ねいじんばら(侫人輩)
ねがいたてまつりそろ(奉願候)……書類や手紙での決まり文句。
ねがじょうぶだから(根が丈夫だから)
ねがったりかなったり(願ったり叶ったり)
ねがってもないはなしだ(願ってもない話だ)
ねぎ(禰宜)……神官。
ねぎぼうず(葱坊主)……ねぎの花。
ねぎまなべ(葱鮪鍋)
ねぎろうてやってくれ(労うてやってくれ)……ねぎらってやれ。
ねくびをかく(寝首を掻く)……寝込みを襲う。
ねこあしのかぐ(猫足の家具)
ねこいた(猫板)……長火鉢の部位。
ねこなでごえだしちゃって(猫撫声出しちゃって)
ねこばけ(猫化け)……へんげした猫。
ねこばばをきめて
ねす……一般人、いちげんの素人客。香具師の符牒。
ねずみもめんのきもの(鼠木綿の着物)
ねっからの(根っからの)……生粋の。
  • ねっからのあくにん(根っからの悪人)
  • ねっからのぜんにん(根っからの善人)
ねてばかりいちゃまるたんぼうになっちまう(寝てばかり居ちゃ丸太棒になっちまう)
ねはあくにんではない(根は悪人ではない)
ねぼけたことぬかすな(寝惚けたことぬかすな)……ばかなことを言うな。
ねぼけまなこ(寝惚け眼)
ねむりぐすり(睡眠薬)
ねむりをやぶられた(眠りを破られた)
ねもはもないこと(根も葉もないこと)……根拠がない。
ねをたってはをからす(根を断って葉を枯らす)
ねんきがはいいっていなさる(年季が入っていなさる)
ねんきぼうこう(年季奉公)
ねんごろなおこころづかかいみにあまるこうえいじゃ(懇ろなお心づかい身に余る光栄じゃ)
ねんごろにくようしてつかわすがよい(懇ろに供養してつかわすが良い)
ねんににさんどあるぐらい(年に二三度あるぐらい)
最終更新:2024年10月22日 15:27