居合術

登録日:2018/06/14 Thu 16:04:28
更新日:2023/12/28 Thu 15:44:27
所要時間:約 19 分で読めます




居合術とは、古武術の一種。
を納めた状態から即座に相手を斬りつける」という技である。
「抜刀術」とも呼ばれる。

概要

「居合」とは、「居ながらにして合わせる」、つまり相手の攻撃に対して後手に回った場合の迎撃術のことを指す。
本来は「座ったままの所作全て」を指すのだが、現在はほぼ抜刀術に限定された用法となっている。

最大の特徴は「抜く」と「斬る」の二つの動作を完全に一体化させていること。
鞘から滑らせながら抜き放つ動作をそのまま斬りつける動きに転じさせ、相手を攻撃する。
通常ならば2ステップかかるこの動作をまとめることで、後手に回りながらも対応することを可能としている。
特に近距離戦では小回りがきく分使い勝手のいい短刀に、鞘に納めた長刀で対処する、という場面で有効。

なお、これらの特徴からもわかるように基本的に居合術は 不意打ちによる護身・暗殺 が主目的であり、タイマンでの斬り合いには全く向いていない。
鞘を斬ってしまわないように峰を押しあてるようにして刀身を抜く必要もあるが、どうやったって普通に振るよりは減速する。
そのため、敢えてわざわざ納刀してまで居合いに拘る意味は無い。
そもそも動きを見ればわかるように、居合術で刀を振るう手は片手だけであり、これでは両手を使って攻撃してくる相手にはどうしても力負けするのである。
また、フィクションでは「斬りつけると同時に瞬時に刀を納め、攻撃する度に抜刀する」という動きを見せることが多いが、本来の居合術は「抜いたら抜きっぱなし」である。
どちらかというと、「どれだけ瞬時に戦闘態勢に移れるか」ということに重点が置かれていると言っても良い。
いわば西部劇のガンマンの早撃ち勝負に近いかもしれない。

また、他の利点として「体で完全に刀が隠れてしまうため、太刀筋が非常に読みにくい」というものもある。
比較的リアル寄りの作品においては、この初動を見切り難いという長所によって独自の居合術の優位性を唱える傾向が見られる。

現在でも古武道の流派の中には居合術を学べるものも少なくない。

主な居合術(抜刀術)の使い手

座頭市

諸国を旅し悪人と戦う侠客。そして神速の居合使い。
時代劇における居合の使い手の中でもトップクラスに有名な人。
盲目だが、その仕込み杖による一瞬の剣戟はあらゆる悪を切り捨てる。

桑畑三十郎/椿三十郎(用心棒/椿三十郎)

髭面の風来坊で剣の達人。流派(というか参考技術)は弧刀影裡流とも香取神道流とも言われる。
古いとはいえフィルムがぶれるほどの抜きから敵を斬る。
特に『椿三十郎』ラストの逆抜きは必見。

緋村剣心(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)

ご存知「不殺」の流浪人で、別名「人斬り抜刀斎」。
ジャンプ漫画における抜刀術の使い手として、多くのキャラクターに影響を与えた。
鞘走りによる加速という、まず有り得ない概念を提唱しているが、それを読者に信じ込ませる説得力は一読の価値がある。
「超スピードによる神速の抜刀術」というイメージを確立した人物と言っても過言ではないだろう。

石川五ェ門(ルパン三世)

居合というよりは斬鉄剣のイメージの方が強いが、彼もまた居合の使い手である。
「居合術=めっちゃ強い」という印象を作ったキャラクターかもしれない。

火乃香(ザ・サード)

荒廃した遠未来を生きる「何でも屋」の少女で、育ての親譲りの抜刀術を振るう「刀使い(ソード・ダンサー)」。
その内実は自らの特殊能力によって集約させた「気」の分かりやすい行使&制御法であり、カタナに「気」を載せることで超強力な特殊合金をも斬り、極限集中状態では形のない負の思念やナノマシンネットワークすら一刀両断した。

