徒歩キラーでしかないため、いかに序盤で生存者を傷つけ血球を素早く回収するかがポイント。
当初は山岡父ではないかとプレイヤー内で推測されていたが、公式回答では父親はまだ生存しているため祖先にお鉢が回ったとの事。
・THE DEATH SLINGER(デススリンガー) ★
特殊能力:贖い主
2020年03月『Chains of Hate』で実装。鎖で繋がった犬釘(楔)を発射する改造銃を持った復讐者。本名はカレブ・クインで、アイルランド移民のアメリカ在住者。
彼の人生は復讐劇に満ち溢れていた。幼少期に人種差別で虐めた者、自分の技術を盗み取った者、投獄された彼に嘯いて利用した者。不当な扱いをしたそれらを悉く殺害しつくし、父より貰ったレンチを手にしても何ら感慨すら持たなくなっていた彼は、導かれるがままに血の道を歩み続けた。
特殊能力の贖い主は、能力ボタンを押すと狙撃視点となり、その状態で攻撃すると犬釘を発射する。犬釘が生存者に命中すると繋がれた鎖が巻き取られ、生存者を自身の元へと引きずり寄せる。通常攻撃範囲内まで引きずり込めばペナルティ無しで深手状態の攻撃ができるが、生存者側が障害物を介するなどして抵抗を続けた場合、途中で鎖は切れてしまって怯んでしまう。この場合でもダメージは与えられるが、ある程度離れた距離での逃走を許してしまう結果になるので注意したい。
当てても外しても一発撃つ度に装填が必要で、当たり判定は狭いものの射程距離はそこそこに長い。歩行速度が平均より遅いので、仕留められる状況になれば遠慮なく撃ち込んで優勢を保つのがいいだろう。
狭い心音で遠くから強引に引き寄せる戦術がかなり強かったのだが、運営に目を付けられて敢え無く御用となった。
心音範囲が24mから32mに上昇し、標準を覗きこむまでの時間も上昇。のぞきキャンセルも削除され、歩行速度も遅いままなのでかなり弱体化された形となる。
・THE EXECUTIONER(エクセキューショナー) ★
特殊能力:地獄の罰
2020年06月『Silent Hill』で実装。本名・
ピラミッドヘッド。なんと
三角頭がサイレントヒルシリーズから参戦。
アドオンは『
サイレントヒル2』に登場したアイテムとなっているため、
恐らくは2のエンディング後の個体であると思われる。
自らの使命を終えたこの処刑人は長い眠りにつこうとしていたが、
エンディティによってその力を必要とされ、自らの責務である新たな「断罪」を果たすため再び動き始めた。
武器はもちろん三角頭の象徴とも言える大鉈。
特殊能力「裁きの儀式」はこの大鉈を溝を掘るように地面に突き立て、通った跡に血錆まみれのバリケードのような構造物「トレイル」を残し、これに立ったまま触れた生存者を叫ばせて「煩悶」状態にする。
煩悶状態の生存者がダウンした場合、フックに吊る代わりに特殊なフックである「贖罪の檻」へと転送することが可能になる。
次に吊れば死亡する状態なら、檻に送る代わりに「最後の審判」と呼ばれる特殊メメントで即座に殺害できる。
転送や殺害は持ち上げる動作がないため、途中で救助することができず「決死の一撃」も発動しない。
「贖罪の檻」はフックと同様に処刑段階を進めることができるが、
フックではないため「決死の一撃」や「与えられた猶予」などのフックを対象とするパークが発動しない。
さらに救助判定が正面にしかないため檻の近くにキラーがいる場合救助は非常に困難となる。
ただし転送される檻はキラーから最も離れた位置にあるものが選ばれるため、ステージ端から転送するほどに生存者の救助を阻止できなくなっていく。
また、「裁きの儀式」の構えから前方に向かって障害物を貫通する範囲攻撃「地獄の罰」が発動可能。
攻撃の発生前に予告線が出るため自由に動ける状態の生存者には当てにくいが、板を倒す、窓を飛ぶといった動作に合わせて放つことでこれらを無視して攻撃できる。
遠距離攻撃ができるにも関わらず移動速度が遅くないという初のキラーであり、構えだけ取って板や窓を使うことを躊躇させるフェイントを交えたチェイスが強力。
範囲攻撃なので救助している生存者と救助された生存者を同時に攻撃することも可能で、救助狩り性能も高い。
機動力と索敵能力に難があるが、救助補助パークを無効化し救助狩りに強いことから狙った相手を確実に追い詰めていく能力が高い。
彼に処刑対象として見定められたなら、逃れることは難しいだろう。
・THE BLIGHT(ブライト) ★
2020年9月に実装。
2020年09月『Descend Beyond』で実装。本名・タルボット・グライムズ。スコットランド人の化学者だったが、薬物研究と強い野心の果てに狂気へと身を堕とした。
武器はピッケル型の杖「骨バスター」。「Bonebuster」の直訳なのだが、何とも気の抜ける名前である。
実は2018年のハロウィンイベントから存在は仄めかされており、情報自体は当時からそこそこ出回っていた。
能力『胴枯の堕落』はゲージ制の突進で、使用すると特殊エフェクトが表示され前方に突進していく。
この突進は一定距離進むか障害物にぶつかると中断され、そこから続けて別方向へ突進するか中断するかは任意で選べる。終わる場合はその場で血清を注射するモーションが入り、一時視界不良と強制視界固定がされる。
一方再突進を選んだ場合、能力は『死の突進』へと変貌する。この状態になると突進途中でサバイバーに攻撃をする事が可能で、突進速度も併せて射程距離はかなり長い。
一見ただの徒歩キラーでしかないが、直線距離での短距離移動力はヒルビリー以上で侮っていると痛い目を見る。また、擬似的に高速巡回が可能であるため索敵能力もそこそこ高い。
バイオハザードコラボではレジェンダリースキン「
ウィリアム・バーキン」が追加された。「マッドサイエンティスト」「武器が
杖」とキャラ親和性は中々に高いものの、
G第1形態が全力疾走する様子はシュール。
・THE TWINS(ツインズ) ★
特殊能力:血の結束
2020年12月『A Binding of Kin』で実装。初の二人組キラーで、大きい方が姉で小さい方が弟。本名はシャルロットとヴィクトル。武器は小鎌。
