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印西牧の原総合車両センター
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印西牧の原総合車両センター
(いんざいまきのはらそうごうしゃりょうセンター)とは、千葉県印西市造谷にある、ちばドリームエクスプレス(cdx)の車両基地である。同社千葉総合本部の管轄。
概要
大柏本線印西牧の原駅の南西方にある車両基地で、敷地の一部は旧本埜村(2010年3月23日に印西市に編入)にかかっている。
敷地内にある8階建ての建物はかつてのcdx本社ビルである。本社が柏市に移転した後も使われており、現在はひたち高速鉄道とcdx千葉総合本部、それにバス事業部が入居している。
敷地内にある8階建ての建物はかつてのcdx本社ビルである。本社が柏市に移転した後も使われており、現在はひたち高速鉄道とcdx千葉総合本部、それにバス事業部が入居している。
歴史
- 19XX年 - 印西電車区 として開設。
- 1995年 - cdxに継承。
- 1998年8月1日 - 車両検修施設完成に伴い、 印西牧の原総合車両所 に改称(それまで車両のメンテナンスは東日本旅客鉄道(JR東日本)に委託しており、大宮工場にて行われていた)。
- 2001年6月1日 - 埼玉県浦和市(現:さいたま市緑区)にあった見沼電車区を統合、同区に所属していた車両が全て印西牧の原総合車両所に転属。
- 2007年4月1日 - 組織改編に伴い 印西牧の原総合車両センター に改称。
所属車両の車体に記される略号
「
印マキ
」…印西市を意味する「印」と、印西牧の原駅を意味する「マキ」から構成される。千葉総合本部管轄なので本来は「千マキ」となるはずだが、当センターだけは例外的に「印」が使われている。
配置車両
2010年4月現在の所属車両は以下の通り。全て電車である。
旅客用車両
- 2系 (xx両)
- 6系(4両)
- 0番台が2両編成2本在籍。
- 主に中山競馬場線で使用。
- 7系(20両)
- 元JR東日本207系900番台で、10両編成2本が在籍。
- 主に大柏本線のJR常磐緩行線〜千代田線〜小田急小田原線・多摩線直通運用に使用している。
- 11系(10両)
- JR九州303系ベースの車両で、6+4両編成1本が在籍。
- 主に大柏本線のJR常磐緩行線〜千代田線〜小田急小田原線・多摩線直通運用に使用している。
- 12系(40両)
- 5両編成8本が在籍。
- 主に船沼本線内で使用している。
- 18系(30両)
- 6+4両編成3本が在籍。
- 主に大柏本線のJR常磐緩行線〜千代田線〜小田急小田原線・多摩線直通運用に使用している。
- 21系(xx両)
- 22系(xx両)
- 35000系(XX両)・37000系(XX両)
- 38000系(XX両)
- 6両編成と増結用の3両編成が在籍。
- 特急「ひまわり」と成田空港直通の空港特快「WiNG」に使用。2010年3月13日改正で余剰となった車の一部は、4両編成に組み替えて改装した上で木更津車両センター(千キサ)に転属している。
- 39000系(18両)
- 6両編成が3本在籍。
- 旭成・九十九里・木長線の特急「なぎさ」に使われている。
- 583系(27両)
- JR東日本から購入した車両で、6+3両編成3本が在籍。
- 主に団体輸送に使われていたほか、2010年3月13日改正までは夜行環状特急「ゆめじ」にも使用され、この系列の特徴でもある寝台も指定席扱いで使われていた。現在は定期運用を持っていない。
事業用車両
- 900形(3両)
- 構内入れ替え作業に使われている牽引車。cdxは機関車を保有していないため、新車搬入時は900形が各所属基地まで回送する。
- 930形(901)(1両)
- 検測電車。動力を持たないため、900形とペアで使用する。
過去に配置された車両
- 103系
- JR東日本から継承した車両で、一部が1系または10系(→1系100番台)に改造された他は新車投入によって全て廃車された。
- 1系
- 元JR103系で、晩年は5両編成2本が在籍していた。定期運用離脱後は長らく予備用として見沼出張所に留置されれいたが、2012年7月に廃車・解体した。
- 4系・8系
- 13系
- 13系全編成(5両編成12本)が在籍していたが、2011年11月までに全て木更津車両センター(千キサ)に転出した。
配置車両以外について
- 時間帯によっては九十九里車両センター(千クリ)所属車が留置される。