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三幻魔(遊戯王)

登録日:2010/02/20 Sat 08:35:10
更新日:2026/07/31 Fri 14:54:29
所要時間:約 15 分で読めます




永き封印は解き放たれた──。
魔の眷属を従え、混沌が全てを覆い尽くす。


三幻魔(さんげんま)とは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』に登場するカード、及びそれを元にした遊戯王OCGでのカードの総称。


【概要】


《幻魔皇ラビエル》《降雷皇ハモン》《神炎皇ウリア》の3体が存在する。
いずれもレベル10のモンスターであり、フィールド上の特定種類のカード3枚をコストに特殊召喚される点が共通する。

名前の由来は四大天使。天使族いないけど。
各デザインは三幻神をモチーフとし、アニメでは三幻神と同じ耐性を持ち、カードの枠も三幻神と同じくそれぞれの体色と同じだった。

アニメGXでも1期のラスボス戦で登場、3期でも大々的に再登場というテーマで認知度は高く、三幻魔自体は放映当時にOCG化されている。
しかし、三幻魔自体も当時のカードパワーに合わせて大幅に弱体化した上に、サポートカードは殆どOCG化されない状況が長く続く。
更にそれぞれの幻魔の性質にシナジーが無く、幻魔同士が特に噛み合わないということもあり、混合構築は非常に難しかった。
したがって、当時は、特定の幻魔に特化した構築がされることが多かった。

しかし、10期末に行われた投票1位のテーマをストラクチャーデッキとして発売する企画「ストラクチャーデッキ テーマ投票」ではまさかの候補としてピックアップされる。
そして【シャドール】と大接戦を繰り広げ僅か1%の差で敗れ2位となった。
強化への夢は潰えたかと思われたがシャドールのストラクから三ヵ月遅れでまさかの商品化が発表され三幻魔のファンは歓喜した。

ストラクチャーデッキの内容は幻魔をサポートする新規カードやこれまでのサポートカードの再録。
そして相性の良いカードとして再録経験が少ない悪魔族や永続魔法、永続罠が雑多に詰め込まれている。
挙句の果てには相性無視でヘルヨハンのカードも入ってたりするが、必要なカードはそれなりには揃っているのでいつも通り3箱買って必要なカードを抜きだして汎用カードを足せば形になる。
デッキ内には三幻魔及び《混沌幻魔アーミタイル》は入っておらず、付属の「三幻魔解放パック」の中に入っており、その名の通り使うにはパックから幻魔を解放する必要がある。
大幅にテコ入れされたため、それぞれの幻魔に特化した構築は勿論、混合構築も無理なく可能となった。

小ネタだが、幻魔各位の必殺技は元となる神の必殺技名の一部を別言語に意訳したものになっている(推測であるので悪しからず)。
例:ゴットハンドクラッシャー→天界蹂躙拳、超電導波サンダーフォース→ハイパーブレイズ。


【アニメでの活躍】

デュエル・アカデミア地下に封印されていた。
復活すれば全てのデュエルモンスターズの生気を吸い取り、所有者には永遠の命をもたらすと言われる曰く付きのカード種だった。

全盛期の力を取り戻した影丸が使用。
その後再封印されたが復活し、マルタンやヨハンに憑いたユベルが使用した。


【三幻魔】

三幻魔及びそれと関連深い《賢者の石-サバティエル》は、キリスト教の四大天使に由来すると思われる。

幻魔皇ラビエル

☆10/闇属性/悪魔族/ATK 4000 / DEF 4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの悪魔族モンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールドに「幻魔トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守1000)1体を特殊召喚する。
このトークンは攻撃宣言できない。

オベリスクの巨神兵》をモチーフとした、三幻魔の中でも「最強」と位置づけられる幻魔。

トークンの召喚能力と、《E・HERO ジ・アース》よろしく、自軍モンスターの吸収効果を持つ。
オベリスクのゴッドハンドインパクトをイメージした効果と思われる。
モンスターは魔法罠と違い展開に制限があるので、幻魔の中で召喚ハードルが一番高いように思えるが、
特殊召喚なうえトークンもおkなのでクリボートークンでもOK。召喚コストついでに機雷化も使えると◎。
他には同じくトークンを生み出す《幻銃士》などもあり。実際アニメではこいつで呼び出されてるし。
実際のところ三幻魔で一番特殊召喚しやすいのはこいつ。

攻撃力は4000もあれば十分なので効果はほぼオマケ。
悪魔族の最高攻撃力であり様々な方法で墓地へ送ることが出来て、融合準備で手札に加えることもできるため、
場に出す気がなくても《E-HERO ダーク・ガイア》の素材としても使える。

耐性の無さからオベリスクより場もちは悪い。
特殊召喚なので出しやすさは《幻魔皇ラビエル》が上にも思えるが、悪魔族を揃える関係でその点も劣る。

パックパッケージを飾ったりと三幻魔の中でもピックアップされて取り上げられ、アニメでの扱いも良かったが手間の割に効果は扱い難くほぼただの脳筋でしかなく、《E-HERO ダーク・ガイア》の素材以外ではこれと言って相性の良いデッキもなかったのでパッとしない存在だった。
しかし、ストラク強化により安定した攻守を持ち下記の専用サポート天界蹂躙拳による爆発力が凄まじいので切り札とも言える存在へ出世した。

アニメでの攻撃名は「天界蹂躙拳」。
名前の由来は四大天使の一角ラファエルの元々の名前ラビエルと思われる。


幻魔皇ラビエル-天界蹂躙拳

☆10/闇属性/悪魔族/ATK 4000 / DEF 4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの「幻魔皇ラビエル」1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターの攻撃力は倍になり、相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを手札に加える。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場した闇属性・悪魔族の特殊召喚モンスター。
自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる召喚制限、《幻魔皇ラビエル》に強化と全体攻撃を付与する誘発即時効果、自身をサルベージする起動効果を持つ。
《幻魔皇ラビエル》とは別モンスターになるので幻魔サポートは受けられないのが欠点だが本家よりも出しやすくなった。
ただしそれでもモンスター3体のリリースを必要とするのは重く、更にこのカードだけではただの高ステータスモンスターでしかないのでぶっちゃけこのカードをわざわざそのまま召喚する必要性は低い。
なのでこのカードはやはり(1)の効果を狙うのがメインとなる。
単体でも攻撃力8000の全体攻撃(ダイレクトアタックも可能)というゲームエンド級の火力を誇るが、《幻魔皇ラビエル》自身の効果などにより攻撃力を上げていたらそれも倍になるので攻撃力10000以上も狙いやすい。
ちなみに名称指定なので《E・HERO プリズマー》やスターヴ・ヴェノムの名称コピーによる強化も適用できる。
(2)の回収効果は《終末の騎士》《ダーク・グレファー》で落としておいて必要な時に回収できるのはもちろん、《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》があれば相手のモンスターをリリースしながら回収出来る。


降雷皇ハモン

☆10/光属性/雷族/ ATK 4000 / DEF 4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示の永続魔法カード3枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに守備表示で存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
相手に1000ダメージを与える。

相手モンスターの攻撃制限効果と相手モンスターの戦闘破壊時に追加ダメージ効果を持つ。
ラーの翼神竜》を思わせる姿をしているが、効果は全く関連が見えない。攻撃誘導能力を見せたのはオベリスクとオシリスである*1