結合双生児の二人は奇形児として誕生し、その生涯は壮絶なものだった。魔女狩りが浸透していた17世紀で、魔術を使用したとあらぬ疑いをかけられた母親は裁判もロクにされないまま火刑に処され、残された二人は秘密組織に売り飛ばされ謎の儀式に利用され続け弟は死んだ。なんとか秘密組織から抜け出し弟の遺体を抱えながら数年は生き延びたが限界を迎える。しかし濃霧が弟に纏わりつくと、死んでいたはずの弟が胸部から引き剝がしながら何処かへ走っていく。それを夢中になって追いかけていく内にかつて自分たちを苦しめた秘密組織の姿が見え、沈んでいたはずの怒りが沸き上がってきた。
シャルロットは普遍的な徒歩キラーなのだが、特殊能力を使うとヴィクトルに視点が切り替わる。
ヴィクトルは視点こそ低いが、心音範囲がゼロ(呻き声はする)で生存者に飛びつき攻撃を当てると食いついて行動不能の異常ステータスを発生させる。生存者はこの状態だとほぼ全ての行動が不可能となり、まずヴィクトルを剥がす事を求められる。また負傷状態で飛びつき攻撃を食らうと瀕死になり、しかもヴィクトルは継続して行動が可能。探知不可キラーにも通用するパーク"凍りつく背筋"すら反応しない隠密性も利点。
シャルロットはヴィクトル分離状態だとその場に留まるが、心音範囲ゼロで一切の外的行為を受け付けないので窓枠や進路妨害目的で置く事が可能。また飛びつき攻撃中以外でヴィクトルから交代すると、ヴィクトルの周囲にいる生存者を殺人鬼の本能で探知できる。
欠点として上述の通りシャルロットは普遍的な徒歩キラーでしか無いので戦術の大部分はヴィクトルに依存し、そのヴィクトルは飛びつき攻撃失敗時や板倒しや待機状態で攻撃されると消失するなどがある。
・THE TRICKSTAR(トリックスター) ★
特殊能力:名演→メインイベント
2021年03月『All-Kill』で実装。待機画面では視点をカメラの方へ向けるとウインクするなど異彩を放っているK-POPアーティスト。異形の姿をしているキラー達の中ではかなり真人間じみた外見をしており、体格や来歴からしてみてもキングの方が強そうに見えるほど華奢。他キラーが手足で破壊するオブジェクトも武器である金属バットを使って破壊するほか、生存者を担ぐ際も気合いを入れるようなボイスが付く。設定上はただの不良女子なのに蹴りで発電機壊すジュリー&スージーを見習うべきである。
本名はハウ・ジウン。
常に他人からの名声を求めていたジウンは、幼少期はナイフ投げショーで人々の注目を浴びていた。やがてダンスや歌のレッスンで実力を伸ばしていったジウンはスター発掘番組で才華を認められると事務所にスカウトされ、5人組ユニット「NO SPIN」を結成すると当初は満足していたが、やがてファンの注目が5人に散逸しているのに気付いてしまう。名声への切望が募る中、最新アルバムのレコーディング中に起きた火事で自分以外のメンバーが焼死する事故が起こる。その時にジウンへ助けを求めるメンバーの声に強い感銘を受けた彼は、以後表向きには悲劇のスターとして振舞い、裏では悲鳴や呻き声をメロディーに入れる殺人鬼として暗躍する。しかし万人受けしない彼の芸術性に事務所上層部からの反感が募り、反旗を翻したジウンはマネージャー諸共に殺害を決意。計画はマネージャー以外全員を殺害するまで成功するが、その途端に彼の周囲には濃霧が包み込んでいた。
ハントレス以降初となる投擲武器を持つキラーで、投げナイフはロッカーで補充するなど共通項がある。
ハントレス以上のスピーディな投擲も特徴。
しかし投げナイフは基本60本保有しているが投擲軌道に癖があり、生存者を負傷させるには短時間に複数本当てなくてはならない。特殊能力のメインイベントが発動すると無限に投擲し続けるが板破壊などができなくなるなど欠点も多い。
余談だが、メメント・モリのモーション中に「カンダー!」と叫ぶ。これに気付いた全国の神田姓が一斉に反応する珍事が見られた。
・THE NEMESIS(ネメシス) ★
特殊能力:触手打撃
特殊戦力:
ゾンビ
2021年06月『Resident Evil』で実装。DbD5周年の折に事前告知されていた
バイオハザードコラボのキラー。テクスチャは前年に発売されている
Re:3のもの。
レオンやジル同様に霧の森へ行きつく過程の話が極端に端折られており、知りたかったらゲームやってね!という投げやり感が否めない。
ロケットランチャー……は流石に持ち込めず、武器は己の鉄拳で通常攻撃は右フック。攻撃が連続で出せるパーク「狂気の根性」と組み合わせると
愉快な光景が繰り広げられる。
特殊能力の触手打撃は、アクションボタンで左手から触手を出し、そこから攻撃ボタンを押すと前方に触手を鞭のように叩きつける攻撃。
サバイバーが健康状態であるのなら、ネメシス特有のデバフ能力である汚染を与えられる。もし汚染状態のサバイバーに当てたのなら負傷ないしは瀕死状態に追い込められる。
また触手打撃をサバイバーやゾンビに当て続けると変異度が上昇し、Lv.1ではただの中距離打撃だったのがLv.2では障害物の破壊可能、Lv.3では射程の大幅アップが貰える。シェイプなどとは違い、低いレベルでいる事にメリットは無いため可能な限り迅速なレベルアップを目指そう。
攻撃判定は真正面に細長く左右にはほぼ無い。倒れた板越しにだったらLv.1でも命中できるが、ヒット判定はサバイバーを優先としているのか同時に障害物の破壊は不可能。また固有の障害物越しだと何故か至近距離でも届かない。
特殊戦力のゾンビは、ステージ中にあるフックの根元から2体自然召喚される自動AI型のキラーサポートキャラ。
ステージ開始からすぐにランダム召喚され、通常なら1.0m/sの速度でステージ中をふらつく。
ゾンビの探知範囲内に入ると両手を前にしてサバイバーへと躙り寄り、至近距離になると引っ掻き攻撃でサバイバーに汚染状態を付与、既に汚染状態ならば負傷~瀕死状態に追い込む。この攻撃にクールタイムは無いのか、運が良いと連続攻撃で一気にサバイバーを負傷以下の状態に追い込める。
ゾンビはネメシスからは通常攻撃や触手打撃で、サバイバーからは板倒しで屠られる。サバイバーの方がよっぽど化け物である。死亡後は一定時間後にステージ中のランダムフックから復活するので、基本サバイバーがゾンビを倒すメリットは無く、ライトスタンで足止め程度が関の山。逆にネメシスは触手打撃を当てると若干変異度が上がるメリットが存在する他、ゾンビそのものが探知・妨害要員として役立つので上手く使役すれば追い詰めやすくなる。
