ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ

登録日:2012/05/10(木) 02:24:14
更新日:2023/11/16 Thu 15:35:15
所要時間:約 8 分で読めます




プリキュアシリーズ』5周年を記念して制作され、2008年11月8日公開の『映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』と同時上映された作品。

初代~GoGoの歴代プリキュアが集合する。
「ちょ~短編」の部分は読まれない。

ここでは関連するゲーム作品『Yes!プリキュア5GoGo! 全員しゅーGo!ドリームフェスティバル』についても解説する。


時間は約5分と短く、話がテンポ良く進行する。
しかし中身は濃密で多くの小ネタが仕込まれており、本編を見ている方ならより楽しめる。
スピード感のある戦闘や、よく動く手描きのEDダンスが見所。

プリキュアオールスターズDX』の原型となった作品でもあり、
本作で描かれたシーンの一部は若干の変更を加えた流用の形で組み込まれている。
DXシリーズ・NSシリーズ・春のカーニバル♪はスーパーロボット大戦シリーズのような世界観(原作終了後と新規参戦)だが、短いこともあり本作の時点ではあまりそういった面は見せていない。


映像は映画本編のDVDに同時収録され、後に『DX』の初回限定版DVDにディレクターズカット版が収録された。
BDには収録されていなかったが、『Blu-ray DXBOX』に収録されることになった。



【ストーリー】

楽しみにしていたライブを観賞するためにスタジアムにやってきたプリキュア達。

通路を通り抜け、のぞみ達は正面、なぎさ達は右隣、咲たちは左隣から会場に入ったが、何故か中には誰もいなかった。

自分たちと隣の女の子たちしかいないことに一同が困惑する中、突如として巨大な黒い謎の怪物が現れ、彼女たちに襲いかかる。

スタジアムとライブを守るべく、みんなはプリキュアに変身して戦うのだった。



【登場キャラクター】

プリキュア達の私服や髪飾りの多くは、本作オリジナルの可愛らしいものとなっているので必見。
2014年に発行された『川村敏江 東映アニメーションプリキュアワークス』には本作の設定画も掲載されている。

なぎさ達と咲たちはクラスメートのみんなと一緒に訪れていた。
また、所々にアカネさんや増子さんをはじめとする歴代サブキャラクター達がいる。



キュアドリーム
自分たちの他にもプリキュアがいたことに相当驚いたのか、左右をずっとキョロキョロしていた。

キュアルージュ
キュアレモネード
キュアミント
キュアアクア
それぞれの必殺技を格好よく決める。

ミルキィローズ
ルミナスと共にプリキュア達をサポートした。



キュアブルーム
キュアイーグレット
みんなをバリアで守ったり、空中でフォームチェンジを披露したりと活躍。



キュアブラック
キュアホワイト
お馴染みの爆発で浮かぶシーンや鉄柱を蹴るシーンがあり、巨人の拳を直接弾いたりもしている。

シャイニールミナス
ローズと共にプリキュア達をサポートした。


◇本作の敵

カゲの巨人
CV:梁田清之

正体不明の敵で、「プリキュア~!」と叫び襲いかかる。
DC版ではザケンナー・ウザイナー・コワイナーの影が映る。
ホシイナー涙目。

プリキュアの技でも倒されない程の硬さを誇る。
彼女たちを吹っ飛ばしたが、最終的に各プリキュアの最強技を受けて消滅した。

DXに登場した巨大化フュージョンのデザインの元になった。



【主題歌】

「DANZEN! まかせて☆フル・スロットルGOGO!!」
歌:五條真由美・うちやえゆか・工藤真由

エンディングに流れる歴代オープニングメドレー。
ダンスの振り付けと口の動きは、この曲に合わせたものとなっている。


カゲの巨人を倒したことで暗かった空も明るくなり、変身を解いたプリキュア達。
これで騒動は解決したと思いきや、突然スタジアムの照明が落ちた。
すると、彼女たちにスポットライトが当たり、何故かステージの上に立っていた。
最初なぎさは戸惑っていたが、みんなと手を繋ぎ、共に楽しく踊るのだった。

