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大天使クリスティア(遊戯王OCG)

登録日:2009/06/27 Sat 20:55:51
更新日:2026/05/22 Fri 12:54:43
所要時間:約 3 分で読めます





もしこのターンを逃したら相手にモンスターを大量展開され、あっという間にワンキルされてしまう!

そんな時にはこの魔法の言葉を唱えよう




「ボチテンシヨンタイ」




《大天使クリスティア》とは、『遊戯王OCG』に存在するカード。

大天使(だいてんし)クリスティア/Archlord Kristya》

効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
(1):自分の墓地の天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の天使族モンスター1体を対象として発動する。
その天使族モンスターを手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
(4):フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、
墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。



概要

Vジャンプ(2009年3月号)の付属カードとして初登場した効果モンスター。
ちなみに「大天使」とは天使のなかでも最上位の存在のことで、堕天使の代名詞である堕天する前のルシファーやミカエルが該当する。

そしてその肩書に恥じず、【天使族】デッキを組む上で最大の強みとして挙げられる、長年の「天使族を代表するエースカード」として君臨している。


効果

以下4つの効果を持つ。
  • (1):墓地の天使族が4体のみの場合に特殊召喚出来る効果
  • (2):(1)で特殊召喚に成功した場合に、墓地の天使族を手札に加える効果
  • (3):お互いの特殊召喚を封じる永続効果
  • (4):表側表示の自身が墓地へ送られる場合、墓地へは行かずにデッキトップに戻る効果


最上級モンスターだが、(1)の効果で特殊召喚が可能。
その条件は「墓地に天使族モンスターが4体ちょうどいる場合」。
天使族モンスターは、展開に際して墓地に枚数が貯まることが多く、4体以上は容易に達成可能。
増えすぎてしまった場合にも、天使族の豊富なサルベージで回収したり《マスター・ヒュペリオン》などによる除外で枚数調整もたやすい。
この容易な召喚条件でありながら自身の攻撃力も2800と高いため、攻撃要員としても優秀。


自身の効果で特殊召喚に成功すれば、(2)の墓地回収効果でさらにアドを稼げる。
加えたモンスターを通常召喚して追撃したり、《大天使クリスティア》が突破された際の保険として温存するのもあり。
手札誘発の《オネスト》・《朱光の宣告者》なんかを握っておけば、相手へのプレッシャーはさらに強固となる。

なお、儀式モンスターの《神光の宣告者》とは非常に相性が良い。
墓地に天使族モンスターが貯まっていくので特殊召喚の条件が満たしやすい。
特殊召喚時に天使族をサルベージできるので、カウンター効果のコストを補充することもできる。
光属性・天使族の《大天使クリスティア》は《サイバー・エンジェル-弁天》をリリースすることで簡単にサーチできる。


そしてこのカード最大の目玉と言えるのが、(3)の特殊召喚封じ。
展開の過程及び切り札の大半がEXデッキのモンスター等、特殊召喚に依存したデッキが大半の現環境において特殊召喚を封じる効果は非常に強力。
特殊召喚ができない以上、このカードを突破するには、魔法・罠や通常召喚したモンスターの効果でなければならない。

いざ戦闘破壊しようにも、攻撃力は同じ特殊召喚封じにありがちな低攻撃力である《フォッシル・ダイナ パキケファロ》や《虚無魔人》に比べて2800とかなり高く、特殊召喚を封じられた脳筋で対処するのはなかなか難しい。

さらに、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や「壊獣」で相手のモンスターをリリースして出すのは特殊召喚なので、それらによって処理できない点も要注目。

なお《ダーク・アームド・ドラゴン》のような特殊召喚条件や非常に優秀な効果を持つため、特殊召喚モンスターと誤解しやすいが、よく見るとこのカード自身にその手の制限はかかっていない。
つまり、通常召喚も他のカードの効果での特殊召喚も可能

墓地の天使が4体でなくとも《神の居城-ヴァルハラ》で奇襲をかけることだって出来てしまうし、《アテナ》や《堕天使スペルビア》で蘇生することも可能なのだ。
墓地へ送る手段としては《堕天使スペルビア》や、レベル8なので《トレード・イン》を使うなどがある。
《ジェルエンデュオ》や《フォトン・サンクチュアリ》を使えばA召喚も現実的。
《死皇帝の陵墓》でリリースを踏み倒して出すこともできる。

ただし、特殊召喚を封じる効果は《虚無の統括者》と異なり、こちらも特殊召喚が不可能になるため、《アテナ》や《堕天使スペルビア》などの効果が使えなくなる上に《シャインエンジェル》などのリクルーターも無力となってしまう。
なので、使い方によっては自分の首を絞める可能があるので注意が必要が必要である。
特に《アテナ》の蘇生効果や《光神化》からの《地獄の暴走召喚》などで一気に攻めたい時に《大天使クリスティア》が居ると、発動すらできなくなるので注意。


(4)のデッキトップに戻る効果は、次のドローするカードが《大天使クリスティア》に固定されてしまうため、基本的にはデメリット。
このカードが突破されたということは劣勢であることが多く、このカードを場に出すことができなければ役に立たない。
さらにフィールドからは墓地に送られないために、墓地蘇生カードがあっても使えない。
が、特殊召喚条件を満たしている場合や、《神の居城-ヴァルハラ》が場にありフィールドに何も居なければ何度でも蘇る事が可能。


制限動向

緩めの召喚条件と高い制圧力により当初から高い評価を受けており、特に【代行者】のキーカードである《マスター・ヒュペリオン》の登場後は墓地の枚数調整がしやすくなり、より扱いやすくなった。
そのため、2011年3月の制限改訂を以て準制限カードに指定された。

しかしその【代行者】が環境から退いた事などもあり、2015年4月の制限改訂で無制限カードに戻り、以後は特に規制されていない。


一方、『マスターデュエル』では2025年12月5日の改訂で、OCG・TCGともに経験の無い禁止カード指定を受けている。
同作ではマッチ戦のルールが無いため、特殊召喚を封殺する効果の影響力が紙のカードでの環境以上に大きく、それを危険視されての規制と思われる。


レアリティ関連

日本では「GOLD SERIES」の発売を記念にしたのか、このカードのレアリティは日本版のゴールドレア。勿論、VJ同梱初のゴールドレアである。

雑誌の付録ゆえにすぐに絶版になり、強力だが入手困難なカードの1つとなっていた。
その後、2010年12月に発売した「ストラクチャーデッキ-ロスト・サンクチュアリ-」で再録され誰でも簡単に入手できるようになった。

環境を遠のいてから長い時間が経った後の2014年12月10日に「THE RARITY COLLECTION」に再録される。
レアリティはスーパーレア・コレクターズレア・シークレットレアの三種。
「THE RARITY COLLECTION」のシークレットレア仕様のカードは後に高騰したものが多く、このカードもその例に漏れず現在では高価。


余談

漫画版『遊戯王GX』でこのカードが登場した際、「クリスティア」は「大天使」の振り仮名のように重なって書かれており「大 天 使(クリスティア)」となっていた。




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最終更新:2026年05月22日 12:54