淡々とあき氏設定詳細
あらすじ
少女のような雰囲気を持つとしあきとメイジ。
見た目に姉妹のような二人は、それほどの時間を掛けずにすっかり仲良くなった。
見た目に姉妹のような二人は、それほどの時間を掛けずにすっかり仲良くなった。
しかし過去を消すことは容易いことではない。
メイジを追う者たちが日本にやって来る。
やっと手に入れたあたたかな日々の行方は?
としあき
- フルネームは「双葉としあき」。虹裏住人。
- 家に居る時は顔を半分覆い隠す前髪に野暮ったい眼鏡、伸び切ったシャツにスウェットを穿いた、模範的オタクスタイル。長い前髪についてはギャルゲの主人公っぽいから気に入っているという始末。
- ところが外出のために小ざっぱりとした服に着替え、眼鏡をコンタクトに換えて、前髪を紅いヘアピンで纏めるとアラ不思議。
目鼻立ちの整ったかなりの女顔な素顔が表れ、160cmを切る小柄で細身の体に栗色の髪とくりくりした人懐っこい瞳、薄紅をさしたような色合いの唇はまるで女の子。 - 中学生のように見られるが、実は21歳の大学生。高校時代は体育会系のお兄様方にモテモテだったとか。
- 初対面の時から何度かメイジにそれとなく迫られているのだが、全く動じていない。彼女のことはあくまで自分が世話する子どもと見ている様子。
- 小学校への転入を考えるなど、至極真面目にメイジの保護者を努めようとしている。
- 動く時は活発だが、動かない時はとことん動かない、一気に働き、まとめて休むタイプ。
- 週に三回ほどコンビニでバイト。深夜0時から6時まで働いた後はそのまま大学へ。
- 広いマンションに一人暮らし。叔父の買った部屋だが、全く日本に居ないので使わせてもらっている。
メイジ
- としあきの叔父の手紙を携えてとしあきの前に現れる。
- 初対面の時から何度かとしあきにそれとなく迫ってみたが全く通じなかった。
しかし、あくまで彼女の保護者たろうとするとしあきと接するうち、余計なものは必要ない、ただの仲の良い二人になるのに長い時間は掛からなかった。 - 日本には密入国。としあきが小学校編入を言い出した時には内心ヒヤヒヤものだった。
- ブルガリアでは組織の人間として、としあきには言えない、辛い目に会ってきた。
としあきと暮らすようになった今は、ここに来て良かったと心から思っている。 - としあきが振る舞ったカレーライスがいたく気に入ったご様子。
叔父さん
- 何の仕事か知らないが、忙しく海外を飛び回っている。
- 親戚の間ではヤクザな男と評判が悪いが、としあきは割と好きでちょくちょく手紙のやり取りをしていた。
- メイジに手紙を持たせ、としあきの元へ預ける。
ノヴ
- 14、15歳ほどの金髪の見目麗しい美少年。
- 見習いエージェント。戦士としての訓練を積んできてはいるが、殺しは未経験。
- そんな彼に与えられた任務は、組織から逃げ出した幹部たち愛用の『玩具』の回収、もしくは抹殺。
- 訓練として与えられた任務ではあるが、これまでの訓練の成果を確認し、自分が人を殺せることを証明するため、出来れば『玩具』を殺そうと考えている。
- また殺せなければ、自身も『玩具』に落とされる可能性があり、それだけは嫌だ、という理由もあった。
- と、そんな風に気負って日本に来たはずなのだが、深夜のコンビニで出会った店員さんが彼の好みにど真ん中ストライク。「明日もまた来よう」と一転、ずいぶん楽しそうになる。
- 日本語の会話は完璧だが、読み書きまでは習得していない。また日本のジャンクフードが結構気に入っている。
- パートナーであるセプとは双子の姉弟。
セプ
- ノヴの双子の姉でもあるエージェント。
- 共に任務を果たすため、相棒のノヴと共に日本にやって来た。
- 自身のことは「生まれた世界が悪かった」と諦めているが、弟が堕ちていくのはつらいというのが本音。
- ここ最近機嫌の良い弟に「実は素質があったのか」と暗い気持ちになっていたが、ご機嫌の理由が「可愛い店員さん」と知って脱力する。
- しかし呆れ返りながらも彼女もまたこの店員が気に入り、電話番号を交換する。
- ノヴと違い、日本語を読むことが出来たので、この店員の名が『双葉』だと知ることが出来た。
- それ以来この店は二人の息をつける場所となった。
- ちなみにセプも日本のジャンクなお菓子が結構好きだったりする。
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