おむすびまん(それいけ!アンパンマン)

主に杖を使って戦う渡世人風キャラだが、エピソードによっては仕込み杖になっていたことも。
五ェ門レベルの超スピードの剣技だが、恐らくは幼児向けアニメでを振り回すのが好ましくないために設定変更されたと思われる。

明智光秀(戦国無双)

シリーズ通して長刀による居合で戦うスピードキャラとなっている。

周泰(真・三國無双)

シリーズ通して日本刀っぽい「孤月」(例外あり)による居合で戦う以下同文。

上杉謙信(戦国BASARA)

「神速聖将」。抜き放ちすら見えないすさまじいスピードで刀を振るう。

石田三成(戦国BASARA)

「君子殉凶」。上記のけんしんさまに並ぶ抜刀術の使い手。
ゲーム的にも特定の攻撃後に納刀モーションがあり、納刀終了時に追加ダメージを発生させることができる。
よくある「納刀の瞬間に敵が倒れる」をプレイヤーの手で行えるため決まると非常にカッコいい。

宇練銀閣(刀語)

「斬刀・鈍」を振るう剣士。超速の抜刀術「零閃」の使い手。
刀に血が付けば付くほど抜刀のスピードが増すという恐るべき特性により、彼の先祖「金閣」は千人斬りを達成している。

大剣(モンスターハンター)

抜刀術の使い手と言えばスピードキャラが多い中、異色のパワータイプの抜刀術武器。
「移動速度は遅いが、納刀速度は速い」「抜刀溜め斬りの威力が非常に高い」という特性から、「抜刀攻撃の会心率が上がるスキル『抜刀術』を付け、抜刀溜め斬り→回避→納刀を繰り返す」というのが多くの作品における大剣のセオリーとなっている。
結果的にモンハンの大剣はコンパクトに攻撃を行っては納刀状態で走りながら立ち回るヒットアンドアウェイのプレイスタイルとなるので、鈍重そうなイメージに反して実は全武器中屈指の スピードタイプ である。

太刀(モンスターハンター)

日本刀のような武器であるため如何にも居合術ができそうであるが、実はWorldまでそのような攻撃は一切無かった。
アイスボーンでは「居合抜刀斬り」「居合抜刀斬刃斬り」という二種類のカウンター攻撃が追加され、大剣も真っ青な居合武器へと変貌している。

龍書文(バキシリーズ)

中国大擂台賽編に登場した、「凶人」と呼ばれる台湾の武闘家。
居合術使いなのに 刀を一切使わない という異色のキャラ。
常にハンドポケットの体勢から居合いによる超高速の手刀・貫手で攻撃する。
素手ながらもその威力は凄まじく、作中屈指の丈夫さを誇るビスケット・オリバに深手を負わせて追い詰めた。

伊烏義阿(刃鳴散らす)

剣以外の道を捨てた外道な主人公武田赤音に復讐せんとする男。変幻自在かつ神速の居合術を行う。
剣客として最強レベルの主人公でさえも、伊烏義阿が先に抜いたら後手からの対処は不可能に近いと認識している程の居合いの使い手。
しかも、ただでさえ強いのに鍛錬を重ねた結果、先手を取ろうとする相手をも軽々と倒せる魔剣昼の月に開眼、更に無敵に近くなった。
鍛錬の果てに窮地で開眼した武田赤音の魔剣鍔眼返しですらも勝負は紙一重の差で、勝敗を分けたのは邪念が入っていたかどうかぐらいであった。

バージル(デビルメイクライ)

主人公ダンテの兄でありダンテの宿敵。
モーションが一々恰好良い超スタイリッシュな抜刀術を使う鬼いちゃん。
神速の居合いで遠距離の空間を切り裂いたりもお手の物。
4SEのブラッディパレスにおいては他キャラと比べて異常な速度で全101階層を制覇出来る程に攻撃特化。
通常時は鞘を手に持つが、魔人化後は鞘が腕と一体化するので両手で振るう様になるとモーションが中々に細かい。