特殊効果『汚染』は、見た目はプレイグの感染状態と同じだが青色蛍光色に染まり、一定時間ごとに咳をするようになる。
ステージ中に最大4つ配置されるサプライケースからワクチンを取り出して使用すれば汚染状態から脱せられるが、その個数制限からサバイバー一人につき一回使用するのがお約束。
ただ窓枠や発電機に触れても他サバイバーに汚染拡大する事も無いし、汚染状態のまま放っておいてもゾンビ化しないし脱出もできる。
原作と比べてウイルスに対する恐怖は限りなく減っていると見ていいだろう。
・THE CENOBITE(セノバイト) ★
特殊能力:苦しみの召喚
2021年09月『Hellraiser』で実装。映画『
ヘルレイザー』よりコラボ参戦したキラーで、本名は
エリオット・スペンサー。通称
「ピンヘッド」。
武器は異界から召喚したフック付きの鎖。発電機の破壊や生存者の運搬など各種アクションも鎖で行っており、カッコイイので必見。
特殊能力の苦しみの召喚は、前方に操作可能な門を召喚し、発射すると高速で生存者に向かって鎖を放つ。当たるとサバイバーに鎖が纏わりつき、もがくか障害物を介して取り外さないとダッシュ不可・歩行速度大幅後退のデバフを与えられる。
またマップ上のランダム箇所に『ルマルシャンの箱』が召喚される。
セノバイトがキラーでマッチが開始されると全サバイバーに時間経過で溜まる専用ゲージが表示され、溜まりきるとチェーンハンティングなる妨害が始まる。
この妨害により全サバイバーの周囲に一定時間ごとに門から鎖が射出され、各アクションや移動に対する妨害をしてしまう。
ルマルシャンの箱はそのチェーンハンティングが発動する鎖ゲージの進行度をリセットするために用意されたもので、全サバイバーには白いオーラで表示され所有者は箱のマークでアイコンが強調表示される。
映画同様に箱の仕掛けを解くとゲージはリセットされるが、セノバイトは解除した生存者の近くにワープする事が可能。リスクを背負って解除するか否かの選択肢をサバイバーは迫られるのだ。
またセノバイトがルマルシャンの箱を回収した場合は、即時に全サバイバーの位置が表示されると同時にチェーンハンティングが開始される。尤も箱の位置はオーラ表示されず、箱自体もかなり小さいためアドオンなどでサポートしなければ捜索はまず無理。基本的には箱を拾ったサバイバーを張り倒して奪うことになる。
メメント・モリは、サバイバーの全身を鎖で拘束⇒異界へ連れ去るというもの。その特徴からメメント・モリされたサバイバーは跡形も鳴くステージ上から消え去るほか、鎖で拘束された時は変顔を晒すなど個性に満ちている。
Ver.5.2.0のPTB開始時点で多くのバグが運営より連絡がある稀有なキラーで、実際PTBのマッチ中では多くのプレイヤーがバグの憂い目にあっている。
Ver.5.3.0でPTB以降削除された音声が復活した。
・THE ARTIST(アーティスト) ★
特殊能力:さいなむ害鳥
2021年11月『Portrait of a Murder』で実装。本名はカルミナ・モーラ。
武器は血ともインクとも判別が付かない流体によって右腕に形成されたパレットナイフ。
弟の死をきっかけに過激な芸術作品を産み出すようになった芸術家で、政治汚職を追及したことで逆恨みを受け拉致、殺されかける。生前からカラスと自分を同一視するほど縁を感じていた。拉致の犯人こそカルミナの叫びに応じたカラスの襲撃で殺害したものの、上手くカラス達を制御できず一緒に拉致された友人達もろとも殺してしまい、絶望のなか霧の森へ導かれた。
能力は前方に特攻するカラスの群れを召喚し、射出すること。群れは近距離で当たるとダメージとなるほか、遠距離で当たった場合でも生存者にカラスが纏わりつき、その位置が通知される。また、カラスが纏わりついた状態だと遠距離カラスでもダメージを受ける。カラスは最大三体まで呼び出せるが、射出は同時にしか行えない。
多少性質は違うがハントレス同様実質射程距離無限の遠距離攻撃を持ち、ハントレスよりも狭い場所での攻防に優れる。またカラスは索敵補助にも使えるほか、アーティスト本体も遠距離攻撃持ちとしては足が速い。
・THE ONRYO(怨霊) ★
特殊能力:恐怖の深淵
2022年03月『Sadako Rising』で実装。本名は
山村貞子。「
リング」から参戦したキラーで日本ホラー映画界の代名詞的存在。武器は呪いのリング。
アーティスト実装から日が経たない内に公式からコラボ発表が公開され、2022年2月16日のPTBまで能力予想やパーク予想などで話題に事欠かなかった。
そして話題を搔っ攫われたアーティストは泣いていい
4.6m/秒という歩行速度に対し背が低いため、サバイバー側からの視認性が悪いという長所がある。
特殊能力の恐怖の深淵は「7日後に死ぬ」ルールを模した呪いでサバイバーを呪殺する能力。有名なテレビから出現する描写もゲーム内で再現されている。
- 能力ボタン長押しで通常状態と幽体状態を切り替えることができる。
- 幽体状態では探知不可(心音やステインが消える)かつサバイバー側からは残像のような姿に見え、一定距離以上離れると完全に視認不可になる。また幽体状態では攻撃は不可能だが破壊活動や瀕死状態のサバイバーを担ぐ事はできる。例えるなら旧ナイトメアの状態に近い。
- 具現化して幽体状態を解除した後も数秒間は残像のような状態が続くため、間合いが測りにくく奇襲性に長けている。
- ゲーム開始時、ステージ各所にテレビ台が設置される。テレビは最初は電源が切れているが、時間経過で電源ONになる。
- 幽体状態でアビリティ発動ボタンを押すと「念写」能力が発動、任意の電源ONのテレビに具現化してテレポートする。念写を発動する度に、電源ONのテレビ周辺に居る全サバイバーの呪いが1進行する。また念写に使ったテレビは念写終了後に電源OFFになる。
- サバイバーは電源ONのテレビから呪いのビデオを入手できる。ビデオを回収するとテレビは電源OFFになり、念写に使った時よりも長い時間OFF状態が続く。
- ビデオを持っている状態でもテレビの電源を切ることができるが、呪いが1溜まる。
- 呪いのビデオを入手したサバイバーは、ビデオを取ったテレビから最も遠いテレビが強調表示されるようになる。そのテレビにビデオテープを挿入することで、そのサバイバーの呪いが3減退する。