永続魔法を墓地に送り特殊召喚する為、【宝玉獣】と非常に相性が良い。
かつては《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》をさしおいて究極宝玉神呼ばわりされることも多かったのだが、
実のところ最近の宝玉は《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》で展開してエクシーズが主流のため《降雷皇ハモン》の出番はあまりない。

専用構築では、専用サポート《失楽の霹靂》によって魔法・罠カードの制圧力に優れる点が長所となる。
効果で守備表示にもできるため、戦闘にも強い。

2026年に受注生産された『LIMITED PACK GX -ラーイエロー-』にてアニメ版準拠のイラストとなったイラスト違いが収録された。
このイラストではプリズマティックシークレットレア仕様と、アニメで登場したエノク語バージョン(シークレットレア仕様)でのみ使用されている。
プリズマシークレットレア、エノク語バージョンともに封入率が低く、特に後者は美品のアルティメットレアに匹敵する価格で取引されている。
ただし、エノク語バージョンは公式デュエルでは使えないカードなので注意。そもそも封入率が非常に低くて高騰してるからおいそれと使えない?それはそう。

アニメでの攻撃名は、「失楽の霹靂」、効果名は、「地獄の贖罪」。
名前の通り『雷』のモンスターなのだが、OPでは荒れる海が凍りついてそこから登場したり、本編でも生贄となる魔法カードが凍りついたりと、なぜか『氷』の演出がされる。
雷は水滴と氷の粒で出来た雲から発生するので、それをモチーフにしているのだろうか。

名前の由来は四大天使の一角ガブリエルの別名と思われる。
「イザヤ書」10:13についての聖ヒエロニムスの注釈によればガブリエルはまたの名をハモンとされている。


神炎皇ウリア

☆10/炎属性/炎族/ ATK 0 / DEF 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示の罠カード3枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の永続罠カードの数×1000アップする。
(2):1ターンに1度、相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
セットされたそのカードを破壊する。
この効果の発動に対して魔法・罠カードは発動できない。
表側表示の罠をコストに召喚される炎の幻魔。
オシリスの天空竜》をモチーフとし、三幻魔の中でも一番モチーフに近い姿のカード。知らない人はごっちゃになるんじゃなかろうか。
《神炎皇ウリア》はオシリスと違って口は一つしかなかったり(口の中に口があるタイプ)、細部に違いがある。

墓地の永続罠の数に比例し攻撃力が上昇し、またセットされた相手の魔法・罠を問答無用で破壊する。
オシリスの手札によって決定する攻撃力や、モンスター除去の召雷弾をイメージした効果の模様。
アニメでは手札の罠をコストに蘇生する効果もあったが抹消された。
誤解されがちだが、特殊召喚時に墓地に送る罠は表側表示なら何でも良い。
つまり、《鎖付きブーメラン》なんかでもOKなのだ。ただし、攻撃力を上げるのは永続罠のみである点には気を付けておきたい。
永続罠は一度表にする必要があるため、伏せたそのターンでは正規の方法では呼べないので注意。

ルール改訂前は特殊召喚時に優先権で魔法・罠効果を使えた。
つまりどういうことかと言うと、相手が奈落激流等の召喚反応を使う前にチェーン不可の効果を発動でき、
結果的に召喚反応を封じることが出来たのである。
今では召喚・反転召喚・特殊召喚の際に起動効果の発動が不可となってしまった。

一時は堅実にアドバンテージを取れる効果を持っており自身を強化する効果も爆発力があるため、
最も使える三幻魔評されていたが、先述したルール改定で弱体化。
更にストラク強化後は元々の攻撃力が0な事が仇になり混沌の召喚神などと噛み合わず最も使い難い幻魔になったと言われている。
とはいえ、専用デッキならまだ活躍の余地はある。
デッキのほとんどを永続罠で固め、罠モンスターで戦線を維持しながら《神炎皇ウリア》を狙う。
完全に特化するなら《名推理》《モンスターゲート》で大量の永続罠を送って一撃必殺を狙う方法もある。
上手くすれば攻撃力1万越えも珍しくない。

除去されると泣くしかないので《トラップ・スタン》や《禁じられた聖槍》《禁じられた聖衣》でフォローしよう。
発動してればいいので《王宮のお触れ》を貼られても《神炎皇ウリア》自体は出せる。ショッカーはこっち来んな。

イラスト面などの人気も高く、このカードのアルティメットレアは三幻魔の中でも特に高価で取引されている。
多少傷があるものでも1万円前後、鑑定済みの完美品ともなれば70万円越えの値が付く。
旧アジア版に至っては、もっと高く、鑑定品であれば100万円を優に超える価格で取引されている。

2025年に受注生産された『LIMITED PACK GX -オシリスレッド-』にてアニメ版準拠のイラストとなったイラスト違いが収録された。
このイラストではプリズマティックシークレットレア仕様と、アニメで登場したエノク語バージョン(シークレットレア仕様)でのみ使用されている。
プリズマシークレットレア、エノク語バージョンともに封入率が低く、特に後者は美品のアルティメットレアに匹敵する価格で取引されている
ただし、エノク語バージョンは公式デュエルでは使えないカードなので注意。そもそも封入率が非常に低くて高騰してるからおいそれと使えない?それはそう。

アニメでの攻撃名は、「ハイパーブレイズ」、効果名は、「トラップ・ディストラクション」。
あれ、こいつだけカタカナ……

性別がメスという理論が唯一通用する幻魔(意味深)
タッグフォースではこのカードを擬人化したかのような少女安田宇里亜(やすだうりあ)(TF6以降「小野宇里亜(おのうりあ)」に改名)が登場しており、このカードを主体としたデッキを使う。
名前の由来は四大天使の一角ウリエルと思われる。
「神の炎」を意味する名前だけに炎属性となったのだろう。


【融合モンスター】

混沌幻魔アーミタイル

☆12/闇属性/悪魔族/ ATK 0 / DEF 0
「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、
EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードの攻撃力は自分ターンの間10000アップする。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。

元々の攻撃力は0だが、自ターンのみ破格の

10000

を誇る。

しかも、戦闘破壊されないのだからやってられない。
だが効果耐性は全く無く、出した瞬間に《強制脱出装置》や《奈落の落とし穴》を使われたりしたら素直に泣くしかない。 
プチモス》の進化形態と比べると、三体のモンスターを並べれば良いのでまだマシとはいえ、素材の一体一体が3枚コストを要求し、しかも種類がバラバラ。

最早出す事が召喚チャレンジの領域で《究極完全態・グレート・モス》の様なネタレベルのモンスターだった。
特に三幻魔を全て並べて特殊召喚は相当難しく、《ファントム・オブ・カオス》と《地獄の暴走召喚》を使ったコンボが比較的現実的と言われていた。
しかし、後述の《次元融合殺》の登場で出しやすさが大幅に改善され、その圧倒的な攻撃力を生かしやすくなっている。

アニメでは、マルタン(ユベル)とヨハン(ユベル)が使用。《次元融合殺》で特殊召喚されるカードだった。
モンスターに10000の戦闘ダメージを与える効果の「全土滅殺 転生波」、
エンドフェイズまでコントロールを相手に移しこのカード以外を全て除外する効果の「虚無幻影羅生悶」を操る。

カードを全て除外する効果は消されてしまったが、後に《混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶》となってOCG化された。


混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶

☆12/闇属性/悪魔族/ ATK 0 / DEF 0
「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「混沌幻魔アーミタイル」として扱う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのコントロールを相手に移す。
(3):このカードのコントロールが移ったターンのエンドフェイズに発動する。
自分フィールドのカードを全て除外する。
その後、このカードの元々の持ち主は自身のEXデッキから「混沌幻魔アーミタイル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。