サムエル・ホドリゲス(METAL GEAR RISING REVENGEANCE)

日本人移民が伝承した柳生新陰流を独自進化させたブラジリアン剣術、『ホドリゲス新陰流』の継承者で、戦国期に鍛造された名刀ムラサマをベースにした高周波ブレードを使う
これだけ見ると何かのギャグキャラにしか見えないが、実態はシリアスキャラかつ屈指の強敵。
サイボーグ技術が無い時代に置いて、刀一本で突撃銃で武装した10人以上のマフィアを切り伏せる伝説を作った男。
作中でも完全生身(パワードスーツは着てるが)の状態で脳以外機械化したサイボーグ達とやり合える化け物。
居合術も度肝を抜くやり方で、火薬の力で刀を異常な速度で射出する機構を鞘に備え付けており、それにより神速の抜刀を行える。

神裂火織(とある魔術の禁書目録)

世界に20人もいない「聖人」の1人で、2m程の長大な刀で居合術を行う女魔術師。
日本に伝来し独自発達した宗教で研鑽された剣術や術式構成の集大成、肉体の超強化からの居合術『唯閃』を使う。
十字教、仏教、神道三つの術式の相互補完(例えるとグーしか出せない相手にはパーを出せば必勝出来る、つまりじゃんけん理論)により完全な破壊力を生み出しており、
相手が適切な術式により防御を行うか、必殺の概念がある武器以外での防御は不可能。
これにより 並の聖人 の中で神裂火織は近接格闘系聖人の頂点に位置している。

なお、実は彼女本人は居合術が得意では無かったりする上に唯閃で行うのは居合じゃなくても良かったりする。
彼女が居合術を選んでいるのは短期決戦の為。唯閃の術式に一切の遊びは無く、更に手を入れると全体が崩壊するぐらいに練り上げられた結晶であるので、使用中は体に極度の負担がかかるためである。

雷泥・ザ・ブレード(トライガン・マキシマム)

「次元斬一刀流」の使い手。SF西部劇世界に置いて、テンプレ浪人侍な恰好をした男。
現代を遥かに超える威力の銃器が物を言わせる作中で剣一本で並み居る敵を切り倒してきた剣鬼。
高硬度のサイボーグをも両断できる剣の腕かつ、車輪が球状のローラーブレードによる超高速の横移動で銃撃を回避する達人。
螺旋軌道を描く超高速移動から標的に接近しての居合術――奥義『二重星雲』を使用する。
なお「次元斬一刀流」に開眼したのは雷泥の幼少時、漂着した宇宙船に遺されたデータから地球の剣術を学んで編み出した模様、つまりほぼ独学。

湊斗景明(装甲悪鬼村正)

悪鬼スマイルが素敵な暗黒星人。吉野御流合戦礼法の使い手。
村正着用時には陰義の磁力操作と吉野御流の合成技である電磁抜刀術を必殺技に使う。
鞘と刀身の磁気反発を使う超高速の居合術であるこの抜刀はガチで光速らしい。
終いには右腕部以外の装甲全てをとして自分自身を 射出 する方法も行う。

トシロー・カシマ(Vermilion ‐Bind of Blood‐)

電磁抜刀その2。景明さんと被りすぎとか言わない。
血液が磁界を帯びる賜力(ギフト)絶戒闇手(ミッドナイト・ブルー)の応用技、磁極反転(リバース)で同田貫を加速させた居合を放つ。
奥の手に自らに刀を突き刺して磁性干渉を強化した逆手抜きの戮刀(スレイヤー)がある。

東堂刀華(落第騎士の英雄譚)

電磁抜刀その3。破軍学園生徒会会長の眼鏡娘。
固有霊装(デバイス)を刀の「鳴神」とし、特徴的な伐刀絶技(ノウブルアーツ)は能力の電磁操作と抜刀術を組み合わせた鳴神による居合「雷切」。