- 貞子はサバイバーをフックに釣ることで、そのサバイバーに付与した呪いを2段階固定化できる。固定された呪いはビデオ返却でも減退しない。
- 呪いが7に到達したサバイバーは殺人鬼の本能で位置が通知される。更にその状態でダウンした場合「不可避の凝視」で殺害されてしまう。
実装当初は呪いの付与条件が厳しすぎたため単なるテレポート機能持ちキラーと見られていたが、ver7.1リワークで仕様が変わり念写連打で簡単に呪いを溜められる呪殺ガチ勢に。Ver7.5で再リワークがかかって解呪が高い遅延効果を持つようになり、最初から呪殺狙いは厳しいが吊りを重ねることで狙えなくもないバランスに落ち着いた。
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V7.1リワークバージョン |
- 能力ボタン長押しで通常状態と幽体状態を切り替えることができる。
- 幽体状態では探知不可(心音やステインが消える)かつサバイバー側からは残像のような姿に見え、一定距離以上離れると完全に視認不可になる。また幽体状態では攻撃は不可能だが破壊活動や瀕死状態のサバイバーを担ぐ事はできる。例えるなら旧ナイトメアの状態に近い。
- 具現化して幽体状態を解除した後も数秒間は残像のような状態が続くため、間合いが測りにくく奇襲性に長けている。
- ゲーム開始時、ステージ各所にテレビ台が設置される。テレビは最初は電源が切れているが、時間経過で自然に電源が付く。
- 幽体状態でアビリティ発動ボタンを押すと「念写」能力が発動、任意の電源が付いているテレビに具現化してテレポートする。念写を発動する度に全サバイバーの呪いが0.75進行する。また念写に使ったテレビの電源は切れる。
- サバイバーは電源が付いているテレビから呪いのビデオを入手できる。ビデオを回収するとテレビの電源は切れ、念写に使った時よりも長い時間電源が切れた状態が続く。呪いのビデオを所持しているサバイバーは念写による呪いの付与を受けなくなる。ただし呪いのビデオを所持しているサバイバーが怨霊の攻撃を受けた時、ビデオは消滅しそのサバイバーの呪いが2進行する。
- 呪いのビデオを所持しているサバイバーは他の電源が付いているテレビにビデオを挿入することができる。ビデオを挿入するとテレビの電源が切れ、そのサバイバーの呪いが3減退する。
- 呪いが7に到達したサバイバーは殺人鬼の本能で位置が通知される。更にその状態でダウンした場合「不可避の凝視」で殺害されてしまう。
要約するとサバイバーはビデオを所持することで死の呪いから逃れることができるが、貞子に見つかるとより重い呪いを受けることになってしまうジレンマの中で戦うことになる。旧バージョンと比較して呪いを付与しやすくなった代わりに解除もしやすくなっており、試合展開がよりダイナミックになった。
……が、突き詰めると「休みなく飛び回って生存者が利用可能なテレビを潰しつつ、持ち去られたビデオを奇襲で破壊。呪殺狙いまたは呪いの圧力で間接的遅延をかけるためにダウン者は這いずり放置」という吊らない戦法に落ち着いてしまい、相手の生存者もビデオ保持or返却をこなしつつ発電機を回し失敗すれば呪殺で一発退場という、お互い別ゲーのような立ち回りを強いられるためあえなく再リワークとなった。
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実装初期バージョン |
特殊能力の恐怖の深淵は、心音やステインが消えサバイバー側からは殆ど見えなくなる幽体化と、攻撃可能で通常のキラー同様の性能を持つ具現化の2つを使い分けられる。幽体化状態は旧ナイトメアの状態に近く、遠くからは視認し辛いが破壊活動や瀕死状態のサバイバーを担ぐ事はでき、そこから具現化すると一定時間は残像で映し出されるので間合いが測りにくいという奇襲性に長けている。
そこから具現化すると一定時間は残像で映し出されるので間合いが測りにくいという奇襲性に長けている。
またステージ各所には映画版でよく見たテレビ台が設置されている。貞子側は念写という能力で点灯しているテレビに幽体化状態でワープ可能で、周囲にいるサバイバーに呪い状態を付与できる。ワープすると数秒間は探知不可な上に具現化へ強制移行する。
逆にサバイバーはテレビ台の周囲にいた時や、ワープ対策として点灯しているテレビ台からビデオを抜き取る、ビデオを一定時間所持しているなどの行動を取ると呪い状態が進行してしまう。ビデオを白表示されているテレビ台に挿入すると呪いゲージが減退するが、放置して7ゲージ溜めてしまうと貞子に殺人鬼の本能で通知が行くようになってしまい、その状態でダウンすると殺害されてしまう。
なのでサバイバーは如何に呪い状態を溜めないようにしつつ、貞子からの接近を忌避するかが課題となっている。
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メメント・モリは2種類あり、通常の場合は超能力による攻撃の後に映画版さながらの睨みつけだが、呪いゲージMAX状態だと突然ノーモーションで睨みつけるためプレイヤー側の心臓によろしくない。
またゲーム待機画面で貞子を選択したまま放置していると、時折瞬間移動して画面いっぱいに目が拡大してくる。この対策として貞子に背中を向けさせると、瞬間的に遠くへ行ってしまう貞子が見れる
ゲーム開始時は這いずりから起き上がる、窓は這って乗り換える、一人称視点から見える両手の爪は全部剥がれている、ビデオのようなノイズが画面に現れる、随所で映画版のSEが流れるなど原作へのリスペクトが多く散見される。ただ攻撃モーションだけはかなり苦労したのか、波動のようなものを前面に出しつつ『呪』と映すようなものが採用された。
・THE DREDGE(ドレッジ) ★
特殊能力:闇夜の支配
2022年06月『Roots of Dread』で実装。本名は、
ドゥルーアニー(Druanee)。武器は触手。
胴体から下が黒いベールのようなもので覆われた異形の姿をしており、邪悪な記憶や欲望を糧とする
古代の神である。オットー・スタンパー率いる慈善化集団「フォールド」が、その清廉性を保つために作り出した偶像であったはずなのだが、次第に排他的な活動を正当化させるための詭弁と信奉者同士の相互不信で真実となり、集団内の醜い争いによって生じた糧を貪る神は闇に消えていった。
