ディマク

登録日:2010/03/08 Mon 12:37:01
更新日:2025/05/26 Mon 07:33:51
所要時間:約 5 分で読めます




遊戯王5D'sの登場人物
CV:乃村健次

主人公・不動蟹星たち“シグナー”に敵対する、“ダークシグナー”というグループの一員。

だが、他のダークシグナー達は、長官の兄満足さん、超大柄、美人女優、元メガネのヘソ出し占い師記者、とキャラが強い。
そのため彼はダークシグナーにもかかわらず個性が無い…(一応ハゲという特徴はあるがフードを被ってて分からない…)。

というか名前を覚えているやつははたして何人いることやら(色んな意味でインパクト強いから大丈夫だ!)

猿の痣をもっているが、所有する猿の地縛神の効果はイマイチ(ただしイマイチなだけので大丈夫だ!)、市場での値段も安い


何気に最後までフードで顔を隠していたため僅かながらボスフラグが存在していた。
が、結局ただの使い捨てキャラだった


以下、不遇な扱いについて

  • 本家wikiでの説明が数行
  • Yahoo!画像検索で出てこなかった ←流石に今では出るように。良かったね!
  • PSPゲームタッグフォース4において、初期デッキに通常召喚可能なモンスターカードが入っていない*1(それを補えるような魔法・罠も入っていない)+ゲーム内のキャラ説明でも、一人だけダークシグナーになった経緯が不明
  • このシナリオの中身は、ひたすらディマクが人違いを繰り返し続けるという超ネタシナリオ。...と思いきやラストは当時最強だったBF使いのクロウとぶつかるという鬼畜ゲー
  • タッグフォースなのに、ディマクシナリオは何故かシングルデュエル。デッキは紙束なので99%勝てない。
  • TF4の公式キャラクター紹介が「彼の聖戦をキミは黙って見ていられるか?」多分確信犯
  • ついでに言うと、何故かディマクだけドット絵が潰れている



その癖ディマクVS龍亞&龍可戦はダグナー編屈指の話数を誇り、途中デュエルが中断して妖精世界の話になったため、*2
「もうハゲいいから次行けよ」と萎える視聴者が続出した。

そんなわけでネタにされている彼だが、本編では…

【作中での活躍】

●ダークシグナー編・前半
ダークシグナー編の初回から登場
闇の中で、ルドガーや満足さんと共に動き出し始めるシーンが映し出された。キャラや設定が固まってないからか、3人ともやたら笑っていた。
行方不明となっているシグナーの龍の一体、エンシェント・フェアリー・ドラゴンのカードを所有していた。
ダークシグナー編以前のフォーチュンカップ編で、エンシェント・ウナギー・ドラゴンのカードを所有している何者かの手が映った事があるが、あれはディマクの手だったのだろう。

しばらく出番がなかったが、おじさんの組織・アルカディアムーブメントがダークシグナー二人に襲われていた頃に暗躍開始。
アルカディアムーブメントビル付近を通過中のセキュリティの護送車に乗り込み、捕えられていたボマーさんの手枷足枷の 鎖をカード手裏剣で切断した *3
ダークシグナーマジパネェ…でもカードを破ったり握りつぶす場面もあるので、毎度のことながらカードの強度は作中最大クラスの謎である。

「我が名はディマク
ボマー、お前の心に宿る復讐の炎
それがいまだに燃え続けているのならば、私と共に来るがいい」

こうしてボマーを仲間に引き入れたのであった

その後、ビルにいるミスティとカーリーを自らヘリを操縦して迎えに行った。

●ダークシグナー編・後半
ダークシグナーの一番手として龍亞にデュエルを申し込む

…のだが。
なんと週刊ジャンプの紹介ページに
『龍亞を龍可と勘違いしてデュエルを挑んで来る』
と書かれてしまう
公式設定かどうかは不明だが、作中の描写を見る限り本当に勘違いしていたっぽい
それだけ龍亞がかわいい...んじゃなくて、そっくりということにしておこう。髪型と服の色違うけどな!
既に地上絵を発生させた為に引き下がる訳にもいかず、龍亜とのデュエルが始まる。

そして記念すべきモンスター1体目
マジシャンズ・エイプが登場。
ATK800ではあるがその効果を要約すると
手札を一枚捨てて発動。相手の場のモンスター1体のコントロールを得る

というあまりにブッ飛んだ効果。

この効果によりディマクさんは墓地肥やし、モンスター除去、リリース要員揃えを一度にこなしていき龍亞を容赦なく追い詰める(ある意味、龍亞一番苦しめたカードかも)

さらに龍亞をクローザー・フォレストと猿魔王ゼーマンで圧倒する


暗黒より生まれし者
万物を負の世界へと
いざなう覇者となれ!
ダークシンクロ!
現れよ!
猿魔王ゼーマン!

超官を除いた他のダークシンクロと比べると
  • ダークチューナーが下級モンスターで扱いやすい
  • 反面、レベルをマイナスにしにくい癖の強さ
  • 専用魔法でモンスターのレベルを負にした
  • モンスターより地位が上だと明言されている
  • BGMが異なる
  • 人格がある、精霊世界の支配者として君臨する
  • ディマクに忠誠を誓っている

等の点で異なる

蟹に励まされた龍亞の猛攻で猿魔王ゼーマンを倒されるが、切り札の地縛神 Cusilluを召喚し再度優位に立つ
そこ、子供相手に神とか大人げないとか言うな

Cusilluで龍亞に大ダメージを与え、負傷させた事で彼の心をへし折り勝利が確定したかに見えた時、精霊世界でエンシェント・フェアリー・ドラゴンの封印を解いた龍可が帰還、龍亞に変わってデュエルを引き継ぐ。
しかしそこはディマクさん、大して動じず、さらにはプレッシャーを与える意味も込めて永続罠「呪縛牢」*4エンシェント・フェアリー・ドラゴンを壁として召喚。
ディマク「もし この先の古代妖精竜が ほしいなら
この私を たおしてゆくがいい。」
本来は龍可のものであるエンシェント・フェアリー・ドラゴンを、敵である彼の手で召喚するという当て付けをかましたのだ
さすがディマクさん!