刀藤綺凛(学戦都市アスタリスク)

星導館学園中等部に通うロリ巨乳後輩っ娘も、「刀藤流抜刀術」という戦闘術の使い手。
愛用する真剣「千羽切」から繰り出す居合いは鋭い切れ味を持っており、「疾風刃雷」という二つ名を持っている。
影使い・ウェルナー戦では一瞬の間合いで踏み込む「折り羽」を繰り出し撃退。囚われの身となっていたユリスのロリ侍女・ソフィアの救出に成功している。

桂言葉(School Days/Summer Days)

「中に誰も居ませんよ」
SummerDaysにおいて居合術を披露している、その技量は葉から落ちる水滴を両断する凄腕。
まあ、の方が印象に残るんだけどね!

ポケモン

ノーマルタイプの攻撃技「いあいぎり」。初代から登場する伝統的なひでん技。
細い木を切って先に進むという重要な役割を持っており、この技を覚えることで行動範囲はグッと広がる。
爪や鎌を持っているポケモン及び大抵のくさタイプなら大体誰でも覚えられるため、習得者に困ることはまずない。
……が、強そうな名前に反して 攻撃技としての性能は全体から見てもかなり低い。 はっきり言って対人戦はおろかシナリオ攻略でも役立たずなレベル。
なんと 基本技である「たいあたり」や「ひっかく」よりもちょっと威力が高いだけ 。いくら序盤で手に入るひでんマシンといえどあんまりな性能である。
特に第5・6世代ではたいあたりの威力が50だったので 命中率含めてたいあたりの下位互換 という有様だった。
追加効果も一切なく、似たような名前の「きりさく」よりも圧倒的に劣る。
しかも忘れにくい秘伝技、特に初代ではバグ技以外に忘れる方法が一切ないので、お気に入りのポケモンに覚えさせると取り返しがつかない。
ネット上では最初のパートナーであるリザードンフシギバナに覚えさせて後悔したという報告が多いようだ。
一方で詳細を知っている人は元々戦闘向きではなかったカモネギに「そらをとぶ」と一緒に覚えさせて秘伝要員にするという光景もよく見られた。
しかし、第七世代では秘伝技の廃止により、なんと使用できるのは 自力習得できるカミツルギただ一種のみ に。「汎用技から固有技」になった珍しい例である。せっかく専用技にしたのだから強化してくれればいいのに……

橘右京(サムライスピリッツ)

格ゲーにおける抜刀術の使い手の走りと言える存在。神夢想一刀流の抜刀術の使い手。
空中に投げたリンゴごと巻き込む連続居合「秘剣・ささめ雪」や空中での炎を纏った居合抜き「秘剣・ツバメ返し」、残像を出しながら斬りつける「残像踏み込み斬り」といった派手な必殺技を使う。
同門の黒河内夢路も類似した技(後はコピー系幻術)を持つが、その場での居合「口伝・雪風巻」は上段下段の打ち分けと軌道の変化・延長や秘奥義への派生が特徴的。

七坐灰人(剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章)

座頭流居合を用いる薬中のヤクザ。
座頭流と言うだけあって逆手持ちだが、最初から抜身で振り回すスタイルなので居合なのかは微妙。
コンパチの陀流磨は仕込み杖持ちの天念流居合術使い。設定以外居合(ry

シタン・ウヅキ(ゼノギアス)

物語終盤まで徒手空拳で戦うが、終盤に入ってから彼の本来の技である刀に持ち替える。
戦闘モーションからも分かる通り居合をメインとした剣術を得意としている。
素手でも強かったのに刀で火力まで最強クラスになるので、とあるキングは悲しいことになってしまう…

タカミチ・T・高畑(魔法先生ネギま!)