『PHANTOM RAGE』で登場した闇属性・悪魔族の融合モンスター。
混沌幻魔アーミタイル》がOCG化される際に削除された「虚無幻影羅生悶」の効果を疑似的に再現したカードとなっている。
相変わらず融合素材は重いので、素直に《次元融合殺》で特殊召喚するのが楽であろう。

禁止カードだが、《デビル・フランケン》などの効果で出すこともできる。

幻魔帝トリロジーグ

☆10/闇属性/悪魔族/ATK 4000 / DEF 4000
レベル10モンスター×3
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
このカード以外のモンスターが墓地から自分フィールドに特殊召喚された場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。

そして時は流れて第10期。
漫画版ARC-Vにて、まさかの新たな幻魔爆誕。
その後、『PREMIUM PACK 2019』にてOCG化。
原作で「自身を含めた自分のモンスターが墓地から復活した時、相手モンスターの攻撃力の半分のダメージを与える」だった効果は
「自身の特殊召喚時、または墓地から味方が復活した際に相手モンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを与える」効果に微修正が入った。
「レベル10モンスター×3」と素材指定はやや厳しいものの、
召喚方法・バーンの発動条件が融合召喚に限定されてないので、一度正規手順での召喚に成功すれば蘇生・帰還にも対応しており、《デビル・フランケン》や《幻想召喚師》で直接EXデッキから呼び付ける事も可能と意外と取り回しは良い方である。

しかし、素材として三幻魔を使ってしまうと墓地に落とした幻魔の回収が難しい上に、
混沌幻魔アーミタイル》と違って素材に幻魔を名指ししてないのでサーチ目的でも使えず、《失楽園》で耐性も付けられない為に、肝心の幻魔との相性はあまり良くない。
緊急手段として、墓地に落ちてしまった幻魔を《死魂融合》等で素材にして出す程度か。

幻魔と言う名前を持っている意味が全くない状態であったが《次元融合殺》の登場で意味を持つようになった。
これのみ初出が違う作品で立ち位置が非常に曖昧だったので、一部ではこれで幻魔として認められたとも言われている。


【サポートカード】

サポートカードに長らく恵まれなかった三幻魔だが、ストラクチャーデッキ発売によって大幅に増加している。

【効果モンスター】

暗黒の召喚神

効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
このターン、自分のモンスターは攻撃できない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体を手札に加える。

同じくアニメで登場した幻魔のサポートカード。
自身をリリースしてデッキか手札から幻魔1体を召喚条件を無視して特殊召喚する効果、自身を墓地から除外することで幻魔1体をサーチする効果を持つ。

召喚に必要な消費を1枚に抑えることができ、しかも元々幻魔は蘇生が出来ないため、「召喚条件を無視」する事にあまり問題はない。
そして、このカードによって、元は召喚まで1ターン待たなければならなかった《神炎皇ウリア》も1ターン目から出せるようになった。
また、サーチ能力も幻魔の展開補助をする上で優秀である。

また、下記の《幻魔の殉教者》と組み合わせることで、

このカードをリリースして《降雷皇ハモン》or《神炎皇ウリア》を特殊召喚→《幻魔の殉教者》で幻魔の殉教者トークン3体を呼ぶ→墓地からこのカードを除外して《幻魔皇ラビエル》をサーチ→そのまま《幻魔皇ラビエル》を召喚

とできる。(モンスターゾーンが空いていることが前提だが。)

このカード自身はレベル5とすぐに出すのは難しいだろうが、闇属性・悪魔族という豊富な種族・属性のプールを使って《トランスターン》で呼び出すのがいいだろう。
あるいはサーチ要員と割り切って《ダーク・グレファー》などで落としてしまうのもありかもしれない。
ただしそのターンは攻撃ができなくなるので、安易に使うのは得策ではない。

なお、このカードの他媒体での効果はというと…。


アニメ版
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードをリリースして発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」を自分の墓地から1体ずつ召喚条件を無視して特殊召喚する。
このターン、自分のモンスターは攻撃できない。

……狂ってんのか。
サーチ効果はなく、攻撃の権利を放棄する代わりに3体全てを無条件で特殊召喚するという、アニメの尺短縮用の頭おかしい効果であった。

三幻魔全ての召喚に必要な消費が9から1(このカードの召喚に払うリリースコストを加えても2)に減る上に、
効果を使えば2枚のアドが取れるという鬼畜な効果になっている。

また、アニメ版では三幻魔に蘇生制限がない為、正規召喚の必要もないという点でもこの効果が強力に働いている。

なお、「墓地から」というのはアニメ内での発言からであって、その他の場所からだとどうなるかは不明。


TF版
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードをリリースして発動する。
自分の墓地に存在する「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の
どれか1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は攻撃宣言をする事ができない。

GX放送とほぼ同時期、OCG版を遡ること約10年前相応の調整なので、こちらは微妙に使いづらい。
OCG版同様特殊召喚は1体に減ったが、こちらは「墓地から」である。
こちらは蘇生制限を無視できない為一度正規召喚しないといけないので、使い勝手は落ちる。

それでも幻魔を復活させられるのは強力と言えるだろう。


暗黒の招来神

効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体、またはそのいずれかのカード名が記された、「暗黒の招来神」以外のカード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに攻撃力と守備力が0の悪魔族モンスター1体を召喚できる。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
召喚に成功した時三幻魔及びそのカード名が記されたカードをサーチする誘発効果、攻守0の悪魔族を追加で召喚できる永続効果を持つサポートカード。
三幻魔だけでなく同名以外の三幻魔サポートを持って来れるデッキの潤滑油。
追加召喚効果でサーチした悪魔族を即座に召喚することも可能。

《七精の解門》とセットで出張パーツとして使われ、【ユベル】などに投入されることも多い。


混沌の召喚神

効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体を手札から召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「失楽園」1枚を手札に加える。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
自身をコストとしてリリースして手札から三幻魔を召喚条件を無視して特殊召喚する起動効果、墓地の自身をコストとして除外して《失楽園》をサーチする起動効果を持つ。
重い幻魔もこれ1枚で本来の召喚コストを踏み倒して特殊召喚できる。
これ1枚で流れる様に三幻魔の降臨→2ドロー&幻魔に耐性付加に繋げられるのは大きい。


カオス・コア

効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象に選択された時に発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」をそれぞれ1体まで手札・デッキから墓地へ送り、
墓地へ送った数だけこのカードに幻魔カウンターを置き、このターン自分が受ける戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードの幻魔カウンターを1つ取り除く事ができる。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
効果の対象になった時、あるいは相手がこのモンスターを攻撃対象に選択した場合に、
三幻魔をそれぞれ1枚まで墓地へ送りその枚数だけ自身に幻魔カウンターを置きこのターン受ける戦闘ダメージを0にする誘発即時効果、
戦闘・効果で破壊される場合代わりに幻魔カウンターを取り除く身代わり永続効果を持つ。
墓地に三幻魔を一気に落とせるので《次元融合殺》からの融合幻魔の降臨に繋げられる。
その場合、下級三幻魔サポートをL素材にして出せる《転生炎獣アルミラージ》が使いやすい。


幻魔の召喚神

効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える。
その後、攻撃力と守備力の数値が同じ炎族・雷族・悪魔族のレベル10モンスター1体を手札から召喚条件を無視して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン直接攻撃できない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「次元融合殺」1枚を手札に加える。

