セイヴァー・スター・ドラゴン(遊戯王OCG)

登録日:2010/01/18(月) 12:41:23
更新日:2025/04/09 Wed 07:36:39
所要時間:約 6 分で読めます



集いし星の輝きが
新たな奇跡を照らし出す
光指す道となれ!
シンクロ召喚!

光来せよ!

セイヴァー・スター・ドラゴン!



《セイヴァー・スター・ドラゴン》とは遊戯王OCGのモンスターで『セイヴァー』と名の付くSモンスターの一体である。


OCGにおけるテキスト

星10/風属性/ドラゴン族/攻3800/守3000
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+「スターダスト・ドラゴン」+チューナー以外のモンスター1体
相手が魔法・罠・効果モンスターの効果を発動した時、
このカードをリリースする事でその発動を無効にし、相手フィールド上のカードを全て破壊する。
1ターンに1度、エンドフェイズ時まで相手の表側表示モンスター1体の効果を無効化できる。
また、無効化したモンスターに記された効果をこのカードの効果として1度だけ発動できる。
エンドフェイズ時にこのカードをエクストラデッキに戻し、自分の墓地に存在する「スターダスト・ドラゴン」1体を特殊召喚する。



【アニメでの活躍】

ダークシグナー編での不動遊星の新たな切り札モンスターとして登場した。
シグナーの赤き龍の痣で繋がった絆が奇跡を起こし誕生したのである。

初登場は遊星VS鬼柳戦(2回目)
地縛神 Ccapac Apu》の攻撃の余波で鬼柳が窮地に陥ったときに痣が反応。
全ての痣が遊星に集まり、デッキトップが光り出した。


ドローしたカードは《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》。
このカードが絆の証だと確信した遊星が《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》を召喚。
ちなみに本来はデッキに入っていないカードであり、必要なときだけデッキトップに出現する。


そしてフィールドの《スターダスト・ドラゴン》と《スターダスト・シャオロン》にチューニングし、《セイヴァー・スター・ドラゴン》となった。

《地縛神 Ccapac Apu》の効果を吸収する事で、
地縛神 Ccapac Apu》への攻撃を可能にした《セイヴァー・スター・ドラゴン》は、《地縛神 Ccapac Apu》を貫き破壊した。


その後もVS超官、VSゴースト(プラシド)で遊星のモンスターとして登場。

デュエルの〆に召喚されフィニッシャーとして活躍している。
また、S召喚時にはDホイールと一体化する演出がなされている。

それどころかデュエルが終わっても実体化したままなタクシー。またの名を救世竜タクシー
赤き竜の化身だけはある……


攻撃名は「シューティング・ブラスター・ソニック」
1つ目の相手のカード効果を無効にして相手フィールド上のカードを全て破壊する効果名は「スターダスト・フォース」
2つ目の吸収する効果は「サブリメイション・ドレイン」or「サブリメーション・ドレイン」

いちいちカッコいいぜ!


2010年9月15日の次回予告でその名前が確認できた時、
全国の救世竜使いは歓喜したが来週のキーカードが三極神の方であったため噛ませ犬になるのではないのかと懸念した。
だが、噛ませ犬になることなどなく、自らの役目を充分に果たして退場した。

大衆の前でバイクと一体化するのはマズいと赤き竜が判断したのかバイクと一体化はしなかった。
赤き竜さんマジ空気読める、パネェッス。



OCGでの活躍


出来たらいいな


追記・修正をお願いします



























   *   *
 *   + 割とマジです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


アニメでは大活躍なのだが、OCGでは極めて使いづらいカードである。

問題の大半はこいつではなく指定されている専用チューナーの《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》。

こいつの効果が大問題で、デメリット効果としてセイヴァーと名の付くシンクロの素材としてしか使えないので、
場に星1と《スターダスト・ドラゴン》、もしくは《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を揃えないと完全に腐る。

ぶっちゃけセイヴァーの低評価の九割はこいつが原因である。レベル1ドラゴン族チューナーで腐るってオイオイ……

苦労して召喚しても1ターンでお帰りになってしまわれるのも悩みどころ。
アニメでは帰ったことないのに。セイヴァー……!
進化前のSモンスターを残してくれるので、コンタクト融合よりはマシだが。