スーツのポケットを「鞘」に見立て、文字通り目にも留まらぬ速さで拳を飛ばす居合い拳の使い手。なので、その臨戦態勢は龍書文同様ハンドポケット。
説明だけ聞くと荒唐無稽な技術かつ、実用レベルにまで持っていくには途方もない修練が必要(解説のヤンキー曰く「本当にやるバカがいるとは思わなかった」)な技だが、
極めればこの拳で並大抵の敵は倒せてしまうほど強力なものである。
彼はこれを師であるガトウから伝承され、描写を見る限り非常に使い手が少ないでろう……にも関わらず、解説のヤンキーの目に触れる範囲の文献に基本理念が載っているらしい。
本当の名前は「無音拳」。一発で顎を撃ち抜き昏倒させる威力より、むしろあまりの“静かさ”と速度、10メートル近い射程距離が脅威とされる技である。
作中ではタカミチに接近しようとした選手たちが次々と勝手に倒れて気絶する異様な光景を見せた。むろん無音拳による目に見えない奇襲だが、一般人からすればあまりに奇異な試合である。
弱点は超接近戦。魔力による身体強化で拳圧を“撃ち出す”関係上どうしても初速が必要となり、あまりに近いと使えない。
素の状態でもこれだけの強さを誇る技だが、究極技法と謳われる咸卦法を併用することで手がつけられない領域にまで至る。
その状態での全力はもはや極大レーザーであり、これを一瞬で雨あられと撃てるのだから現魔法世界最高戦力扱いも納得というもの。
咸卦法を解禁した試合に辛勝したネギに対し、エヴァが「本気なのは威力だけ」「他も本気だったら一瞬でミンチ」とボロカスに告げた通り、
本気となれば通常の無音拳であっても速度・射程距離・威力ともに比べ物にならず、視界を覆い尽くす上級悪魔を塵と帰す必殺の弾幕の域となる。
なお、タカミチ自身は生まれつき呪文詠唱ができない体質であり、才能に恵まれていたというよりは死に物狂いの鍛錬でこの戦闘スタイルを確立し、それを可能にするタフネスを得た努力の人である。

ノブナガ=ハザマ(HUNTER×HUNTER)

念能力の応用技の一つであると組み合わせた居合術を使う。

鬼崎玄斎/宮藤四門(我間乱)

「鬼の閃光」の異名を持つ居合剣術神成流の創始者であるジジイと敵対するその弟子。
「卍抜き」は左半身の構えからより深く重い踏み込みで繰り出す、一流の武芸者でも反応できないほどの高速居合。
最終的に玄斎の卍抜きは四門に見極められ、同じ技を返されることとなる。

御門玲(はやて×ブレード)

スポーツチャンバラにおいて一呼吸で七斬する居合の剣速を見せる少女剣士。

高嶺響(月華の剣士)

父の打った刀「谺」を抱え、無双真伝流の居合術を操る少女剣士。
全ての技が「~也」という名で秘伝っぽいが、実際古文書からの引用が多い。
その技は突撃を含めたリーチと発生に優れながらも、必殺技や強斬りに納刀の動作が入るために後の隙が大きい。
潜在奥義の「死を恐れぬ心也」は唯一の飛び道具だが、投げの間合いではガー不の居合斬り。

御名方守矢(〃)

刀「月の桂」を持ち、活殺逸刀流を使う剣士。
居合専門ではないが、奥義の「逸刀・朧」は一度納刀してから上中下段を打ち分け、リーチがあるので牽制向き。
タメで威力が上がるが(キャンセル可)、時間がかかるので非実用。

梨花(カイザーナックル)

台湾人なので「リーファ」と読む、一家離散した居合道場の少女剣士。
リーチ長めの中国風直刀による抜刀が特徴。
その場で斬るずばりな必殺技「居合斬」は異常に強い本作のCPUが使うと、超反射技と化す。

朱鷺宮神依(アルカナハート)

室町時代から定期的に眠っては千年守として生きてきた少女?剣士。流派は我流。
刀だけあってリーチ・威力に優れる。
基本的に抜刀しながら戦うが、納刀した鞘で受ける当身技「斯封」(場合によって更に抜刀する)もある。