特殊能力の闇夜の支配は、ステージ中に点在するロッカーにテレポートができる能力。マップ上にあれば距離制限は無く、能力ボタンを使うとその場に抜け殻を残してテレポートできる。ただしキャンセルすれば抜け殻に戻る事もできるので、特にチェイス中はこれを上手く使いたい。
最大で3回連続のテレポートができるメリットはあるが、テレポート速度はやや遅め。ロッカーの設置個所に大きく依存するのもあって、マップによって有利不利がはっきりするむらっ気もある。
更に新効果として日没状態をサバイバー側に付与する。これはサバイバーに攻撃、フックに吊る、テレポートをする、負傷状態を維持すると徐々にゲージが溜まっていき、最大まで溜まると効果が自動発動。
日没発動中のサバイバーはキラーを探知不可になり、視界も暗く遠距離が見れなくなる。キラー及びサバイバーは相互に白いオーラで強調表示され、はっきり見えるようになる。
ドレッジ側はテレポート速度が上昇、ロッカー内にいると近くのサバイバーを本能で探知できるなどメリットがある。
なお日没状態は解除もゲージ減退もできないため、周期的に必ず発動する。
サバイバー側は、ロッカーへのテレポートを妨げるために閂をかける事ができる。一度かけると再度の開錠はできなくなるが、テレポートしてきたドレッジが飛び出すまでの時間稼ぎができる。またドレッジは閉じられた閂を通常攻撃で破壊できる。
一つのロッカーは一度しか施錠できないのと、当然ながら施錠中の所には入る事が出来ない。むやみやたらと施錠するのは却って不利になりかねないので注意しよう。
またドレッジが中にいるロッカーを開くと、闇に飲み込まれて即瀕死&担ぎ状態になる。
・THE MASTERMIND(マスターマインド) ★
特殊能力:猛毒バウンド
2022年08月『Resident Evil: PROJECT W』で実装。バイオハザードコラボ第二弾となる今回は
アルバート・ウェスカーが参戦。姿形は
バイオハザード5のもので、特殊能力もそれに準じたものとなっている。武器はコンバットナイフ。
ロビー画面ではわざわざこちらを振り返って不気味な笑顔を見せたり、トリックスターと同じく何かと喋りまくったり、板当て等のスタンでサングラスがポロりと外れたりと人間臭さがある。
なおサングラスをかけているがライトスタンはやっぱり効く。レジェンダリースキンは
S.T.A.R.S.時代の制服だったり、クリスに対しては一部の台詞が変化したりと、ファンには嬉しい要素もあったり。
心音範囲はキラー初の
40mと非常に広い。
特殊能力の猛毒バウンドは5の「迅速移動」を彷彿とさせるダッシュ能力。
時間経過で最大2つまで回復するトークンを1つ消費し、前方へ突進する。
- 突進の軌道上にサバイバーがいた場合は触手で掴んで引き摺りウロボロス感染状態を与える。
- サバイバーを掴んだまま障害物にぶつかると、障害物にサバイバーを叩きつけてダメージを与える。この叩きつけでサバイバーが瀕死になった場合、そのまま担ぎモーションに入る。
- サバイバーを掴みながらも障害物にぶつからず突進が終了した場合は、掴んだサバイバーを前方に投げ飛ばす。投げ飛ばしたサバイバーが障害物に激突した場合、ダメージを与える。
- 突進が倒れた板や窓枠に当たった場合、自動で高速乗り越えをする。
- 突進がサバイバーや窓枠に当たらなかった場合、もう1トークン消費して即座に再突進できる。この2回目の突進は1回目と比べて距離が長い。
ウロボロス感染は猛毒バウンドの命中及び時間経過でゲージが溜まり、最大まで溜まると鈍足効果が発動するほか、猛毒バウンドによる叩き付けが一撃瀕死になる。ただし生存者側はステージ中の専用チェストに入っている救急スプレーを使用することで感染を解除できる。
ネメシスのTウイルスもそうだったが、原作と比較するとかなり大人しい効果となっている。まぁサバイバーが新人類に覚醒するよりはマシか。
メメントモリでは、まずサバイバーに殴られるが全く動じず、殴り返してウロボロスでトドメを刺すという流れ。下手すれば1マッチで4回も殴られるウェスカーという、若干シュールな光景が見られる。
・THE KNIGHT(ナイト) ★
特殊能力:グラルディア・コンパニーア
2022年11月『Forged in Fog』で実装。本名は
タルホーシュ・コバッチ。武器は
クレイモア。
14世紀ハンガリー出身。幼少期に奴隷商人の手でイタリアに売られ、その後傭兵として名を上げた。
殆どの人が考える『ナイト』の姿をそのまま再現したかのような全身甲冑姿で、
某会社の
某シリーズを想起させた人も多い。
特殊能力の「グラルディア・コンパニーア(衛兵隊)」は個性豊かな3人の衛兵を召喚する能力。
- 発動するとその場に剣を突き立てて立ち止まり衛兵召喚モードに移行する。衛兵召喚モード中は高速移動できる人魂を操作し、衛兵の巡回経路を引くことができる。もう一度能力発動ボタンを押すとその地点に衛兵1人を召喚し、衛兵召喚モード中に設定した経路を巡回させる。
- 巡回モードの衛兵は指定されたルートを一定時間行き来する。彼らの視野角にサバイバーが引っかかると発見箇所に記章旗を設置、一定時間サバイバーを追いかけて攻撃する追跡モードになる。
- 追跡対象に攻撃するか一定時間経過で衛兵は消滅する。
- 設置された記章旗にサバイバーが触れると衛兵は消滅し、更にサバイバーは我慢と迅速のバフを得る。ただし記章旗は設置されてから数秒間は触れられない。
- 追跡対象が他のサバイバーのフック救助に入ったとき、衛兵は即座に消滅する。
やさしい。
- 衛兵召喚モード中に板や発電機など破壊可能オブジェクトを選択した場合、その場に衛兵が召喚されオブジェクトの破壊を実行する。破壊完了後、衛兵は消滅する。
- 衛兵は『執行人』『暗殺者』『守衛』の3種類が順番に召喚される。
- 『執行人』、本名「サンダー・ラウト」。全身を緊縛する縄と蠅マスクが特徴的なおデブ。3人の中ではチェイス持続時間が最長、オブジェクトの破壊速度が最速。代わりに探知範囲が最も狭いものの、チェイス中に呼んでナイト本体と挟撃を狙えば強力。
- 『暗殺者』、本名「デュルコス・マレセク」。バンダナマスクと、一見ダガーに見える折れた直剣が特徴。3人の中では足が最も速く、攻撃時に深手を付与する。単体では恐らく一番使いやすい衛兵。
