■キャラ作成について
『ハウリングワールド・ワールド』を遊ぶときは、プレイヤーキャラクター、すなわちPCを作らなければならない。
プレイヤー達が作ったPCはプレイヤーの分身となり、『ハウリング・ワールド』の基盤世界で遊ぶことが出来る。
PCたちは、肉体的、精神的な力を表す能力値。取得している技能であるスキル。装備している武器、防具などのデータで表現される。これから行うPC作成はそれらを決めていくことだ。
とはいえPCとはそのデータだけではない。名前、性別。年齢。思想や性格などのデータで表しきれない設定なども含めて一つのキャラクターとして成立させるのがキャラ作成である。
■プレイヤーキャラクターを表すデータ
種族、スキル、装備品。
名前、過去の情報などのパーソナルデータである。
▼クラス
共鳴士たちは主に三つの分類に分けられる。
それぞれが、異界の存在とどうかかわって来るかを決めるものだ。
・意思を持つ武器を呼び出す『コール』
・レゾナントの肉体に変じる『クロス』
・レゾナントを呼び出す『サモン』
その三つの内のどれかを選ぶことで、力の性質は大きく変わってくる。
『コール』を選べば、武器を使いこなし戦うことになり、クロスを選べばその身に異界の存在を宿し力をふるう。サモンともなれば、異界の存在そのものを呼び出して動くのだ。
主たる力を示す『コール』『クロス』『サモン』の三種類の『メインクラス』を選択し、その後『メインクラス』の中でどのように力をふるうのか、個性付けを行う『サポートクラス』を決定することで。どのような共鳴士なのかを表現するのだ。
※サポートクラスの例
『コール:近接』 近接武器を呼び出して、戦う
『コール:遠隔』 遠隔武器を呼び出して、戦う
『コール:魔導書』 魔導書を呼び出し、魔法を操る
『クロス:飛行』 飛行するレゾナントと化し、空を舞う
『クロス:陸上』 陸上を走るレゾナントと化し、地を駆ける
『クロス:魔獣』 魔術のような特殊能力を持つレゾナントと化し、力を顕す
『サモン:瞬間』 刹那の間レゾナントを呼びだし、力を借りる
『サモン:騎乗』 レゾナントを呼び出し、その背に騎乗する
『サモン:共闘』 レゾナントを呼び出し、共に戦う
▼種族
現実の世界と異なり、レゾナント・ワールドには地球の人間によく似た『プライム』以外に、獣の性質を持った『アニマ』、魔の異形を持つ『アビス』の三種類が存在する。
選択した種族によってPCの外見的な特徴や、生まれ持った能力の一部が決まる。
『プライム』を選べば人間としてオールラウンダーに戦うことが出来る。『アニマ』であれば前線で戦うことが有利になるだろう。『アビス』はどちらかというと共鳴した技で戦う魔法使いが似合っている。
種族ごとにクラスの向き不向きはある程度存在するため、種族を選択するときはクラスと合わせて決めるのが良いだろう。
▼能力値
現実世界と同じく、『レゾナント・ワールド』の世界の住人達にも向き不向き。才能のあるなしがある。
力の強い人、器用な人、魅力的な人や、力の弱い人、不器用な人など。そういった得意不得意があるのだ。
それを決めるのがこの『能力値』だ。
『ハウリング・ワールド』の能力値は4つに分けられる。
肉体的な強さを表す『肉体』
感覚の鋭さや、気づくための力『感覚』
頭の良さや、知識の深さを示す『理知』
人と関わり、社会に対する強さを示す『魅力』
この四つだけだ。
最低値は1で、最大値に制限はない。
この値が優れているほど、才能にあふれる人間になる。
ロール。サポートクラスのそれぞれに『基本能力値』が設定されており。その総和と、初期に割り振れるポイントを遅漏することで、能力値が決定される。
▼スキル
能力値がキャラクターの基本的な能力であるとしたら、『スキル』はキャラクターの持つ技術や特徴などをデータ化したものだ。
『ウェポンマスタリー:近接』を持っているキャラクターであれば近接武器の扱いに慣れており、命中も得意となる。『サモン:○○』を持っていれば、レゾナントを呼び出す事が可能となるだろう。
スキルはクラスごとに修得可能な『クラススキル』と、種族ごとに修得可能な『種族スキル』に分けられる。また、種族やクラスにかかわらず修得できる『一般スキル』もここに該当する。
▼アイテム
キャラクターが装備している武器や防具、冒険に使用する道具を総合して『アイテム』と呼ぶ。
キャラクターが所有しているものは『所持品』だ
『所持品』は身に着ける『装備品』、リュックサックなどにしまって使う『携帯品』の二つに分けられる。
▼パーソナルデータ
名前、年齢、性別、容姿といったキャラクターの設定。
そして出身を顕す『ルーツ』、職業を決める『ワークス』。魅力によって決まる『ライフスタイル』を決定する。
これらのデータを『パーソナルデータ』と呼ぶ。
■キャラクターの作成。
キャラクター作成手順フロー
①種族の決定
②クラスの決定
③スキルの決定
④能力値の決定
⑤アイテムの取得
⑥パーソナルデータの決定
▼種族の決定
人の性質を持つ『プライム』獣の性質を持った『アニマ』、魔の異形を持つ『アビス』の三種族からひとつを選択し、キャラクターシートに記入すること。
▼クラスの決定
『コール』『クロス』『サモン』のメインクラスから1つ。