雛/霜(ヤタガラス)

飯綱神道流の使い手であるくノ一の似てない姉妹?剣士。
二人とも抜刀状態からリーチ長めの斬撃を放つ。通常技はコンパチ。
雛はジャンプ・対空系も含めた突進技、霜は移動技からの派生攻撃と空中からの斬撃がメインなど必殺技には違いがある。

ユズリハ(UNDER NIGHT IN-BIRTH)

双月一刀流を継承し、身の丈を超える「菖蒲刀・神路誉(あやめちゃん)」を背負って夜回りしている大雑把な少女剣士。
画面端にまで達する居合の牽制と、一部技からのボタン溜めで派生する居合の構え「威気静心之構」中の移動やキャンセルを駆使したコンボが特徴。

居合アーサー(ミリオンアーサーアルカナブラッド)

現代イギリスからブリテンに召喚された、日本刀型の「エクスカリバー」で居合を放つ氷属性の少女剣士。
リーチは長く、特に上中下段に打ち分ける必殺技「間貫き」は画面の3/4に届く。発生が遅めだが、構え状態からキャンセルもできる、
その他、空中含めて移動からの居合が特徴。

雪華(ソウルキャリバーⅢ)

番傘に仕込んだ「雨月 影打」を持って、神伝対馬流抜刀術による神速の居合で戦う花魁っぽい剣士。
仕込み刀なので長物の多いソウルキャリバーではリーチに劣っているが技自体は速い。

冴嶋閑(ファントムブレイカー:エクストラ)

軍刀「桜花」を提げて居合を斬り込む女軍人の剣士。
そのリーチは中距離程度だが隙は少なく、一撃よりも打撃や突進を交えたラッシュや牽制がメイン。
ファントムブレイク「大旋風・神風」ではその刀から竜巻さえ発生させる。覇王丸の旋風裂斬かよ。

高木由美江(CROSS FIREHELLSING)

島原抜刀流という居合術でアンチキリストの常人はおろか吸血鬼も両断する二重人格シスター。
抜いてからの技でも居合と言ってるが気にしてはいけない。

天童木更(ブラック・ブレット)

天童民間警備会社社長のJK剣士。
人を破滅させる妖刀「殺人刀・雪影」を振るう天童式抜刀術の免許皆伝者だが腎臓がぶっ壊れてるので長時間戦えない。
にもかかわらず、生身のままのその抜刀術は音速を越え、間合いのはるか外に到達し、一瞬で相手を細切れにする領域。

因幡月夜(しなこいっ/竹刀短し恋せよ乙女武装少女マキャヴェリズム)

盲目病弱エセ巫女ロリな天下五剣。流派は薬丸自顕流。
特にそのうちでも「抜即斬」の不可視の速さの居合に長ける。
秘太刀の「雲耀」はその居合を一瞬三斬する「瞬光」。

岬静流(がくと!)

真剣道部に所属し、常に和服姿で日本刀を携帯する少女剣士。
その必殺技は大体高速の連続居合斬りである。

刀条院京香(Hyper→Highspeed→Genius)

和傘に仕込まれた刀を武器として刀条院流居合術を使う少女剣士。
その居合があまりに一瞬であるがゆえ、傘からの抜き身を目にした者はいない。
能力「禁猟区域-インポッシブルゲート」の瞬間移動を生かすべく前方の障害物を刀で飛ばす技法もある。

吐鉤群(無限の住人)

幕府新番頭にして無骸流・六鬼団を率いているヒゲ。
その居合は万次さんですらほぼ反応できず斬られ(死んでないけど)、また視覚を奪われた状態なら相手の動きの音を読んで放つこともできる。

ジョニー(GUILTY GEAR)

ジャパン発祥とされる居合術、幻影博文派燕月剣の免許皆伝者であるグラサンのナイスガイ。
居合の構えを取る必殺技「ミストファイナー」は、構えながらの左右移動や上中下段の打ち分けができる。
その他の技で強化したりガード不能にしたり、通常技→ミスト構えキャンセルで隙を消したり、霧ハメでそのまま殺したりほとんどのコンボに絡んできたりと重要な技。

