この設定は2024年09月04日 (水) 07時04分52秒に廃止されました。後継ページは未定です。
スィレフ語(スィレフご、簾:silefu fi welita)とは、リパラオネ語族クラナ語派のスィレフ語群に位置すると考えられている言語である。主にナーガ文字で綴られる。
一般的には簾語と略される。
0. 言語の概要
0.1. 地理・系統
本文法書で扱うスィレフ語は正式には「現代スィレフ語ヴェーツェルセイネ方言」と呼ばれ、『総合創作界隈悠里』に含まれる。悠里世界内ではシアン大語族
リパラオネ語族に属すると「考えられている」。
『悠里』では
ファイクレオネ世界のクラナ大陸・ファヴニ高原で主に話されている。
ユエスレオネ連邦加盟国のクラナ大陸国家連合(KIIC)、およびKIICに加盟するスィレフ立憲王国にて公用語の地位を占める。
0.2. 話者数・民族構成・産業
スィレフ語はファヴニ高原のスィレフ人の母語であり、スィレフ人の文化と密接に結びついている。
スィレフ立憲王国の国民700万のほぼ全てがスィレフ語話者で、他ユエスレオネ各地のスィレフ人を含めると話者数は750万ほど。
また、スィレフ人コミュニティ、スィレフ領内でのハンターや密猟者の間で使われる場合がよく存在する。
0.3. 教育・メディア・活発度
スィレフ語は各方言含めたものがスィレフ政府や氏族団体によって保護・教育推進されており、スィレフの観光地としての評価の上昇に伴ってスィレフ語の印象も向上しており、活発度は比較的高いと言える。
一方で、中近世にスィレフ各氏族、特に大レツェヴァーリ国などの略奪被害が激しかったKIIC諸国からは「蛮族の言葉」として評価が未だ低い。
1. 文字と発音
1.1. 文字
1.1.1. 文字の一覧
スィレフ語は総じてるナーガを使って表記される。
ナーガは大ナーガ・小ナーガに分かれ、小ナーガ48文字と無数の大ナーガから構成される。
小ナーガはアルファベット的要素を含む音節文字で、1文字に子音を表す部分と母音を表す部分が存在している。
|
.. |
e |
a |
i |
u |
|
.. |
e |
a |
i |
u |
l |
le |
la |
li |
lu |
d |
de |
da |
di |
du |
z |
ze |
za |
zi |
zu |
k |
ke |
ka |
ki |
ku |
n |
ne |
na |
ni |
nu |
f |
fe |
fa |
fi |
fu |
p |
pe |
pa |
pi |
pu |
v |
ve |
va |
vi |
vu |
g |
ge |
ga |
gi |
gu |
w |
we |
wa |
wi |
|
t |
te |
ta |
ti |
tu |
s |
se |
sa |
si |
su |
小ナーガの構造(画像の文字は「le」) |
小ナーガの一覧 |
大ナーガは小ナーガで読みを振ることができる表語文字で、原稿フォントでは30種ほどが存在する。
また、ユエスレオネ本土の
リパラオネ人向けに小ナーガのデュテュスン・リパーシェ転写も製作されている。
基本的に文字の名称は発音に準拠している。
1.1.2. アルファベット転写
小ナーガは以下の通りにアルファベットに転写することができる。
1.1.3. デュデュスン・リパーシェ転写
小ナーガは以下の通りにデュデュスン・リパーシェに転写することができる。
1.1.4. /a/,/e/,/i/に相当する文字
スィレフ語をアルファベット転写する際、母音のみで発音する小ナーガの子音は「w」が使用される。また、子音のみを発音する小ナーガの母音は「u」が使用される。両者とも、その際、「w」「u」は読まない。
また、「wu」はスィレフ語に存在しない。
1.1.5. 長音を表す場合
長音符号を表す場合、スィレフ語のナーガでの表記と同様に「vaː」はvawa、「ɳeː」は「newe」のように"同じ母音が2回続く"かつ"2個目の子音表記がw(なし)"で表記する。
1.2. 文字の発音
1.2.1. 定義
スィレフ語の小ナーガは
最終更新:2024年09月04日 07:04