へいあん(平安)……みやこ。平安京。
へいがくしゃ(兵学者)
へいがくのせんせい(兵学の先生)
べいかやすのしょしきだか(米価安の諸色高)……米を主とした経済では困ってしまう状態。
へいきのへいざ(平気の平左)……気にしない。
へいけのよをうばわんたくみ(平家の世を奪わん企み)
へいほう(兵法)
へそをまげる(臍を曲げる)……機嫌を損ねる。
へたなしばいしやがって(下手な芝居しやがって)
へちゃむくれ
べつくち(別口)
  • べつくちがころがりこんできやがった(別口が転がり込んで来やがった)
べつしきめ(別式女)……御殿奉公する武芸のたしなみに長けた女性。
べつになにもしやしねぇよ(別に何もしやしねぇよ)……へっへっへおとなしくしやがれ。
へっぴりごし(へっぴり腰)
  • そんなへっぴりごしでおれにかとうってのかい(そんなへっぴり腰で俺に勝とうってのかい)
へっぴりざる(屁放猿)……押すと音の出るおもちゃ。
べっぴん(別品、別嬪)……美しいひと。
  • べっぴんのおしゃくでいっぱいやらかす(別嬪のお酌で一杯やらかす)
べっぴんさん(別品さん・別嬪さん)
へっぽこ
へっぽこざむらい(へっぽこ侍)
へでもない(屁でもない)
へなちょこ
へなちょこやろう(埴猪口野郎・埴猪牙野郎)
べにおしろい(紅白粉)
べにさしゆび(紅差指)
べにふで(紅筆)……口紅をひくための小さい筆。
べにや(紅屋)
べにをさしたみたいに(紅を差したみたいに)……ほっぺが紅くなる。
へのかっぱ(屁の河童)……容易い。
へびのうらみはさんだいたたる(蛇の恨みは三代祟る)
へましやがって……しくじりやがって。
へんげのわざ(変化の業)
へんちくりん(変竹林)
  • へんちくりんなよのなかでございます(変竹林な世の中でございます)
べんてんさま(弁天さま)……美人の形容。
へんとういたせ(返答致せ)
へんとうしだいではすておかんぞ(返答次第では捨て置かんぞ)
べんとうだいぐらいはだすぜ(弁当代ぐらいは出すぜ)……餞別。
べんとうをつかう(弁当をつかう)……お弁当を食べること。
へんにきがとがめましてね(変に気が咎めましてね)……気がかり。
へんぴなばしょ(辺鄙な場所)……ひとけがなくてうらさびしい。
最終更新:2024年11月30日 18:58