もういけねぇ……もうだめだ。
  • おれはもういけねぇ(俺はもういけねぇ)
もうきのふぼくうどんげのはな(盲亀の浮木優曇華の花)……「やぁやぁめずらしや」
もうしあげたきぎがございます(申し上げたき儀がございます)
もうしあげます(申し上げます)……報告をするために室外や戸外から掛ける声。
もうすこしおだやかにできないのかい(もう少し穏やかに出来ないのかい)
もうすこしようすをみるんだ(もう少し様子を見るんだ)……まぁ待て。
もうなにもいってくれるな(もう何も言ってくれるな)
もうにがしやしねぇぜ(もう逃がしやしねぇぜ)
もうにげられねぇぜ(もう逃げられねぇぜ)
もうひとしょうぶさせてくんねぃ(もうひと勝負させてくんねぃ)
もうひとつしっくりこねぇ(もう一つしっくり来ねぇ)
もぐさ(艾)……お灸の草。蓬(よもぎ)の葉からつくる。
もちがし(餅菓子)
もちのみそしる(餅の味噌汁)……川越人足たちが寒い日に体をあたためるために食べた。
もったいないおてをおあげくださいませ(勿体ないお手をお上げ下さいませ)
もったいのうございます(勿体のうございます)
もってるものはありったけみぐるみのこらずおいてゆけ(持ってる物はありったけ身ぐるみ残らず置いて行け)
もっとおもしろいはなしをしってるんだ(もっと面白い話を知ってるんだ)
もっともなおはなしですね(もっともなお話ですね)
もとじめ(元締)……親分。
もとのさやにおさまる(元の鞘に納まる)……よりをもどす。
もとのじょうぶなからだにしてやってくだせぇまし(元の丈夫な体にしてやって下せぇまし)……《~達者な体に~》
もとのもくあみ(元の木阿弥)
もとよりそのかくご(元よりその覚悟)
もぬけのから(蛻の殻)……既に誰も何もなくなってる。
  • あれっもぬけのからだ(あれっ蛻の殻だ)
ものどり(物取り)……追剥、盗賊。
  • さてはわいらはものどりよな(さては己らは物取よな)
ものにはそうおうのあたいというものがございます(物には相応の価というものがございます)
ものにはつきあいってものがある(物には付き合いってものがある)
もののかずではないわ(物の数では無いわ)……取るに足らん相手だ。
もののじゅんじょ(物の順序)
ものはあたってくだけろ(物は当たって砕けろ)
ものみだかいもんだ(物見高いもんだ)
ものをしらねぇやつだな(物を知らねぇ奴だな)……そんなことはこの店じゃあ通用しねぇのよ。
ももからうまれたももたろう(桃から生まれた桃太郎)
ももだちりりしく(股立ち凛々しく)
ももんぢい……獣肉。
  • ももんぢいのおかげであったまりました(ももんぢいのお庇で温まりました)
もやいをといて(舫を解いて)
もろもろのじゅうしん(諸々の重臣)
もんくなし(文句なし)
もんどりうって(筋斗打って)
もはやかんねんいたしたであろうな(最早観念致したであろうな)
最終更新:2025年02月04日 18:47