後にほぼ同条件かつ事故要素の救世竜なしで出せ、事実上1ドロー挟めて、フィニッシャーにもなれ、
防御もできて、エンドフェイズにも帰らない某アクセルシンクロも登場。

単体の効果で比べれば《セイヴァー・スター・ドラゴン》の方が強いのだが、使いやすさと素材の扱いやすさでは圧倒的な力関係がある。
というか《シューティング・スター・ドラゴン》の強さの五割はシンクロチューナーの《フォーミュラ・シンクロン》である。あと場持ち。

この後も《スターダスト・ウォリアー》やら《真閃こう竜 スターダスト・クロニクル》やら、立場が似た星10シンクロはどんどん増加。
シンクロチューナーもバリエーションが増え、より柔軟な組み合わせからS召喚が可能になっている。
一方で、こちらはどう頑張っても救世・☆1非チューナー・スターダストで完全に固定。
セイヴァーなのに救いはないんですか。




さあ、後ろ向きはここまでにして、有効活用を考えよう。


「サブリメイション・ドレイン」も強力ではあるのだが、やはり「スターダスト・フォース」が一際目を引く。

これは全てのSモンスターがほぼ共有する弱点のバウンス、除外を無効にすることができる。
さらに相手の場も一掃できるオマケつき。最近流行のXモンスターにも有効。
まぁ、破壊耐性モンスターは増えているが、そこはサブリメイション・ドレインがあるのでさほど問題ではないだろう。

しかし他の《スターダスト・ドラゴン》派生と異なり、リリース後は復活しないので注意。

コピー効果も場合によってはかなり強力なのだが、相手依存なのが痛い。
主流のXモンスターの多くはX素材を使って発動する効果なので、
シンクロのこいつではコピーできないのも悲しい。無効化は出来るが。


まず場に出す方法なのだが、実はサポートカード自体は豊富なので出すだけならわりと簡単にできる


素材の都合上、2回分シンクロしなければならない点は《ジャンク・シンクロン》などの吊り上げチューナーが便利。
墓地に《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》を送っておけば、あとはレベル5とレベル1のモンスターを出すだけでいいのである。

レベル・スティーラー》を墓地に送っておいて星6を特殊召喚する手もある。
墓地さえ整ってれば手札2枚から一気に《セイヴァー・スター・ドラゴン》まで繋げられるのだ!

肝心のレベル6の特殊召喚モンスターも《ライトパルサー・ドラゴン》や《聖刻龍-トフェニドラゴン》に《カオス・ソーサラー》と粒揃い。
セイヴァー自体がドラゴン族なので、【カオスドラゴン】よりの構築も可能であろう。
「スターダスト・フォース」を使ったこいつを《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》で蘇生なんて芸当も出来るぞ!

こいつ出さないほうが強い? 知らん、そんな事は俺の管轄外だ


あるいはアニメさながら、ジャンクドッペルで素材をそろえるのもいいだろう。
レベル1のドッペルトークンは素材に持って来いだ!
レベル操作が出来るシンクロチューナー、《アクセル・シンクロン》を介せば簡単にスターダストと星1のトークンを並べられるぞ!



赤き竜の大元、《アルティマヤ・ツィオルキン》も登場。
このカードのお陰で《スターダスト・ドラゴン》は簡単に出せるようになったため、後述の《金華猫》と組めば楽に《セイヴァー・スター・ドラゴン》を狙えるぞ!

蘇生制限とか閃珖のが相性良いとか気にするな。



さらなる有効活用を考えよう。

とにかくエンドフェイズに帰る効果が厄介なのである。
これをどうするか。

  • 永続罠、《ステイフォース》を使う
嘘です、未OCGです。残念。
ぶっちゃけ1000ライフは少しきつい。

「サブリメイション・ドレイン」の使用をもういっそ諦めてしまう。
この場合は「スターダスト・フォース」が使えるので、進化前共々相性が良い。
ただし若干シンクロがし辛くなる。

  • 永続罠《ウィキッド・リボーン》を使う
シンクロを効果を無効にして蘇生する罠。
しかしスキドレと同じく「スターダスト・フォース」は使える。
ただし蘇生なのでまず墓地に送る必要があるのが若干使い辛い。
相手もエンドフェイズに帰る《セイヴァー・スター・ドラゴン》に除去は使わないだろう。
融合素材にするなり、墓地に送るギミックがあると使いやすくなるだろう。

