【南米予選リーグ】
そして、ワールドカップ南米予選リーグが始まった……!
カルロス 「アルゼンチンとは組が分かれたか……。
同じ組の中ではウルグアイが強敵だな」
シリョーリ 「へんっ、楽勝だって!」
コインブラ 「俺たちの相手じゃない」
カルロス 「二人とも、相手を甘く見て油断はしないでくれよ」
コインブラ 「ああ」
シニョーリ 「分かってるって、大丈夫大丈夫!」
ペルー
オルミーガを擁する。彼の吹き飛ばし能力に注意。
コロンビア
ミルチビッチ、レーネを擁する。守備重視のチーム。
ウルグアイ
ビクトリーノ、ダ・シルバを擁する。ビクトリーノは得点するたびに強化される。
[以降の試合~ワールドカップ準決勝まででリベリオを起用する]
リベリオ 「俺が、試合に出られる……!」
リベリオ 「コインブラが来てから、ずっと補欠だった俺が……」
リベリオ 「このチャンス、逃しはしないぞ!」
【ウルグアイ戦】
[試合前・GKにメオンを起用する]
※ウルグアイ側ベンチ
ルーベン 「いいか、みんな聞け」
ルーベン 「攻撃力はブラジルの方が上と言われている。
だが、こちらも揃えられるだけの戦力は揃えた」
ルーベン 「そしてブラジルはまだ正ゴールキーパー、ゲルティスが合流していない。
ゴールは控えのメオンとか言うのが守っている」
ルーベン 「点の取り合いになれば、こちらにも勝ち目はあるはずだ!」
アグイレイラ「ゲルティスがいないとなれば好都合だ……。
奴の暗黒空間の他に、私の幻影空間を破れる者はおらん」
ダ・シルバ 「メオンはドライブシュートを取るのは上手かったけど、
ダイレクトシュートは苦手だったよ。そこを突けばきっと行ける」
ビクトリーノ「つまり、俺とお前の出番ってわけだな、ダ・シルバ」
ダ・シルバ 「ああ、ビクトリーノ!」
※アグイレイラのモデルの選手カルロス・アルベルト・アギレラは1992~1994年(キャプテン翼3~5の時期)にトリノに在籍しており、
5以前まではインテルにいたはずのゲルティスとアグイレイラはセリエAで対戦経験があると設定
[試合前・GKにレナートを起用する]
※ウルグアイ側ベンチ
ルーベン 「いいか、みんな聞け」
ルーベン 「攻撃力はブラジルの方が上と言われている。
だが、こちらも揃えられるだけの戦力は揃えた」
ルーベン 「そしてブラジルはまだ正ゴールキーパー、ゲルティスが合流していない。
ゴールは控えの……レナート……? とか言うのが守っている」
ビクトリーノ「レナート? どこかで聞き覚えがあるぞ……」
ダ・シルバ 「あいつだよ、ジャパンカップの時の!」
ビクトリーノ「ああ、あのへなちょこキーパーか! こりゃシュートさえ撃てば簡単に点が入るぜ!
必殺シュートを使うまでも無いな!」
ルーベン 「本当なのか? そんなゴールキーパーがなぜ……?」
サルバトーレ「いいじゃないか。十分に点を取らせてもらおうぜ」
アグイレイラ「取れる相手からはいくらでも点を取る。それが勝利への鉄則だ」
ルーベン 「正直、ブラジル相手では苦しいと思っていたが……
点の取り合いになれば、こちらにも勝ち目はあるはずだ!」
ビクトリーノ「この試合、もらうぜ!」
ダ・シルバ 「ああ!」
※ブラジル側ベンチ
レナート 「くそっ、舐めやがって!」
コインブラ (舐められて当然だが……。まぁ、気合いは入ったようだし、黙っておくか)
コインブラ (俺たちが点を取って勝てばいい。それがブラジルのサッカーだ!)
※レナートの能力が最初から上昇した状態で試合開始。
[試合中・ダ・シルバがメオンと接触]
ダ・シルバ 「メオン!お前がゴールを守るようになったんだな!」
メオン 「点を入れさせはしないぞ、ダ・シルバ!」
メオン 「あいつはシュートよりも、
ドリブルでゴールキーパーを抜くのが得意だった……」
メオン 「ドリブルか、シュートか…… どっちで来る……!?」
※この後でコマンド選択。判定は普通に行う
[試合中・ダ・シルバがジャンピングボレーかヘディングを使う]
ダ・シルバ 「もらったぜ、メオン!」
メオン 「く……くそっ!」
[試合中・ビクトリーノがパンサーストリーム、ジャンピングボレー、オーバーヘッドキックを使う]
※確実に失点した後
ビクトリーノ「ダ・シルバの言ったとおりだな!