- 『守衛』、本名「アレハンドロ・サンティアゴ」。ドミノマスクと焼きごてが特徴の鍛冶屋。巡回速度・巡回持続時間・探知範囲に優れるキャンパータイプだが、巡回が終わるまで次の衛兵を呼び出せない仕様により、状況によっては長い巡回持続がデメリットになる。
遠隔板割りや似非キャンプなど多彩な使い方ができる能力だが、やはり本体と二人でチェイスを仕掛けて挟み撃ちにする戦法が強力。衛兵の追跡ルートとサバイバーの逃走ルートを読んで先回りする能力が問われる上級者向けキラーである。
メメントモリは衛兵3人を召喚して共にサバイバーを嬲り殺しにする。4対1で嬲るのはサバイバーだけの専売特許じゃないぜ!見た目のインパクトとボリュームは絶大だが、モーションが全キラー中最も長いという欠点がある。
・THE SKULL MERCHANT(スカルマーチャント) ★
特殊能力:空中の目
2023年03月『Tools of Torment』で実装。本名は
アドリアナ・イマイで、プレイヤーからの愛称は
「今井」「マーちゃん」。武器は
某ハンター宇宙人を彷彿とさせるクローブレード。
日系ブラジル人の投資家で、M&Aに従わない経営者を自作ガジェットで血祭りに挙げることに快感を覚えていた。
特殊能力「空中の目」は監視ドローンを設置し手元のレーダーに映すという、本ゲームとしては初の近未来的な能力。
- 能力ボタンを押すと非アクティブのドローンを設置する。設置最大数は6つ。更にスカルマーチャントはドローン設置後数秒間、探知不可状態を得る。
- 設置されたドローンは回転する光線を発して周囲のスキャンを行う。サバイバーが動いている状態でスキャン光に当たると、そのサバイバーのロックオンメーターが1目盛り溜まる。またはサバイバーが既にクロートラップ装着状態なら代わりに鈍足効果が付く。
- 非アクティブ状態のドローンはスキャン光線が不可視。サバイバーがスキャンに引っかかった場合、アクティブに切り替わる。
- アクティブ状態のドローンはスキャン光線が可視化されるが、回転速度が上がる。
- サバイバーはドローンをハッキングして無効化することができる。無効化されたドローンは一定時間経過後、非アクティブ状態でスキャンを再開する。ハッキングに失敗するとロックオンメーターが1目盛り溜まる。
- ロックオンメーターが3溜まったサバイバーにはクロートラップが喰らい付く。
- クロートラップが装着されたサバイバーは負傷・衰弱状態となり、レーダーに位置が表示される。クロートラップは時間経過で自動的に外れる。
- アビリティ発動ボタンを押すとスカルマーチャントはレーダーを左手で開き、画面左下に表示する。
- レーダーの画面にはドローンとクロートラップ、検知されたサバイバーの位置が光点で表示され、大体の距離と方角が分かる。なおレーダーで追跡可能な状態のサバイバー数に応じてスカルマーチャントの脚の速さにバフがかかる。
- レーダー操作状態では設置済みのドローンのスキャン線の回転方向を切り替えたり、帰還命令を出して回収したりできる。
実装当初は監視エリアにサバイバーが入ってくるのを待つ防御寄りのキラーだったが、不評だったためかVer7.3.0でリワーク。
ドローンのスキャン仕様変更により、チェイスでサバイバーを動かす必要がある攻めのキラーとなった。
能力が無駄に難解な上に固有パークも近年稀に見る産廃揃いな事もあって、ユーザーからの不満が非常に高いキラーである……が、そのデカいタッパとケツから繰り出されるモンローウォークは必見。
+
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旧バージョン |
- 能力ボタンを押すとドローンを設置する。設置最大数は4つ。
- 設置されたドローンが探知範囲内にサバイバーを検出した時、ドローンは有効モードになる。
- サバイバーが有効モードのドローンの効果範囲内に入っている間、ロックオンメーターが溜まる。ロックオンメーターが最大まで溜まったサバイバーは一定時間無防備状態になる。
- スカルマーチャントが有効モードのドローンの効果範囲内に入っている間、探知不可状態になる。
- サバイバーはドローンをハッキングして無効化することができる。ただし無効化したドローンからはクロートラップが飛び出し、ハッキングを実行したサバイバーに一定時間喰らい付く。クロートラップの効果時間終了後、無効化されたドローンはスカルマーチャントの手元に戻る。
- クロートラップはレーダーにサバイバーの位置を表示するほか、周囲のドローンのハッキングを阻害する。また付与されている状態で板を高速乗り越えすると、クロートラップが壊れる代わりに板が自動で破壊される。
- アビリティ発動ボタンを押すとレーダーを左手で開き、画面左下に表示する。
- レーダーの画面にはドローンやクロートラップで検知状態のサバイバーが光点で表示され、大体の距離と方角が分かる。なおレーダーで追跡可能な状態のサバイバー数に応じてスカルマーチャントの脚の速さにバフがかかる。
- レーダー操作状態ではドローンの有効モードを手動で起動したり、ドローンに帰還命令を出して回収したりできる。
複雑な能力だが簡単に言えば、一定時間居るとワンパン付与&通知されるデバフエリアを敷設するキラー。
アドオンはドローンの有効範囲にバフ・デバフを付与するものが多く、狭い屋内マップに強い。またドローンの有効範囲は高低差の影響を受けず床や天井を貫通するという理不尽すぎる仕様により、上下階に分かれている建物などでは特に猛威を振るう。
発電機周辺にドローンを設置してサバイバーを待ち構えるのが得意だが、その消極的なプレイスタイルから「スカルマーチャント」のGoogle予測変換では「つまらない」「だるい」「長い」などネガティブな感想が並んでいた。
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・THE SINGULARITY(シンギュラリティ) ★
特殊能力:量子インスタンス化
2023年06月『End Transmission』で実装。本名は
HUX-A7-13。武器はクローアーム。
スカルマーチャントに続くSFキラー第二弾。
