ろうえんやむ(狼煙息む)……いくさが終わる。
ろうがい(労咳)……肺病。
ろうがいやみ(労咳病み)
ろうこてんぐのしょい(老狐天狗の所為)
ろうざいく(蝋細工)
ろうぜきもの(狼藉者)
ろうなぬし(牢名主)……牢内の罪人のなかのえらいひと。畳をいっぱい積んで座ってる。
ろうにん(浪人、牢人)
  • ろうにんしてもぶしのつま(浪人しても武士の妻)
  • ろうにんはしていてもぶしにはぶしのぎりがござる(浪人はしていても武士には武士の義理がござる)
  • ろうにんのみのうえ(浪人の身の上)
ろうへぶちこまれる(牢へ打込まれる)
ろうろうのみ(浪々の身)……浪人。
ろくぎめ(禄極め)……支給される禄高が決まること。
ろくしゃくぼう(六尺棒)
ろくじゅうよしゅう(六十余州)……全国。
ろくじゅうよしゅうくさのねわけてもさがしだしごくもんだいにおくってくれるからそうおもえ(六十余州草の根分けても探し出し獄門台に送ってくれるからそう思え)
ろくじゅうよしゅうにかみにたつものなし(六十余州に上に立つ者なし)……日本随一。
ろくすっぽう
ろくすっぽうくちもきけない(ろくすっぽう口も利けない)
ろくでなし
ろくでもないやつ(ろくでもない奴)
ろくなしにかたしないよ(碌な死に方しないよ)……あわれな死に方をする、無惨な末路を迎える。
ろくなまねはしない(碌な真似はしない)
ろくぶ(六部)……六十六部。廻国の巡礼者。
ろくま……占い師のこと。香具師の符牒。
ろくをはむ(禄を食む)……俸禄で暮らす。
ろどんのおひつじ(魯鈍の牡羊)
ろは……只のこと。ロハという文字分解。
ろめいをつなぐ(露命をつなぐ)……ほそぼそと生きながらえる。
ろびょうしおもしろくこぎだす(櫓拍子おもしろく漕出す)
最終更新:2025年05月14日 16:32