偽りの名 ヤバスギル・スキル

登録日:2012/07/21 Sat 23:02:23
更新日:2024/10/05 Sat 11:54:36
所要時間:約 4 分で読めます






呼ばれたお前が?いや俺だ即答したぜ答えはYES



《偽りの名 ヤバスギル・スキル》とは、デュエル・マスターズエピソード2「ゴールデン・エイジ」で登場したドラゴン・ゾンビ/アンノウン
レアリティはスーパーレア。


解説

偽りの名(コードネーム) ヤバスギル・スキル SR 闇文明 (8)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/アンノウン 8000
■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、ドラゴン・ゾンビまたはコスト7以上のクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。そうした場合、相手のコスト6以下のクリーチャーを1体破壊する。
■W・ブレイカー

まず目を引くのはその名前。
また迷走ネーミングかよ・・・と思うかもしれないが、この名前にはちゃんと元ネタがあり、日本のHIPHOPグループ「ラッパ我リヤ」の楽曲「ヤバスギルスキル」から取られている。
また、エピソード2のドラゴン・ゾンビは、名前が韻を踏んだような名前になるという命名ルールもある。
バトルゾーンに出したときと攻撃時に墓地回収を行えば、コスト6以下の相手クリーチャーを破壊することができる。
回収、破壊ともに条件があり、これまでのスーパーレア(特にエピソード1のもの)と比べて少々効果は地味だが、それでもアドバンテージをとりつつ除去を撃てるのは強力。

そしてヤバスギル・スキルで最も強力なのはその種族
10年の歴史の中で強さをレベルアップさせていったドラゴン、そしてエピソード1でハンターエイリアン両陣営を圧倒し、エピソード2で世界の支配者となったアンノウンを併せ持っている。

種族縛り推しのエピソード2でも非常に強化されたドラゴン・ゾンビ、そしてサポートが大量に登場したアンノウン、それぞれのカードとの組み合わせによって、ヤバスギル・スキルのスキルは文字通りヤバスギルものとなる。

アニメでは切札勝太クラスメイト、段田断の切り札の一つ。《ヤバスギル・ラップ》の効果で踏み倒されることが多い。

以下、「ヤバスギル・スキル?ザコだろwww」としった口を叩く兄チャンを蹴散らすカード達

  • 《龍神ヘヴィ》
殿堂入りするスペックを持つ、リンクしてもしなくても強力なゴッド
詳しくはヘヴィ・デス・メタルを参照。

  • 《黒神龍アバヨ・シャバヨ》
4マナ/パワー4000
バトルゾーンに出したときに自分のクリーチャーを1体破壊するかわりに相手に自分のクリーチャーを1体選ばせ破壊させる。
いわゆる《銃神兵ディオライオス》や《死神の邪剣デスライオス》などのドラゴン・ゾンビ&アンノイズバージョン。
種族でみれば上記ヘヴィの調整版。

7マナ/パワー1000
バトルゾーンに出た時にバトルゾーンのクリーチャー1体を墓地にあるクリーチャーと入れ替えられるドラゴン・ゾンビ。
この効果で自身を破壊して墓地のヤバスギル・スキルを出すと、
バベルギヌス破壊でヤバスギル・スキルをバトルゾーンに→ヤバスギル・スキルの効果でバベルギヌスを回収と、狙ったようなコンボが使える。

ドラゴン・ゾンビあるところに我あり!と言わんばかりの這い寄る屍。
上記のドラゴン達が破壊されれば即参上!

  • 《黒神龍オンバシ・ラオーン》
4マナ/パワー4000
アンノウンの召喚コストを1、ゼニスコストを2軽減してくれるアンノイズ。
ゼニスは殆どがアンノウンを持つので合わせて3軽減してくれるが、ゼニスを召喚すると破壊されてしまう。
しかし、殆どのゼニスのコストは10、オンバシラで軽減された場合は7なので、次のターンに綺麗にヤバスギルにつなげ、相手のバトルゾーンを減らす弾になってくれる。

  • 《ディメンジョン・チョーカー》
3マナ/パワー1000
風のクロノアに出てきそうな顔をしたの小型獣。
墓地のドラゴンをすべて回収できるが、グールとの相性がよくないため採用率は高くない。

エピソード2になって喋るようになり、一人称が「僕」であることが判明した。

ヤバスギル・スキルの破壊能力は手札には干渉できないため、相手はヤバスギル・スキルを除去出来るまで切り札を温存してくる可能性が高い。
そんな時はコイツでその手札をデッキの下に封じ込めてやろう。
デッキの性質上墓地は勝手に肥えるので進化元に困ることも少ない。

  • 《黒神龍スカル・グラヴィッツ》
4マナ/パワー5000
ブロッカー持ちのドラゴン・ゾンビ。
ドラゴン・ゾンビをメインにすると、防御面が手薄になることが多い。
ドラゴン・ゾンビには珍しいデメリットなしのブロッカーであるコイツを採用すれば、防御も確保出来る。

