方程式の解き方
まず、絶対値を含む方程式を考えます。
このとき、絶対値の定義より、
となります。
ここで
は「プラスマイナス」、つまり
ここで
の2つの解を持つことを表しています。
なお、もし
なら、絶対値が負の数になることはないので解は存在しません。
不等式の解き方
次に、不等式を考えます。
(b ≥ 0 の場合)
絶対値の定義より、
絶対値の定義より、
という範囲で解を表すことができます。
この場合も同様に、
となります。
(b ≥ 0 の場合)
絶対値は「大きさ」を表すので、
絶対値は「大きさ」を表すので、
となります。つまり解は2つの区間に分かれます。
この場合も同様に、
です。
練習問題
以下の方程式,不等式を解け.
(1)
(1)
+ | ... |
(2)
+ | ... |
(3)
+ | ... |
(4)
+ | ... |
(5)
+ | ... |
(6)
+ | ... |
(7)
+ | ... |