お前は空中からのシュートに弱い!」
メオン 「く……くそっ!」
ロベルト 「いかん、相手には昔のチームメイトがいたのか……!
これではメオンの弱点は敵に筒抜けだ……!」
コインブラ 「くっ……なんてザマだ!」
カルロス 「あいつを調子に乗せるとまずい……!」
※ビクトリーノは得点するたびに能力が上昇する
[試合中・メオンがテトラヒドロンシュートで失点]
メオン 「な、なんだ今のは……
まるでゲルティスがシュートを撃ってくるようなものじゃないか……」
アグイレイラ「さすがのブラジルにも、ゲルティスの他に
この力を使える者はおらんようだな!」
[試合中・レナートがテトラヒドロンシュートで失点]
レナート 「な…… 何が起きたんだ……
ミラージュシュートやマッハシュートとも違う……」
アグイレイラ「なんとも酷いゴールキーパーだな……。
まるでレッチェのゴールキーパーではないか」
※レナートはブルノの事を知らないので反応はしない
【練習試合~南米予選の間、「3失点以上」か「1失点以上で1点差勝ちもしくはPK戦勝利」の試合後】
[翌日、練習場で]
コインブラ 「くそっ!勝つには勝ったが、こんな苦戦を強いられるなんて……!」
コインブラ 「ゲルティスがいればこんな事にならなかった……!
あいつはどこに行ったんだ……」
カルロス 「知り合いに会いに、ベルギーにいるらしい」
コインブラ 「ベルギー?」
カルロス 「本戦までには戻ると言ってきたが……」
コインブラ 「やはりメオンやレナートでは頼りにならん!ゲルティスが来なければ……!」
メオン 「はっきり言うなあ、コインブラ!」
コインブラ 「当たり前だ。まあ、お前が俺のシュートを止めることができたら、
お前を認めてやってもいいがな」
メオン 「……よし!そんなに言うならやってやろうじゃないか!」
コインブラ 「なにィ!」
※両者コートに出て構える。ベンチから仲間たちが見守る
カルロス 「メオン……。いったいどうする気だ……」
シニョーリ 「ばっかでー、コインブラに勝てるわけねーじゃん」
コインブラ 「フッ……」
メオン 「コインブラ!ドライブシュートで来い!」
コインブラ 「なにィ!?」
メオン 「できないのか!スーパーストライカーが!
それとも、止められるのが怖いのか!」
コインブラ 「メオン……貴様……!!」
メオン 「なんならサイクロンでもいいぞ!撃てるなら撃って来い!」
コインブラ 「いいだろう……!
スーパーストライカーを本気にさせたこと!
後悔するがいい!!」
※コインブラ、ドライブシュートを放つ
メオン 「よし!ドライブシュートだ!これなら……!」
※下降してくるボールが消える。キャプテン翼2と同じBGMで
メオン 「なにィ!ボールが消えた!?」
メオン 「く…… くそっ!」
※メオン、飛び上がって取りに行く。ボールを弾いてこぼれ球になる。
メオン 「や……やった!なんとか防いだぞ!」
コインブラ 「なにィ!?」
カルロス 「やった……!」
シニョーリ 「ええー!? 信じられねえー!メオンすっげえー!」
仲間たち 「やったな!」「やったぞメオン!」
仲間たち 「コインブラも新必殺シュートの完成だ!」
コインブラ 「そんな……そんな馬鹿な……この俺が……」
カルロス 「コインブラ……失踪して山奥で特訓なんてのは勘弁だぜ」
コインブラ 「ああ、分かっている……だが……」
メオン 「その技で吹っ飛ばすのは敵のキーパーだけにしてくれよ、コインブラ」
コインブラ 「うるさい!