  • 《黒神龍ワリー・Go・イネーガー》
6マナ/パワー6000
召喚時にデッキから3枚墓地肥やしを行い、攻撃時は墓地からコスト7以上をデッキトップに置くだけでパワー+6000に加えてTブレイカーになる強力アンノイズ。
名前の由来は秋田のなまはげのお決まりの台詞「わりぃ子はいねがー!」。
何故かこいつだけ韻を踏んでいない。

デュエル・マスターズ プレイス

偽りの名(コードネーム) ヤバスギル・スキル VR 闇文明 (8)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/アンノウン 8000
■バトルゾーンに出た時または攻撃する時、ドラゴンまたはコスト7以上のクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。その後、相手のコスト6以下のクリーチャーを1体破壊する。
■W・ブレイカー
DMPP-18「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」にて収録。レアリティはベリーレアに降格した。
墓地回収の対象がドラゴン全体に拡大し、破壊効果が墓地回収をしなくても発動可能になるなど強化された。
ただし、TCG版では相手を破壊したくなかった場合は墓地回収をせずに避けるという芸当が可能だったが、こちらではそれは出来なくなっているために破壊が実質強制になっているという点は注意が必要。

関連カード


派手なだけじゃない言葉、紡いできたぜ、皆この場で、オーバーでもなく大言吐くぜ、体現するぜ所々、心ごと動かすその言葉で。

――真実の名 ハデスギル・スキル

真実の名(トゥルーネーム) ハデスギル・スキル VR 無色 (8)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/アンノウン 8000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の一番下から5枚を墓地に置いてもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーが破壊された時、《真実の名 ハデスギル・スキル》以外の、進化ではない無色クリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
ホワイト・ゼニス・パックで収録されたヤバスギル・スキルの進化形態。感情を取り戻し、真実の名(トゥルーネーム)に覚醒した。

墓地肥やしとリアニメイトは噛み合っているように見えるが、破壊するには少々勿体ない本体スペックと、ゼニスを戻しても召喚時の能力は使えないことが難点。
大型を戻すロマンこそあるが、相性がいいクリーチャーは案外限られる。
一応無色なので、《戦慄のプレリュード》サポートは受けられるのだが。

プレイスでは残念ながら再録無し。カードとしては。

黒神龍(こくしんりゅう) ダンチガイ・ファンキガイ SR 闇文明 (6)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/ハンター 6000
■このクリーチャーが攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、進化ではないドラゴン・ゾンビを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
■W・ブレイカー
ビクトリー・ラッシュに収録されたドラゴン・ゾンビ。プレイスでのフレーバーテキストから察するに、恐らくゴールデン・エイジ派のリーダーだろう。
ガチンコ・ジャッジで勝てば非進化ドラゴン・ゾンビを墓地から復活させられるが、発動するのは攻撃時のみ。
タイタントリガーで回収と除去を同時にこなせ、アンノウンサポートを受けられるヤバスギル・スキルか、アタックトリガーで運任せだが、仲間を直接踏み倒せるダンチガイ・ファンキガイか、選ぶのはプレイヤー次第だろう。

黒神龍(こくしんりゅう) ダンチガイ・ファンキガイ SR 闇文明 (6)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/ハンター 6000
■バトルゾーンに出た時と攻撃する時、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、進化ではないドラゴン・ゾンビを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。
■W・ブレイカー

しかしプレイスではタイタントリガーに強化。レアリティもそのままである。
それでもここでの環境は、やはりというか勝利宣言(ビクトリー・ラッシュ) 鬼丸「(ヘッド)」》《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼(ばき)」》が暴れ回っており、影が薄い。まぁ、比べる相手が規格外なのだが…

それはさておき、プレイスでのヤバスギル・スキルはフレーバーテキストにてこのクリーチャーとMCバトルをしていたことが発覚


余談

楽曲の方の「ヤバスギルスキル」はいくつかバージョン違いが存在し、最も新しい「ヤバスギルスキル」はヤバスギルスキルNo.9。
一方、《偽りの名 ヤバスギル・スキル》が収録されたゴールデン・エイジは120+1種類のエキスパンションである
このゴールデン・エイジのカードを、シークレットカードを除いてビクトリーレアから番号順に並べていくと、《偽りの名 ヤバスギル・スキル》はちょうど9番目になる。


ヤバスギルスキル 巻き起こす追記 あげる修正 ヤバスギルスキルNo.9

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • デュエル・マスターズ
  • DM
  • 闇文明
  • ドラゴン・ゾンビ
  • アンノウン
  • 偽りの名
  • ザンギャックのバカ皇子ではない ←殿下は火のエイリアン
  • デュエマ
  • SR
  • スーパーレア
  • ドラゴン
  • クリーチャー
  • 闇文明のクリーチャー
  • 闇文明のドラゴン
  • コスト8
  • DMR-05
  • エピソード2
  • ゴールデン・エイジ
  • W・ブレイカー
  • 段田断
  • 墓地回収
  • 火力
  • 除去
  • ベリーレア
  • 渡辺紘
  • デュエル・マスターズ プレイス
  • ラップバトル
最終更新:2024年10月05日 11:54

*1 アンノウンの性格上、何か含みがあるのではという意見も有り。