と思ったのも束の間、龍可に蘇生効果を持つ罠カードを使用されエンシェントなんとかを奪い返され、特殊効果を使用されそのまま敗北
思い返せば、Cusilluでさっさと直接攻撃せず、わざわざ固有効果を披露するために鰻をリリースしたのが敗因かもしれない
加えて、調子に乗ってエンシェントウナギを召喚しなければ勝利は確定していた。大ポカもいい所である。
最期まで悪役らしくルドガーに謝罪しながら龍可に手を出そうとするも遊星に阻まれる
そしてそのまま闇に消えて退場した…
ダークシグナー初の消失者となった

ダークシグナー編最終回にて復活したと明言されたが、他の復活したダークシグナー達とは違い一切の登場なし。カワイソス

ディマクさんの使用カードには有用なカードも少なくないので、再登場を望む声もあった。
カーリーがレギュラー化、鬼柳とボマーさんは要所で再登場したので、いつの日か彼が再登場する事も…と思われていたが、案の定と言うべきか再登場する機会はなく、番組は終わった…。

一応ゼーマン以外の使用のカードも、Wiiで発売されたデュエルトランサーの付属カードとしてOCG化。
延期に延期を重ねたため、ストーリー・収録カード共に微妙な時期に発売されるという、ここでも地味っぷりを披露したのであった。
ゼーマンも後にシンクロモンスターとしてOCG化。
エンシェント・フェアリーを呼び出した罠カード、呪縛牢は悪用しやすいからか現状OCG化していない。
タッグフォース4ではゲームオリジナルカードとなっており、セイヴァー等の召喚が難しいモンスターの召喚チャレンジを助けてくれる。
しかし、TF5以降はダークシンクロ版ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン(遊戯王OCG)*5とのコンボでなんでもサーチを助長するからか、制限カード扱い。

後に監督がtwitterで明かした設定によると、彼は地縛神を崇める一族でありなるべくしてDSになったらしい。
ダークシグナーが復活したタッグフォース6では、この設定に準拠した掘り下げが行われている。
実はダークシグナーになる前は好青年であり、むしろ周囲の人間から慕われていた程らしい。
しかし出自ゆえに迫害されることもあり、そのことがダークシグナーとして目覚める一因になったとのこと。
時折好青年の人格が垣間見えるが、その精神は闇に支配されつつあり…
エンディングはBADENDだけどな!(人によってはHappy?)

その後TFSPでもこの設定が採用されており、ジャックシナリオでは本編終了後の姿が描かれている
他のDSたちと違い一人だけ地縛神の残滓が今なお残っており、その後の彼に希望か絶望が待つかは大いなる神のみぞ知る、という塩梅で終わる
公式設定ではないのであくまで一つの可能性の未来だが、ある意味彼らしい後日談かもしれない

TF6ではデッキが普通に戦える内容になっており、汎用カードやシンクロメタも積極的に取り入れている。
主力はキング・オブ・ビースト。関連カードであるビーストライカーやモジャも投入されており、かなり堅実な構成。
当時はチーム・ユニコーンも登場した事もあり、獣族強化が増えてきた時期で強化も施しやすい。ディマクさんに追い風が吹いている。
ダークシグナー達は、アイデンティティであるはずの地縛神を抜いてデッキ構築できる。事故要員になるので致し方ないか。
一応クシルも、獣族なので当時TFオリジナルカードであった制約付き死者蘇生、エアーズロック・サンライズを介せば呼べるだろう。ライフ半減効果?そんな物は忘れなさい。

余談だが、6のディマクさはやたら人の好き嫌いが激しく、シグナーはもちろん殆どの一般人すら好感度補正が低下してしまう。
長であるルドガーや、自分を打ち負かした龍亜等が相手なら機嫌がよくなる。ただ、何故かホセのみお互いにめちゃくちゃ良い補正がホセだけにかかる。
彼らの共通点は光り輝く頭頂部。同じ悩みを抱えていることから、気が合うのだろう。
もしくは、ディマクさんは髪が生えている人間が嫌いなのかもしれない…。

その後は氷結界で修業を積み、将軍の地位まで昇りつめたと言う噂があるが、あくまで未確認である(そっくりさんです)


「我が名はディマク
アニヲタ、お前の心に宿る編集の炎
それがいまだに燃え続けているのならば、追記・修正をするがいい」

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最終更新:2025年05月26日 07:33

*1 ディマクが後攻を取った場合のみ、コストが踏み倒せるグラヴィティ・ベヒモスを呼べる可能性が極僅かにある。

*2 基本1人あたり二話だが、龍亞+龍可の二人の視点で話が進んだため、尺が倍ぐらいになった

*3 使用カードはデーモンの斧2枚。

*4 Sモンスターを一体、守備表示で特殊召喚する。効果無効・表示形式変更不可の成約が付く。

*5 破壊時、デッキから無条件にカードを一枚手札に加える。