忌野雹(ジャスティス学園)

ジャスティス学園の生徒会長で、腰に提げる日本刀が武器。
その攻撃はリーチに優れ発生も速い。「居合い斬り」は連続技の始動にも使える。

不律(アカツキ電光戦記)

無骸流の達人である元陸軍軍人のおじいちゃん。
隙は大きいが抜刀状態から繰り出す通常技は強力。通称「一人サムライスピリッツ」。
必殺技はそれらを生かす間合い調整に使う高速移動のみ。超必以降では無敵時間付きの踏み込みや突進からの居合も用いる。

ムラクモ(〃)

居合専門ではないが、必殺技の「徹甲斬」は腰に提げた納刀状態の軍刀から逆手抜きで斬り上げるもの。超必以降も同様のモーションが入る。

ロロノア・ゾロ(ONE PIECE)

ご存知三刀流の剣士だが、二刀流で両腰から抜く「羅生門」や鉄の呼吸を読む高速の一刀流「獅子(シシ)歌歌(ソンソン)」は居合術といえる。

ブルック(〃)

ご存知仕込み杖を持つ音楽科兼任剣士だが、代名詞たる「鼻唄三丁矢筈斬り」は斬られてもしばらく気づかないほどの高速居合。

真田九郎(学園帝国 俺はジュウベイ!)

虎穴高校一年A組組長のロン毛。
両手ハンドポケットから放つ「真田流居合拳」は音速により空気の壁を作り出す攻防一体の技。
「二倍弾」では完全に超音速に達する。

我妻善逸(鬼滅の刃)

鬼殺隊の隊士で雷の呼吸の使い手。異常聴覚を持ち反響定位で空間把握を行う。
持ち技は居合である霹靂一閃しかないものの、抜刀から納刀までが速すぎて基本見えないほど洗練されている。
呼吸で強化された強靭な脚力から生み出される神速の居合に斬られた敵の多くが、反応できず斬られた事すら理解できない。

生駒達人(ワールドトリガー)

生駒隊隊長のゴーグル男。祖父仕込みの居合術を得意とする。
孤月を延長させるがその射程と稼働時間が反比例する「旋空」を0.2秒、40mに設定して居合で放つ「生駒旋空」は唯一無二の技。

ヤスオ(League of Legends)

日本鯖実装記念で追加され……る予定だったが実装が伸びてしまったサムライモチーフのチャンピオン。
スキルを使用する時などに抜刀し、竜巻を起こしたり一瞬で敵の元にワープし連続斬りを見舞ったりする。
抜刀後、しばらく攻撃をしていないと納刀する独特のモーションを持つが特に納刀/抜刀状態で性能に変化はない。
なお抜刀する時等に「ハサキ!」と独特の言葉を喋るが、広東語と北京語がモチーフの古代アイオニア語という言語である。
あれ日本鯖実装記念じゃ……とツッコミたくなるがアイオニア自体が日本以外にも中国や韓国などアジア諸国を一括したモチーフの地方なので仕方ない。

宮本明(彼岸島)

元々刀身よりでかいもの、刀より硬いものをザンッするほどの剣技だが、特に斧神などの強敵相手などで必殺の居合斬りを使うことがある。

シンケンゴールド/梅盛源太(侍戦隊シンケンジャー)

幼馴染である殿こと志葉丈瑠の約束を果たすために我流で修業。
愛刀である小刀・サカナマルから繰り出す居合術は逆手持ちという邪道なものだが、それから繰り出す太刀筋は目にも止まらぬ早業。
寿司ディスクをサカナマルにセットすることで必殺の「百枚おろし」が発動する。


追記・修正は座った状態から目にも止まらぬスピードでお願いします。

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最終更新:2023年12月28日 15:44