『コール:近接』『コール:遠隔』『コール:魔導書』『クロス:飛行』『クロス:陸上』『クロス:魔獣』『サモン:瞬間』『サモン:騎乗』『サモン:共闘』のサポートクラスのうちから1つ。それぞれ決定する。
▼能力値の決定
種族、サポートクラスそれぞれが持つ能力値補正を加えた値に、初期作成時に与えられる3点のボーナスポイントを割り振ったものが、キャラクターの能力値となる。ボーナスポイントは一つの能力値に3点わり振っても、3つの能力値に1点ずつ割り振っても構わない。ただし、能力値の最低値は1であり。0の能力値を作らないように割り振らなければならない。
●能力値補正表
肉体 感覚 理知 魅力
種族
プライム 2 1 1 2
アニマ 3 2 0 1
アビス 0 2 3 1
クラス
コール
近接 3 1 0 0
遠隔 0 3 1 0
魔導書 0 0 3 1
クロス
飛行 1 3 0 0
陸上 2 2 0 0
魔獣 1 0 2 1
サモン
瞬間 0 0 1 3
騎乗 1 1 0 2
共闘 1 0 1 2
▼スキルの取得
キャラクターが取得するスキルを選択する
●種族によるスキルの取得
選択した種族スキルの中からタイミング:メイキングのスキルを1つ修得する。
キャラクターのスキル欄に修得したスキルデータを記入する
●初期修得スキル
選択したメインクラスによって、以下のクラススキルを1レベルで習得する。
キャラクターのスキル欄に修得したスキルデータを記入する
コール
《コーリング:ウェポン》
《ウェポンマスタリー》
クロス
《クロス:ソウル》
《ハウリングブースト》
サモン
《サモン:レゾナント》
《レゾナントハウリング》
●クラスによるスキルの選択
初期修得スキルとは別に、選択したメインクラスとサポートクラスから合わせて4レベル分のスキルを修得する。この時すべて異なるスキルを1レベル修得しても良いし、スキルレベルを1上昇させて2にしても良い。
キャラクター作成時のスキルレベル上限は2であるため、初期修得スキルのレベルを上げても2が上限であることに注意する。
▼アイテムの取得
キャラクター作成の時点でキャラクターは500+『魅力』×100G(ゴールド 金貨の事)を持っている。
アイテムデータの中から武器屋防具、道具など冒険に必要なアイテムを選び、購入すること。
購入したアイテムや残った所持金はキャラクターシートの装備欄や携帯品欄に記入を行う。
●装備品と携帯品について
常に身に着けて効果を発揮する武器や防具、装身具の事を『装備品』と呼び、持ち歩いており、使用することで効果を発揮するアイテムの事を『携帯品』と区別する。
●装備種別と制限。
キャラクターが装備を出来る場所は『右手』『左手』『胴』『装身具1』『装身具2』の5か所であり、それぞれにアイテムをひとつずつ賞美することが出来る。
武器
剣や槍などの攻撃に使用するアイテム。『右手』もしくは『左手』に装備する(二つ持っても効果は重複しない)
盾
身を護るために使用するアイテム。『右手』もしくは『左手』に装備する(二つ持っても効果は重複しない)
防具
兜や鎧など身を護るために使用するアイテム『頭』『胴』に装備をすることで効果を発揮する。
装身具
指輪やイヤリングなど特殊な効果を発揮するアイテム。『装身具』に装備を行う。
▼副能力値の決定。
『副能力値』とは能力値や装備品、スキルから決定される特殊な能力値の事である。
HP 行動値 共鳴率の三つである。
●HP
身体的な耐久力を示す値である。武器屋魔術によって攻撃を受けた時。トラップなどにかかったときなどキャラクターが傷を負ったときに減少する。0以下になった時は『戦闘不能』となる。
キャラクターの持つ最大HPは『肉体』×2+『現在のレベル』×10で決定される。
●行動値
行動値はキャラクターの行動の順番を決定するときに使用する値であり。いかに素早く行動できるかを顕す能力値である。
キャラクターの持つ行動値は『感覚』×2+『現在のレベル』で決定される。
●共鳴率
共鳴率とは、キャラクターが異世界の存在。レゾナントとどのくらいの共鳴を起こしているかを示す値である。
この値が上昇することで、キャラクターは強力なスキルを使用することが出来るようになる。
キャラクターの持つ共鳴率は
『魅力』+『理知』+『キャラクターの持つ
絆レベルの合計』で決定される。
▼パーソナルデータの決定
最後に、キャラクターの『ルーツ』や『ライフスタイル』を決定し。名前や設定などのパーソナルデータを決めていく。
●出身
キャラクターの出自、生い立ちを示すものである。
どのような環境に生まれついたかによって、経験も変わる。
出身を決定することでその地方に対する『
絆レベル』を1レベルで習得することが出来る。
出身表
1『
赤の王国・グレン』
戦いを貴ぶグレン王国に産まれた
2『
青の都市・ブルアットル』
芸術を美を愛する海の都市に産まれた
3『黄の砂漠・エラォウ』
商業と金を至上とするエラォウに産まれた
4『白の聖山・ビィエーラヤ』
神を信じ、雪の中に住まうビィエーラヤに産まれた
5『境界学園都市』
共鳴士を育てる境界学園都市で生まれた
6『その他』
どの国にも所属しない、小規模な村で生まれた
最終更新:2020年06月30日 02:22