  • 横に《G・B・ハンター》を並べる
場からデッキに戻る効果を無効にするモンスターである。
剣闘メタにもなる。 あと美人。うん。
「サブリメイション・ドレイン」も使えるので一考の価値あり。

  • 《王家の眠る谷-ネクロバレー》を使う
EXデッキに戻るのはコストではなく効果、《スターダスト・ドラゴン》の蘇生は対象をとる効果。
つまり、《王家の眠る谷-ネクロバレー》の発動中、EXデッキに戻す効果は無効となる。
さながらフィールド魔法の《ステイフォース》。ついでに相手の墓地も封殺! 墓地に《スターダスト・ドラゴン》がいないと戻っちゃうけど。
これが希望……

ただし、自分も墓地利用できなくなるため《セイヴァー・スター・ドラゴン》の召喚自体が困難となる
本気で狙うなら墓地に頼らず《セイヴァー・スター・ドラゴン》を出すギミックが必要だろう。
【墓守】はレベル4が主軸なため、進化前の《スターダスト・ドラゴン》の召喚は容易。問題は《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》とレベル1モンスター。
まあ、仮にそれをクリアしてももっと強力で相性もいい派生系がいるんだが。
少年、これが絶望だ……


  • 《金華猫》を使う
苦労して出した《セイヴァー・スター・ドラゴン》を維持できない? 逆に考えるんだ、戻っちゃってもいいさと考えるんだ。
というわけで、レベル1を蘇生するスピリットのこいつの出番。
どうしても戻っちゃうなら何度もシンクロすればいいという発想である。
《黄泉ガエル》と《金華猫》が揃えば毎ターン《セイヴァー・スター・ドラゴン》という夢のようなコンボも!
蘇生した《スターダスト・ドラゴン》が普通に除去される? ………頑張れ


  • シンクロしない
最終手段。
《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》が使い辛いなら、使わずに出せば良い。
《シンクロ・チェンジ》や《リミットオーバー・ドライブ》《劫火の舟守 ゴースト・カロン》で直にこいつを召喚するのだ。
どれも蘇生制限を満たさないが、どうせエンドフェイズに戻るので大してデメリットには成り得ない。

《シンクロ・チェンジ》は効果を無効にするため、エクストラデッキには戻らないが、スターダスト・フォースもサブリメーション・ドレインも使えないので、風属性最高の打点を活かしたい。

《リミットオーバー・ドライブ》は効果は使えるが、エンドフェイズにEXデッキには戻るし、コストに戻すシンクロが《スターダスト・ドラゴン》だと蘇生ができない。
どちらもコストに違いはあれど、星10シンクロを出すギミックが必要。

《劫火の舟守 ゴースト・カロン》は墓地に星8融合がいれば《セイヴァー・スター・ドラゴン》を直に出せる。
【真紅眼】なら2種類の《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》にビーストアイズが存在し、アンデット×2体で出せる《冥界龍 ドラゴネクロ》を擁する【アンデット】も活用出来るだろう。
どちらもシンクロギミックを取り入れる事で正規シンクロも狙えるのがポイント。
ただし前者は《劫火の舟守 ゴースト・カロン》と種族が噛み合わず、後者は無理に《劫火の舟守 ゴースト・カロン》のギミックを取り入れなくても戦えてしまう。
そもそも自分の場に《劫火の舟守 ゴースト・カロン》のみの時にしか発動出来ず、融合モンスターをあらかじめ墓地に送っておかなければならない為、
どちらかと言えば「無理に狙わずにここぞという時にのみ《劫火の舟守 ゴースト・カロン》の効果を使う」と言う使い方になってしまうか。


・維持しない
最終手段その2。
結局のところ、上に挙げた方法はデメリットを回避する手段であって、相手の除去から守る手段にはなりえない。
そして、どんなに頑張ってエンドフェイズの帰還デメリットを回避しようが、
こいつは効果を使えばリリースされて戻ってこないモンスターなのだ。