『PHANTOM NIGHTMARE』で登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。《混沌幻魔アーミタイル》になる際の余剰パーツから生まれた様な見た目。
自身をコストとしてリリースしてデッキ・墓地から三幻魔を手札に加えてから攻守が同じ炎族・雷族・悪魔族レベル10モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する起動効果、墓地の自身をコストとして除外して《次元融合殺》をサーチする起動効果を持つ。
アニメ版《暗黒の召喚神》の調整版の様な効果を持ち、1体しか出せない代わりに手札を経由するので蘇生制限を満たしてない三幻魔も蘇生可能・デッキからも呼べると爆発力は無くなった代わりに使い勝手が良くなっている。
オマケに場に幻魔を用意した上で《次元融合殺》サーチ出来るのでチェーンされずに《混沌幻魔アーミタイル》を呼べる。
地味に三幻魔以外にも《ユベル》や《ダークネス・ネオスフィア》、《邪神ドレッド・ルート》や《The supremacy SUN》辺りも呼べる。
難点はレベル7の最上級モンスターでありながら自力で特殊召喚する効果がないため、何らかのカード効果で特殊召喚するのが基本になる点。
また、三幻魔を手札に加える事が出来なければリリース自体が出来ないのでデッキ・墓地の幻魔の枚数には注意したい。


【魔法カード】

幻魔の殉教者

通常魔法
(1):このカード以外の自分の手札が2枚以上存在し、
自分フィールドに「神炎皇ウリア」または「降雷皇ハモン」が存在する場合、手札を全て墓地へ送って発動できる。
自分フィールドに「幻魔の殉教者トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)3体を攻撃表示で特殊召喚する。

《神炎皇ウリア》か《降雷皇ハモン》がいる時のみ使える魔法カード。
明らかに《幻魔皇ラビエル》を召喚する事を狙った効果だが、手札に《幻魔皇ラビエル》がいても墓地に送らねばならない。コンマイは何か疑問に思わなかったんだろうか?

今では融合準備をあらかじめ伏せておく事で《幻魔皇ラビエル》の召喚につなげる事は可能。

アニメでは《神炎皇ウリア》と《降雷皇ハモン》両方がいないと発動できなかったが、手札コストは2枚だった。
かなり使いにくいが、《幻魔皇ラビエル》召喚のサポートはちゃんと可能。

そして後に上記の《暗黒の召喚神》がOCG化され、このカードと組み合わせる事で1ターンで2体の幻魔を、上手くいけば3体全ての幻魔を揃えられるようになった。

長年の時を経てこのカードにもようやくちゃんとした意味での採用意義が見えてきた……かも知れない。


失楽園

アニメ・TF版
フィールド魔法
フィールド上に「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の内1体以上が存在している場合、
そのカードのコントローラーは1ターンに1度だけデッキからカードを2枚ドローできる。

アニメで登場したカードで、元々は三幻魔のいずれかがフィールドにいる時、毎ターン《強欲な壺》の効果が使えるというブッ壊れカードであった。
その後、タッグフォースシリーズでも同様の効果で収録。
失楽園(遊戯王)に詳しいが、無限ループによる無限ドローコンボを見せた。
OCG化するとしても弱体化は間違いない……と誰もが予想していたのだが、2016年にOCG化が発表されたコイツは、


OCG版
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分のモンスターゾーンの「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」「混沌幻魔アーミタイル」は相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):自分のモンスターゾーンに「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」「混沌幻魔アーミタイル」のいずれかが存在する場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

なんと至極真っ当なドロー効果制約以外は大幅パワーアップ。
ドロー効果はほぼそのままで、さらにアニメ効果の再現か三幻魔&《混沌幻魔アーミタイル》に効果破壊耐性+対象耐性を付与する防御能力が追加されたのである。

アニメ版のテキストではドローの発動制限がなかったため、セルフバウンスすることで使い回せたことや、
効果にチェーンしてこのカードを破壊されても手札に同名カードがあればそのカードを使って再びドロー効果を使えたことを考えれば、ドロー効果のほうは弱体化したとは言える。
しかし、特に耐性を持たない三幻魔、元々戦闘では破壊されない《混沌幻魔アーミタイル》が効果の対象に取られず、効果では破壊されなくなるこのカードの存在は非常に大きい。

こうなるとまずは《失楽園》を除去するか、《氷結界の龍 トリシューラ》《神風のバリア-エア・フォース》など、「対象を取らない破壊以外の除去」手段で突破するしかなくなる。
《E・HERO プリズマー》や《ファントム・オブ・カオス》でも効果が使えることもあって《混沌幻魔アーミタイル》も出しやすく、使いやすくなったと言えるだろう。


次元融合殺

通常魔法
自分フィールドに「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれかが存在する場合、このカードの発動に対して相手は効果を発動できない。
(1):自分の手札・フィールド・墓地から、「幻魔」融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場した魔法カード。
幻魔カテゴリー待望の融合サポート魔法。
アニメでは、フィールドの三幻魔しか除外できず、《混沌幻魔アーミタイル》専用の特殊召喚する魔法でしかなかったがOCGでは強化されて採用された。
今回OCG化されたこのカードでは《混沌幻魔アーミタイル》に特殊召喚条件が指定されているため、召喚条件を無視するようになり出しやすさが格段に向上した。
また、「幻魔」融合モンスターが指定されるようになっているため、《幻魔帝トリロジーグ》にも対応している。
融合素材はカオス・コアを駆使して墓地へ揃えたい。

追加された戦闘ダメージを0にする効果は《混沌幻魔アーミタイル》が相手ターンの時に攻撃力が0になってしまうため、その補強になる。

また、「融合」と名の付いた通常魔法のため《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果でコピーすることが可能。
尚、「融合」と名の付くカードだが融合召喚を行うカードではない。
名前が良く似た《次元融合》もそうだし。

イラストはアニメに登場した三幻魔+《混沌幻魔アーミタイル》が全員集合したもの。
ストラクのパッケージと同時発売された三幻魔スリーブもこのイラストのものが採用されている。


失楽の霹靂

永続魔法
(1):「降雷皇ハモン」を自身の方法で特殊召喚する場合、自分フィールドの裏側表示の魔法カードを墓地へ送る事もできる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに「降雷皇ハモン」が攻撃表示で存在する場合、相手が発動した魔法・罠カードの効果を無効にできる。
その後、自分フィールドの「降雷皇ハモン」1体を選んで守備表示にする。
(3):自分フィールドの表側表示の「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれかがフィールドから離れた場合に発動する。
このターン、自分が受ける全てのダメージは0になる。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場。
《降雷皇ハモン》の正規召喚の緩和効果と、《降雷皇ハモン》が場にいるときに魔法罠を1度だけ無効に出来る効果と、三幻魔が場が離れた場合にダメージを0にする効果を持つ。
組み合わせる事で《降雷皇ハモン》が「戦闘勝利時に相手に1000バーン、相手の魔法・罠を無効化しながら守備表示となって自身に攻撃を誘導する攻守4000」と言う攻防優れたモンスターへと進化し、使い勝手が向上した。
元ネタはアニメGXにおける《降雷皇ハモン》の攻撃名称。