もともと誰のライブだったのかは不明。
観客はサブキャラの他、歴代の敵幹部に似た人たちもいる。

みんな仲良くなった様子で、エンディングイラストでは色んな場所を巡っていた。
妖精たちはここで登場する。



【関連作品】

『Yes!プリキュア5GoGo! 全員しゅーGo!ドリームフェスティバル』

2008年10月30日に発売されたニンテンドーDS用ゲーム。
主な内容はミニゲームやアクションバトル。

初代~GoGoの歴代プリキュアやサブキャラが登場し、20話分のオリジナルストーリーが楽しめる。
ストーリーの中にはTV本編の内容がモチーフのものもある。

PVは発売予定と発売中の2種類があり、どちらものぞみのナレーションでゲームを紹介している。



【OPアニメ】

本ゲーム用に、新規アニメーションが制作された。
新規カット部分の原画は林祐己氏が担当。

流れとしては、

 青空の下に集合
→普段の生活風景
→光の空間でフワフワ
→本編やOPの映像
→廃墟と化した街で敵とバトル
→プリキュア同士の挨拶
→イケメンズ+妖精たちとみんなで競走
→並んでプリキュア集合

各作品ごとの日常風景(スポーツの試合等)、ザケンナー達とのバトル、仲良く競走(のぞみはズッコケた)等、見どころが多い。
中には珍しく制服の上着を着ていないシーンもある。


『ちょ~短編』と同様に、『DX』の初回限定版DVDに映像特典として収録されている。
今のところBDには未収録。

後半の方はシーンの切り替えが速いので、一通り見た後は一時停止やコマ送り推奨。



【主題歌】

「プリキュアモードにSWITCH ON!」
歌:キュア・カルテット(五條真由美・うちやえゆか・工藤真由・宮本佳那子)

OPアニメで流れる、プリキュアシリーズ5周年記念ソング。
プリキュアに関係するキーワードが散りばめられており、とても明るい曲で評価も高い。
ステージショー等のイベントで使われることも多い。



【登場人物】

プリキュアやサブキャラの他、歴代の敵幹部達も登場。

シシキ
CV:梁田清之
ゲームオリジナルキャラクターで、エターナルの幹部の一人。
スコルプさんにライバル意識を持っている。
各プリキュア世界の空間を歪ませた張本人。

人間態は、修道服を着ている色黒で大柄な推定50代のおっさん。
怪人態は緑色のカニのような姿で、手はハサミになる。



ゲームの内容について、「サブキャラでもいいから満と薫も出してほしかった」
「せっかく出てるんだから一度はブンビーさんとも戦いたかった」といった意見もあるが、基本的に評価は良い。



【余談】

梁田氏は、カゲの巨人やシシキの他に『プリキュアオールスターズDX2』においてボトムを演じている。

DS用ゲーム『ハートキャッチプリキュア!おしゃれコレクション』のOPアニメでは、初代~フレッシュのメンバーがつぼみ達のお店を訪れている。
時系列はおそらくDX2の後と思われる。


5周年記念ソングの「プリキュアモードにSWITCH ON!」は、『プリキュアオールスターズDX 3Dシアター』の中でもプリキュアダンスの一曲として使用された。
美麗なCGで描かれたプリキュア達が華麗に踊る姿は圧巻である。
この作品は『プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE~ミラクルダンスステージへようこそ~』としてBDとDVDも発売されている。

加藤レイズナ氏によるインタビュー『お前の目玉は節穴か』の第19・20回では、
CGディレクターの宮原直樹氏と鷲尾天プロデューサーが3Dシアターの制作秘話もじっくり打ち明けている。
現在はインタビューの閲覧ができないので、アーカイブサイトの利用を推奨する。





私たちに用があるなら、いつでも相手になってあげる…でもね!


ここには私たちだけじゃない、大勢のお客さんが来てるの!


みんな、このライブをとっても楽しみにしてるんだから!


絶対に、邪魔はさせない!

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最終更新:2023年11月16日 15:35