マシンガン
各種機関銃系列を記述
FN・MAG
・口径:7.62mm×51 (7.62mmNATO) ・全長:1260mm ・銃身長:545mm ・重量:11kg ・装弾数:∞ (標準メタルリンク100発) ・発射形式:フルオート ・発射速度:低速モード時650~750発/分,高速モード時950~1000発/分 |
1958年に製造が開始された汎用機関銃の決定版。
設計はベルギーのFN社(ファブリック・ナショナル社〔現FNハースタル社〕)。
モデル名のMAGは、フランス語の「Mitrailleuse d'Appui General(汎用機関銃)」の略。
ブローニングが設計したBARのシンプルなロッキングシステムを元に、MG42の給弾機構やコンセプトを取り入れる形で開発された。
その結果、生産性が高く、軽量化を図りつつも堅牢で汎用性が高いと、欠点らしい欠点がほとんど見当たらない、完成度の高いモデルとなっている。
その優秀さは高く評価されており、現在ではNATO加盟諸国をはじめ世界80ヶ国以上で広く採用されている。
歩兵支援用、戦車用、車載用、ヘリコプターのドアガン等が主な用途で、米軍ではM60機関銃の代替として配備が進められているらしい。
設計はベルギーのFN社(ファブリック・ナショナル社〔現FNハースタル社〕)。
モデル名のMAGは、フランス語の「Mitrailleuse d'Appui General(汎用機関銃)」の略。
ブローニングが設計したBARのシンプルなロッキングシステムを元に、MG42の給弾機構やコンセプトを取り入れる形で開発された。
その結果、生産性が高く、軽量化を図りつつも堅牢で汎用性が高いと、欠点らしい欠点がほとんど見当たらない、完成度の高いモデルとなっている。
その優秀さは高く評価されており、現在ではNATO加盟諸国をはじめ世界80ヶ国以上で広く採用されている。
歩兵支援用、戦車用、車載用、ヘリコプターのドアガン等が主な用途で、米軍ではM60機関銃の代替として配備が進められているらしい。
構造がシンプルで作動信頼性が極めて高いことで知られており、米軍のテストでは動作不良の頻度は26000発に1回と言われ、フォークランド戦争においてはイギリス軍空挺部隊が銃身が白く過熱するほど連射を続けたが、それでも作動し続けた。
ほかにも銃身交換が容易という長所があり、よく訓練された兵士なら約3秒以内に交換が出来るという。
そのため、現在では多くのメーカーが高性能の多目的機関銃をリリースしているが、軍ではMAGを世代交代させるメリットがないとまで言われている。
設計の古さゆえ、歩兵が携行するにはやや重い(*1)、嵩張る、排莢口が真下を向いているため弾薬箱を左側面に吊るすしかなく、取り付けるとバランスが崩れ取り回しが悪くなる(*2) など幾つかの問題はあるが、今なお多くの国で運用され続ける傑作機関銃である。
ほかにも銃身交換が容易という長所があり、よく訓練された兵士なら約3秒以内に交換が出来るという。
そのため、現在では多くのメーカーが高性能の多目的機関銃をリリースしているが、軍ではMAGを世代交代させるメリットがないとまで言われている。
設計の古さゆえ、歩兵が携行するにはやや重い(*1)、嵩張る、排莢口が真下を向いているため弾薬箱を左側面に吊るすしかなく、取り付けるとバランスが崩れ取り回しが悪くなる(*2) など幾つかの問題はあるが、今なお多くの国で運用され続ける傑作機関銃である。
(*1:現在では運用国において、軽量化のための改修が行われることもある。)
(*2:このため弾薬箱を使わずに弾帯を体に巻き付けたり、肩に下げたりして携行するという運用がされることも多い。)
(*2:このため弾薬箱を使わずに弾帯を体に巻き付けたり、肩に下げたりして携行するという運用がされることも多い。)
【登場作品】 | 【使用者】 | 【備考】 |
鳩あきSS | オゥガス | 他に44オートマグを使用。 |
ブローニング・M2
・口径:12.7mm×99 (.50BMG) ・全長:1635mm ・銃身長:1143mm ・重量:38.2kg ・装弾数:∞ (標準メタルリンク100発) ・発射形式:フルオート ・発射速度:約450~600発/分 |
天才と称されるジョン・M・ブローニングが第一次世界大戦末期に開発した、M1重機関銃の改良発展型に当たる傑作重機関銃。
使用する弾薬の口径、.50口径(0.5インチ=12.7mm)から、「キャリバー50」「フィフティ」などの通称がある。
1933年に米軍が制式採用して以来、構造の秀逸さやコストパフォーマンスの良さなどから現在も製造され続け、世界各国の軍隊で使用されている。
三脚架に据え付けての地上戦闘用、戦車やハンヴィー等に搭載する車載用、対空銃座に取り付けての対空用、航空機・ヘリ用機銃、艦艇用など、その用途も様々。
改良も続けられており、その代表として、バレル交換を容易にした「QCB (quick change barrel )」の開発が挙げられ、これが現在の主流となっている。
因みに、日本の自衛隊においても住友重機でライセンス生産されたものが配備されている。
現在はベルギーのFNハースタル社が製造しており、後継のM3重機関銃も開発している様子。
使用する弾薬の口径、.50口径(0.5インチ=12.7mm)から、「キャリバー50」「フィフティ」などの通称がある。
1933年に米軍が制式採用して以来、構造の秀逸さやコストパフォーマンスの良さなどから現在も製造され続け、世界各国の軍隊で使用されている。
三脚架に据え付けての地上戦闘用、戦車やハンヴィー等に搭載する車載用、対空銃座に取り付けての対空用、航空機・ヘリ用機銃、艦艇用など、その用途も様々。
改良も続けられており、その代表として、バレル交換を容易にした「QCB (quick change barrel )」の開発が挙げられ、これが現在の主流となっている。
因みに、日本の自衛隊においても住友重機でライセンス生産されたものが配備されている。
現在はベルギーのFNハースタル社が製造しており、後継のM3重機関銃も開発している様子。
使用弾薬の.50BMG弾は、破壊力、射程、弾道特性等に優れ、この機関銃をしばしば単発狙撃 (*1)に使用する例もある。
特に、フォークランド戦争でアルゼンチン軍がイギリス軍陣地に向けて単発狙撃を行い、甚大な被害を被ったイギリス軍が対戦車ミサイルで反撃したというエピソードは有名。
この事例をきっかけに、.50口径以上の大口径弾を使用する対物狙撃ライフルの開発が始まったらしい。
なお、.50口径以上の大口径弾による対人射撃はハーグ陸戦協定によって自粛が求められている。
特に、フォークランド戦争でアルゼンチン軍がイギリス軍陣地に向けて単発狙撃を行い、甚大な被害を被ったイギリス軍が対戦車ミサイルで反撃したというエピソードは有名。
この事例をきっかけに、.50口径以上の大口径弾を使用する対物狙撃ライフルの開発が始まったらしい。
なお、.50口径以上の大口径弾による対人射撃はハーグ陸戦協定によって自粛が求められている。
(*1:発射速度が比較的遅いため、トリガーの操作(指切り)で単発射撃が可能。また、現行モデルには単射機能が追加されている。シングルショットモードにすると一発撃つごとに開放状態でボルトが止まり、トリガーの下にあるボルトラッチリリースを押すと閉鎖され、次弾が発射出来るようになる。元々は、フルオート射撃が止まらなくなったときに停止させる装置。)
【登場作品】 | 【使用者】 | 【備考】 |
鳩あきSS | フェヴ | - |