七精の解門

永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体、
またはそのいずれかのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
自分の墓地から攻撃力と守備力が0の悪魔族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合に発動できる。
自分の墓地から永続魔法カード1枚を選んで手札に加える。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場。
発動処理で幻魔モンスターを手札に加える効果、手札1枚捨てることで攻守0悪魔族を蘇生する効果、レベル10のモンスターが場にいるときに墓地から永続魔法を回収する効果を持っている。
このカードの発動制限は1ターンに1「枚」となっているため、「無効にして破壊」の処理された場合はもう1度発動出来る。
また、このカード自身も永続魔法なため、《降雷皇ハモン》の正規召喚に使うことも出来る。
《暗黒の招来神》とは相性抜群でお互いをサーチし合うことが可能。《暗黒の招来神》がレベル2と言う事も相まって【スプライト】を初めとしたレベル2主体のデッキにセットで出張する事もある。
(2)の効果は墓地からの蘇生だが、コストで捨てたモンスターをそのまま対象に取ることで事実上手札からも特殊召喚が行える。*2
《混沌の召喚神》や《暗黒の招来神》、《暗黒の召喚神》が主な対象だが、意外なところでは《ユベル》とも相性がいい。
《ユベル》は(3)の効果の条件であるレベル10の悪魔族であることも考えるとおそらくGXでユベル(が取り憑いたヘルヨハン)が三幻魔を使った縁による意図的なデザインだろう。

元ネタはおそらくアニメGXで三幻魔を封じていた「七精門」。


幻魔の扉

アニメ版
通常魔法
自分の魂を幻魔に預け発動。
相手フィールド上のモンスターを全て破壊し、
墓地のモンスター1体を特殊召喚する事ができる。(この時召喚条件を無視してもかまわない)
このカードの発動後のデュエルに負けた場合、自分の魂は幻魔のものとなる。

アニメで登場したカードで、効果自体は三幻魔とは全く関係はないものの、発動条件として三幻魔に自分の魂を捧げると言う制約が課されており、発動した決闘に敗北すると三幻魔に魂を奪われるため三幻魔と関わりが深いカードと言える。
自分の魂を捧げるだけあって《サンダー・ボルト》+召喚条件無視の強化版《死者蘇生》と言う破格の性能。また、テキストには墓地からとしか書いてないが実際には「この決闘中に使用したモンスターを墓地以外からも特殊召喚できる」物らしく、《融合解除》で融合デッキ(当時のEXデッキ)に戻ったはずの《サイバー・エンド・ドラゴン》を特殊召喚するシーンもあった。
なお、捧げる魂はアイテムによる誤魔化しが可能であり、作中ではカミューラがvs丸藤了戦にて丸藤翔の魂を捧げてデメリットの踏み倒しと人質作戦を両立させる勝ち確カードとして使用していた。おい、決闘しろよ


TF版
通常魔法
相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、相手の墓地からモンスターを1体選択し、召喚条件を無視して自分フィールド上に特殊召喚する。
発動ターンのエンドフェイズ時、自分のライフポイントは10分の1になる。
タッグフォースシリーズでも収録されたが流石に弱体化。
特殊召喚できるのは相手の墓地のモンスター限定となり、更に魂を捧げると言う部分はエンドフェイズにライフを1/10にする形となった。ライフ8000スタートでも800まで減るためちょっとしたバーンカードで即死する事もあり得る。
それでもやはり禁止クラスのカード2枚を合体させただけあって非常に強力。
OCG化するとしてもここから更に弱体化されるのは間違いない……と誰もが予想していたのだが、2025年に受注生産された『LIMITED PACK GX -オシリスレッド-』にてOCG化が発表されたコイツは、


OCG版
通常魔法
このカード名の効果はデュエル中に1度しか適用できない。
(1):LPを半分払って発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
その後、相手の墓地からモンスター1体を召喚条件を無視して自分フィールドに特殊召喚できる。

まさかのタッグフォース版を制約以外ほぼそのままOCG化。
デュエル中1度の制約がついたもののライフコストが1/10から半分に緩和され、不意のダメージで即死する可能性は激減したため相対的には強化されている。
依然として《サンダー・ボルト》をも超える破格の性能を誇るが、2枚目以降が腐りやすい・妨害を切らせる目的でも使う捲り札として見るとライフコストが重い・墓地からの特殊召喚効果が付随するので《屋敷わらし》や《霊王の波動》などに無効化される、といった現代遊戯王ならではの弱点もあるため今なら適正なカードパワーと判断されたのだろう。
案の定というべきか特に環境を荒らすような事態にはならず、サイドデッキや後攻を得意とするデッキの捲り札としての採用が主になっている。
ちなみに「デュエル中に1度しか適用できない」というテキストのため、《神の宣告》(発動無効)や《屋敷わらし》(効果無効)などに無効化された場合は2枚目を発動できる。

後述する様に《三幻魔の天壊》と言う専用サーチが追加されたため、汎用魔法ではあるが【三幻魔】ならより強く使える様になった。


【罠カード】

覚醒の三幻魔

永続罠
(1):自分フィールドの「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」の種類の数によって以下の効果を得る。
●1種類以上:相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功する度に、
自分はそのモンスターの攻撃力分だけLPを回復する。
●2種類以上:相手フィールドのモンスターが発動した効果は無効化される。
●3種類:相手の墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
(2):自分ターンに1度、自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合に発動できる。
自分の墓地から永続罠カード1枚を選んで手札に加える。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場。
三幻魔の存在している種類によって受ける恩恵が増えるカードで、効果はどれも凶悪無比。
三幻魔を3体とも入れる価値を生んだカードだが、2種類以上幻魔がいる場合は相手の盤面や手札次第ではゲームエンドに持ち込めるため若干オーバーキル気味。
このカード自身も永続罠なため《神炎皇ウリア》の正規召喚に利用可能。

元ネタは恐らくアニメGXの「十代vs影丸」戦で三幻魔がフィールドに揃った場面から。


ハイパーブレイズ

永続罠
(1):「神炎皇ウリア」を自身の方法で特殊召喚する場合、自分フィールドの裏側表示の罠カードを墓地へ送る事もできる。
(2):自分の「神炎皇ウリア」が戦闘を行う攻撃宣言時に1度、手札・デッキから罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このターン、そのモンスターの攻撃力・守備力はお互いのフィールド・墓地の罠カードの数×1000になる。
(3):1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体を自分の墓地から選び、手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。

『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』で登場。
《神炎皇ウリア》の正規召喚の緩和効果、《神炎皇ウリア》の打点上昇効果、手札1枚捨てることで三幻魔を手札に加えるか、墓地から蘇生する効果を持っている。
蘇生制限は無視しないためその場合は手札に加えることになる。
元ネタはアニメGXにおける《神炎皇ウリア》の攻撃名称。


【リメイク】

2026年4月「CHAOS ORIGINS」にて、三幻魔のリメイクが追加されると共にカテゴリ化された。

メインデッキの特殊召喚モンスターは全てレベル10で、以下の共通するテキストを持つ。
このカードは通常召喚できず、「三幻魔」カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから(特定のカテゴリカード)を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。

サーチ先はリメイク元の召喚条件で要求されていたカードの種類と合致する。
自身を特殊召喚する効果や召喚条件を持たない特殊召喚モンスターである為、手札やデッキから直接墓地へ送られていた・除外されていたとしても「三幻魔」カードの効果によるものであれば特殊召喚できるといった特徴を持つ。