もう1回勝負だ!今度はマッハシュートで決めてやる!」
メオン 「取れるわけないだろ!勘弁してくれよ!」
コインブラ 「くっ……!くそおおおおおーーー!!」
仲間たち 「あはははははは……」
※コインブラ、必殺シュート「マッハドライブ」を修得。
※メオンのレベルが上昇。
ロベルト 「コインブラ……。
即興であれほどのドライブシュートを撃てるとは、
さすがは完成されたスーパーストライカーだ」
ロベルト 「しかし、今のシュートは……まさか……」
ロベルト 「伝説のスーパーストライカー、ジャイロの使ったサイクロンは
ドライブシュートに特殊な回転を掛けたものだったと言う。
それは誰も取ることはできない無敵のシュートだった」
ロベルト 「翼が開発したサイクロンは、その伝説を元にして
翼が自分で作り上げた、翼の新しいシュートだ」
ロベルト 「では、ジャイロが使っていた真のサイクロンとは……」
ロベルト 「まさか……!!」
ロベルト 「コインブラのマッハドライブシュートが
ジャイロのサイクロンそのものだとすれば、
ついに……伝説のスーパーストライカーが
この世に蘇った事になる!!」
ロベルト 「翼……!ワールドカップでお前がブラジルと戦う時には
伝説のジャイロの生まれ変わりと戦う事になるのだ……!!」
【南米予選終了後】
ブラジルチームに合流していなかったキーパーマシン、エウゾ・ゲルティス……。
彼はベルギーの病院に見舞いに来ていた。
彼と同じ力を持つベルギーのゴールキーパー、ラムカーネが倒れたと聞いたためである……。
[ラムカーネが入院中の病室]
ラムカーネ「ゲルティス!」
ゲルティス「ラムカーネ……調子はどうだ」
ラムカーネ「良くはありませんね。
このままではワールドカップに間に合うかどうかも……」
ゲルティス「無理をしすぎるな、ラムカーネ。
病院にいても、お前に適切な治療は受けられまい。
他の奴らには俺達の力のことなど誰も分からない……」
ラムカーネ「………………」
ゲルティス「ただ休むしかないんだ。
たとえワールドカップに出場はできなくとも……」
ラムカーネ「………………」
ゲルティス「回復できなければ……お前は死ぬぞ」
ラムカーネ「!!」
ゲルティス「お前は精神力を使いすぎるんだ、ラムカーネ。
俺達を理解できない世間ではスタミナ不足なんて言っているが、本当は……
お前はシャドーシールドを使うたびに、いや、出場するたびに、
確実に死に近づいている」
ゲルティス「ボールが飛んできていない時にまで精神力を磨り減らしていたら
1試合ぶんの時間までは心が持たない。後半になれば力が落ちてくる。
その欠点は世界のどこの国も知っているぞ」
ラムカーネ「ああ……。俺が守っている試合は、どこも前半はまともに攻めてこなくなった……」
ゲルティス「試合の半分を任せられるキーパーはベルギーにいないのか?」
ラムカーネ「………………」
ゲルティス「そうか……。まあ、ブラジルも同じようなものだ。
ブラジルは得点力があるし、ディフェンスも厚い。だから大丈夫だとは思うが……。
ベルギーはな……」
ラムカーネ「俺が守らなければ……勝てないんですよ……」
ゲルティス「シャドーシールドの使い方をもう少し工夫できないのか?」
ラムカーネ「駄目です……!俺はああしなければ、あなたに勝てない……ゲルティス……!」
ゲルティス「それなら……俺が練習に付き合ってやるか」
ラムカーネ「えっ!?」
※周囲の空間が暗黒に変わる
ゲルティス「さあ、やってみろ」
ラムカーネ「くっ……!!」
※周囲の暗黒がさらに濃くなり、二人の姿が薄れていく
※轟音と共に二人が光り輝き、元の明るさに戻る
ゲルティス「これがダークイリュージョンだ。
闇から光に戻る時に、闇から得た力を爆発させる」
ラムカーネ「俺は……ただ闇の中を動き回る事までしか……」
ゲルティス「今は、まだ、な。できるようになればいいんだ。
そうすれば試合中ずっと力を消耗し続けなくても、できるはずだ」
ラムカーネ「ゲルティス……。
いいのですか……敵の俺に……」
ゲルティス「俺達のことを本当に分かるのは世界に俺達だけしかいない……。
そんなお前がむざむざ倒れていくのを、これ以上見たくないのさ」
ラムカーネ「ゲルティス……!ありがとう……!」
ゲルティス「さあ、もう一度だ」
※再び二人の周囲が暗黒に変わる
※フェードアウトして場面終了
最終更新:2024年08月31日 00:51