バルスラテニヤ・イニクゥネイタフ

バルスラテニヤ・イニクゥネイタフ

balclatenija.iniqunejtaf

(*1)
生年月日	2004年6月7日
出生地	ユエスレオネ連邦・カヴィーナ
没年月日	-
死没地	-
時代	現代哲学
地域	リパラオネ思想アレス学派的視野主義形而上学
学派	サルドムリレーン学派
研究分野	人理学、スピリチュアル・オントロジー
主な概念	純粋意識（flaniuca zifoscur）
出身校	ユエスレオネ中央大学・文学部
配偶者	？
親族	？
サイン	？

バルスラテニヤ・イニクゥネイタフ・フォン・バルシ（理：balclatenija.iniqunejtaf）とは、ヴェフィス系リパラオネ人の思想家、神秘主義者。リパラオネ・ニューエイジにおいて、精神的な支柱となるイデオロギーの起点となったと言われている三人の巨人の一人に数えられている。イニクゥネイタフは本名ではなく、実名はクリャリヤ（klialija）である。

概要
思想
- スピリチュアルの三原素
- 治癒のスピリチュアル

概要

　イニクゥネイタフのイデオロギーは現代リパラオネ・スピリチュアリズムとも呼ばれ、スピリチュアルの要素を現代に再構築したものであると考えられている。
　特に幻覚剤や瞑想、感覚遮断などの方法を通して、物質としての身体、精神としての自我、純粋たる意識の三つが別次元にあることを自覚し、より固執から解かれた自由で束縛のない生き方を目指すためにピリフィアー暦2041年に「非直接主義精神運動」（neffyneterarstynyrlust）を立ち上げた。これがリパラオネ・ニューエイジの重要な出発点となった。

思想

スピリチュアルの三原素

　バルシは現代におけるスピリチュアルの目的となる三原素を「治癒」、「救済」、「憐憫」の三つに区分した。
　彼の世界観は、フィグウィンの視野主義的古教法学の視野主義を出発点としている。ヴェルテール・シュテック・レヴァーニが提唱した主体をバルシは、「純粋意識」（flaniuca zifoscur）として捉え直した。
　これはヴェルテールにおいて「私」（irfel mi）となる以前の存在であり、人称化すらされていない存在であるために区分を持たないものとして、この世界の特権的な動作主と捉えられる。特権的な動作主である純粋意識は、現実には個に細分化され、切り刻まれて世界に現前している。ヴェルテール哲学で言うところの「発生」（volesel）と「自然」（xyfoatost）という「他性物」（la etili’a）に対して、真剣に向き合うこと（決意、tractorvo）が神というこの世界のシステムにおいて課されているとしている。スピリチュアルが目的とする三原素は、この決意を解決・乗り越えを図る方策であり、相互に引き立てる形で成り立っている。つまり、治癒なくして救済なし、救済なくして憐憫なし、憐憫なくして治癒なし。バルシはひとは純粋意識に立ち戻って、スピリチュアルが提示するこれらの方法を通してより自由でしがらみのない存在へとアセンションすることができると主張している。