無窮の三幻魔-幻魔皇ラビエル

☆10/闇属性/悪魔族/ATK 4000 / DEF 4000
このカードは通常召喚できず、「三幻魔」カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「無窮の三幻魔-幻魔皇ラビエル」以外の「三幻魔」モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):自分・相手ターンに1度、自分フィールドの他の「三幻魔」モンスター2体をリリースして発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊し、このカードの攻撃力は破壊した数×1000アップする。

『CHAOS ORIGINS』で登場した三幻魔の名を冠した《幻魔皇ラビエル》のリメイクカード。
カード名の「無窮」についてはアニメGXにおいて影丸が三幻魔の力でデュエルモンスターズの力を吸収して永遠の命を手に入れようとしたことを意識したものか。
三幻魔カードの効果でのみ特殊召喚できる召喚制限、手札の自身を公開する事で三幻魔モンスター1体をサーチし手札を1枚捨てる起動効果、フリーチェーンで他の三幻魔2体をリリースする事で相手モンスターを全て破壊しその数×1000自己強化する誘発即時効果を持つ。
他2体のレベル10三幻魔(カテゴリ)はオリジナルがOCG化の際に削除または弱体化された要素を再現した効果を持たされている。
《幻魔皇ラビエル》はOCG化の際にトークン生成のトリガーが特殊召喚に反応しない弱体化を受けており、他2体に倣えばその再現になりそうなものだが、このカードは逆にその効果を完全に削除している。
代わりにオリジナルの参照元である《オベリスクの巨神兵》を意識したかのようなリリースコストによる全体除去効果を持たされている。
第13期時点では、回数制限の無いトークン生成は悪用法やループ手段が多く、警戒されたためであろうか。


罪禍の三幻魔-降雷皇ハモン

☆10/光属性/雷族/ ATK 4000 / DEF 4000
このカードは通常召喚できず、「三幻魔」カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「三幻魔」魔法カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):1ターンに1度、モンスターが相手の墓地へ送られた場合に発動する。
相手に1000ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このターン、自分が受ける全てのダメージは0になる。
『CHAOS ORIGINS』で登場した三幻魔の名を冠した《降雷皇ハモン》のリメイクカード。
カード名の「罪禍」は「罪やそれが原因で引き起こされる災い」を意味する。オリジナルの効果名の「地獄の贖罪」から取られたものだろう。
三幻魔カードの効果でのみ特殊召喚できる召喚制限、手札の自身を公開する事で三幻魔魔法カード1枚をサーチし手札を1枚捨てる起動効果、モンスターが相手の墓地へ送られた場合1000バーンを行う誘発効果、自身が破壊された場合このターン中受ける全ダメージを0にする誘発効果を持つ。
(3)の効果は、アニメ初登場時の《降雷皇ハモン》にあったものとほぼ同じで、OCG化の際に削除されたあちらに対し、リメイク版のこちらは攻撃表示で破壊されても発動可能なように強化された。


劫火の三幻魔-神炎皇ウリア

特殊召喚・効果モンスター
☆10/炎属性/炎族/ ATK 0 / DEF 0
このカードは通常召喚できず、「三幻魔」カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「三幻魔」罠カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、お互いの墓地の罠カードの数×1000アップする。
(3):自分・相手ターンに1度、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる
(この発動に対してお互いは効果を発動できない)。
そのカードを破壊する。

『CHAOS ORIGINS』で登場した三幻魔の名を冠した《神炎皇ウリア》のリメイクカード。
カード名の「劫火」はオリジナルが炎属性・炎族であることやアニメGX登場時の演出に炎と絡めたものが多かったことが由来だろう。
三幻魔カードの効果でのみ特殊召喚できる召喚制限、手札の自身を公開する事で三幻魔罠カード1枚をサーチし手札を1枚捨てる起動効果、お互いの墓地の罠カードの数×1000自己強化する永続効果、フリーチェーンで魔法・罠カード1枚を破壊する誘発即時効果を持つ。
リメイク前はOCG化の際に参照先が永続罠のみに狭められたが、リメイク版のこちらは逆に相手墓地まで参照するように範囲が拡張されており、時の経過におけるインフレを感じさせる。
あるいは、オリジナルのサポートカードの《ハイパーブレイズ》の(2)を意識した物とも考えられる。
特殊召喚成功時に(3)の効果を発動することで、相手の召喚反応型やフリーチェーン効果を封じて除去が行える。
これは、マスタールール2移行以前に《神炎皇ウリア》が行っていた、優先権を行使しての起動効果により《奈落の落とし穴》等を封じつつ除去する動きの再現であろう。


混沌の三幻魔

☆10/闇属性/悪魔族/ATK 5000 / DEF 5000
通常召喚できないレベル10モンスター×3
「混沌の三幻魔」は1ターンに1度、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記のカードを墓地へ送った場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):フィールドのこのカードは1ターンに2度まで効果では破壊されない。
(2):自分・相手ターンに3度まで、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、その攻撃力の半分だけ自分のLPを回復できる。

『CHAOS ORIGINS』にて登場した《神炎皇ウリア》・《降雷皇ハモン》・《幻魔皇ラビエル》の並んだだけ融合モンスター。
カード名は『ストラクチャーデッキ-混沌の三幻魔-』から取られ、《混沌幻魔アーミタイル》を意識したモンスターだと思われる。
カード名に「混沌」と「幻魔」を含み、カードの種類・種族・属性が一致しており、ステータスはあちらの自己強化を半分にして攻守に振り分けたものとなっている。
8体目となる元々の攻守5000のモンスター。なお、レベル10の融合モンスターの攻撃力としては約19年ぶりに《レインボー・ネオス》の4500を更新した。

融合召喚方法は共通する要素が多い《幻魔帝トリロジーグ》と同じだが、こちらは融合素材が特殊召喚モンスターに限定されており、《幻想召喚師》等も使えないため、あちらに比べて出せるデッキは少ない。
基本的には幻魔に属する点を活かし、サポートカードを共有できる三幻魔(カテゴリ)または三幻魔(シリーズ)を素材に用いることになるだろう。
自身が蘇生できない上に2枚目以降の同名カードの融合素材にもなれるので、積極的に墓地融合の融合素材として使ってもいい。

相手フィールドの条件が満たされているのならば、《多層融合》を用いてエクストラデッキのモンスターのみでの融合召喚も可能。
元々の攻撃力0または?のものを使えばライフロスも発生しない。
高いステータスと汎用性の高い効果故に、エクストラデッキを使わないデッキに隠し味として仕込んでおくのも一興だろうか。

1ターンに1度しか出せないが、相手ターンに《三幻魔合殺》を使うことで複数体並べるのも狙える。
相手ターンに出すこと前提なら《チェーン・マテリアル》を使うのも手で、あちらの自壊のデメリットは(1)で補える。

通常の融合召喚以外にもフィールドの融合素材を墓地へ送る形でも特殊召喚できる。
守備表示で出した場合など、攻撃できない状況であればこの方法による特殊召喚も一考に値する。
この場合ランク10のエクシーズ召喚との使い分けも重要になる。


【サポートカード】

三幻魔の殉教者

効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「三幻魔」フィールド魔法・永続魔法・永続罠カード1枚を自分フィールドに表側表示で置く。
(2):自分フィールドに他の「三幻魔」モンスターが存在する場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「三幻魔の殉教者」2体を特殊召喚する。
(3):相手エンドフェイズに、自分の墓地にこのカードとレベル10の「三幻魔」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札に加える。