根本的に場持ちの悪い《セイヴァー・スター・ドラゴン》を無理に維持するぐらいなら、最初から他のアクセルシンクロモンスターを出せという話になってしまう。

ならばいっそ維持なんて考えず、使い捨てと割り切ってしまう。
相手側に無効化・コピーしたい効果モンスターがいる場合などは、アクセルシンクロより攻撃的なこのモンスターのほうが有効で、
そういう場面にのみ召喚を狙ってそのターンで決着をつける。


色々考えたが、素材の貧弱さと場持ちの悪さはいかんともしがたい。
独特で強力な効果を持つことには変わりないので、愛とサポートと絆の力で活用しよう。



そして時は流れた2021年、《スターダスト・ドラゴン》の強化に合わせる形でなんと《セイヴァー・スター・ドラゴン》も強化された。


・《想い集いし竜》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
自分は「想い集いし竜」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
このカードをS素材とする場合、「セイヴァー」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
自分フィールドにレベル8以上のドラゴン族Sモンスターが存在する場合、
さらにデッキからドラゴン族・レベル1モンスター1体を特殊召喚できる。
場と墓地では《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》扱いになるリメイクモンスター。
ドローした時に特殊召喚が可能で、その際にレベル8以上のSモンスターが居ればレベル1ドラゴン族をリクルートと今までよりスムーズにセイヴァーSへ繋ぐ事が可能。
ただし、セイヴァー以外のシンクロには使えないデメリットはリメイク元から引き継いでおり、特殊召喚は1ターンに1度の制約もあるので注意。
デッキでは《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》扱いにならないのでリメイク元と違い《シンクロ・オーバーテイク》でのリクルートには対応しないのも気をつけたい。



集いし想いが
輝く奇跡を呼び起こす
光指す道となれ!
シンクロ召喚!

光来せよ!

シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン!

・《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星11/風属性/ドラゴン族/攻4000/守3300
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+ドラゴン族Sモンスターを含むチューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、発動できる。
相手フィールドの効果モンスター1体を選び、その効果を無効にする。
(2):このカードは通常の攻撃に加えて、
自分の墓地の「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターの数まで攻撃できる。
(3):1ターンに1度、相手が効果を発動した時に発動できる。
このカードをエンドフェイズまで除外し、その発動を無効にし除外する。

《セイヴァー・スター・ドラゴン》と《シューティング・スター・ドラゴン》の合体モンスターにして新たなセイヴァーシンクロ。
《シューティング・クェーサー・ドラゴン》と同じ攻撃力に加えて、モンスター効果の無効化・連続攻撃・自身を一時的に除外してカウンター&そのカードを除外と両者をイメージした効果を持つ。

《セイヴァー・スター・ドラゴン》か《シューティング・スター・ドラゴン》を経由するだけで2回攻撃が確定し、
それらを《スターダスト・ドラゴン》経由で出したのならば3回攻撃が確定と《シューティング・クェーサー・ドラゴン》にも劣らない攻撃性能を誇るが、
シンクロ以外ではEXから呼び出せず、チューナーに《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》(もしくは《想い集いし竜》)+非チューナーにドラゴン族シンクロ含めて1体以上と重いので要注意。
カウンター効果も一度場を離れてしまうので、対策が無ければそこで攻撃が止まる点にも気をつけたい。

また、地味にこのカードの登場で風属性モンスターがレベル1~12をコンプリート。
さらにゲート・ガーディアン》以降全く更新されなかったレベル11モンスターの最大攻撃力が実に22年ぶりに更新された。どんだけ放置されてたんだ風属性とレベル11



・《光来する奇跡》
永続魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、
手札・デッキからドラゴン族・レベル1モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
(2):お互いにフィールドの「スターダスト・ドラゴン」及び
そのカード名が記されたSモンスターをEXデッキに戻す事はできない。
(3):Sモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
このターン、自分の「光来する奇跡」の効果で同じ効果を適用できない。
●自分はデッキから1枚ドローする。
●手札からチューナー1体を特殊召喚する。
発動時にデッキトップにドラゴン族・レベル1を置き、スターダスト系列にデッキバウンス耐性を付与し、シンクロモンスターの特殊召喚時にドローもしくは手札のチューナーの特殊召喚が出来る。