9月の大物コラボが発覚した後は「SFキラーを迎え入れるための前座として作られたのでは」とか言われていた。
地球外の惑星の植民地化を進める企業「ハクスリーインダストリーズ」社によって作られた自律探査ロボットだったが、惑星ドヴァルカの古代遺跡で未知の力を受信し自我を獲得。他の生物を切り刻んで抽出したDNAをクローン装置で培養し自身の肉体に取り込む機械生命体と化した。
特殊能力の「量子インスタンス化」は監視カメラとして機能するバイオポッドを設置し、ポッド画面からマーキングしたサバイバーの元へとテレポートする能力。
- 能力ボタンを押すとバイオポッドを射出し、壁に設置することができる。最大8個も置けるのでチェイス中もガンガン使える。
- アビリティ発動ボタンを押すとその場にしゃがみ込み、視点をバイオポッドに切り替えることができる。
- バイオポッド操作状態では、視界内のサバイバーに「時空スリップストリーム」を付与できる。サバイバーに付与された時空スリップストリームは付近の他のサバイバーへと接触感染する。
- シンギュラリティは時空スリップストリーム付与状態のサバイバーにバイオポッドを直接射出する、またはバイオポッド操作状態からロックオンすることにより、「オーバークロックモード」となってそのサバイバーの元へテレポートできる。
- オーバークロックモード中は壁と板の破壊、窓の乗り越え速度が上がる。また板をぶつけられた場合、オーバークロックモードが終了する代わりに板が即壊れる。
- サバイバーは試合開始時に配置される特殊チェストから入手できるEMPを使用することで、周囲のスリップストリームを破壊したり、バイオポッドを一定時間無力化することができる。EMPは一度使うと壊れるが、特殊チェストで定期的に生産される。
高い索敵能力と使い勝手の良いテレポートでサバイバーから大きく距離を離される事がないのが強みだが、EMPで簡単に無効化されてしまうのが難点。
メメントモリは注射器をサバイバーの顔面に突き刺し何らかの液体を注入すると、サバイバーの顔面にバイオポッドらしき膿胞が発生し爆裂。後には顔面の皮が剥がれた作中トップクラスにグロい無惨な遺体が残る。
・THE XENOMORPH(ゼノモーフ) ★
特殊能力:見えない追跡
2023年08月『Alien』で実装。SFホラーの金字塔
「エイリアン」から、
アイソレーションで多くのゲーマーにトラウマを残した記憶も新しい
ゼノモーフが参戦。武器は爪と尻尾。
デモゴルゴン並みの体格に加えて
ご立派な頭部を持つため、二足歩行形態の身長は全キラーの中でもトップクラスであり視認されやすい。販売されているレジェンダリースキン「ゼノモーフクイーン」を着用すれば、ただでさえデカい身体が更にデカくなる。
特殊能力の「見えない追跡」はマップに設置されたトンネル間を高速移動し、四足歩行形態でサバイバーへと迫る能力。
- ゼノモーフはマップに設置されたトンネルの入り口から地下に潜り、別のトンネルの入り口へと高速移動することができる。トンネルに潜っている間はランナーモードゲージの回復速度が上がる。またトンネルから出る際、周囲のサバイバーを殺人鬼の本能で探知できる。
- トンネル潜伏中は頭上のサバイバーの足音が視覚表示される。またトンネル出口周辺では地上の音が聞こえてくるため、索敵として使える。
- ゼノモーフは時間経過で溜まるゲージが満タンになると、ランナーモードに移行する。ランナーモード中は四足歩行になり、移動速度が上昇、姿勢が低くなることで視認され辛くなる。
- ランナーモード中に能力ボタンを押すと、尻尾攻撃を繰り出せる。尻尾攻撃は窓や板の向こうにも届く長射程の突き攻撃だが、当たり判定は小さく、ハントレスのようにエイムする必要あり。
- サバイバーはトンネルの入り口上に設置された装置から火炎放射タレットを拾って設置できる。火炎放射タレットはゼノモーフの接近を音で警告するほか、ゼノモーフのランナーモードゲージを後退させる火炎放射攻撃を行う。タレットは一定時間以上攻撃を続ける、または攻撃によってランナーモードの解除に成功した場合、オーバーヒートして生存者が再起動するまで攻撃を停止する。タレットはゼノモーフの攻撃を受けると破壊されるが、しばらくするとまた装置から回収可能になる。
・THE GOOD GUY(グッドガイ) ★
特殊能力:危険なプレイタイム
2023年12月『Chucky』で実装。
「チャイルド・プレイ」シリーズから、連続殺人鬼
チャールズ・リー・レイの魂が宿ったグッドガイ人形
「チャッキー」が参戦。武器は包丁。
身長がサバイバーの膝下程度しかなく、隠密性能はトップクラス。流石に背が低すぎて一人称視点での操作は不可能と判断されたのか、
キラーとしては初の三人称視点での操作となる。ちなみにダウンしたサバイバーを担ぐ際は、人形から出てきたチャールズの霊体が担ぐ。
エンティティ様補正で得た新能力だろうか。
背景ストーリーによれば参戦時機は
チャイルド・プレイ2の終盤からで
シリーズがコメディに片足突っ込んでいた頃ということもあり、非常にテンションが高く、事ある毎に口汚く罵ってくる。
なおレジェンダリースキンとして
4作目のティファニーも実装されている。担ぎアクションで出て来る霊体はチャールズのものだが、妻の為に働く夫というテイの夫婦漫才を見せてくれる。
特殊能力の「危険なプレイタイム」は、原作でもよく見られた四方八方からパタパタ足音を響かせて翻弄する演出を能力化したもの。
- ゲージが溜まった状態でアビリティ発動ボタンを押すと「ハイディホーモード」に切り替える。ゲージが無くなるか「斬り付け」を使用するとハイディホーモードは解除される。
- ハイディホーモード中は探知不可状態になり、チャッキーの足音が視覚表示される代わりに、マップ全体に偽の足音と足跡がランダムに発生する。
- ハイディホーモード中に能力ボタン長押しで、一瞬力を溜めてから前方に高速で突進し攻撃する「斬り付け」が発動する。斬り付けによる突進中は窓枠やパレットを高速乗り越えできる。ちなみにパレットは正確には乗り越えるのではなく下をくぐり抜ける。
メメントモリは金槌を投げつけ、バットで殴打し、物差しを突き刺し、包丁でメッタ刺しにする。
ちなみに金槌投擲は1の最初の被害者、バット殴打は1の終盤、物差しは2の教師を襲うシーンがそれぞれ元ネタ。