『CHAOS ORIGINS』で登場した《幻魔の殉教者》のリメイクカード。
手札を墓地へ送る必要がなくなったことで、幻魔ごと殉教してしまっていたあちらと異なり、こちらは《幻魔皇ラビエル》の特殊召喚補助が行えるようになった。
召喚・特殊召喚に成功した場合にデッキから三幻魔永続魔法・永続罠・フィールド魔法を表側表示で置く誘発効果、他の三幻魔モンスターが存在する場合に手札・デッキ・墓地から同名カード2体を特殊召喚する起動効果、相手エンドフェイズに自分墓地に自身とレベル10の三幻魔モンスターが存在する場合に自己サルベージする誘発効果を持つ。
三幻魔のカードアドバンテージを稼ぐ要と言えるカードであり、上記の(1)→(2)と繋げる動きができれば、レベル10三幻魔+このカード3枚+2枚ドローを縛り無しで稼ぐことができる。
三幻魔はもちろん、闇属性・悪魔族・攻守0とステータス面も優秀で《ナイトメア・スローン》・《ピリ・レイスの地図》などのサーチにも対応しているので初動として使いやすい。
逆に言うとこのカードが三幻魔のマストカウンターになりがちな点には注意が必要。


三幻魔の操世者

効果モンスター
星8/光属性/雷族/攻2300/守3000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の手札を1枚選んで捨て、手札からレベル8以外の「三幻魔」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):手札を1枚捨てて発動できる。
捨てたカードを除く、レベル8以外の「三幻魔」モンスター1体を自分の手札・墓地から守備表示で特殊召喚する。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地からレベル8以外の「三幻魔」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。

『CHAOS ORIGINS』で登場した《創世者》のリメイクカード。
手札のこのカードを公開し手札を1枚捨て、手札のレベル8以外の三幻魔を特殊召喚する起動効果、手札を1枚捨てる事で、そのカード及びレベル8以外の三幻魔を手札・墓地から特殊召喚する起動効果、墓地の自身を除外してレベル8以外の三幻魔を蘇生する起動効果を持つ。
効果は(1)(2)(3)の3つあるが、すべて「レベル8以外(事実上同名カード以外)の三幻魔を守備表示で特殊召喚する」というものである。
基本的な運用としては、手札で(1)を発動してその際に自身を捨て、その後(3)を発動する、という立ち回りとなる。
【三幻魔】では多くのカードが手札交換の形でサーチを行うため、その際に捨てることができなくとも、どこかで捨てることさえできれば(3)に繋げることは難しくない。
一度に2枚を捨てることのできる《三幻魔解放》であれば蘇生先と共に墓地へ送る事ができる。

(2)だけはこのカード単独ではどうにもならないが、《三幻魔の失楽園》を使うことで特殊召喚できる。
あちらは手札・デッキ・墓地に加え、除外状態から帰還させることもできるので、(1)->(3)の順で使用後、帰還させたこのカードで(2)を使うようにすると自然な立ち回りとなるだろう。

ただし《三幻魔の失楽園》と違い、特殊召喚は守備表示に限られる。
4000前後の攻撃力を持つ三幻魔を攻撃に参加させられないのは運用する上で少なからず付き纏うデメリットとなりうるので、素材として運用できる算段はつけておきたい。
レベル10が多いため、カテゴリ外のランク10エクシーズモンスターなどを採用しておくと負担が少なく済む。

アニメGXにおける「十代vs影丸」戦で《幻魔の殉教者》の手札コストとして使用されており、三幻魔のサポートカードとなったのはその縁からだろう。
登場時期の近い《神鳴り》を《罪禍の三幻魔-降雷皇ハモン》と共有できる雷族という点も、構築上の利点として抜擢された理由だろうか。
元のカードは「創世」だが、こちらは「操世」である。
影丸は三幻魔を用いてデュエルモンスターズの力を吸収し、永遠の命を手に入れた後に世界を支配する思惑であった。その様な背景設定を踏まえ、「世界を操る」という意味合いでこちらの漢字をあてたのだろう。


三幻魔解放

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキからカード名が異なる「三幻魔」モンスター3体を手札に加える。
その後、自分の手札を2枚選んで捨てる。
(2):このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外して発動できる。
通常召喚できないレベル10の炎族・雷族・悪魔族モンスター1体をデッキから手札に加える。

カード名の異なる三幻魔モンスター3体をサーチし、その後手札2枚を捨てる効果、墓地の自身を除外してレベル10の炎族・雷族・悪魔族特殊召喚モンスターをサーチする効果を持つ。

3:3交換なのでアドバンテージにはならないが、不要な手札を処理しつつ欲しい三幻魔を確保できる。
《無窮の三幻魔-幻魔皇ラビエル》は筆頭で、あちらがコンボに起点となるので重要性が高い。
このカード自体も《罪禍の三幻魔-降雷皇ハモン》でサーチでき、その《罪禍の三幻魔-降雷皇ハモン》も《神鳴り》でサーチできるため、アクセス手段は非常に多い。
また、《三幻魔の操世者》と共にサーチした三幻魔を墓地へ送る事で、《三幻魔の操世者》の(3)の特殊召喚を即座に行える。

(2)はレベル10の炎族・雷族・悪魔族特殊召喚モンスターのサーチ。
範囲は狭いため、主にレベル10の三幻魔をサーチする事になる。
墓地へ送られたターンに発動できないのでタイムラグが目立ち、自分ターンに用意した盤面を崩された時の切り替えしとしての運用となるか。

このカード1枚から召喚権を使わず、手札を減らすことなく《無窮の三幻魔-幻魔皇ラビエル》を含むレベル10三幻魔3体を並べられる

元ネタはアニメ版の三幻魔(シリーズ)を意図したものと思われる。
アニメ版では効果モンスターのカード枠(オレンジ~赤茶色)を無視した体色と同じ色で描かれており、《幻魔皇ラビエル》は青・《降雷皇ハモン》は黄で、この残り2枚と同じ色である。


三幻魔の失楽園

フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに3度まで、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の自分の手札・フィールド(表側表示)の同じ種類(モンスター・魔法・罠)のカード3枚を墓地へ送る。
その後、自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「三幻魔」モンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは、相手が発動した魔法・罠カードの効果を受けない。
(2):自分フィールドに元々のレベルが10の「三幻魔」モンスターが存在する場合に発動できる。
自分は2枚ドローする。

《失楽園》のリメイクカード。
1ターンに3度まで手札・フィールドの表側表示の同じ種類(モンスター・魔法・罠)のカード3枚を墓地へ送る事で、手札・デッキ・墓地・除外状態の三幻魔1体を相手が発動した魔法・罠カードの効果を受けない状態で特殊召喚する効果、自分フィールドに元々のレベルが10の三幻魔が存在する場合2枚ドローする効果を持つ。
リメイク元とは違い、手札限定だが通常魔法や通常罠も(1)のコストにできる。
アニメにおける三幻魔(シリーズ)が初登場した際は、通常魔法や通常罠もコストにできたのでその再現であるが、アニメとは逆で、セットされた通常魔法や通常罠をコストにはできない点は注意。
とはいえ、アニメでの動きは魔法か罠を宣言してカードをセット→それらをコストに三幻魔(シリーズ)を特殊召喚という流れだったので、宣言の手順を省略したと考えればおおよその動きは再現できる。

