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判別式とその関連問題を扱います
判別式
2次方程式
の解の公式
において
とすると、
において
の時
xの値は
の2つある。
つまり
の解が2つある。
つまり
の時
xの値は
の一つのみである。
つまり
の解は一つである。
つまり
の時
つまり
このようにDという値が2次方程式ではよく重要な値になります。
そして、数学では
のことを判別式といい、よくDを使って表されます。
わざわざ解の公式をすべて適用するまでもなく、判別式だけで実数解の個数を判定できる気軽さに判別式を利用するメリットがあります。
そして、数学では
わざわざ解の公式をすべて適用するまでもなく、判別式だけで実数解の個数を判定できる気軽さに判別式を利用するメリットがあります。
2次方程式の判別式
を
とする。
の時
は2つの異なる実数解を持つ。
の時
は重解を持つ。
の時
は実数解を持たない。
※実数解・・・実数の解 重解・・・2つの重なった解(つまり実数解は1個)
2次方程式2次方程式
で
とした
の解の公式
の
また、この時の判別式Dを計算すると
しかし、実数解の個数はどちらでも調べられます。
このように、少し計算を楽にできる
問題
(1)
の実数解の個数を求めろ。
+ | ... |
(2)
の実数解の個数を求めろ。
+ | ... |