【試合順】

  • 練習試合:カンピオーネ
  • ワールドカップ欧州予選リーグ:ポルトガル、スペイン、デンマーク、ロシア、ポーランド
  • ワールドカップ本戦グループリーグ:アメリカ、ベルギー、イングランド、ウルグアイ
  • ワールドカップ決勝トーナメント1回戦~2回戦:ドイツ、イタリア、アルゼンチン、ブラジルから2カ国。順番はランダム
  • 準決勝:オランダ
  • 決勝戦:日本

14試合。
日本よりも試合数が少ないぶん、初期レベルが高い。
ストーリーモードでカンピオーネと戦う唯一のチーム。


【ストーリー】

常に強豪国として名を挙げられながらも、優勝戦線には食い込めなかったフランス。
その屈辱を晴らすべく、ピエール、ナポレオンの二人は新たな必殺シュートに磨きをかけていたが……。

[練習場]

ピエール 「ナポレオン!」
ナポレオン「ピエール!」

※二人の新必殺シュート「アクセルスライダーキャノン」がゴールに突き刺さる。ボールを取れずに倒れるアモロ
※ピエールが「アクセルスライダーシュート」、ピエールとナポレオンが「アクセルスライダーキャノン」を修得している


ピエール 「よし!」
ナポレオン「こいつなら、今度こそは優勝だ!」
アモロ  「駄目だ……」

ナポレオン「なにィ!?」
アモロ  「これじゃ駄目だ、また……同じように負ける……」
ナポレオン「なんだと!? てめえ、何が悪いってんだよ!!」
アモロ  「俺だ……」

ナポレオン「!?」
アモロ  「今のシュートは確かに凄いと思う。俺は何度やっても取れる気がしない。
      本気でそう思った。もう、心の中で完全にあきらめてしまったんだ」
アモロ  「だから……他の国が同じようなシュートを放ってきたら、俺は取れない……。
      ナポレオンやピエールがどんな凄いシュートで点を取っても、
      俺がそれ以上に取られて負ける……。
      あのJrユースから、ずっとそうだったじゃないか!」
ナポレオン「あ……アモロ……」
アモロ  「なのにナポレオンもピエールもずっと俺のせいにはしないで、
      自分たちでシュートを磨き続けて……。
      こんなに頑張ってくれている仲間たちが、
      何度俺のために負けなきゃならないんだよ!!」
ピエール 「………………」
アモロ  「ピエール……俺に、君を鍛えた監督を紹介してくれないか……」
ピエール 「なに!?」
アモロ  「俺はもうつくづく今までの俺が嫌になったんだ!
      頼む、ピエール!俺もその監督のもとで鍛え直す!
      ……いや、生まれ変わるんだ!」


そして1ヶ月後……


[練習試合・カンピオーネ戦]

ピエール 「ありがとうございます、ジョアン監督」
ジョアン 「なになに、こちらもまだまだ他のサッカーチームに学ぶべきところは多い……。
      君たちのようなチームが持つ……チームワークをな」
アモロ  「そして、こちらはカンピオーネの個人技を……。
      どうしても取れるようにならなきゃいけないんだ……」

※アルシオンの顔が映る

アモロ  「彼のシュートを……!」


[試合中、カンピオーネにボールが渡るとすぐにラ・オルケスタでゴール前に来る]

[アルシオンがシュート 1回目]

アルシオン「砕け散れぇぇぇっ!!」
アモロ  「う、うわああああ!!」

※ボールに触れず失点する

[アルシオンがシュート 2回目]

アルシオン「どうした……!
      この1ヶ月、貴様はカンピオーネで何をしていた!」
アモロ  「む……無理だ、こんなの取れっこない!」

※ボールに触れず失点する

[アルシオンがシュート 3回目]

アルシオン「逃げるな……!あきらめるな!
      たとえ無理でも立ち向かえ!!」
アモロ  「こ、こんなのに立ち向かえって……うわああああ!!」

※ボールに触れず失点する

[アルシオンがシュート 4回目]

アモロ  「このままじゃ駄目だ……!今までの俺と何も変わらない……!
      俺は……変わらなければいけないんだああっ!」
アルシオン「うおおおおーーーッ!!」

※吹き飛ばされて失点する

[アルシオンがシュート 5回目]

アルシオン「これで終わりだな!
      砕け散れぇぇぇっ!!」
アモロ  「俺は砕け散ってもいい……絶対に……
      絶対に止めてやるんだあああっ!!」

※吹き飛ばされ、ボールはこぼれ球になり、ラインを割る

アルシオン「なにィ!」

ピエール 「アモロ!」
ナポレオン「アモロ……!」

アモロ  「お……俺、あのシュートを……防いだ……。
      や……やったんだ……!」

※アルシオンのシュートを1回受けるたびにアモロのレベルが上昇する
※5回まで受ければ試合の勝敗に関係無く先に進める。イベントを起こさなければ勝っても進めない。
※5回まで受ければアモロが特殊能力「奇跡的セービング」を修得する。
 効果は「能力に拘わらず3/10の確率でキャッチに成功する」。つまりゴールポストや味方のカットがもう1つ加わったようなもの。
 演出は以下のように

 チャーリー「アモロ、キャッチに行く!」
 チャーリー「奇跡が起きたーーーーっ!!
       アモロがゴールを守ったーーーーっ!!」

 敵選手  「な……!! なにィィィ!!」

 観客   「アモロ!! アモロ!! アモロ!! アモロ!!」


[試合後]

ピエール 「アモロ!」
ナポレオン「やったぜ、アモロ!見直したぜ!」
アモロ  「み……みんな……」
ナポレオン「これでやっとキーパーの穴が埋まったな!これで優勝間違い無しだ!」
アモロ  「……なんだよ、やっぱりキーパーは穴だって思ってたんじゃないか」
ナポレオン「あっ……」
ピピン  「やれやれ、そこまでにしておけ」
一同   「あははははははは」


※フランスの様子を遠くから見つめるカンピオーネ

ジョアン 「……見たか、あの泥臭い、下手な者が頑張っていく姿を」

(フランス勝利時)
ジョアン 「奴らが我々に勝てたのは、その力……」

(フランス敗北時)
ジョアン 「奴らは負けはしたが、それ以上に大きなものを得た」


ジョアン 「それが我々カンピオーネが学ばねばならない、チームワークの力じゃ」
一同   「はい!!」

ジョアン 「……ふふふふっ。こんな事を偉そうに言っておるがな。
      よくみんな、もう一度わしを監督として受け入れてくれたものじゃて……。
      それを学ぶのが一番遅れていたのは、このわしじゃったと言うのにのう……」
アルシオン「監督……。それが、チームワークというものなのですよ」
ジョアン 「そうじゃな……。アルシオンよ……」

ジョアン (ロベルト……あのフランスチーム、強くなってお前のチームに立ちはだかるぞ……)



最終更新:2024年09月01日 21:32