元ネタは《失楽園》の周囲にアニメGXで三幻魔を封印していた石柱「七精門」が描かれている。


三幻魔の霹靂

永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「三幻魔の霹靂」2枚を自分フィールドに表側表示で置く。
その後、手札のレベル10の「三幻魔」モンスター1体を相手に見せる事ができる。
見せた場合、さらにデッキから「三幻魔の失楽園」1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが墓地に存在する場合、相手エンドフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。

《失楽の霹靂》のリメイクカード。
手札・デッキ・墓地から同名カード2枚を表側表示で置き、更に手札のレベル10三幻魔モンスター1体を公開する事で《三幻魔の失楽園》を置く効果、相手エンドフェイズに自己サルベージする効果を持つ。
公開する三幻魔としては、このカード(またはこのカードを置ける《三幻魔の殉教者》)をサーチできる《罪禍の三幻魔-降雷皇ハモン》・《無窮の三幻魔-幻魔皇ラビエル》が適するが、他にいれば勿論そちらでも良い。
《三幻魔の失楽園》を置けばすぐに揃えた同名カード3枚を用いてあちらの三幻魔の特殊召喚効果を使用できる。
置いた同名カード3枚の使い方としては他にも《降雷皇ハモン》の特殊召喚を狙っても良いだろう。

変わった所では同名カード3枚揃えられることに着目し、《地縛神 Wiraqocha Rasca》と組み合わせて、合計3枚ハンデスを狙ってみるのも面白い。
別途、手札のレベル10三幻魔モンスター1体こそ必要になるものの、地縛神共通の自壊を防げるフィールド魔法も即座に用意できるため、二重の意味でも相性が良い。

元ネタはアニメGXのOPにおける《降雷皇ハモン》の登場シーンで荒れる海が凍りつき、形成された氷の塊を砕いて内側から登場する演出であった。効果はヨハン(ユベル)が使用した永続魔法《トライアングル・フォース》を意識しているものと思われる。


三幻魔の天壊

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の「三幻魔」モンスターの効果の発動にチェーンして、
相手が効果を発動した時に発動できる。
その相手の効果を無効にする。
●手札のレベル10の「三幻魔」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
自分の手札を1枚選んで捨て、デッキから「幻魔の扉」1枚を手札に加える。
●自分の墓地・除外状態の「三幻魔」罠カード3枚をデッキに戻し、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

『BEYOND THE BRAVE』にて登場した追加新規。
三幻魔モンスターにチェーンした相手の効果を無効にするか、手札のレベル10三幻魔モンスターを見せつつ手札を1枚捨てて《幻魔の扉》をサーチするか、墓地・除外ゾーンの三幻魔罠カード3枚をデッキに戻して相手の場のカード1枚を破壊するか選べる速攻魔法。
特に相手の手札誘発などの妨害から初動を守れる1つ目の効果が非常に優秀。先攻は勿論、後攻でも相手の妨害を透かして確実に初動を通して展開を進められる。
後攻なら《幻魔の扉》をサーチできる2つ目の効果も非常に優秀。初動が十分にあるならこちらで《幻魔の扉》をちらつかせて妨害を消費させると言う使い方もできる。
3つ目の効果はフリーチェーンの除去と悪くはないのだが、三幻魔罠カードを3枚要求するのが重い。後述する《三幻魔の神淵》を採用してるなら狙いやすいものの、他2つと比べると物足りないのは否めない。

モチーフは十代に敗れたカミューラが《幻魔の扉》の制約で幻魔に魂を奪われるシーン。アニメではどの幻魔が奪ったのか不明だったが、このカードではラビエルの腕が扉から出てきている。カード名の「天壊」もラビエルの攻撃名である「天界蹂躙拳」が由来か。


三幻魔合殺

通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地から「三幻魔」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
その後、自分フィールドに元々のレベルが10の「三幻魔」モンスターが2体以上存在する場合、
相手フィールドの表側表示カード1枚の効果を無効にし破壊できる。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、「幻魔」融合モンスター1体を融合召喚する。

《次元融合殺》のリメイクカード。
手札・墓地から三幻魔1体を守備表示で特殊召喚し、更にレベル10の三幻魔が2体以上存在する場合相手表側表示カード1枚の効果を無効にして破壊する効果、墓地の自身を除外する事で手札・フィールドのモンスターを融合素材に幻魔を融合召喚する効果を持つ。
あちらと異なり《混沌幻魔アーミタイル》には対応していない。
《混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶》ならば融合召喚できるため、そちらを経由して、《混沌幻魔アーミタイル》につなげることはできる。

元ネタはアニメGXの「十代vs影丸」戦で《神炎皇ウリア》が初登場した際の攻防だろう。


三幻魔の神淵

永続罠
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「三幻魔の神淵」2枚を自分フィールドに表側表示で置く。
(2):このカードを含む自分フィールドの表側表示の「三幻魔の神淵」3枚を墓地へ送り、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、相手エンドフェイズに発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻す。

手札・デッキ・墓地から同名カード2枚を表側表示で置く効果、自身を含むフィールドの同名カード3枚を墓地へ送る事で相手モンスター1体を裏側守備表示にする効果、相手エンドフェイズに墓地の自身をデッキボトムに戻す効果を持つ。

基本的に必ず3枚採用しないといけないという点は同じ三幻魔サポートカードの《三幻魔の殉教者》・《三幻魔の霹靂》と共通する。
しかしそれらと比べ罠カードで遅く、主要な役割である《三幻魔の失楽園》のコストとして見ると上2種と比べかなり使いづらいのがネック。
《三幻魔の殉教者》で置けば遅さがなくなるものの、その使い方でも《三幻魔の失楽園》をついでに用意できる《三幻魔の霹靂》の方が有用になりやすい。
こちらならではの利点として、《三幻魔合殺》などで《三幻魔の殉教者》を相手ターンに出して追加の妨害として使う手はある。

とはいえ、無理に《三幻魔の霹靂》との差別化を考えるより、《三幻魔の霹靂》と《三幻魔の殉教者》と共に使うカードと割りきった方が良い。
《三幻魔の霹靂》と《三幻魔の殉教者》は3積み必須のカードであり、《罪禍の三幻魔-降雷皇ハモン》からサーチでき、そちらをサーチできる《無窮の三幻魔-幻魔皇ラビエル》・《神鳴り》・《三幻魔解放》とサーチ手段が豊富なので、両者が揃う状況は頻繁に起こり得、その際にはこのカードは上振れ札として機能する。
その他、《三幻魔の霹靂》から《三幻魔の失楽園》を通じて《三幻魔の殉教者》を出し、このカードを置くという使い方も可能。

イラストでは、《失楽園》を背景に《神炎皇ウリア》の影とショックを受けながらそれに相対する《ハネクリボー》が描かれおり、元ネタとしてはアニメGXの「十代vs影丸」戦では、イラストに描かれた《神炎皇ウリア》と《ハネクリボー》が戦闘を行っている。
ただ、この戦闘では《クリボーを呼ぶ笛》で特殊召喚された《ハネクリボー》が即座に《神炎皇ウリア》の攻撃を受け止めて戦闘破壊されるというやり取りに留まり、イラストのようなシーンは描かれなかった。


追記・修正は《混沌幻魔アーミタイル》を正規手段で召喚してからお願いします。

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最終更新:2026年07月31日 14:54

*1 一応原作でも不死鳥形態で特殊召喚されたラーがオシリスの攻撃を防ぐシーンがあるが、他の2神と比べると印象が薄い。

*2 発動時点で墓地に対象が存在しないとコストを払うこと自体が出来ないので最低一枚は墓地に蘇生対象を用意する必要はあるが。