・THE UNKNOWN(アンノウン) ★
特殊能力:UVX
2024年4月『All Things Wicked』で実装。四肢が捻じれた動く死体のような容貌のキラー。二つ名通り正確な素性は全く不明で、古代の悪魔やら、宇宙人やら、軍の実験で異次元からやってきた怪物やら、様々な説がある都市伝説上の存在。
本名……というか現在の宿主と思しき人物の名前は
オリビアで、名前から判断するに女性である。武器は消防斧。
「被害者の声色を真似て獲物を引き寄せる」という設定があり、喋るキラーの一人。明らかに異形な見た目に反して、台詞は宿主の元の生活を感じさせる至って普通な内容である。
例えるなら低級呪霊のような、底知れない不気味さを抱えている。
特殊能力は触手から謎のドロドロを放つ「UVX(Unknown Venom X)」と、断続的に発生する「幻覚」。
- 能力ボタンを押すとUVXをチャージし、攻撃ボタンで放つ。UVXは放物線を描いて飛び、地形に当たるとバウンドする。
- 爆発前のUVXが直に当たる、あるいは爆発に巻き込まれた生存者は短時間妨害状態となり足が遅くなる。
- UVXは2回目のバウンド時に爆発する。爆発に当たった生存者には弱体化状態が付与され、既に弱体化状態なら負傷する。直当てでは爆発しないので、壁が無い平地では結構当て辛い。
- 弱体化状態はアンノウンを一定時間視界に収めることで解除される。
- 試合中、アンノウンは自身の幻覚を一定時間ごとに自動設置する。ドクターの幻覚のようにその場に立ち尽くすだけでステインもないため、判別は容易。マップ上に存在できる幻覚は最大4体までで古い物から消える。
- アンノウンはアビリティボタンを押すとその場所にデコイ(一時的幻覚)を残して、任意の幻覚の位置にテレポートできる。テレポートはモーションがほぼなく、非常に高速。
- 生存者は「払い除け」アクションで幻覚を除去できる。ただし払い除けを途中でキャンセルすると弱体化が付与され更に殺人鬼の本能で場所を探知される。
- 生存者が弱体化状態になった時、幻覚発生のクールダウンが短縮される。また弱体化状態の生存者は幻覚の払い除け時間が長くなる。
- UVXのチャージ中は幻覚発生のクールダウンが進まない。また生存者が吊られているフック周辺には幻覚が発生せず、周辺にいる限り幻覚発生クールダウンも進まない。
・THE LICH(リッチ) ★
特殊能力:不浄なる暗黒
2024年6月『Dungeons & Dragons』で実装。
TRPGの古典
ダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボキャラクターで本名は
ヴェクナ。死霊術の研究によって不死となり、やがて邪教の教祖となった魔術の探究者。武器は原作でも装備している儀式用
ダガー。
ちなみに先にコラボしているストレンジャー・シングスでは、主人公たちが怪物にD&Dの敵になぞらえた呼び名を割当てるのが恒例で『
デモゴルゴン』もその一つなのだが、シーズン4のメインヴィランが『ヴェクナ』の名を冠していたりする。
特殊能力の「不浄なる暗黒」は魔導書の名前で、魔導書に記された4種類の魔法を操る。
- アビリティ発動ボタン長押しで開けるメニューから装備する魔法を切り替えることができ、能力ボタンで発動する。各魔法のクールダウンは独立しているため、次々切り替えながら使うと効率的。
- フライ:高速で移動する。発動中は攻撃などの行動が一切取れないが、任意のタイミングで解除が可能。窓枠やパレットの上を通過することもできるが、通過後にフライが強制解除される。
- ディスペリング・スフィア―:ゆっくりと飛ぶ半透明のエネルギー球を射出する。球の領域内に入った生存者は殺人鬼の本能で通知され、更に魔法のアイテムの効果を長時間失う。
- メイジ・ハンド:装備すると周囲のパレットがハイライトされ、能力ボタンでそのパレットの元に巨大な腕を召喚する。
- 倒す前のパレットに対して使用した場合、数秒間押さえつけて倒せないようにする。
- 倒れたパレットに使用した場合、即座に起こして通れるようにする。
強い板をうっかり起こさないように注意。
- フライト・オヴ・ザ・ダムド:物体を貫通して飛ぶ幽霊を5体扇状に召喚し、突進させる。命中した生存者は一段階負傷する。遠距離攻撃としては射程が比較的短めで、若干高い位置を飛ぶためしゃがんだ生存者には当たらない。
- 対戦開始時、通常のチェストよりも高速で解錠できるトレジャーチェストがマップ内に配置される。トレジャーチェスト解錠時には20面ダイスをロールする演出が入り、チェストの中身はダイスの目に応じた物となる。
- 出目が1の場合、チェストはミミックとなる。ミミックを開けた生存者は殺人鬼に通知された上で連続スキルチェックを受け、失敗すると噛みつかれて負傷状態になる(既に負傷状態なら深手になる)。スキルチェックの成否に関わらずチェストの蓋が閉まり、以後何度開けてもミミックが出る。
- 出目が2~4の場合、使いかけの通常アイテムが入っている。
- 出目が5~19の場合、リッチの4種類の魔法のいずれか1つに反応してリッチ本体と召喚物をオーラ可視化する魔法の籠手・靴が入っている。メイジ・ハンド対策アイテムのみ、
可視化されてもメリットがほぼ無いためかオマケで迅速も貰える。
- 出目が20の場合、以下のいずれかのアーティファクトが入っている。アーティファクトは強力な効果を持っているが、拾った生存者を2吊りの状態でダウンさせた場合、通常より高速な簡易メメントで殺害することができる。
- ハンド・オブ・ヴェクナ:使用後、ロッカーに駆け込むと発動。負傷&衰弱&殺人鬼の本能で探知される代わりに遠くのロッカーへテレポートする。
- アイ・オブ・ヴェクナ:使用後、ロッカーから勢いよく出ると発動。負傷&衰弱&殺人鬼の本能で探知される代わりに一定時間透明化と迅速を得る。
- 籠手・靴・アーティファクトはそれぞれ一つずつ装備でき、誰が何を持っているかは顔アイコンの隣に表示される。
高速移動・索敵・板塞ぎ・飛び道具と何でもできるオールラウンダー。代わりに1つ1つの能力クールダウンは長めで一つの能力に頼り切りではいられないため、広い選択肢から最良の一手を見極めるTRPGプレイヤーの如き判断力が問われる。