発動時の処理としてデッキトップにレベル1ドラゴン族を置ける永続魔法。
Sモンスターの特殊召喚に反応してドローorチューナーの特殊召喚が可能なので、
《光来する奇跡》で《想い集いし竜》をデッキトップに
→《スターダスト・ドラゴン》をS召喚。光来する奇跡のドロー効果を選択し、《想い集いし竜》をドローしてそのまま特殊召喚。
→《想い集いし竜》の効果でレベル1ドラゴン族非チューナーをリクルートし《セイヴァー・スター・ドラゴン》をS召喚。
→《光来する奇跡》のチューナー特殊召喚効果で《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》を特殊召喚し、《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》をS召喚。
と言うデザイナーズコンボが想定されている。
また、効果のトリガーとなるSモンスターはなんでも良いので、連続シンクロの足掛けとしてセイヴァー以外でも使用可能。

そしてセイヴァー的に重要なのはフィールドの「スターダスト・ドラゴン」及びそのカード名が記されたSモンスターをEXデッキに戻せなくなる永続効果。
スターダスト系列が苦手とするバウンスへの耐性が付与されるだけでなく、《セイヴァー・スター・ドラゴン》がエンドフェイズに戻らなくなるので非常に場持ちが良くなるのである。
セイヴァー・デモン「解せぬ」



・《セイヴァー・アブソープション》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「スターダスト・ドラゴン」または
そのカード名が記されたSモンスター1体を対象とし、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、
そのモンスターを装備カード扱いとして対象の自分のモンスターに装備する。
●このターン、対象のモンスターは直接攻撃できる。
●このターン、対象のモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊する度に、
その破壊されたモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

スターダスト系列に相手モンスターを装備カードとして装備させるか、直接攻撃を可能にさせるか、直火焼きを持たせるか選べる通常魔法。
イラスト的に《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》の効果名のカード化か。ただイラスト的にも名前的にも《機皇帝ワイゼル∞》のシンクロ・アブソープションっぽくも見えてしまうが。

相手ライフが少ない、もしくは連続攻撃が可能な《シューティング・スター・ドラゴン》や《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》がいるなら直接攻撃を選択して決着を狙いたい。

装備効果はステータス強化や身代わりと言った特別な効果はないものの、何気に対象を取らず、破壊でもなく、場からも離さないと言うトップクラスの除去性能を誇るので、厄介なモンスターを処理したい時には有効。

直火焼きはダメージ総量自体は直接攻撃と変わらないので正直微妙な所。



・《セイヴァー・ミラージュ》
永続罠
(1):自分フィールドの表側表示の、「スターダスト・ドラゴン」またはそのカード名が記されたSモンスターが、
自分のカードの効果を発動するためにフィールドから離れた場合、
または自分のカードの効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
このターン、自分の「セイヴァー・ミラージュ」の効果で同じ効果を適用できない。
●そのモンスター1体を選んで特殊召喚する。
●相手のフィールド・墓地からモンスター1体を選んで除外する。
●このターン、自分が受ける全てのダメージは半分になる。

スターダスト系列が自身の効果や自身の効果のコストとして場から離れた時に3つの効果から1つを選んで発動出来る永続罠。
同一ターンには同じ効果を使えないが、他の効果は使用出来る。
セイヴァー・アブソープションが効果名ならこちらは《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》の攻撃名か。

1つ目はトリガーとなったスターダスト系列を場に呼び戻す効果。
スターダスト系列の弱点であった場を空けやすい点をカバーするだけでなく、
スターダスト系列の場を離れて発動する効果は回数制限が付いてない事も多いので複数回の発動が狙え、残る2つの効果にも繋げやすいのでまずこの効果を選択したい。
カウンター効果を持つセイヴァー2種とは特に相性が良く、中でもリリースすると帰って来れなかった《セイヴァー・スター・ドラゴン》には非常にありがたい効果。

2つ目は相手の場か墓地のモンスター1体を除去する効果。
1つ目の効果の使い勝手が良い上に、トリガーとなるスターダスト系列の効果が受動的なので能動的には使いづらいが、
何気に対象を取らない除外と言う強力な除去性能を持つ。
そのため、1つ目の呼び戻し効果を使った後で再び発動する機会があるなら迷わず使いたい。

3つ目はこのターン受けるダメージを半分にする効果。
ぶっちゃけ上2つより優先して狙う様なものではないので優先順位としては一番下。



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光来せよ
セイヴァー・スター・ドラゴン!!

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最終更新:2025年04月09日 07:36