けいき(景気)
  • けいきのいいおはなしでごさんすね(景気のいいお話でござんすね)
  • けいきはどうだい(景気はどうだい)
  • けいきをつけてやっておくれ(景気をつけてやっておくれ)
けいこ(稽古)
  • けいこにうちこむ(稽古に打ち込む)
  • けいこをつむ(稽古を積む)
げいしゃはきっぷがうりもの(芸者は気風が売物)
けいしゅてんにんしょきょうぎょう(稽首天人所恭敬)……「天人ともに仰ぎみる」。▼稽首天人所恭敬。阿弥陀仙両足尊。在彼微妙安楽国。無量仏子衆囲繞。
けがはないか(怪我はないか)
けがはなかったかい(怪我はなかったかい)
げきじょう(劇場・戯場)
げさく(戯作)
げさくしゃ(戯作者)
けしからんやつだ(怪しからん奴だ)
けしずみ(消炭)
けしとぶ(消し飛ぶ)
げしゅにん(下手人)
  • げしゅにんのみきわめがついたのでございますか(下手人の見究めがついたのでございますか)
げじょ(下女)
けしょうののりがいいじしゃないか(化粧の乗りがいいじゃないか)
げじょぼうこう(下女奉公)
けだものだよ(獣だよ)
けちがつく
けちなやろうでござんす(けちな野郎でござんす)
けちなこんたん(吝嗇な魂胆)
けちなりょうけん(吝嗇な了見)
けっこうここのうえなしです(結構この上なしです)……とても良い。
けっしんのつきようもあろう(決心の付きようもあろう)
けっそうかえて(血相変えて)
げどう(外道)
げどうばたらき(外道働き)……残忍非道な犯行。
げなん(下男)
げぶん(戯文)
  • げぶんのいいに(戯文の謂に)
けむくとものちにねやすきかやりかな(煙たくとも後に寝安き蚊遣りかな)……適度にがまんはするものだ。
けむたい(煙たい)……ごほごほ。
けむりっきゃでない(煙っきゃ出ない)……なにも出ない。「煙しか出ない」
けらい(家来・臣下)
  • けらいのすこしぐらいのがまんなぞとうぜんじゃ(家来の少しぐらいの我慢なぞ当然じゃ)
けれん(外連)
げんきてんしょうのころはてんかあさのごとくにみだれて(元亀天正の頃は天下麻の如くに乱れて)
けんぎょう(検校)……盲人の位のひとつ。
けんじゅつしなん(剣術指南)
けんじゅつのけいこ(剣術の稽古)
けんどうのしなんやく(剣道の指南役)
けんのうでまえ(剣の腕前)
げんぷく(元服)
けんぶつかってしだい(見物勝手次第)
げんぷくまえ(元服前)……わかざむらい。
けんめいなおかた(賢明なお方)……賢い判断の出来るおひと。
けんもほろろ
けんりょくのそでにかくれて(権力の袖に隠れて)
最終更新:2025年05月14日 16:27